JP3157460U - エアータオル装置 - Google Patents

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満彦 南部
満彦 南部
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Abstract

【課題】水で洗った後の濡れた手の水分を速やかに除去して乾燥させると同時に殺菌効果も高められるようにしたエアータオル装置を提供する。【解決手段】キャビネット1内に、電熱ヒータ7を有する送風機3と紫外線殺菌灯8とセンサ9とを備え、キャビネット1の下側には送風機3から送り出される温熱空気を吹き出すための吹出口6が開設され、吹出口6に接近させた手をセンサ9が感知することにより送風機3と紫外線殺菌灯8とが作動し、吹出口6から吹き出される温熱空気と紫外線殺菌灯8から照射される紫外線とが手に当たるようにし、吹出口6における温熱空気の温度を100〜160度の範囲で設定しかつ吹出口6からの温熱空気の吹出速度を35〜65m/sの範囲で設定し、紫外線殺菌灯8から照射される紫外線の波長を200〜280nmの範囲で設定した。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、オフィイスビル、各種食品工場、病院・教育・介護施設などの建物内において、水で洗った手を乾燥させると共に殺菌することもできるエアータオル装置に関するものである。
従来、水で洗った後の濡れた手から水分を除去するに、その簡便さからエアータオル装置が用いられている。該エアータオル装置は、例えば、循環空気を送り出す送風機と、該送風機の先端部に設けられ下方を向く吹出口と、該吹出口の下方に位置する乾燥部所と、該乾燥部所の背面に設けられるエア回収口と、該エア回収口とは別途前記吹出口の垂直下方位置にあり濡れた手から吹き飛ばされた水分のみを回収する水受け部と、を設けて構成される(例えば、特許文献1参照。)。そして、洗った後の濡れた手を前記乾燥部所に差し入れることにより、送風機が作動し吹出口から温熱空気が吹き出されて手のひら部分や手の甲部分に当たり、それら表面から水分が吹き飛ばされて手を乾燥するようにしている。因みに、手から吹き飛ばされた水分は水受け部に吸着され、残った温熱空気がエア回収口へと導かれ前記送風機に送り込まれるようになっている。
このようにエアータオル装置が使用されるのは、その簡便さの外に従来から行なわれているハンカチやタオルを用い水で洗った後の濡れた手から水分を拭き取る場合と比較して極めて衛生的であるという点が挙げられる。
特開2000−139768号公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、前記特許文献1に係るエアータオル装置は、水で洗った後の濡れた手から水分を除去することができるものの、更に、一歩進んで殺菌も行なえるようにすれば、衛生上極めて好ましい。特に、前記手から吹き飛ばされた水分を吸着する水受け部は人体に害を与える雑菌の温床となる危険性がある。
そこで、本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、水で洗った後の濡れた手の水分を速やかに除去して乾燥させると同時に殺菌効果も高められるようにしたエアータオル装置を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため、本考案のエアータオル装置は、キャビネット内に、電熱ヒータを有する送風機と紫外線殺菌灯とセンサとを備え、前記キャビネットの下側には前記送風機から送り出される温熱空気を吹き出すための吹出口が開設され、前記吹出口に接近させた手を前記センサが感知することにより前記送風機と前記紫外線殺菌灯とが作動し、前記吹出口から吹き出される温熱空気と前記紫外線殺菌灯から照射される紫外線とが前記手に当たるようにしたエアータオル装置であって、前記吹出口における前記温熱空気の温度を100〜160度の範囲で設定しかつ前記吹出口からの温熱空気の吹出速度を35〜65m/sの範囲で設定し、前記紫外線殺菌灯から照射される紫外線の波長を200〜280nmの範囲で設定するようにしたことを特徴とする。
本考案に係るエアータオル装置では、前記吹出口における温熱空気の温度が100〜160度の範囲で設定されかつ吹出口からの温熱空気の吹出速度が35〜65m/sの範囲で設定される。このように、水で洗った後の濡れた手に温度が高くかつ吹出速度の速い温熱空気が当たることになるので、手の水分は瞬時に吹き飛ばされ蒸発も早く、手の乾燥時間が早くなって便利であるという効果が有る。また、前記紫外線殺菌灯から照射される紫外線は、その波長が200〜280nmの範囲で設定され、すなわち短波紫外線が使用されることから強い殺菌効果が得られ、例えばノロウイルス、黄色ブドウ球菌、大腸菌O−157、サルモネラ菌といった人体に害を与える雑菌を完全に殺すことができ、これら雑菌によって発症する病気の予防にも寄与することができるという効果が有る。
本考案に係るエアータオル装置の外観斜視図。 同縦断側面図。
以下、本考案に係るエアータオル装置を実施するための最良の形態を図面に従って説明する。図1は本考案に係るエアータオル装置の外観斜視図、図2は同縦断側面図である。該エアータオル装置は、金属製のキャビネット1内に、モータ2により作動する送風機3が配置されている。該送風機3は吹出筒4が下向きに設けられており、その下端開口5がキャビネット1の下側であって該キャビネット1を正面から見たとき手前側に位置して開設された吹出口6と対向位置している。該吹出筒4内には、開口5側に寄せて電熱ヒータ7が設けられている。また、キャビネット1内の下辺部に紫外線殺菌灯8が配置され、その下方から斜め前側へ向かって照射されるようになっている。9は吹出口6付近に設けられ、該吹出口6に手を接近させたときその手を感知するようにしたセンサとしての光学式電子センサである。
前記キャビネット1の一側上部に、電源スイッチ10が設けられる。また、その下方に、前記吹出口6から吹き出される温熱空気の温度を調節するための温度調節摘子11が設けられている。
前記キャビネット1の外形寸法は、例えば、縦280mm、横314mm、奥行き136mmである。前記吹出口6から吹き出される温熱空気の温度は、100〜160度の範囲で調節して設定できるようになっており、通常は135度に設定される。また、吹出口6から吹き出される温熱空気の風速は、35〜65m/sの範囲で設定できるようになっており、通常は50m/sに設定される。更に、前記紫外線殺菌灯8から照射される紫外線の波長は、200〜280nm(ナノメーター)の範囲、すなわち短波紫外線の範囲で設定できるようになっている。この短波紫外線は強い殺菌力を有し、特に波長253.7nmの紫外線が最も強い殺菌効果を得られることから、通常は紫外線の波長を253.7nmに設定する。
前記モータとしては例えば高圧ブラシレスモータが使用され、7200rpmの回転数が得られるようにしている。また、紫外線殺菌灯8としては、例えば6Wの殺菌灯が使用されている。
本考案に係るエアータオル装置は上記構成からなり、例えば、オフィイスビル、各種食品工場、病院・教育・介護施設などの建物内であって、人が生活または働く場所であれば、ほとんど全ての場所で使用することができる。そして、該エアータオル装置は吹出口6を下側に向けた状態で壁の所定高さ位置に装着される。
電源スイッチ10をON動作させることによりエアータオル装置が使用できる状態となり、人が水で洗った後の濡れた手をエアータオル装置の吹出口6に接近させると、その手を光学式電子センサ9が感知する。そして、電熱ヒータ7が所定の温度に加熱されると共にモータ2が駆動して送風機3が作動し、吹出口6から135度の温熱空気が50m/sの吹出速度で吹き出され手に当たる。これにより、濡れた手が短時間で乾燥すると同時に紫外線殺菌灯8から短波紫外線を受けることになるので、その殺菌力により手に付着している雑菌がすべて死滅することになる。本考案のエアータオル装置では、濡れた手が9〜13秒といった驚異的な時間で乾燥する。
本考案に係るエアータオル装置によれば、吹出口6における温熱空気の温度が100〜160度の範囲で設定されかつ吹出口6からの温熱空気の吹出速度が35〜65m/sの範囲で設定されている。このように、水で洗った後の濡れた手に温度が高くかつ吹出速度の速い温熱空気が当たることになるので、手の水分は瞬時に吹き飛ばされ蒸発も早く、手の乾燥時間が早くなって便利である。また、紫外線殺菌灯8から照射される紫外線は、その波長が200〜280nmの範囲、すなわち、短波紫外線が使用されることから、強い殺菌効果が得られ、例えばノロウイルス、黄色ブドウ球菌、大腸菌O−157、サルモネラ菌といった人体に害を与える雑菌を完全に殺すことができ、これら雑菌によって発症する病気の予防にも寄与することができる。
1 キャビネット
2 モータ
3 送風機
4 吹出筒
5 下端開口
6 吹出口
7 電熱ヒータ
8 紫外線殺菌灯
9 センサ(光学式電子センサ)
10 電源スイッチ
11 温度調節摘み

Claims (1)

  1. キャビネット内に、電熱ヒータを有する送風機と紫外線殺菌灯とセンサとを備え、前記キャビネットの下側には前記送風機から送り出される温熱空気を吹き出すための吹出口が開設され、前記吹出口に接近させた手を前記センサが感知することにより前記送風機と前記紫外線殺菌灯とが作動し、前記吹出口から吹き出される温熱空気と前記紫外線殺菌灯から照射される紫外線とが前記手に当たるようにしたエアータオル装置であって、
    前記吹出口における前記温熱空気の温度を100〜160度の範囲で設定しかつ前記吹出口からの温熱空気の吹出速度を35〜65m/sの範囲で設定し、前記紫外線殺菌灯から照射される紫外線の波長を200〜280nmの範囲で設定するようにしたことを特徴とするエアータオル装置。
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