JP3158042B2 - 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法 - Google Patents

製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法

Info

Publication number
JP3158042B2
JP3158042B2 JP06570196A JP6570196A JP3158042B2 JP 3158042 B2 JP3158042 B2 JP 3158042B2 JP 06570196 A JP06570196 A JP 06570196A JP 6570196 A JP6570196 A JP 6570196A JP 3158042 B2 JP3158042 B2 JP 3158042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
chamber
cylindrical
tank
papermaking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06570196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09170188A (ja
Inventor
川 叔 彦 相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aikawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aikawa Iron Works Co Ltd filed Critical Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority to JP06570196A priority Critical patent/JP3158042B2/ja
Publication of JPH09170188A publication Critical patent/JPH09170188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3158042B2 publication Critical patent/JP3158042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、製紙用スクリーン装置及び製紙
用スクリーン装置の運転方法に係り、特に、槽内にスク
リーンを複数有する製紙用スクリーン装置及び製紙用ス
クリーン装置の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製紙用スクリーン装置において
は、有用繊維と異物を効率良く分離するために、槽内に
複数のスクリーンを有しているものがある(例えば、実
公平6ー40636号公報参照)。
【0003】従来の製紙用スクリーン装置にあっては、
外筒スクリーン(4)の内方に回転するアジテータ
(6)を設けて、スクリーンの目づまりをある程度防止
しながら有用繊維と異物を分離している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アジテ
ータ(6)による加圧・負圧の交互作用が外筒スクリー
ン(4)の製紙原料流出側で行われるため、外筒スクリ
ーン(4)に目づまりが生じ易く、しかも、アジテータ
(6)はランナ(16)の外周から垂設した長手形状のも
のであるため、製紙原料中を回転する際、抵抗が大き
く、動力を要するという問題点があった。
【0005】本発明は、上記欠点を解消するようにした
製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の製紙用スクリーン装置は、製紙原料の入口
部、第1の精選出口部、第2の精選出口部、第1の異物
出口部、第2の異物出口部を有し、該製紙原料を貯留す
る槽と、この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次
室と二次室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、こ
の円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設けら
れ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し外
側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第2
の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、この円筒
形状の回転スクリーンの天井面から垂下して前記円筒形
状の固定スクリーンの外側に対向して設けられた撹拌部
材と、前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように
前記槽の内壁に設けられた凸部とを備え、前記入口部及
び前記第1の異物出口部を前記第1の室に、前記第1の
精選出口部及び前記第2の異物出口部を前記第2の室
に、前記第2の精選出口部を前記二次室に臨ませたもの
である。
【0007】また、請求項1記載の製紙用スクリーン装
置において、円筒形状の回転スクリーンの底面を槽の内
壁に近接して設け、該底面に前記製紙原料の前記第1の
室から前記第2の室への侵入を阻止する向きに傾斜した
突起を設けたものである。
【0008】また、本発明の製紙用スクリーン装置の運
転方法は、製紙原料の入口部、第1の精選出口部、第2
の精選出口部、第1の異物出口部、第2の異物出口部を
有し、該製紙原料を貯留する槽と、この槽内に固定して
設けられ、前記槽内を一次室と二次室に区画する円筒形
状の固定スクリーンと、この円筒形状の固定スクリーン
の外側に回転自在に設けられ、天井面を閉塞し該天井面
に対向する底面を開放し外側面に間隙部を有して、前記
一次室内を第1の室と第2の室に区画する円筒形状の回
転スクリーンと、この円筒形状の回転スクリーンの天井
面から垂下して前記円筒形状の固定スクリーンの外側に
対向して設けられた撹拌部材と、前記円筒形状の回転ス
クリーンに対向するように前記槽の内壁に設けられた凸
部とを備え、前記入口部及び前記第1の異物出口部を前
記第1の室に、前記第1の精選出口部及び前記第2の異
物出口部を前記第2の室に、前記第2の精選出口部を前
記二次室に臨ませ、前記第1の室から前記円筒形状の回
転スクリーンの間隙部を介さないで前記第2の室へ侵入
する前記製紙原料を阻止する製紙原料侵入阻止手段によ
り、前記円筒形状の回転スクリーンに導入される前記製
紙原料を前記円筒形状の回転スクリーンの間隙部を介し
て前記円筒形状の固定スクリーンに導くように制御した
ものである。
【0009】また、本発明の製紙用スクリーン装置は、
製紙原料の入口部、精選出口部、第1の異物出口部、第
2の異物出口部を有し、該製紙原料を貯留する槽と、こ
の槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次室と二次室
に区画する円筒形状の固定スクリーンと、この円筒形状
の固定スクリーンの外側に回転自在に設けられ、天井面
を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し外側面に間隙
部を有して、前記一次室内を第1の室と第2の室に区画
する円筒形状の回転スクリーンと、この円筒形状の回転
スクリーンの内側面に設けられ、前記円筒形状の固定ス
クリーンに対向して設けられた撹拌部材と、前記円筒形
状の回転スクリーンに対向するように前記槽の内壁に設
けられた凸部とを備え、前記入口部及び前記第1の異物
出口部を前記第1の室に、前記第2の異物出口部を前記
第2の室に、前記精選出口部を前記二次室に臨ませたも
のである。
【0010】また、本発明の製紙用スクリーン装置の運
転方法は、製紙原料の入口部、精選出口部、第1の異物
出口部、第2の異物出口部を有し、該製紙原料を貯留す
る槽と、この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次
室と二次室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、こ
の円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設けら
れ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し外
側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第2
の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、この円筒
形状の回転スクリーンの内側面に設けられ、前記円筒形
状の固定スクリーンに対向して設けられた撹拌部材と、
前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように前記槽
の内壁に設けられた凸部とを備え、前記入口部及び前記
第1の異物出口部を前記第1の室に、前記第2の異物出
口部を前記第2の室に、前記精選出口部を前記二次室に
臨ませ、前記第1の室から前記円筒形状の回転スクリー
ンの間隙部を介さないで前記第2の室へ侵入する前記製
紙原料を阻止する製紙原料侵入阻止手段により、前記円
筒形状の回転スクリーンに導入される前記製紙原料を前
記円筒形状の回転スクリーンの間隙部を介して前記円筒
形状の固定スクリーンに導くように制御したものであ
る。
【0011】また、請求項1又は請求項4記載の製紙用
スクリーン装置において、凸部を階段状に複数設け、円
筒形状の回転スクリーンの間隙部を円筒形状の固定スク
リーンの間隙部より大に設定したものである。
【0012】また、請求項1又は請求項4記載の製紙用
スクリーン装置において、円筒形状の回転スクリーンの
外側面に凸部を設けたものである。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例の製紙用スクリーン装置に
ついて図面を参照して説明する。図1乃至図5におい
て、1は、製紙用スクリーン装置で、製紙用スクリーン
装置1は、例えば、製紙原料をスクリーンの外側から内
側に向かって流入させて精選するスクリーンで、製紙原
料から、ほこり、異物を除去するための円筒形状の回転
スクリーン2、円筒形状の固定スクリーン3が槽4内に
設けられている。
【0014】槽4には、製紙原料の入口部41、第1の精
選出口部42、第2の精選出口部43、第1の異物出口部4
4、第2の異物出口部(図示せず)を有し、処理する製
紙原料を貯留する。
【0015】また、入口部41は原料供給管(図示せず)
に、第1の精選出口部42は第1の原料排出管(図示せ
ず)に、第2の精選出口部43は第2の原料排出管(図示
せず)に、それぞれ接続されている。
【0016】なお、第1の原料排出管(図示せず)より
排出された精選された製紙原料は、他の工程へと導かれ
ても良いし、また、入口部41に戻すように、第1の原料
排出管(図示せず)を原料供給管(図示せず)に接続し
ても良い。
【0017】また、第1の異物出口部44、第2の異物出
口部(図示せず)には、それぞれ排出管(図示せず)が
接続され、各排出管(図示せず)には各排出管(図示せ
ず)を開閉する開閉弁(図示せず)が設けられている。
【0018】そして、円筒形状の固定スクリーン3は、
例えば、槽4に支持塔31を介して固定して設けられ、円
筒形状の固定スクリーン3により槽4内を一次室5と二
次室6に区画している。
【0019】なお、円筒形状の固定スクリーン3の外側
面には、スリット、丸孔等で形成された間隙部32が設け
られ、支持塔31は槽4の底部に図示しないボルト等によ
り固定されている。
【0020】また、10は撹拌部材で、撹拌部材10は、例
えば、円筒形状の回転スクリーン2の天井面21から垂下
した長手形状のもので、円筒形状の固定スクリーン3の
外側に対向して複数(本実施例では、4個)設けられて
いる。
【0021】一次室5内は、円筒形状の回転スクリーン
2により、第1の室5Aと第2の室5Bに区画されている。
【0022】そして、入口部41及び第1の異物出口部44
は第1の室5Aに、第1の精選出口部42及び第2の異物出
口部(図示せず)は第2の室5Bに、第2の精選出口部43
は二次室6にそれぞれ臨むように構成されている。
【0023】この円筒形状の回転スクリーン2は、例え
ば、槽4内に円筒形状の回転スクリーン2の回転軸23が
垂直方向になるように設置され、円筒形状の固定スクリ
ーン3の外側に回転自在に設けられ、天井面21を閉塞し
該天井面21に対向する底面を開放し外側面にスリット、
丸孔等で形成された間隙部22を有している。
【0024】天井面21の中央は回転軸23に接続され、回
転軸23は図示しないモータにより回転することができる
ようになっている。なお、回転軸23の軸受(図示せず)
が支持塔31内に設けられている。
【0025】また、円筒形状の回転スクリーン2に対向
するように槽4の内壁に凸部11が、例えば、階段状に複
数設けられている。
【0026】そして、円筒形状の回転スクリーン2の間
隙部22は円筒形状の固定スクリーン3の間隙部32より大
に設定されており、円筒形状の回転スクリーン2により
大きい異物を、円筒形状の固定スクリーン3により小さ
い異物を、それぞれ除去するようにして効率良く分離す
るようにしている。
【0027】また、円筒形状の回転スクリーン2の底面
24を槽4の内壁に近接して設けるが、円筒形状の回転ス
クリーン2の回転に伴って必然的に円筒形状の回転スク
リーン2の底面24と該底面24に対向する槽4の内壁との
間には、隙間が必然的に生じ、該隙間を介して精選され
ない製紙原料が流れようとする。
【0028】しかしながら、この実施例では、第1の室
5Aから円筒形状の回転スクリーン2の間隙部22を介さな
いで第2の室5Bへ侵入する製紙原料を阻止する製紙原料
侵入阻止手段Sにより、円筒形状の回転スクリーン2に
導入される製紙原料を円筒形状の回転スクリーン2の間
隙部22を介して円筒形状の固定スクリーン3に導くよう
に制御する。製紙原料侵入阻止手段Sは、例えば、円筒
形状の回転スクリーン2の底面24に製紙原料が第1の室
5Aから第2の室5Bへの侵入を阻止する向きに傾斜した複
数の突起25である(図2参照 図2は、図1の円筒形状
の回転スクリーン2を取り出し、裏面側から見た円筒形
状の回転スクリーン2の概略的底面図で、矢印は円筒形
状の回転スクリーン2の回転方向を示している。)。
【0029】従って、図1乃至図5記載の製紙用スクリ
ーン装置1においては、ポンプ(図示せず)により製紙
原料が原料供給管(図示せず)、入口部41を介して第1
の室5Aに導入されると、円筒形状の回転スクリーン2の
製紙原料流入側において、円筒形状の回転スクリーン2
と、該円筒形状の回転スクリーン2に対向するように槽
4の内壁に設けられた凸部11による加圧・負圧の交互作
用により、円筒形状の回転スクリーン2の目づまりを効
果的に防止しながら、有用繊維が円筒形状の回転スクリ
ーン2の間隙部22を通過し精選される。
【0030】槽4の内壁に設けられた凸部11により離解
された有用繊維は間隙部22を通過し第2の室5B内に導か
れ、第2の室5B内に導かれた有用繊維を含む製紙原料
は、更に、撹拌部材10と円筒形状の固定スクリーン3に
より精選される。
【0031】即ち、撹拌部材10による加圧・負圧の交互
作用により、円筒形状の固定スクリーン3の目づまりを
効果的に防止しながら、円筒形状の固定スクリーン3の
間隙部32によって精選される。
【0032】撹拌部材10により離解された有用繊維は間
隙部32を通過し二次室6内に導かれ、二次室6内に導か
れた有用繊維は、第2の精選出口部43を介して槽4外へ
導かれる。
【0033】なお、第1の異物出口部44に接続された排
出管(図示せず)の開閉弁(図示せず)を適宜開くこと
により、第1の室5A内の異物を除去することができる。
【0034】また、第2の異物出口部44(図示せず)に
接続された排出管(図示せず)の開閉弁(図示せず)を
適宜開くことにより、第2の室5B内の異物を除去するこ
とができる。
【0035】なお、上述した円筒形状の回転スクリーン
2の間隙部22の断面形状は、図3に示すように、製紙原
料流入側と製紙原料流出側と同じ大きさであるが、図6
及び図7に示すように、円筒形状の回転スクリーン2の
間隙部22’の断面形状を製紙原料流入側を製紙原料流出
側より大きく形成しても良いし、また、円筒形状の回転
スクリーン2の外側面は凸部を形成することなく滑らか
であるが、図7に示すように、円筒形状の回転スクリー
ン2の外側面に設けた凸部26により、円筒形状の回転ス
クリーン2の外側面に沿って流れる製紙原料を受け止め
て、製紙原料の流れを形成し、円筒形状の回転スクリー
ン2の外側面に設けた凸部26により、円筒形状の回転ス
クリーン2の外側面に沿って流れる製紙原料を受け止め
て、槽4の内壁に設けられた凸部11により該製紙原料を
回転スクリーン2の間隙部22へ導いて効率良く精選する
ようにしても良い。
【0036】また、円筒形状の回転スクリーン2の間隙
部22の断面形状が図3に示す製紙原料流入側と製紙原料
流出側と同じ大きさのものにも、図7に示す円筒形状の
回転スクリーン2の外側面に設けた凸部26を同様に適用
しても良い。
【0037】前述した実施例の撹拌部材10は、円筒形状
の回転スクリーン2の天井面から垂下して円筒形状の固
定スクリーン3の外側に対向して設けられているが、次
に述べる実施例は、撹拌部材10’を円筒形状の回転スク
リーン2の内側面に設けたものであり、又、製紙原料侵
入阻止手段Sの具体的構成も異なっている。
【0038】即ち、図8乃至図17において、1は、製紙
用スクリーン装置で、製紙用スクリーン装置1は、例え
ば、製紙原料をスクリーンの外側から内側に向かって流
入させて精選するスクリーンで、製紙原料から、ほこ
り、異物を除去するための円筒形状の回転スクリーン
2、この円筒形状の回転スクリーン2の内方に位置する
円筒形状の固定スクリーン3が槽4内に設けられてい
る。
【0039】槽4には、製紙原料の入口部41、精選出口
部43’、第1の異物出口部44、第2の異物出口部45を有
し、処理する製紙原料を貯留する。
【0040】また、入口部41は原料供給管(図示せず)
に、精選出口部43’は原料排出管(図示せず)に、それ
ぞれ接続されている。
【0041】また、第1の異物出口部44、第2の異物出
口部45には、それぞれ排出管(図示せず)が接続され、
各排出管(図示せず)には各排出管(図示せず)を開閉
する開閉弁(図示せず)が設けられている。
【0042】そして、円筒形状の固定スクリーン3は、
例えば、槽4に支持塔31を介して固定して設けられ、円
筒形状の固定スクリーン3により槽4内を一次室5と二
次室6に区画されている。
【0043】なお、円筒形状の固定スクリーン3の外側
面には、スリット、丸孔等で形成された間隙部32(間隙
部32は、より望ましくは、スリット)が設けられ、支持
塔31は槽4の底部に、例えば、ボルト35により固定され
ている。
【0044】また、10’は撹拌部材で、撹拌部材10’
は、例えば、円筒形状の回転スクリーン2の内側面に設
けられ、円筒形状の固定スクリーン3に対向して複数
(本実施例では、4個)設けられている。この撹拌部材
10’により、円筒形状の固定スクリーン3の間隙部32の
目づまりを防止している。
【0045】一次室5内は、円筒形状の回転スクリーン
2により、第1の室5Aと第2の室5Bに区画されている。
【0046】そして、入口部41、希釈水口46及び第1の
異物出口部44は第1の室5Aに、第2の異物出口部45は第
2の室5Bに、精選出口部43’は二次室6にそれぞれ臨む
ように構成されている。
【0047】この円筒形状の回転スクリーン2は、例え
ば、槽4内に円筒形状の回転スクリーン2の回転軸23が
垂直方向になるように設置され、円筒形状の固定スクリ
ーン3の外側に回転自在に設けられ、天井面21を閉塞し
該天井面21に対向する底面を開放し外側面にスリット、
丸孔等で形成された間隙部22(間隙部22は、より望まし
くは、丸孔)を有している。
【0048】天井面21の中央は回転軸23に接続され、回
転軸23は図示しないモータにより回転することができる
ようになっている。なお、23’は、回転軸23の軸受であ
る。
【0049】また、円筒形状の回転スクリーン2に対向
するように槽4の内壁に凸部11が、例えば、階段状に複
数設けられている。この凸部11により、円筒形状の回転
スクリーン2の間隙部22の目づまりを防止している。
【0050】なお、槽4の下方に行くに従って、製紙原
料の濃度が濃くなるため、希釈水口46より適宜、希釈水
を入れるようになっている。
【0051】そして、円筒形状の回転スクリーン2の間
隙部22は円筒形状の固定スクリーン3の間隙部32より大
に設定されており、円筒形状の回転スクリーン2により
大きい異物を、円筒形状の固定スクリーン3により小さ
い異物を、それぞれ除去するようにして効率良く分離す
るようにしている。
【0052】また、円筒形状の回転スクリーン2の底面
24を槽4の底壁に近接して設けるが、円筒形状の回転ス
クリーン2の回転に伴って必然的に円筒形状の回転スク
リーン2の底面24と該底面24に対向する槽4の底壁との
間には、隙間が必然的に生じ、該隙間を介して精選され
ない製紙原料が流れようとする。
【0053】しかしながら、この実施例では、第1の室
5Aから円筒形状の回転スクリーン2の間隙部22を介さな
いで第2の室5Bへ侵入する製紙原料を阻止する製紙原料
侵入阻止手段Sにより、円筒形状の回転スクリーン2に
導入される製紙原料を円筒形状の回転スクリーン2の間
隙部22を介して円筒形状の固定スクリーン3に導くよう
に制御する。
【0054】製紙原料侵入阻止手段Sは、例えば、槽4
と円筒形状の回転スクリーン2の間の下方側へ下降して
くる製紙原料を上方側へ移動させるように、円筒形状の
回転スクリーン2の下方部側に回転スクリーン2の回転
方向Rに向かうにつれて下方に下がる向きに傾斜した複
数の突起25’(例えば、バッフルバ−25’)であり、ま
た、製紙原料侵入阻止手段Sは、例えば、円筒形状の回
転スクリーン2の下方部を切り欠いて(切り欠き部2
5’' )、切り欠いた先端の圧力を高くして、下降して
くる製紙原料を上方側へ移動させるようにしている。
【0055】即ち、槽4と円筒形状の回転スクリーン2
の間の下方側へ下降してくる製紙原料を上方側へ移動さ
せて阻止する製紙原料侵入阻止手段S(複数の突起2
5’)により、固定スクリーン3に導入される製紙原料
を円筒形状の回転スクリーン2を通過させるように、ま
た、製紙原料侵入阻止手段S(切り欠き部25’' )によ
り、切り欠いた先端の圧力を高くして、下降してくる製
紙原料を上方側へ移動させるようにして、つまり、製紙
原料が第1の室5Aから円筒形状の回転スクリーン2の間
隙部22を介さないで第2の室5Bへの侵入を阻止するよう
に、制御している。
【0056】製紙原料侵入阻止手段Sは、また、例え
ば、円筒形状の回転スクリーン2の下方部を切り欠いて
(切り欠き部25’' )、切り欠いた先端の圧力を高くし
て、下降してくる製紙原料を上方側へ移動させるように
している。
【0057】従って、図8乃至図17記載の製紙用スクリ
ーン装置1においては、ポンプ(図示せず)により製紙
原料が原料供給管(図示せず)、入口部41を介して第1
の室5Aに導入されると、円筒形状の回転スクリーン2の
製紙原料流入側において、円筒形状の回転スクリーン2
と、該円筒形状の回転スクリーン2に対向するように槽
4の内壁に設けられた凸部11による加圧・負圧の交互作
用により、円筒形状の回転スクリーン2の目づまりを効
果的に防止しながら、有用繊維が円筒形状の回転スクリ
ーン2の間隙部22を通過し精選される。
【0058】槽4の内壁に設けられた凸部11により離解
された有用繊維は間隙部22を通過し第2の室5B内に導か
れ、第2の室5B内に導かれた有用繊維を含む製紙原料
は、更に、撹拌部材10’と円筒形状の固定スクリーン3
により精選される。
【0059】即ち、撹拌部材10’による加圧・負圧の交
互作用により、円筒形状の固定スクリーン3の目づまり
を効果的に防止しながら、円筒形状の固定スクリーン3
の間隙部32によって精選される。
【0060】撹拌部材10’により離解された有用繊維は
間隙部32を通過し二次室6内に導かれ、二次室6内に導
かれた有用繊維は、精選出口部43’を介して槽4外へ導
かれる。
【0061】なお、第1の異物出口部44に接続された排
出管(図示せず)の開閉弁(図示せず)を適宜開くこと
により、第1の室5A内の異物を除去することができる。
【0062】また、第2の異物出口部45に接続された排
出管(図示せず)の開閉弁(図示せず)を適宜開くこと
により、第2の室5B内の異物を除去することができる。
【0063】なお、図8乃至図17記載の製紙用スクリー
ン装置1においても、前述の実施例(図1乃至図7)と
同様に、円筒形状の回転スクリーン2の間隙部22の断面
形状は、図10に示すように、製紙原料流入側と製紙原料
流出側と同じ大きさであるが、図6及び図7に示すよう
に、円筒形状の回転スクリーン2の間隙部22’の断面形
状を製紙原料流入側を製紙原料流出側より大きく形成し
ても良いし、また、円筒形状の回転スクリーン2の外側
面は凸部を形成することなく滑らかであるが、図7に示
すように、円筒形状の回転スクリーン2の外側面に設け
た凸部26により、円筒形状の回転スクリーン2の外側面
に沿って流れる製紙原料を受け止めて、製紙原料の流れ
を形成し、円筒形状の回転スクリーン2の外側面に設け
た凸部26により、円筒形状の回転スクリーン2の外側面
に沿って流れる製紙原料を受け止めて、槽4の内壁に設
けられた凸部11により該製紙原料を回転スクリーン2の
間隙部22へ導いて効率良く精選するようにしても良い。
【0064】また、円筒形状の回転スクリーン2の間隙
部22の断面形状が図10に示す製紙原料流入側と製紙原料
流出側と同じ大きさのものにも、図7に示す円筒形状の
回転スクリーン2の外側面に設けた凸部26を同様に適用
しても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、円筒形状
の回転スクリーンの製紙原料流入側において、円筒形状
の回転スクリーンと、該円筒形状の回転スクリーンに対
向するように槽の内壁に設けられた凸部による加圧・負
圧の交互作用により、円筒形状の回転スクリーンの目づ
まりを効果的に防止しながら有用繊維と異物を分離する
ことができ、しかも、回転スクリーンは抵抗の少ない円
筒形状であるため、動力の軽減化をも図ることができ
る。
【0066】また、請求項2又は請求項3記載の発明に
よれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、円
筒形状の回転スクリーンの底面を槽の内壁に近接して設
け、該底面に製紙原料の第1の室から第2の室への侵入
を阻止する向きに傾斜した突起(請求項3においては、
製紙原料侵入阻止手段)を設けたから、円筒形状の回転
スクリーンの回転に伴って必然的に生じる円筒形状の回
転スクリーンの底面と該底面に対向する槽の内壁との間
の隙間を介して流れる精選されない製紙原料の流れを阻
止することができ、精選効率の良好な製紙用スクリーン
装置の運転方法を得ることができる。
【0067】また、請求項4記載の発明によれば、円筒
形状の回転スクリーンの製紙原料流入側において、円筒
形状の回転スクリーンと、該円筒形状の回転スクリーン
に対向するように槽の内壁に設けられた凸部による加圧
・負圧の交互作用により、円筒形状の回転スクリーンの
目づまりを効果的に防止しながら有用繊維と異物を分離
することができ、しかも、回転スクリーンは抵抗の少な
い円筒形状であるため、動力の軽減化をも図ることがで
きる。
【0068】また、請求項5記載の発明によれば、槽と
前記円筒形状の回転スクリーンの間の下方側へ下降して
くる製紙原料を上方側へ移動させて阻止する製紙原料侵
入阻止手段により、固定スクリーンに導入される製紙原
料を円筒形状の回転スクリーンを通過させるように制御
して、円筒形状の回転スクリーンの回転に伴って必然的
に生じる円筒形状の回転スクリーンの底面と該底面に対
向する槽の内壁との間の隙間を介して流れる精選されな
い製紙原料の流れを阻止することができ、精選効率の良
好な製紙用スクリーン装置の運転方法を得ることができ
る。
【0069】また、請求項6記載の発明によれば、前述
した請求項1又は請求項4記載の発明の効果に加え、円
筒形状の回転スクリーンに対向するように槽の内壁に設
けられた凸部を階段状に複数設けたから、抵抗を少なく
して円筒形状の回転スクリーンの目づまりを効果的に防
止することができ、また、円筒形状の回転スクリーンの
間隙部を円筒形状の固定スクリーンの間隙部より大に設
定したから、大きい異物を外側に位置する円筒形状の回
転スクリーンで、小さい異物を内側に位置する円筒形状
の固定スクリーンで除去することができる。
【0070】また、請求項7記載の発明によれば、前述
した請求項1又は請求項4記載の発明の効果に加え、円
筒形状の回転スクリーンの外側面に設けた凸部により、
円筒形状の回転スクリーンの外側面に沿って流れる製紙
原料を受け止めて、槽の内壁に設けられた凸部により該
製紙原料を回転スクリーンの間隙部へ導いて効率良く精
選することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の製紙用スクリーン
装置の概略的正面断面図である。
【図2】図2は、図1の円筒形状の回転スクリーンを取
り出し、裏面側から見た円筒形状の回転スクリーンの概
略的底面図で、矢印は円筒形状の回転スクリーンの回転
方向を示している。
【図3】図3は、図1のX−X線による概略的断面図
で、矢印は円筒形状の回転スクリーンの回転方向を示し
ている。
【図4】図4は、図1記載から円筒形状の回転スクリー
ン及び円筒形状の固定スクリーンを除去して示す概略的
一部拡大正面断面図である。
【図5】図5は、図4を矢印Yから見た概略的図であ
る。
【図6】図6は、図3の他の実施例を示す概略的一部断
面図で、矢印は円筒形状の回転スクリーンの回転方向を
示している。
【図7】図7は、図6の他の実施例を示す概略的一部断
面図で、矢印は円筒形状の回転スクリーンの回転方向を
示している。
【図8】図8は、本発明の他の実施例の製紙用スクリー
ン装置の一部を破断して示す概略的説明図である。
【図9】図9は、図8の製紙用スクリーン装置の概略的
正面断面図である。
【図10】図10は、図9のA−A線による概略的断面
図である。
【図11】図11は、図8の製紙用スクリーン装置の槽
の概略的一部断面図である。
【図12】図12は、図11の矢印B方向から見た概略
的図である。
【図13】図13は、図12のC−C線による概略的断
面図である。
【図14】図11は、図8の製紙用スクリーン装置の円
筒形状の回転スクリーンの概略的断面図である。
【図15】図15は、図14の矢印D方向から見た概略
的図である。
【図16】図16は、図15のF−F線による概略的断
面図である。
【図17】図17は、図14の矢印E方向から見た概略
的図である。
【符号の説明】
1 製紙用スクリーン装置 2 円筒形状の回転スクリーン 3 円筒形状の固定スクリーン 4 槽 5 一次室 6 二次室 11 凸部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製紙原料の入口部、第1の精選出口部、第
    2の精選出口部、第1の異物出口部、第2の異物出口部
    を有し、該製紙原料を貯留する槽と、 この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次室と二次
    室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、 この円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設け
    られ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し
    外側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第
    2の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、 この円筒形状の回転スクリーンの天井面から垂下して前
    記円筒形状の固定スクリーンの外側に対向して設けられ
    た撹拌部材と、 前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように前記槽
    の内壁に設けられた凸部とを備え、 前記入口部及び前記第1の異物出口部を前記第1の室
    に、前記第1の精選出口部及び前記第2の異物出口部を
    前記第2の室に、前記第2の精選出口部を前記二次室に
    臨ませたことを特徴とする製紙用スクリーン装置。
  2. 【請求項2】円筒形状の回転スクリーンの底面を槽の内
    壁に近接して設け、該底面に前記製紙原料の前記第1の
    室から前記第2の室への侵入を阻止する向きに傾斜した
    突起を設けた請求項1記載の製紙用スクリーン装置。
  3. 【請求項3】製紙原料の入口部、第1の精選出口部、第
    2の精選出口部、第1の異物出口部、第2の異物出口部
    を有し、該製紙原料を貯留する槽と、 この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次室と二次
    室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、 この円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設け
    られ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し
    外側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第
    2の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、 この円筒形状の回転スクリーンの天井面から垂下して前
    記円筒形状の固定スクリーンの外側に対向して設けられ
    た撹拌部材と、 前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように前記槽
    の内壁に設けられた凸部とを備え、 前記入口部及び前記第1の異物出口部を前記第1の室
    に、前記第1の精選出口部及び前記第2の異物出口部を
    前記第2の室に、前記第2の精選出口部を前記二次室に
    臨ませ、 前記第1の室から前記円筒形状の回転スクリーンの間隙
    部を介さないで前記第2の室へ侵入する前記製紙原料を
    阻止する製紙原料侵入阻止手段により、前記円筒形状の
    回転スクリーンに導入される前記製紙原料を前記円筒形
    状の回転スクリーンの間隙部を介して前記円筒形状の固
    定スクリーンに導くように制御したことを特徴とする製
    紙用スクリーン装置の運転方法。
  4. 【請求項4】製紙原料の入口部、精選出口部、第1の異
    物出口部、第2の異物出口部を有し、該製紙原料を貯留
    する槽と、 この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次室と二次
    室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、 この円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設け
    られ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し
    外側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第
    2の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、 この円筒形状の回転スクリーンの内側面に設けられ、前
    記円筒形状の固定スクリーンに対向して設けられた撹拌
    部材と、 前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように前記槽
    の内壁に設けられた凸部とを備え、 前記入口部及び前記第1の異物出口部を前記第1の室
    に、前記第2の異物出口部を前記第2の室に、前記精選
    出口部を前記二次室に臨ませたことを特徴とする製紙用
    スクリーン装置。
  5. 【請求項5】製紙原料の入口部、精選出口部、第1の異
    物出口部、第2の異物出口部を有し、該製紙原料を貯留
    する槽と、 この槽内に固定して設けられ、前記槽内を一次室と二次
    室に区画する円筒形状の固定スクリーンと、 この円筒形状の固定スクリーンの外側に回転自在に設け
    られ、天井面を閉塞し該天井面に対向する底面を開放し
    外側面に間隙部を有して、前記一次室内を第1の室と第
    2の室に区画する円筒形状の回転スクリーンと、 この円筒形状の回転スクリーンの内側面に設けられ、前
    記円筒形状の固定スクリーンに対向して設けられた撹拌
    部材と、 前記円筒形状の回転スクリーンに対向するように前記槽
    の内壁に設けられた凸部とを備え、 前記入口部及び前記第1の異物出口部を前記第1の室
    に、前記第2の異物出口部を前記第2の室に、前記精選
    出口部を前記二次室に臨ませ、 前記第1の室から前記円筒形状の回転スクリーンの間隙
    部を介さないで前記第2の室へ侵入する前記製紙原料を
    阻止する製紙原料侵入阻止手段により、前記円筒形状の
    回転スクリーンに導入される前記製紙原料を前記円筒形
    状の回転スクリーンの間隙部を介して前記円筒形状の固
    定スクリーンに導くように制御したことを特徴とする製
    紙用スクリーン装置の運転方法。
  6. 【請求項6】凸部を階段状に複数設け、円筒形状の回転
    スクリーンの間隙部を円筒形状の固定スクリーンの間隙
    部より大に設定した請求項1又は請求項4記載の製紙用
    スクリーン装置。
  7. 【請求項7】円筒形状の回転スクリーンの外側面に凸部
    を設けた請求項1又は請求項4記載の製紙用スクリーン
    装置。
JP06570196A 1995-10-09 1996-03-22 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法 Expired - Fee Related JP3158042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06570196A JP3158042B2 (ja) 1995-10-09 1996-03-22 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-260599 1995-10-09
JP26059995 1995-10-09
JP06570196A JP3158042B2 (ja) 1995-10-09 1996-03-22 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09170188A JPH09170188A (ja) 1997-06-30
JP3158042B2 true JP3158042B2 (ja) 2001-04-23

Family

ID=26406840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06570196A Expired - Fee Related JP3158042B2 (ja) 1995-10-09 1996-03-22 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3158042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009151101A1 (ja) * 2008-06-11 2009-12-17 株式会社クラレ フィルターエレメント、フィルターモジュールおよびろ過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09170188A (ja) 1997-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3898157A (en) Two stage pressure pulp screen device with stationary cylindrical screen
EP0795641B1 (en) Papermaking screen
CA1128012A (en) Fibrous stock screen
FI107992B (fi) Pesu- ja puhdistuskone tavaroiden, esim. ammattikeittiön ruuanvalmistusastioiden, käsittelemiseksi nesteillä ja rakeilla
SU1181556A3 (ru) Устройство дл непрерывного экстрагировани жидкости из текущих суспензий
JPH07106310B2 (ja) 媒体分散機
JP3158042B2 (ja) 製紙用スクリーン装置及び製紙用スクリーン装置の運転方法
JPS5930835B2 (ja) 紙原料水のスクリ−ニング装置
US5078859A (en) Stock screening apparatus
US5051168A (en) Device for screening and treating pulp
AU610976B2 (en) Apparatus for controlling solid particle flow in an evaporator
JP2000008287A (ja) スクリーン装置
US4844789A (en) Pressure vessel with rotating disk
JP4015527B2 (ja) スクリ−ン装置
EP1882773A1 (en) Screen apparatus
JP2000317212A (ja) 気液分離装置
US20060180506A1 (en) Screen apparatus
JP2006089884A (ja) スクリーン装置
JPH09170187A (ja) 製紙用スクリーン装置
JPS6250180B2 (ja)
US5114536A (en) Method for cleaning fibers
KR102396199B1 (ko) 고효율 해태원초의 이물질 선별장치
JP2001329480A (ja) 製紙用スクリーン装置
JP3140669B2 (ja) 製紙用スクリーン装置
JPH09105092A (ja) 製紙用スクリーン装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees