JP3158133U - ペレットストーブ用煤塵捕獲器兼熱交換型自動負圧解消器 - Google Patents
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- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Abstract
【課題】回転運動(サイクロン)を用いたペレットストーブの煤塵を捕獲する機器と外気を廃熱により加熱(熱交換)して室内に導入する機能を兼ね備えた吸気機器を提供する。【解決手段】内部を空洞にした円錐形の金属容器であって、この容器2の側面の開口部5に排気ガスを導入する排気管3をはめ込み、また、この容器の頭部の開口部に排気ガスを排出する煙突10をはめ込み、更に、この容器の底部に煤塵や灰を取り出す開口部6にキャップ7をかぶせて、ペレットストーブ煤塵捕獲器を構成する。又ペレットストーブの熱交換と負圧解消のために、空間の隙間をつくりこの容器をカバーする金属製の角型の箱であって、この箱の底部に外気を吸入する多数の吸気孔14の穴を開け、また、この箱の側面の開口部に外気を室内に流入させるために排気管を内包する吸気管15をはめ込み、熱交換型自動負圧解消機を構成する。【選択図】図1
Description
この考案は、回転運動(サイクロン)を用いたペレットストーブの煤塵を捕獲する機器と外気を廃熱により加熱(熱交換)して室内に導入する機能を兼ね備えた吸気機器に関するものである。
ペレットストーブは、木質固形燃料(ペレット)を燃焼するので、次のような課題が必然的に提起される。一つは、この燃焼から生ずる煤塵を含む排気ガスを屋外に排出することであり、他は、燃焼のための空気を屋外から供給することである。
先ず、排気ガスの排出にあたり、従来、排気ガスを排気管に集め、煙突を通して、または、そのまま屋外に排出していた。これは、簡易な処理である。しかし、煤塵によって環境を汚染し、また、煤塵に伴って火の粉を排出するので、火災を起こす危険もある。
これを解決するために、従来、一つは、煤塵を水面に当てるフィルター処理があり、二つは、煤塵を回転運動させるサイクロン処理がある。しかし、前者は、煤塵を捕集する割合(集塵率)が低いし、後者は、サイクロン処理の容器が加熱するので、火傷や火事の危険もある。
そこで、出願人は、フィルター処理とサイクロン処理を組合わせたペレットストーブ用煤塵捕獲器を考案し、実用新案登録(登録第3131380号)を受けている。しかし、これは、フィルター処理のために水を用いるので、汚れた水を除去するのが面倒である。
次に、排気ガスの排出にあたり、一般に、強制排気ファンによって、排気ガスを強制的に屋外に排出する。これは、室内の空気を用いて燃焼しかつ排出するので、外気圧と比べて、室内を負圧の状態にする。その結果、ストーブから排気ガスが室内に漏れ出すことにもなる。
この負圧の状態を解消するためには、窓を開けたり、あるいは、換気口を大きくとり、外気を室内に取り入れるとよい。しかし、窓を開けたり、あるいは、換気口を開くと、室内に冷気が流入するので、不快を生じたり、また、暖房の機能を低下させる。
この考案が解決しようする問題点は、次の通りである。
先ず、ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを捕集する割合(集塵率)を高め、環境汚染を減少し、また、煤塵に伴う火の粉の排出をなくし、火災の危険を回避することである。
次に、排気ファンを用いて排気ガスを屋外に強制的に排出しても、室内には、外気圧に対する負圧の状態を生じさせないように、自動的に解消することである。
更に、室内の負圧の状態を解消するために、室内に外気を取り入れたとしても、冷気の流入によって暖房の効果が低下しないように、外気を直接入れないことである。
最後に、排気ガスのために高熱となったサイクロン処理の容器及び排気管によって、火傷を負ったり、あるいは、火事を起こす危険を軽減することである。
この考案が解決する手段は、次の通りである。
先ず、ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを捕集するために、内部を空洞化した円錐状の金属製容器(2)とする。
先ず、ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを捕集するために、内部を空洞化した円錐状の金属製容器(2)とする。
次に、この容器(2)の側面に開けた開口部(5)に横引き排気管(3)を容器(2)の円周にそって水平にはめ込み、煤塵を含む排気ガスを導入し、排気ガスを回転運動させることによって(4)、煤塵や火の粉を落下(8)させる。
更に、この容器(2)の頭部に開けられた開口部(9)に煙突(10)をはめ込み、容器(2)の中心線から鉛直方向に立て、排気ガスを上昇させ、煙突(10)を通して外部に排出する。
更に、この容器(2)の底部に開けられた開口部(6)のキャップ(7)をとって、捕集された煤塵や灰を取り出す。
最後に、この容器(2)から隙間を設けて金属製の角型の箱(13)でカバーする。この箱(13)の底部に外気を吸入する多数の吸気孔(14)の穴を開け、また、この箱の側面の開口部(5)に排気管(3)を内包する吸気菅(15)をはめ込み、容器(2)と排気管(3)の廃熱で外気を加熱しながら、室内に流入させる。
この考案の効果は、次の通りである。
先ず、排気ガスに含まれる煤塵・火の粉等を回転運動によって分離し(4)、ほとんど落下させることができる(8)。これによって、排気ガスは浄化されて外部に排出されるので、環境を汚染することも少ない。
次に、容器(2)の円錐状という形状によって、煤塵・灰を底部に集め、底部にある開口部(6)のキャップ(7)をとり、これらを取り出すだけである。煤塵・灰の処理が簡単である。
更に、外気を絶えず流入させるので、室内の空気を用いて燃焼させても、室内に負圧の状態を生ずることはないので、ストーブから排気ガスが室内に漏れ出すおそれはない。
更に、室内に外気が流入しても、容器(2)や排気管(3)の廃熱によって加熱されるので、室温の低下によって、暖房の効果が弱まる結果とはならない。
更に、容器(2)は、隙間を設けて金属製の角型の箱(13)でカバーしてあるし、また、排気管(3)は、吸気管(15)によって内包されているので、これらに直接に触れて、火傷や火事となる危険は少ない。
最後に、容器(2)は箱(13)に入れられたものであり、また、容器(2)に排気管(3)や煙突(10)をはめ込み、あるいは、容器(2)にキャップ(7)しただけであり、更に、吸気管(15)も箱(13)にはめ込んだものであるから、これらをそれぞれ取り外し、掃除をすることができる。
この考案の最良の実施例は、次の通りである。
内部を空洞化した円錐状の金属製の容器(2)をサイクロン集塵機(1)とし、この容器(2)の側面・頭部・底部に、それぞれ開口部を開ける。側面の開口部(5)には排気管(3)、頭部の開口部(9)には煙突(10)をはめ込み、底部の開口部(6)にはキャップ(7)をする。
これによって、ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスは、排気管(3)を通り、容器(2)に入り、回転運動をしながら、煤塵や火の粉を落下させ(8)、また、煙突(10)を上昇し、外部に排出される。
また、この容器(2)から隙間を設けて、金属性の角型の箱(13)でカバーし熱交換型自動負圧解消器(12)とし、この箱の底部に多数の吸気孔(14)の穴を開け、また、側面に排気管(3)を内包する給気管(15)をはめ込む。
これによって、吸気孔(14)から入った外気は、容器(13)の廃熱で暖められ、かつ、排気管(3)の廃熱で暖められながら、吸気管(15)を通り、室内に流入する。
この考案の実施例は、次の通りである。
先ず、回転運動(サイクロン)によって、ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを捕集するために、円錐形をし、しかも、内部を空洞とした金属製の容器(2)をサイクロン集塵機(1)とする。
容器(2)の側面に開けられた開口部(5)に横引きにした排気管(3)を容器(2)の円周に沿って水平にはめ込み、ストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを容器(2)内に誘導する。
容器(2)の内部において、煤塵を含む排気ガスは、回転運動をしながら(4)、火の粉を燃え尽きさせ、煤塵を落下させ(8)、また、浄化されて上昇する。
円錐形の容器(2)の底部に開けられた開口部(6)のキャップ(7)を外し、容器(2)の下方に捕集された煤塵や灰を外に取り出して廃棄する。
円錐形の容器(2)の頭部に設けられた開口部(9)に煙突(10)をはめ込み、容器(2)の中心線から鉛直方向に立て、これに上昇する排気ガスを誘導し、外部に排出する。
次に、容器(2)及び排気管(3)は、排気ガスの熱により高温となるので、容器(2)から隙間を設けて金属製の角型の箱(13)でカバーし、熱交換型自動負圧解消器(12)とし、また、外気を室内に流入させる吸気管(15)をもって、排気管(3)を内包する。
この角型の箱(13)の底部に足を付け、また、多数の穴の空いた吸入孔(14)から入った外気を容器(2)の廃熱で暖め、また、排気管(3)の廃熱で暖めながら、吸気菅(15)を通し、室内に流入させる。
1 サイクロン集塵機
2 容器
3 排気管
4 排気ガスの流れ
5 排気管用開口部
6 煤塵・灰の取出用開口部
7 キャップ
8 煤塵・灰の落下
9 煙突用開口部
10 煙突
11 風除けキャップ
12 熱交換型自動負圧解消器
13 ガードボックス
14 吸気孔
15 吸気管
16 外気の流れ
17 吸気管用開口部
2 容器
3 排気管
4 排気ガスの流れ
5 排気管用開口部
6 煤塵・灰の取出用開口部
7 キャップ
8 煤塵・灰の落下
9 煙突用開口部
10 煙突
11 風除けキャップ
12 熱交換型自動負圧解消器
13 ガードボックス
14 吸気孔
15 吸気管
16 外気の流れ
17 吸気管用開口部
Claims (1)
- ペレットストーブから排出される煤塵を含む排気ガスを回転運動させることによって捕集するために、内部を空洞にした円錐形の金属製容器であって、この容器の側面の開口部に排気ガスを導入する排気管をはめ込み、また、この容器の頭部の開口部に排気ガスを排出する煙突をはめ込み、更に、この容器の底部に煤塵や灰を取り出す開口部にキャップをかぶせた、ペレットストーブ煤塵捕獲器と、ペレットストーブの熱交換と負圧解消のために、この容器から隙間を設けてカバーする金属製の角型の箱であって、この箱の底部に外気を吸入する多数の吸気孔の穴を開け、また、この箱の側面の開口部に外気を室内に流入させるために排気管を内包する吸気管をはめ込んだ、熱交換型自動負圧解消器との組合せからなる、ペレットストーブ煤塵捕獲器兼熱交換型自動負圧解消器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009378U JP3158133U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | ペレットストーブ用煤塵捕獲器兼熱交換型自動負圧解消器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009378U JP3158133U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | ペレットストーブ用煤塵捕獲器兼熱交換型自動負圧解消器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158133U true JP3158133U (ja) | 2010-03-18 |
Family
ID=54861735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009378U Expired - Lifetime JP3158133U (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | ペレットストーブ用煤塵捕獲器兼熱交換型自動負圧解消器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158133U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021085650A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | ハンスンスティール カンパニー リミテッド | 初期着火時間が短縮可能な壁掛け式のペレットストーブ |
-
2009
- 2009-12-22 JP JP2009009378U patent/JP3158133U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021085650A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | ハンスンスティール カンパニー リミテッド | 初期着火時間が短縮可能な壁掛け式のペレットストーブ |
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