JP3157808U - 背中も洗える体洗い用スポンジ - Google Patents

Abstract

【課題】タオルやメッシュのように容易に背中洗いができ、また背中以外の体全体を洗う時は、背中洗いのために取り付けた付属物が邪魔にならないコンパクトな形のままで洗うことができるという体洗い用スポンジを提供する。【解決手段】体洗い用スポンジ内部にゴムバンドを取り付け、体洗い用スポンジ両外側にそのゴムバンドの一部を輪状で露出させる。ゴムバンドの輪は、指が容易に掛けられる位の大きさがスポンジの両外側にはみ出るようにする。【選択図】図１

Description

本考案は背中洗いが容易にでき、また背中以外の体全体を洗う時は、背中洗い用の付属品が邪魔にならずに洗えるという体洗いスポンジに関するものである。

従来から体洗い用スポンジは、肌触りと泡立ちが良く、体を洗い安いという長所を持ちながら背中洗いが容易にできないため、体洗い用の媒体としては背中洗いが容易にできるタオルやメッシュが一般的なものとなり得ている。一方、近年においては、体を洗い安いという長所を持つスポンジで背中も洗えるように色々な工夫が試みられている。

例えば、土台の表面をスポンジで構成し、土台の裏に吸盤を設置したものを壁にくっ付けて、それに背中を擦り合わせて背中を洗うというものが提案されている（特許文献１）。

また、孫の手のような緩い曲線の棒の先へスポンジを取り付けて背中を洗うというものが提案されている（特許文献２）。

特開平１１−２９０２３４号公報 実用新案登録３１１４７４５号公報

考案が解決しようという課題

しかしながら、特許文献１記載のスポンジは壁にスポンジを取り付ける手間がいる上に壁に取り付けたスポンジに背中を擦りつけて洗うことは、タオルやメッシュで背中を洗うより困難と思われる。

また、特許文献２記載のスポンジは棒の先にスポンジを取り付ける手間がいり、さらに棒という別の媒体を必要とするため、やはりタオルやメッシュに比べて面倒である。

本考案は、肌触りと泡立ちが良く、体を洗い安いという長所を持つところの媒体であるスポンジで背中も洗え、また背中以外の体全体も心地よく洗えるということを目的としている。

本考案の体洗い用スポンジは、タオルやメッシュと同様に背中も洗え、また背中以外の体全体を洗う時は、スポンジ以外の付属物が邪魔にならず心地よく洗える。

課題を解決するための手段

本考案の体洗い用スポンジは、スポンジの内部にパーツを接着固定し、伸ばした状態で背中洗いができる位の長さのゴムバンドをパーツの両側に取り付ける。取り付ける際にはスポンジの両外側にゴムバンドの輪がはみ出るように設定する。はみ出るゴムバンドの輪の大きさに関しては、輪に指が容易に掛けられる位の大きさに設定する。

考案の効果

本考案の体洗い用スポンジによれば、スポンジ本体の両外側にはみ出たゴムバンドの輪に指を掛けてゴムバンドを伸ばし、背中にスポンジをあてがって背中を洗うことができ、その際にゴムの反動が背中の洗い安さを促進する。またスポンジ本体からはみ出したゴムバンドの輪は、太いゴムの材質的特性上立ったまま僅かしか萎れないため、背中以外の体全体を洗う時はゴムバンドの輪が邪魔にならない。このことにより、タオルやメッシュのような長ものではなくコンパクトな媒体であるスポンジで背中も体全体も自然な流れの中で心地よく洗うことができるのである。

以下、本考案の体洗い用スポンジをその実施の最良の形態について図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。

図１は本考案の実施例を示すものであり、スポンジ１の中心部にプラスティックまたは硬質ゴム等からなるパーツ２を接着固定し、そのパーツ２の両側にゴムバンド３を取り付ける。図２においてスポンジ１がゴムバンド３を挟んでいるが、ゴムバンド３の伸縮を阻害しないように挟んでいる部分のスポンジ１は接着しない。

以下に説明するが、本考案を実施するにあたり、この説明・手順に限定されるものではない。

本考案の体洗い用スポンジの平面図である。 本考案の体洗い用スポンジのスポンジを破断した側面図である。 本考案の体洗い用スポンジのゴムバンドを伸ばしたところの平面図である。

１・・・・・・・スポンジ
２・・・・・・・パーツ
３・・・・・・・ゴムバンド

Claims (1)

1. スポンジの内部にゴムバンドを取り付け、そのゴムバンドの一部をスポンジの両外側に輪状で露出させたことを特徴とする体洗い用スポンジ。

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