JP3156931U - 吸着盤留め携帯機器の拡大レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者や弱視者でも目が疲れることが無く、携帯機器の拡大された表示部を見ながら手を入れて容易にボタン操作をすることのできる拡大レンズであって、膝の上で、あるいはベッドに仰向けに寝た状態ででも携帯機器を手に持って自由に操作ができ、軽くて、かつ、小さく折り畳んで収容しやすい拡大レンズを提供する。【解決手段】拡大レンズはシートレンズ1を用い、シートレンズ1を携帯機器の液晶表示面または操作面を含む面(内側)との間に数センチメートルの空間を設けて水平に保持するために、連結棒2を曲げて吸着盤3と連結し、吸着盤の吸着面をシートレンズに対向させ、携帯機器の外側に吸着させて固定する。またシートレンズ1にスライドレール11を設けて継ぎ手で接続し、携帯機器の寸法、形状に合わせてシートレンズ1の位置が調整できるようにする。【選択図】図2
Description
本考案は携帯機器の液晶画面を見やすくし、操作をし易くするための安価で製作容易な拡大レンズに関するものである。
さらに詳しくは、シートレンズを吸着盤で携帯機器の外側から連結棒を曲げて接続し、シートレンズを携帯機器との間に空間を設けて保持することにより、携帯機器の拡大された表示部を見ながら手に持って自由に操作をすることのできる拡大レンズに関するものである。
液晶画面を有する各種の携帯機器が開発されているが、小型化と同時に各種機能が付加され高性能化が進んでいる。それに伴って液晶画面の表示情報が増して、文字が小さく表示が見難くなり、機器の操作も複雑になってきている。そこで携帯電話、携帯ゲーム機、携帯辞書、携帯小型パソコンなどの液晶画面や操作面を拡大表示するための各種の拡大鏡が考案、発明されている。
しかし拡大レンズを携帯機器へ取り付けるのにスペースが狭くて困難であったり、保持具を携帯機器に挟持させると携帯機器を壊すおそれがあったり、また粘着剤で取り付けると着脱が不便なものであった。(たとえば特許文献1)
他の方法では、拡大レンズを取り付けるための特殊な装置の構造が複雑で、折り畳んで収納することが出来ず、また携帯機器の寸法によっては取り付け位置を調整するのが困難であるばかりでなく、取り付け装置が邪魔になり両手を入れて携帯機器を操作しにくいものであった。(たとえば特許文献2)
更にまた他の拡大レンズを保持する方法として締め付けネジ、マジックファスナー、万力状に狭着、弾性素材のフレームなども考案されているが、いずれも装置が特殊で携帯性に不便で、ベッドで仰向けに寝た状態では携帯機器の操作ができるものではなかった。(たとえば特許文献3)
高齢者や弱視者でも目が疲れることが無く、携帯機器の拡大された液晶表示部を見ながら手を入れて容易に操作をすることのできる拡大レンズであって、ソファーに掛けて膝の上で、あるいはベッドに仰向けに寝た状態ででも携帯機器を手に持ってボタンやタッチパネルを自由に操作のできる軽い拡大レンズを提供しようとすることである。更には携帯機器の多様な形状、寸法に対応でき、不用な時には簡単に取り外して小さく折り畳んで収容しやすいものを提供することである。
拡大レンズはシートレンズを用い、シートレンズを携帯機器の液晶表示面または操作面を含む面(内側)との間に数センチメートルの空間を設けて水平に保持するために、連結棒を曲げて吸着盤と連結し、吸着盤の吸着面をシートレンズに対向させ、携帯機器の外側に吸着させて固定する。またシートレンズにスライドレールを設けて継ぎ手で接続し、携帯機器の寸法、形状に合わせてシートレンズの位置が調整できるようにする。
シートレンズとしてはアクリル、スチレン、塩化ビニルなどのプラスチックで成型された厚さ0.5〜2.5mm、拡大倍率1.8〜3倍のフレネルレンズを用いる。
連結棒は屈曲が自由で自立性のある金属やプラスチックが使用できる。金属の場合は軽くて折り曲げて形状維持のできるアルミニウムや形状記憶合金を用いるのがよい。しかしプラスチックの方がシートレンズの位置を維持しやすく、軽量で製作が容易なので好ましい。なおポリスチレンやABSなどの硬質のプラスチック棒を使用して自在継手で接続するのがより好ましい。
吸着盤は各種形状のものを用いることができ、大きさは直径2〜4cmのものを使用する。手で押しつけるだけのタイプや真空にするタイプのものがあるが、エラストマー製の吸着盤を吸盤カバーからネジやレバーで引き上げることにより吸着盤の内面を真空にすることのできるものが好ましい。
携帯機器の躯体は樹脂で成型されており、殆どの場合は成型品の外側には平滑面を有しており吸着盤を強固に吸着固定することができるが、もし成型品に平滑面や吸着させる場所のない場合には平滑面を有する補助板を両面テープなどで貼り付けて吸着させることができる。
連結棒は携帯電話などの小さな機器の場合は1本でも良いが、携帯ゲーム機、携帯辞書、携帯小型パソコンなどの大きな機器の場合は2本にした方がシートレンズを水平に保持しやすいので好ましい。
シートレンズと連結棒との接続は位置が自由に調整できるようにクリップ留めでも良いが、シートレンズが傾かないようにシートレンズの端に溝を設けてスライドベースとし、継ぎ手を嵌合させてスライドすることにより位置調整できるようにするのが好ましい。
嵌合溝の大きさは深さ約1mm、巾約2mmとするのがよい。
嵌合溝の大きさは深さ約1mm、巾約2mmとするのがよい。
この考案による携帯機器の拡大レンズを用いると高齢者や弱視者や又はベッドで養生中の者でも携帯機器の操作を長時間にわたって疲れることなくすることができる。またシートレンズの固定は吸着盤で携帯機器の外側からするので携帯機器の液晶表示画面を隠すことなく、手を入れてタッチペンやボタンを操作するのにも邪魔にならない。さらにシートレンズと吸着盤とを屈曲させた連結棒で接続しているので多様な寸法、形状の携帯機器にも対応でき、不用な時には簡単に取り外して小さく折り畳んで収容できるものである。
シートレンズとしてはアクリル樹脂製フレネルレンズの長方形のものを用い、その長尺方向の端に溝を設けて連結棒の継ぎ手を嵌合させてスライドできるように接続する。連結棒はポリスチレン樹脂製で2カ所以上の自在継手を持った自在棒とする。吸着盤はレバーで引き上げて真空にするタイプのものを用いる。吸着盤と連結棒との接続は吸着盤の取り付け部に穴を設け自在棒を通すことにより携帯機器に合わせて位置が調整できるようにする。
実施例1
図1に示すような形状のものを携帯電話に用いた。シートレンズ1としては塩化ビニル樹脂製の厚さ約1mm、縦15cm、横7cm、拡大倍率2倍のものを用いた。継ぎ手4はクリップとし連結棒2と接続した。連結棒は直径約3mmのアルミニウムの棒で継ぎ手と吸着盤3とを連結した。吸着盤は軟質塩化ビニル製で直径37mmありABS樹脂製吸盤カバー31に内接しており、レバー32を引き上げることにより真空吸着するものを用いた。この吸着盤をアルミニウムの棒を曲げて携帯電話の外側にカメラレンズを避けて吸着し、シートレンズを液晶の表示面から約4cmの位置に水平に保持し、クリップの位置を調整し固定した。こうして拡大された液晶表示面を見ながら目の疲れを感じることなくメールを打つことができた。
図1に示すような形状のものを携帯電話に用いた。シートレンズ1としては塩化ビニル樹脂製の厚さ約1mm、縦15cm、横7cm、拡大倍率2倍のものを用いた。継ぎ手4はクリップとし連結棒2と接続した。連結棒は直径約3mmのアルミニウムの棒で継ぎ手と吸着盤3とを連結した。吸着盤は軟質塩化ビニル製で直径37mmありABS樹脂製吸盤カバー31に内接しており、レバー32を引き上げることにより真空吸着するものを用いた。この吸着盤をアルミニウムの棒を曲げて携帯電話の外側にカメラレンズを避けて吸着し、シートレンズを液晶の表示面から約4cmの位置に水平に保持し、クリップの位置を調整し固定した。こうして拡大された液晶表示面を見ながら目の疲れを感じることなくメールを打つことができた。
実施例2
図2に示すような形状のものをニンテンドーDSゲーム機に用いた。シートレンズ1としてはアクリル樹脂製の厚さ約2mm、縦17cm、横12cm、拡大倍率2倍ものを用いた。連結棒2としては自在に角度が調整できるものを用いた。自在棒21、22は太さ5mm、長さ50mmのポリスチレン樹脂成形品の円柱で、自在継ぎ手23、24は直径5mmのポリスチレン樹脂成形品の球体がポリエチレンケースの中で自在に回転して開口部から90度の角度にまで曲げることの出来るものである。これを2本繋げて自在棒としシートレンズの縦方向に設けられたスライドレール11に継ぎ手4で接続した。自在棒のもう一方の端は軟質塩化ビニル樹脂で作られた直径35mmの吸着盤3の穴25に通して接続した。こうしてシートレンズをゲーム機の液晶画面の上方5cmの位置に水平に保持して麻雀ゲームをするのに用いたところ、画面が約1.5倍に拡大されてマージャンパイが見やすくなり、シートレンズの下に手を入れても操作の邪魔にならなかった。さらにソファーに寝そべって楽な姿勢で楽しむこともベッドに仰向けに寝た姿勢でも楽しむことが出来た。
図2に示すような形状のものをニンテンドーDSゲーム機に用いた。シートレンズ1としてはアクリル樹脂製の厚さ約2mm、縦17cm、横12cm、拡大倍率2倍ものを用いた。連結棒2としては自在に角度が調整できるものを用いた。自在棒21、22は太さ5mm、長さ50mmのポリスチレン樹脂成形品の円柱で、自在継ぎ手23、24は直径5mmのポリスチレン樹脂成形品の球体がポリエチレンケースの中で自在に回転して開口部から90度の角度にまで曲げることの出来るものである。これを2本繋げて自在棒としシートレンズの縦方向に設けられたスライドレール11に継ぎ手4で接続した。自在棒のもう一方の端は軟質塩化ビニル樹脂で作られた直径35mmの吸着盤3の穴25に通して接続した。こうしてシートレンズをゲーム機の液晶画面の上方5cmの位置に水平に保持して麻雀ゲームをするのに用いたところ、画面が約1.5倍に拡大されてマージャンパイが見やすくなり、シートレンズの下に手を入れても操作の邪魔にならなかった。さらにソファーに寝そべって楽な姿勢で楽しむこともベッドに仰向けに寝た姿勢でも楽しむことが出来た。
1 シートレンズ
11 スライドレール
2 連結棒
21 自在棒a
22 自在棒b
23 自在継ぎ手a
24 自在継ぎ手b
25 自在継ぎ手c
3 吸着盤
31 吸盤カバー
32 レバー
4 継ぎ手
11 スライドレール
2 連結棒
21 自在棒a
22 自在棒b
23 自在継ぎ手a
24 自在継ぎ手b
25 自在継ぎ手c
3 吸着盤
31 吸盤カバー
32 レバー
4 継ぎ手
Claims (3)
- シートレンズと吸着盤の吸着面とが対向するように連結棒で接続し、携帯機器の外側に吸着盤を吸着させ、シートレンズと携帯機器との間に水平空間を設けて保持することを特徴とする携帯機器の拡大表示具。
- 連結棒が2本で、それぞれが吸着盤と接続されたことを特徴とする請求項1記載の携帯機器の拡大表示具。
- シートレンズにスライドレールを設けて連結棒を嵌合させて接続することを特徴とする請求項1および2記載の携帯機器の拡大表示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006724U JP3156931U (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 吸着盤留め携帯機器の拡大レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006724U JP3156931U (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 吸着盤留め携帯機器の拡大レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3156931U true JP3156931U (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=54860663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009006724U Expired - Fee Related JP3156931U (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 吸着盤留め携帯機器の拡大レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156931U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020061737A (ja) * | 2018-10-08 | 2020-04-16 | ヘ−ヨン・チョイ | 教育映像モニター用仮想現実映像装置 |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009006724U patent/JP3156931U/ja not_active Expired - Fee Related
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