JP3156968U

JP3156968U - 封筒

Info

Publication number: JP3156968U
Application number: JP2009008238U
Authority: JP
Inventors: 宏和楠
Original assignee: 株式会社楠紙工社
Priority date: 2009-10-27
Filing date: 2009-10-27
Publication date: 2010-01-28
Anticipated expiration: 2019-10-27

Abstract

【課題】一般封筒の基本形態を持ち、その表面に表示機能を持って意匠性に優れる封筒とされる実用性に優れる封筒を提供する。【解決手段】封筒はＡ４判紙収納用の大きさを有し、市販される無模様の封筒の前面４の上側と下側とに沿って、セロハン等の透明樹脂フィルム２よりなる保持部３を備える。保持部３は透明樹脂フィルム２の点線で示す部分を接着剤で貼り付け、その向かい合う側それぞれが開放縁５とする。又、上記保持部３に表示用シート６を保持させ、この表示用シート６としては、企業名やその住所等よりなる企業情報８、さらには、製品情報９等が表示されたものを使用し、その上縁１０と下縁１１とが開放縁５から差し入れられることで、表示用シート６を封筒１の前面４に配置保持させて該封筒を構成する。【選択図】図２

Description

この考案は、Ａ４判紙収納用封筒等の改良に関する。

企業展示会では、各ブースにおいてＡ４判紙収納用の封筒内に製品カタログ冊子等を納めて来場者に提供する。その際使用する封筒は表面印刷がなされた企業専用のものが使用されるが、小規模企業は専用の封筒を製作していない場合が多く、その際には表面が無模様の一般に使用される封筒が用いられる。また、企業展示会の受付においても、展示企業のカタログ冊子等を封筒に納めて来場者に提供する。この場合にも費用面が考慮されて展示会専用の封筒が用いられることなく、表面が無模様の一般に使用される封筒が用いられることがある。

そのような一般の封筒は意匠性に乏しく見栄えが悪いとともに、受け取った者はその内容物が外部より判明しにくいので、持ち帰った場合にそのままどこかに置き忘れたり、また、資料整理する場合にも一々その内容物を取り出し確認する必要があった。

この考案は、一般封筒の基本形態を持ち、その表面に表示機能を持って意匠性に優れる封筒とされる実用性に優れる封筒を提供することを目的とする。

この考案では、表示用シートの周縁を納めることでその表示用シートを封筒前面に配置保持する保持部を一体に備える封筒を提供する。

上記構成の封筒は、保持部により表示用シートを保持させることで、前面が表示用シートにおける表示内容を呈する。封筒の形態は適宜であってよく、表示用シートを適宜選択して用いることで、封筒の前面には封筒の使用に対応した所望の表示がなされる。

とくに、保持部が透明樹脂フィルムにより形成されることで、表示用シートの表示内容の全体が隠れることなく表示される。さらに、封筒がＡ４判紙収納用封筒とされ保持部が封筒前面の周縁に設けられて表示用シートとしてＡ４判のものを配置保持する構成とされることで、企業展示会や社内等の回覧用として好適に用いられる封筒が得られる。

この考案によれば、一般封筒の基本形態を持ち、表示用シートが用いられることでその表面に表示機能を持って意匠性に優れる封筒とされる実用性に優れる封筒が得られる。とくに、封筒の使用に対応した所望の表示が前面に行えて、企業展示会や回覧用として好適に用いられる封筒が得られる。

この考案の封筒の実施形態の外観斜視図この考案の封筒の実施形態の使用状態斜視図この考案の封筒の実施形態の異なる使用状態斜視図この考案の封筒の異なる実施形態の外観斜視図この考案の封筒のさらに異なる実施形態の外観斜視図この考案の封筒のさらに異なる実施形態の外観斜視図

図１はこの考案の封筒の実施形態の外観斜視図である。封筒１はＡ４判紙収納用の大きさを有し、市販される無模様の封筒の前面４の上側と下側とに沿って、セロハン等の透明樹脂フィルム２、２よりなる保持部３、３が備えられている。保持部３、３は透明樹脂フィルム２、２の点線で示す部分が接着剤で貼り付けられることで取り付けられ、その向かい合う側それぞれが開放縁５、５とされている。

図２は上記保持部３、３に表示用シート６を保持させた状態を示す。この表示用シート６としては、企業名やその住所等よりなる企業情報８、さらには、製品情報９等が表示されたものが使用され、その上縁１０と下縁１１とが開放縁５、５から差し入れられることで、表示用シート６は封筒１の前面４に配置保持されている。この状態において、保持部３、３それぞれが透明樹脂フィルム２、２よりなるので、表示用シート５の表示情報の全体が保持部３、３に隠されることなく表示される。

このように封筒１の前面に表示用シート６が取り付けられることで、封筒１表面は企業情報８、製品情報９等の表示を持つものとなる。したがってこの封筒１は企業専用の封筒１に代えて使用することができるとともに、製品の宣伝効果も奏するもので、内部にカタログ冊子等を収納して用いることで企業展示会等において好適に用いられる。

図３は上記保持部３、３に名簿形態の表示用シート６を保持させた状態を示し、この封筒１は内部に回覧用書類を納めて社内等の回覧に用いる。

図４はこの考案の封筒１の異なる実施形態の外観斜視図である。この実施形態の封筒１では、その前面４の下側とそれより少し上側とに上記実施形態のものと同様の保持部３、３が備えられている。表示用シート６としては、企業名やその住所等よりなる企業情報８が表示されたものが使用される。

図５はこの考案の封筒のさらに異なる実施形態の外観斜視図である。この封筒１ではその前面４の両側に沿って、セロハン等の透明樹脂フィルム２、２よりなる保持部３、３が備えられている。封筒１は、保持部３、３のそれぞれが表示用シート６の両側部を保持するように使用されることで図１に示す実施形態のものと同様に用いられる。

図６はこの考案の封筒のさらに異なる実施形態の外観斜視図である。この封筒１ではその前面４の４隅位置にセロハン等の透明樹脂フィルム２、２、２、２よりなる保持部３、３、３、３が備えられている。封筒１は、保持部３、３、３、３のそれぞれが表示用シート６の４隅部を保持するように使用されることで図１、図５に示す実施形態のものと同様に用いられる。

１封筒
２透明樹脂フィルム
３保持部
４前面
６表示用シート

Claims

表示用シートの周縁を納めることでその表示用シートを封筒前面に配置保持する保持部を一体に備える封筒。
前記保持部が透明樹脂フィルムにより形成される請求項１記載の封筒。
Ａ４判紙収納用封筒であるとともに、前記保持部が前記封筒前面の周縁に設けられ、前記表示用シートとしてＡ４判のものを配置保持する請求項２記載の封筒。