JP3158165U - ハンガー - Google Patents

ハンガー Download PDF

Info

Publication number
JP3158165U
JP3158165U JP2010000031U JP2010000031U JP3158165U JP 3158165 U JP3158165 U JP 3158165U JP 2010000031 U JP2010000031 U JP 2010000031U JP 2010000031 U JP2010000031 U JP 2010000031U JP 3158165 U JP3158165 U JP 3158165U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
hanger body
slide member
attached
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010000031U
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 邦夫
邦夫 鈴木
黒鳥 直樹
直樹 黒鳥
Original Assignee
株式会社愛邦
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社愛邦 filed Critical 株式会社愛邦
Priority to JP2010000031U priority Critical patent/JP3158165U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3158165U publication Critical patent/JP3158165U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

【課題】ユーザーの身長に応じて取り付け高さを変更することが可能な折り畳み式ハンガーを提供する。【解決手段】ハンガー100は、上下方向に延びるハンガー本体110と、ハンガー本体の上端に取り付けられたフック120と、ハンガー本体に対して上下方向にスライド可能であるスライド部材130と、スライド部材に対して鉛直面内において回動可能であるように上端がスライド部材の上端に取り付けられている回動部材140と、スライド部材の外周面上に上下方向に延びるスライドレール150と、一端が回動部材に対して回動可能に取り付けられ、他端がスライドレールに沿って上下方向にスライドする棒状部材160と、スライド部材を予め定められた位置においてハンガー本体に対して解除可能に固定するストッパーと、からなる。【選択図】図1

Description

本考案はハンガー、特に、折り畳み式のハンガーに関する。
これまでに種々の折り畳み式ハンガーが提案されている(例えば、実開平2−40860号公報、特開2005−46586号公報、特許第3684960号公報)。
これらの折り畳み式ハンガーは、いずれも、ドアや壁に取り外し自在に取り付けられる本体と、鉛直面内において本体に対して回動可能であるように本体の一端(多くの場合、下端)に一端が取り付けられている回動部と、から構成されている。
回動部は、本体と重なり合う第一位置と、本体に対して所定の角度(例えば、90度)をなす第二位置との間を回動する。
ハンガーを使用しないときには、回動部を第一位置に位置させ、省スペースを図り、ハンガーを使用するときには、回動部を第二位置に回動させ、回動部に目的物(例えば、洗濯物)を吊り下げる。
上記の折り畳み式ハンガーの本体には上端に逆J型のフックが取り付けられており、このフックをドアの上縁に引っ掛けることによって、ハンガーをドアに対して取り付けるようになっている。
このため、ユーザーから見ると、折り畳み式ハンガーの取り付け高さ(地面からの高さ)は常に一定である。この点に起因して、従来の折り畳み式ハンガーには以下のような欠点があった。
一部のユーザーに対しては、折り畳み式ハンガーの取り付け高さが適切である場合もある。しかしながら、ユーザーの身長は様々であるので、折り畳み式ハンガーの取り付け高さが高すぎる場合もあれば、低すぎる場合もあり、全てのユーザーが適切な高さで折り畳み式ハンガーを使用できる訳ではない。
本考案はこのような従来の折り畳み式ハンガーにおける問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザーの身長に応じて取り付け高さを変更することが可能な折り畳み式ハンガーを提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、高さ調節機能を有するハンガー(100)であって、上下方向に延びるハンガー本体(110)と、前記ハンガー本体(110)の上端に取り付けられたフック(120)と、前記フック(120)が取り付けられた側と反対側において前記ハンガー本体(110)に対して上下方向にスライド可能であるように前記ハンガー本体(110)の外周側に取り付けられているスライド部材(130)と、前記スライド部材(130)に対して鉛直面内において回動可能であるように前記スライド部材(130)に取り付けられている回動部材と、前記スライド部材(130)を予め定められた位置において前記ハンガー本体(110)に対して解除可能に固定するストッパー(170)と、からなるハンガー(100)を提供する。
さらに、本発明は、高さ調節機能を有するハンガー(100)であって、上下方向に延びるハンガー本体(110)と、前記ハンガー本体(110)の上端に取り付けられたフック(120)と、前記フック(120)が取り付けられた側と反対側において前記ハンガー本体(110)に対して上下方向にスライド可能であるように前記ハンガー本体(110)の外周側に取り付けられているスライド部材(130)と、前記スライド部材(130)に対して鉛直面内において回動可能であるように上端が前記スライド部材(130)の上端に取り付けられている回動部材(140)と、前記スライド部材(130)の外周面に設けられ、上下方向に延びるスライドレール(150)と、一端が前記回動部材(140)に対して回動可能に取り付けられ、他端が前記スライドレール(150)に沿って上下方向にスライドする棒状部材(160)と、前記スライド部材(130)を予め定められた位置において前記ハンガー本体(110)に対して解除可能に固定するストッパー(170)と、からなるハンガー(100)を提供する。
前記ストッパー(170)は、前記ハンガー本体(110)に形成された開口部(112)と、前記スライド部材(130)に形成され、前記開口部(112)に嵌め込み可能な形状を有する係合部材(180)と、からなり、前記係合部材(180)は前記ハンガー本体(110)とは干渉しない方向に撓むことが可能な材質からなり、前記係合部材(180)を撓ませることにより、前記スライド部材(130)は前記ハンガー本体(110)に対してスライド可能となり、前記係合部材(180)の撓みを解除することにより、前記係合部材(180)は前記開口部(112)に嵌め込まれるものであることが好ましい。
前記フック(220)は前記ハンガー本体(110)に対して上下方向にスライド可能に取り付けられており、前記フック(220)を任意の位置において前記ハンガー本体(110)に対して解除可能に固定する固定部材をさらに備えることが好ましい。
例えば、前記フック(220)は上下方向に延びる固定用領域(221)を備えており、前記ハンガー本体(110)には雌ネジ穴が形成されており、前記固定用領域(221)には上下方向に延びる長穴(222)が形成されており、前記固定部材は前記長穴(222)を介して前記雌ネジ穴に螺合する雄ネジ(230)であるものとすることができる。
本考案に係る折り畳み式ハンガーにおいては、スライド部材がハンガー本体に対して上下方向にスライド可能であるように構成されている。このため、スライド部材をハンガー本体に対してスライドさせ、スライド部材の位置、ひいては、ハンガーを吊り下げる棒状部材または回動部材の位置を所望の高さに設定することが可能である。このように、本考案に係る折り畳み式ハンガーによれば、ユーザーの身長に応じて折り畳み式ハンガーの取り付け高さを所望の高さに変更することが可能である。
本考案の第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガーの斜視図である。 図1とは反対側の方向から見た場合のハンガー本体及びフックの斜視図である。 図1とは反対側の方向から見た場合のスライド部材の平面図である。 スライドレールの縦断面図である。 図5(A)はストッパーを構成する係合部材の構造を示す平面図、図5(B)は図5(A)の5B−5B線における断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る折り畳み式ハンガーの部分的な斜視図である。
(第一の実施形態)
図1は、本考案の第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガー100の斜視図である。
本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100は、上下方向Xに延びるハンガー本体110と、ハンガー本体110の上端に取り付けられたフック120と、ハンガー本体110に対して上下方向Xにスライド可能であるようにハンガー本体110の外周側に取り付けられているスライド部材130と、スライド部材130に対して鉛直面内において回動可能であるように上端がスライド部材130の上端に取り付けられている回動部材140と、スライド部材130の外周面に設けられ、上下方向Xに延びるスライドレール150と、一端が回動部材140に対して回動可能に取り付けられ、他端がスライドレール150に沿って上下方向にスライドする棒状部材160と、スライド部材130を予め定められた位置においてハンガー本体110に対して解除可能に固定するストッパー170(図5参照)と、から構成されている。
図2は、図1とは反対側の方向から見た場合のハンガー本体110及びフック120の斜視図である。
フック120はハンガー本体110に対してL字型に突出しており、フック120を、例えば、ドアの上縁に引っ掛けることにより、折り畳み式ハンガー100をドアに対して着脱自在に取り付けることができる。
ハンガー本体110は全体として立方体形状をなしており、その長さ方向に延びる凹部111が形成されている。
凹部111の底面111Aには開口部112が形成されている。開口部112は、ハンガー本体110の長さ方向に延びる一定幅の長円形の第一開口部112Aと、第一開口部112Aの幅よりも大きな幅を有する矩形状の第二開口部112Bと、から構成されている。第二開口部112Bは等間隔に複数個が形成されている。
ハンガー本体110の両側面113には、ハンガー本体110の長さ方向に延びる断面が半円形状の溝114が形成されている。
図3は、図1とは反対側の方向から見た場合のスライド部材130の平面図である。
スライド部材130は、ハンガー本体110の外周側においてハンガー本体110に密着し得る形状を有している。スライド部材130は、フック120が取り付けられた側と反対側において、ハンガー本体110に対して取り付けられている。
スライド部材130の内壁には、ハンガー本体110に形成された溝114に嵌合可能な断面が半円形状の凸部135(図3参照)が形成されており、この凸部135が溝114に嵌合することにより、スライド部材130はハンガー本体110に対してスライドを行う。
図4はスライドレール150の縦断面図である。
スライドレール150は、断面が逆L字型の第一部材151と、第一部材151と間隔を空けて配置されている板状の第二部材152と、からなる。
第一部材151は、図1に示すように、スライド部材130の長さ方向に延びている。第二部材152も第一部材151と平行にスライド部材130の長さ方向に延びている。さらに、図3及び図4に示すように、第一部材151の下方の領域には開口部153が形成されている。後述するように、第一部材151と第二部材152とにより囲まれるスペースに棒状部材160の一端がスライド自在に挟み込まれる。
回動部材140は、その上端において、回転軸141を介して、回動自在にスライド部材130に取り付けられている。回動部材140は、スライド部材130と重なり合う第一位置と、スライド部材130に対して角度(例えば、約45度)をなす第二位置(図1に示す位置)との間をスライド部材130に対して回動する。
棒状部材160は、その一端が回動部材140の内壁に回動自在に取り付けられており、さらに、その他端は、図4に示すように、スライドレール150にスライド自在に係合している。
回動部材140が第一位置にある場合には、棒状部材160の他端はスライドレール150の上端付近に位置しており、回動部材140が第一位置から第二位置に移行していく段階(すなわち、回動部材140が回動を行う段階)においては、棒状部材160の他端はスライドレール150の上端から下端に向かってスライドする。
棒状部材160には、ハンガーを止めるための複数個のピン161が等間隔に取り付けられている。各ピン161は上下方向に直立している。
図5(A)はストッパー170を構成する係合部材180の構造を示す平面図、図5(B)は図5(A)の5B−5B線における断面図である。
スライド部材130の外壁には半長円形の開口部171が形成されている。
図5(A)及び図5(B)に示すように、係合部材180は、第一係合部分181と、第二係合部分182と、第三係合部分183と、から構成されている。
第一係合部分181は矩形状の板部材からなり、スライド部材130の外周面131上に形成されている。
第二係合部分182は第一係合部分181と連続して一体的に形成されており(従って、第二係合部分182もスライド部材130の外周面131上に位置している)、第二係合部分182は第一係合部分181よりも大きな幅(図5(A)の上下方向における長さ)を有している。第一係合部分181と第二係合部分182とは全体的にはT字型をなしている。
第三係合部分183は半長円形状をなしており、第一係合部分181と同一の幅を有しており、第二係合部分182に隣接して配置されている。
図5(A)に示すように、係合部材180は全体として開口部171の内部に収納可能な大きさを有している。
図5(B)に示すように、第一係合部分181及び第二係合部分182はスライド部材130の外周面131上に形成されている。具体的には、第一係合部分181及び第二係合部分182の底面はスライド部材130の外周面131に接している。
これに対して、第三係合部分183は第二係合部分182の下方に配置されている。すなわち、第三係合部分183の上面は第二係合部分182の底面に接している。さらに、第三係合部分183はスライド部材130の外壁と同一の幅Tを有しており、スライド部材130の外壁と同一高さ(図5(B)の上下方向における高さ)に位置している。
係合部材180は軟質樹脂その他の弾性材料でつくられており、上方から押すことによって、下方(矢印Sの方向)に撓ませることが可能である。
第一係合部分181は、ハンガー本体110に形成されている開口部112(図2参照)の第一開口部112Aと同一の幅を有している。このため、第一係合部分181は第一開口部112Aに嵌合可能である。
また、第二係合部分182は開口部112の第二開口部112Bと同一の長さ(ハンガー本体110の長さ方向における長さ)及び幅(ハンガー本体110の長さ方向と直交する方向における長さ)を有しており、このため、第二係合部分182は第二開口部112Bに嵌合可能である。
すなわち、係合部材180は全体として開口部112に嵌め込み可能な形状を有している。
係合部材180とハンガー本体110に形成されている開口部112とがストッパー170を形成している。
図5(C)及び図5(D)は係合部材180が開口部112に嵌め込まれる状況を示す断面図である。
図5(C)に示すように、まず、スライド部材130をハンガー本体110に対してR方向(具体的には、上方向)にスライドさせる。
次いで、ハンガー本体110が係合部材180の位置に到達する前に、例えば、指で押すことによって、図5(C)に示すように、第一係合部分181及び第二係合部分182を下方に撓ませる。具体的には、第二係合部分182がスライド部材130の外周面131よりも下方に位置するように、第一係合部分181及び第二係合部分182を撓ませる。
第二係合部分182がスライド部材130の外周面131よりも下方に位置した状態においては、ハンガー本体110は、第二係合部分182に妨害されることなく、R方向にスライドすることができる。
第二開口部112Bが第二係合部分182の上方に到達する以前の段階においては、第二係合部分182がハンガー本体110の上面115に接しているため、係合部材180は全体として下方に撓んだままの状態に維持される。
第二開口部112Bが第二係合部分182の上方に到達すると、第二係合部分182は、その反発力によって、上方に跳ね上がる(すなわち、元の状態に戻る)。このため、第二係合部分182が第二開口部112Bに嵌合する。すなわち、この時点において、ハンガー本体110に対するスライド部材130のスライドは停止し、スライド部材130はその位置においてハンガー本体110に対して固定される。
第二係合部分182が第二開口部112Bに嵌合した状態において第二係合部分182を下方に撓ませることによって、第二開口部112Bに対する第二係合部分182の嵌合が解除される。すなわち、スライド部材130はハンガー本体110に対して再びスライド可能な状態になり、所望の方向(上または下)にスライド部材130をスライドさせることが可能になる。
以上のように、ストッパー170は、スライド部材130を予め定められた位置(具体的には、第二開口部112Bが形成されている位置)においてハンガー本体110に対して解除可能に固定する機能を有している。
以上のような構造を有する本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100は以下のようにして使用される。
まず、フック120を、例えば、ドアや壁の上縁に引っ掛けることにより、折り畳み式ハンガー100をドアや壁に取り付ける。この状態においては、折り畳み式ハンガー100は上下方向に延びている状態にある。なお、回動部材140は第一位置(スライド部材130と重なり合っている位置)にあるものとする。
次いで、ハンガー本体110の裏側から係合部材180をスライド部材130に向かって押すことにより、第一係合部分181及び第二係合部分182を撓ませる。
この後、スライド部材130をハンガー本体110に対して下方にスライドさせる。この状態においては、係合部材180の第二係合部分182がハンガー本体110の上面115に接しているため、第一係合部分181及び第二係合部分182を撓んだままの状態に維持されている。
スライド部材130を所望の高さ付近まで下げた後、その高さ近辺において、第二係合部分182を第二開口部112Bに係合させる。第二係合部分182の第二開口部112Bへの係合は、スライド部材130をハンガー本体110に対して下方にスライドさせ、第二係合部分182が第二開口部112Bと重なり合う位置に到達したときに、第二係合部分182がその反発力によって元の状態に戻ることにより、自動的に行われる。
このようにして、スライド部材130は所望の高さまで引き下げられる。
次いで、第一位置にある回動部材140を第二位置まで回動させる。回動部材140の回動に伴い、棒状部材160はスライドレール150に沿って下端まで移行する。
棒状部材160がスライドレール150の下端まで移行した後、棒状部材160の各ピン161にハンガーその他の対象物を吊り下げることが可能になる。
本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100を折り畳む場合には、上述の動作と逆の動作を行う。具体的には、以下の通りである。
まず、回動部材140をその第二位置から第一位置まで回動させる。なお、回動部材140の第二位置から第一位置までの回動に際しては、棒状部材160がスライドレール150の途中で引っ掛かるおそれがあるので、そのような場合には、指で棒状部材160を上方に押し上げながら、回動部材140を回動させることが好ましい。
回動部材140を第一位置まで回動させた後、係合部材180を撓ませ、スライド部材130をハンガー本体110に対してスライド可能な状態にする。
次いで、スライド部材130をハンガー本体110の上端までスライドさせる。この際、係合部材180の第二係合部分182がその反発力によって元の状態に戻ることにより開口部112の第二係合部分182に嵌め込まれる。これにより、スライド部材130はハンガー本体110に対して固定された状態になる。
以上のように、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100においては、スライド部材130がハンガー本体110に対して上下方向にスライド可能であるように構成されている。このため、スライド部材130をハンガー本体110に対してスライドさせ、スライド部材130の位置、ひいては、ハンガーを吊り下げる棒状部材160の位置を所望の高さに設定することが可能である。すなわち、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100によれば、ユーザーの身長に応じて折り畳み式ハンガー100の取り付け高さを所望の高さに変更することが可能である。
なお、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100においては、回動部材140はその上端においてスライド部材130に対して回動可能であるように形成されているが、従来の折り畳み式ハンガーと同様に、回動部材140をその下端においてスライド部材130に対して回動可能であるように形成することも可能である。この場合には、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100とは異なり、スライドレール150及び棒状部材160を形成する必要はなくなり、回動部材140に対して直接的にハンガーその他の対象物を吊り下げることになる。
また、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー100においては、ストッパー170は、ハンガー本体110に形成された開口部112と、スライド部材130に形成された係合部材180とからなるものとして構成されているが、ストッパー170の構造はこれには限定されない。
スライド部材130をハンガー本体110に対して任意の位置に解除可能に固定することができる機構である限りにおいて、いかなる機構をも採用することが可能である。
(第二の実施形態)
図6は、本発明の第二の実施形態に係る折り畳み式ハンガー200の部分的な斜視図である。
本実施形態に係る折り畳み式ハンガー200は、第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガー100と比較して、フックの構造のみが異なっており、フック以外の構造は同一である。このため、第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガー100における構成要素と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を用いる。
第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガー100におけるフック120はハンガー本体110に対して固定されていたのに対して、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー200におけるフック220はハンガー本体110に対して上下方向にスライド可能に取り付けられている。
図6に示すように、フック220は上下方向に延びる板状の固定用領域221を備えており、固定用領域221には上下方向に延びる長穴222が形成されている。
ハンガー本体110には雌ネジ穴(図示せず)が形成されている。
フック220は雄ネジ部材230を長穴222を介してハンガー本体110の雌ネジ穴に螺合させることにより、ハンガー本体110に対して固定される。
ハンガー本体110に対するフック220の高さは、雄ネジ部材230をゆるめ、フック220を所望の位置にスライドさせた後、再度雄ネジ部材230を雌ネジ穴に螺合させることにより、変更することができる。
このように、本実施形態に係る折り畳み式ハンガー200によれば、スライド部材130をハンガー本体110に対してスライドさせることにより、折り畳み式ハンガー200の取り付け高さを変えることができることに加えて、フック220をハンガー本体110に対してスライドさせることによっても、折り畳み式ハンガー200の取り付け高さを変えることが可能になる。
100 本考案の第一の実施形態に係る折り畳み式ハンガー
110 ハンガー本体
111 凹部
112 開口部
113 側面
114 溝
120 フック
130 スライド部材
135 凸部
140 回動部材
150 スライドレール
151 第一部材
152 第二部材
153 開口部
160 棒状部材
161 ピン
170 ストッパー
180 係合部材
181 第一係合部分
182 第二係合部分
183 第三係合部分
200 本考案の第二の実施形態に係る折り畳み式ハンガー
220 フック
221 固定用領域
222 長穴
230 雄ネジ部材

Claims (3)

  1. 高さ調節機能を有するハンガーであって、
    上下方向に延びるハンガー本体と、
    前記ハンガー本体の上端に取り付けられたフックと、
    前記フックが取り付けられた側と反対側において前記ハンガー本体に対して上下方向にスライド可能であるように前記ハンガー本体の外周側に取り付けられているスライド部材と、
    前記スライド部材に対して鉛直面内において回動可能であるように前記スライド部材に取り付けられている回動部材と、
    前記スライド部材を予め定められた位置において前記ハンガー本体に対して解除可能に固定するストッパーと、
    からなるハンガー。
  2. 高さ調節機能を有するハンガーであって、
    上下方向に延びるハンガー本体と、
    前記ハンガー本体の上端に取り付けられたフックと、
    前記フックが取り付けられた側と反対側において前記ハンガー本体に対して上下方向にスライド可能であるように前記ハンガー本体の外周側に取り付けられているスライド部材と、
    前記スライド部材に対して鉛直面内において回動可能であるように上端が前記スライド部材の上端に取り付けられている回動部材と、
    前記スライド部材の外周面に設けられ、上下方向に延びるスライドレールと、
    一端が前記回動部材に対して回動可能に取り付けられ、他端が前記スライドレールに沿って上下方向にスライドする棒状部材と、
    前記スライド部材を予め定められた位置において前記ハンガー本体に対して解除可能に固定するストッパーと、
    からなるハンガー。
  3. 前記ストッパーは、
    前記ハンガー本体に形成された開口部と、
    前記スライド部材に形成され、前記開口部に嵌め込み可能な形状を有する係合部材と、
    からなり、
    前記係合部材は前記ハンガー本体とは干渉しない方向に撓むことが可能な材質からなり、前記係合部材を撓ませることにより、前記スライド部材は前記ハンガー本体に対してスライド可能となり、前記係合部材の撓みを解除することにより、前記係合部材は前記開口部に嵌め込まれるものであることを特徴とする請求項1または2に記載のハンガー。
JP2010000031U 2010-01-05 2010-01-05 ハンガー Expired - Lifetime JP3158165U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000031U JP3158165U (ja) 2010-01-05 2010-01-05 ハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000031U JP3158165U (ja) 2010-01-05 2010-01-05 ハンガー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158165U true JP3158165U (ja) 2010-03-18

Family

ID=54861765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010000031U Expired - Lifetime JP3158165U (ja) 2010-01-05 2010-01-05 ハンガー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3158165U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223249A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 森村金属株式会社 目隠しルーバー
CN109893705A (zh) * 2019-04-10 2019-06-18 同济大学建筑设计研究院(集团)有限公司 一种可调节高度的挂钩

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223249A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 森村金属株式会社 目隠しルーバー
CN109893705A (zh) * 2019-04-10 2019-06-18 同济大学建筑设计研究院(集团)有限公司 一种可调节高度的挂钩

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5229717B2 (ja) 電子機器の支持装置および電子機器
US7667957B2 (en) Thin-type display
JP3165298U (ja) 充電インタフェースを有する電源コンセント
CN202419076U (zh) 一种易调节角度的三脚架
US20150211675A1 (en) Device adjustable support
KR20160004324A (ko) 안정화 장치
JP5806720B2 (ja) 電子機器用スタンド
JP3158165U (ja) ハンガー
TWM515614U (zh) 擴充座
KR200433909Y1 (ko) 도어 스토퍼
KR200491601Y1 (ko) 문걸이용 거울
CN208202926U (zh) 具有门挡功能的铰链器
US20130168424A1 (en) Apparatus for holding portable devices
KR200454897Y1 (ko) 양방향 도어 스토퍼
TWM453336U (zh) 電子裝置固定架
KR20130002667U (ko) 도어 스토퍼
CN208668536U (zh) 一种滑座
CN208487372U (zh) 一种医疗用电脑荧幕及机械手臂组合结构
KR101338227B1 (ko) 공기조화기의 데코레이션 커버 구조체
JP3165359U (ja) ヘアーブラシ
TWI423012B (zh) 電子裝置
CN208404347U (zh) 一种新型纸巾筒
CN205334321U (zh) 一种带有抽纸盒的计算机显示器
CN206003648U (zh) 挂钩以及包括挂钩的面板型开关或插座
KR940006530Y1 (ko) 독서대겸용 필통

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224

Year of fee payment: 3