JP3157756U - 箱入りケーブルも繰り出し可能な、自動ブレーキ付回転台。 - Google Patents

Abstract

【課題】ケーブル敷設現場で箱からのケーブル取り出し、収納を容易にし、自動ブレーキ構造によりケーブル絡みを解消し、作業の効率化を図ることを可とするケーブル繰り出し装置の回転台を提供する。【解決手段】回転台２に乗せられたケーブルを引き出すと、ケーブルが各スタット３に巻きつき、それによりスタットを直立させ、スタットが直立することで、スタットと一体のブレーキパット４がブレーキディスク５から離れ、ブレーキが解除され回転台がケーブル引き出しに合わせて回転する。さらに、ケーブルの引き出しをやめると、ケーブルの巻きつきが緩みスタットが外側に倒れ、それにより、スタットと一体のブレーキパットがブレーキディスクと接触しブレーキがかかることでケーブル引き出しをやめると、すみやかに回転台の回転を停止することを特徴として、ケーブル繰り出し回転台を構成する。【選択図】図４

Description

本考案は、電線等、ケーブル繰り出しに関する。

ケーブル敷設現場での箱からのケーブルの取り出し、収納の煩わしさともつれ、回転しすぎによるケーブルの飛び出し、絡みがよく視られる。

特開２００２−０６０１４３

本考案は、ケーブル敷設現場で箱からのケーブル取り出し、収納の煩わしさの解消、自動ブレーキ構造により回転台が回りすぎによるケーブル絡みを解消し、作業の効率化を図る。

ブレーキディスク５を有する基台１と、ブレーキパット４一体のスタット３を持つ回転台２により構成され、スタット３はブレーキパット４の自重により回転台外側に自由に傾く事によりブレーキパット４がブレーキディスク５と接触する構造３ａで、ケーブル１６引き出しにより、ケーブル１６がスタット３に巻きつきスタット３は直立し、ブレーキパット４は、基台ブレーキディスク５と離れ回転する。
ケーブル１６引き出し停止によりケーブル１６が緩みスタット３が傾きパット４がディスク５と接触、ブレーキが働き回転は停止する３ａ。

ケーブル取り出し口１５を開口した段ボール箱入り電線１４を取り出し口１５より内側にスタット３を配置した回転台２に設置し、スタット３を箱底より取り出し口１５上部へ突き出すことにより箱入りのままでもケーブル１６の繰り出しを提供する図６。

ケーブル敷設現場での段ボール箱入りケーブル使用時における取出し、収納の煩わしさ、もつれ等の解消、自動ブレーキによりケーブル引き出し停止時の回転しすぎによるケーブル飛び出し、絡みの解消で作業の効率化が図られる。

ブレーキディスクを有する基台とブレーキパット一体のスタットを有する回転台およびケーブルガイドからなり、スタットはケーブル内径調節のため横にスライドし固定されブレーキパットの自重で自由に回転台外側に傾き、ブレーキパットとディスクが接触する。
また、回転台中心近くへスライドすることでブレーキシューから離れ完全に倒れ収納できる。
ケーブルガイドは持ち運びのため収納でき使用時、引き出し立ち上げ固定する。
回転台全体図 平面図 正面図 スタット及びブレーキ部、断面図 スタット及びブレーキ部、正面図 箱入りケーブル回転台使用図

基台１にはブレーキディスク５を配置し、回転台２には外側に向かって自由に傾くスタット３を有し、スタット３には一体のブレーキパット４を持つ。スタット３がパット４の自重で外側に傾いた状態３ａで、パット４はディスク５と接触する。また、横にスライドしケーブル内径と調節できる構造であり、回転軸寄りにスライドした状態３ｂで完全に倒れ収納可能となり、最も回転軸側で、スタット立ち上がり防止台１０により収納時不要な立ち上がりを防ぐ、ケーブルガイド１３は持ち運びのため倒れスライド収納となる。

ブレーキディスク５を配置された基台１上に回転台２があり、回転台２は回転軸１１近くより外側に向かい細長く貫通しており、スライドレール６が設置され、ある程度重さのあるブレーキパット４と一体のスタット３が設置され、ブレーキパット４は回転台２下部に、スタット３は回転台２上部へと突き抜け、レール６内のスライド板７にヒンジ８にて固定され、回転台２外側に向かって自由に倒れるがブレーキディスク５上では１５度ほど傾くとパット４はディスク５と接触する３ａ。スライド板７は自由位置に固定でき回転軸１１近くにてブレーキディスク５上より外れ完全に倒れ収納する、最も回転軸側でスタット立ち上がり防止台１０により収納時の不要な立ち上がりを防止する３ｂ。
ケーブルガイド１３は持ち運びの為内側に倒れ収納し、使用時引き出し立ち上げ固定する。
ケーブル１６引き出しによりケーブルがスタット３に巻きつき、スタット３が直立しブレーキパット４がディスク５と離れ回転する、引き出し停止によりケーブル１６が緩みスタット３が外側に倒れ３ａブレーキパット４がブレーキディスク５と接触し回転が停止する。

作業現場において設置、ケーブル収納が簡単でケーブルもつれもなく作業の効率化が図られる。

１ 基台
２ 回転台
３ スタット
４ ブレーキパット
５ ブレーキディスク
６ スライドレール
７ スライド板
８ ヒンジ
９ スライド板固定ネジ
１０ 収納時スタット立ち上がり防止台
１１ 回転軸
１２ ベアリング
１３ ケーブルガイド
１４ 箱入り電線
１５ ケーブル取り出し口
１６ ケーブル

Claims (2)

1. 基台にブレーキディスクを配置し、そして基台の上に回転台を乗せる。
   回転台にはスタットが組み込まれており、スタットはブレーキパットと一体となっている。
   スタットは回転台を貫通し、また、スタットの位置をケーブル内径に合わせることが可能で、スタットを回転台中心から外側の間でスライドさせ、固定することができる。
   スタットは回転台外側に向かって自由に倒れ、これによりスタットと一体になっているブレーキパットが基台に配置されたブレーキディスクに接触する。この接触によりブレーキがかかり、回転を停止させる構造となっている。
   以上の構造により、回転台に乗せられたケーブルを引き出すと、ケーブルが各スタットに巻きつき、それによりスタットを直立させる。
   スタットが直立することで、スタットと一体のブレーキパットがブレーキディスクから離れ、ブレーキが解除され回転台がケーブル引き出しに合わせて回転する。
   ケーブルの引き出しをやめると、ケーブルの巻きつきが緩みスタットが外側に倒れる。
   それにより、スタットと一体のブレーキパットがブレーキディスクと接触しブレーキがかかる。
   ケーブル引き出しをやめると、すみやかに回転台の回転を停止するケーブル繰り出し回転台。
2. ケーブル取り出し口を開口したダンボール箱入りケーブルを、取り出し口より内側にスタットを配置した回転台に設置し、箱底より取り出し口上部にスタットを突き出すことにより、箱入りのケーブルも繰り出し可能な回転台。

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