JP3158400U - 模様付きグラス - Google Patents

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ひろみ 石井
ひろみ 石井
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Abstract

【課題】容易に模様の加工を施すことが可能であるとともに、意外性及び娯楽性に優れた模様付きグラスを提供する。【解決手段】内表面10Aにサンドブラスト加工により内側模様12が施されると共に、外表面10Bの内表面10Aの内側模様12と重なる領域内に内表面10Aの内側模様12と外側から識別不能なサテンプリントの模様が施される。内側模様12は、グラス10内に液体16が充填された際に外側からは認識できないように粗いサンドブラスト加工の模様が施されている。【選択図】図2

Description

本考案は、充填された液体の量に応じて模様が変化する模様付きグラスに関する。
従来、飲料を食する際にその飲料が注がれるものとして、ガラス製のコップであるグラスが利用されている。このグラスには、様々な形状、様々な模様が施されており、娯楽性を高めるために、模様の施し方にも様々な工夫がなされている。例えば、ガラスの外表面に濡れ性の異なる膜層を部分的に設け、膜層を設けた部分と膜層を設けない部分とで絵柄などの模様を構成することによって、グラスに冷たい飲料が注がれると模様が白く浮き出てくるように構成されたグラスがある(特許文献1)。
しかしながら、この特許文献1に開示されているものは、娯楽性に優れているものの、濡れ性の異なる複数の膜層を設けるなど加工処理が煩雑であるという問題がある。
このような問題に対し、本出願人は、グラスの内表面の模様を加工処理が容易なサンドブラスト加工によって施し、グラス内に液体が充填されると内表面の模様が認識できなくなるように構成された模様付きグラスを提案している(特許文献2)。
特開2000−51044号公報 実用新案登録第3130981号公報
しかしながら、特許文献2の模様付きグラスでは、グラス内に液体を充填させた際に内表面に施された模様が認識できなくなるだけであり、外表面に施された模様との関係において意外性に欠けるとの改良すべき点がある。
そこで、本考案は、容易に模様の加工を施すことが可能であるとともに、意外性及び娯楽性に優れた模様付きグラスを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本考案に係る模様付きグラスは、内表面にサンドブラスト加工により模様が施されると共に、外表面の前記内表面の模様と重なる領域内に、前記内表面の模様と外側から識別不能な状態で模様が施されていることを特徴とする。
本考案に係る模様付きグラスは、内表面にサンドブラスト加工による模様が施されているので、グラス内に液体を注ぐと、サンドブラスト加工による模様が濡れて、外側からは認識できないか、あるいはほとんど認識できない程度に薄くなる。これにより、グラス内に液体を充填する前には、外表面の模様は、内表面の模様と外側から識別不能、すなわち、識別できないか、あるいは識別が困難な状態であるが、グラス内に液体が注がれると、内表面の模様が薄くなり、外表面の模様が識別可能となって出現するため、意外性及び娯楽性に優れている。また、サンドブラスト加工によって模様が施されるので、容易に模様の加工を行うことができる。
本考案に係る模様付きグラスにおいて、前記外表面に施された模様は、前記内表面に施された模様と関連する模様であることが好ましく、このように内表面の模様を外表面と関連させることにより、より意外性及び娯楽性を向上させることができる。また、内表面の模様と外表面の模様とが関連した図柄となり、物語性のある絵とすることもできる。
本考案に係る模様付きグラスにおける外表面の模様は、サンドブラスト加工によって施されていることが好ましく、このように、内表面の模様と同様に外表面の模様をサンドブラスト加工によって施すことにより、外表面の模様と内表面の模様とのコントラストの差を軽減させて、外表面の模様を内表面の模様と識別不能な状態にさせることができるため、本発明に係る模様付きグラスを容易かつ低コストに製造することができる。
また、本考案に係る模様付きグラスにおいて、前記内表面に施された模様は、グラス内に液体が充填された際に外側からは認識できないように調整されていることが好ましく、このような調整は、サンドブラスト加工を粗く施すことによって行うことができる。
本考案に係る模様付きグラスにおいて、サンドブラスト加工は、既知の方法によって施すことができる。例えば、模様を施す部分を薄くするか、あるいは切り抜いた状態で、樹脂でグラスの内外表面全域をコーティングし、高圧エアーによってガラスビーズなどの微粒子をグラスの内外表面全域を吹き付けることによって行うことができる。
以上のように、本考案に係る模様付きグラスによれば、容易に模様の加工を施すことが可能であるとともに、意外性及び娯楽性に優れた模様付きグラスを提供することができる。
本考案に係る模様付きグラスの一実施形態を示す正面斜視図である。 本実施形態に係る模様付きグラスの動作を示す正面斜視図である。 他の実施形態に係る模様付きグラスの動作を示す正面斜視図である。
次に、本考案に係る模様付きグラスの好適な実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係る模様付きグラスの一実施形態を示す正面斜視図である。
本実施形態に係る模様付きグラス10の内表面10Aには、既知の方法のサンドブラスト加工によって内側模様12が施されている。また、グラス10の外表面10Bには、内側模様12と同様に、サンドブラスト加工によって外側模様14、15が施されている。この外側模様14は、内側模様12と重なる領域内に、内側模様12と外側から識別できないか、あるいは識別困難な状態で施されており、外側模様15は、内側模様12と重なる領域外に施されている。
本実施形態に係る模様付きグラスにおいて、これら内側模様12と外側模様14は、関連している。すなわち、内側模様12として満月が描写されており、外側模様14として、三日月が描写されている。また、外側模様15は、内側模様12及び外側模様14と関連しており、満月又は三日月を背景とする船及び波を描写している。ここで、内側模様12は、飲料16がグラス10内に注がれると、外側から認識することができないか、あるいは薄くほとんど認識できないように、サンドブラスト加工を粗くすることによって調整されている。
次に、本実施形態に係る模様付きグラスの動作を図2に基づいて説明する。グラス10内に飲料16が注がれていない場合には、図2(a)に示すように、内側模様12及び外側模様15を外側から認識することができ、外側模様14は、内側模様12と重なって外側から認識できないか、あるいは認識困難な状態である。次に、グラス10内に飲料16を注いでいくと、図2(b)に示すように、内側模様12の下方部分が徐々に外側から認識できなくなる。最後に、内側模様12が隠れる程度の飲料16をグラス10内に注ぐと、図2(c)に示すように、内側模様12を外側から認識することができなくなり、外側模様14及び15が外側から認識できるようになる。本実施形態に係る模様付きグラスにおいては、内側模様12を満月とし、外側模様14を三日月とすると共に、内側模様12と外側模様14とを重なる領域に施すことにより、月の満ち欠けを表現させることができ、時間的要素を含めた物語性のある絵とさせることができる。
本実施形態に係る模様付きグラスにおいて、内側模様12及び外側模様14、15は、絵であるとしたが、これに限定されず、例えば、図3(a)及び(b)に示すように、内側模様12´を塗りつぶしとし、外側模様14´を文字としても良い。このように構成された模様付きグラスの外側模様14´は、上述した実施形態と同様に、グラス10内に飲料16が注がれていない際には内側模様12´と識別できないか、あるいは識別困難な状態であるが(図3(a)参照)、内側模様12´が隠れる程度の飲料16がグラス10内に注がれると、外側から認識できるようになる(図3(b)参照)。
この実施形態に係る模様付きグラスにおいては、外側模様14´の文字として社名やトレードマークなどの宣伝文字を付すことにより、意外性及び娯楽性のみならず、販促効果を持たせることができる。
また、本実施形態に係る模様付きグラスにおいて、外側模様14、15は、サンドブラスト加工によって施されるとしたが、これに限定されず、例えばサテンプリント等により施されるとしても良い。このように、サテンプリント等によって代用することにより、製造コストを軽減させることができる。
10 模様付きグラス、10A 内表面、10B 外表面、12 内側模様、14、15 外側模様、16 飲料

Claims (4)

  1. 内表面にサンドブラスト加工により模様が施されると共に、外表面の前記内表面の模様と重なる領域内に、前記内表面の模様と外側から識別不能な状態で模様が施されていることを特徴とする模様付きグラス。
  2. 前記外表面に施された模様は、前記内表面に施された模様と関連する模様であることを特徴とする請求項1記載の模様付きグラス。
  3. 前記外表面に施された模様は、サンドブラスト加工によって施されていることを特徴とする請求項1又は2記載の模様付きグラス。
  4. 前記内表面に施された模様は、グラス内に液体が充填された際に外側からは認識できないか、あるいはほとんど認識できない程度に薄くなるように調整されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の模様付きグラス。
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