JP3155748U - アオコ事前検知システム - Google Patents
アオコ事前検知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3155748U JP3155748U JP2009004604U JP2009004604U JP3155748U JP 3155748 U JP3155748 U JP 3155748U JP 2009004604 U JP2009004604 U JP 2009004604U JP 2009004604 U JP2009004604 U JP 2009004604U JP 3155748 U JP3155748 U JP 3155748U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- day
- value
- cyanobacteria
- estimated
- prediction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
Description
観測日に対象水域内で水質測定を行い、観測日からX日間(Xは1以上の正の整数)経過後の予測日における対象水域内のアオコ発生を予測するための藍藻数量予測システムであって、
蛍光光度計(11)、水温計(12)、データ処理装置(2)と通信手段(4)からなり、
前記蛍光光度計と前記水温計は対象水域を自律航行する自律航行船(1)に艤装され、前記蛍光光度計は前記自律航行船近傍の水におけるフィコビリン色素に由来する蛍光強度を連続して測定し、前記水温計は前記自律航行船近傍の水温を連続して測定するものであり、
前記データ処理装置は、予測演算手段(21)、数値換算手段(22)、測定値メモリ(23)、水面データメモリ(24)、気象係数メモリ(25)、換算測定値メモリ(26)、気象係数設定手段(31)と航行制御手段(32)からなり、
前記水面データメモリに、予め、対象水域内の複数の測定点と前記自律航行船の航路を記憶し、
前記航路制御手段が水面データメモリから前記航路を読み出し前記通信手段を経由して前記自律航行船に送り前記自立航行船の操船を行い、前記水面データメモリから前記測定点を読み出し前記自律航行船が前記測定点に達した時点で前記蛍光光度計と前記水温計から測定値を読み出して、前記通信手段を経由して測定値メモリに観測点毎の測定値を記憶し、
前記気象係数設定手段から、対象水域を含む地域の気象係数である、第N日最低気温、第N日最高気温、第N日日射係数、第N日風向と第N日風速(Nは1からXまでの正の整数、前記各気象係数は気象予報値であり、日射係数は予想雲量値である)を前記気象係数メモリに記憶し、
前記数値換算手段が前記測定値メモリに記憶された蛍光強度を藍藻細胞数に換算して当該数値を測定藍藻数値とし、
前記数値換算手段が前記測定値メモリに記憶された全観測点における水温測定値を読み出して当該数値の平均値を算出して当該平均値を水温平均値とし、
数値演算手段が前記気象係数メモリに記憶された各日毎の日射係数を読み出して当該数値を推定日射量に換算し当該換算数値を第N日推定日射量とし、第N日推定日射量を前記換算測定値メモリに記憶し、
さらに、前記予測演算手段が各測定点をそれぞれ各予測点とみなして、
前記予測演算手段が、前記水温平均値と、前記気象係数メモリに記憶された第1日最低気温、第1日最高気及び前記換算測定値メモリに記憶された第1日推定日射量から対象水域全体の第1日推定水温を算出し、
前記予想演算手段が、測定藍藻数値から、第1日推定水温と第1日推定日射量を使って、各予測点における第1日無風推定藍藻数値を算出し、続いて、第1日無風推定藍藻数値から第1日風向と第1日風速を使って、各予測点における第1日風考慮推定藍藻数値を算出し、
次に、前記予想演算手段が、各予測点における第1日風考慮推定藍藻数値から、第2日推定水温と第2日推定日射量を使って、各予測点における第2日無風推定藍藻数値を算出し、続いて、第2日無風推定藍藻数値に第2日風向と第2日風速を使って、各予測点における第2日風考慮推定藍藻数値を算出し、
以後同一予測演算をX日に至るまで繰り返して、
各予測点における第X日風考慮推定藍藻数値を、予測日における各予測点の予測藍藻数値として出力する。
対象水域中又は近傍に設けた気象観測点において、前記観測日における最高気温と最低気温、日射量、風向、風速観測を行い、
前記気象係数設定手段から設定する前記気象係数の中で、
第1日最低気温と第1日最高気温は前記観測値、
第1日日射係数は日射量、
第1日風向と第1日風速は特定時刻における観測風向と観測風速として、
前記第一日日射係数について行う、前記数値換算手段による日射係数から推定日射量への換算は換算係数を1として行うものであってもよい。
前記観測点について、複数の隣接する観測点が含まれる一定水面を予測ブロックとし、複数の隣接する観測点の蛍光値データを平均して、予測ブロック測定藍藻数値を算出し、当該数値に同一予測演算を行い予測ブロック毎の予測藍藻数値を出力するものであってもよい。
2 データ処理装置
4 通信手段
5 中継局
6 藍藻数量予測システム
11 蛍光光度計
12 水温計
21 予測演算手段
22 数値換算手段
23 測定値メモリ
24 水面データメモリ
25 気象係数メモリ
31 気象係数設定手段
32 航行制御手段
Claims (3)
- 観測日に対象水域内で水質測定を行い、観測日からX日間(Xは1以上の正の整数)経過後の予測日における対象水域内のアオコ発生を予測するための藍藻数量予測システムであって、
蛍光光度計、水温計、データ処理装置と通信手段からなり、
前記蛍光光度計と前記水温計は対象水域を自律航行する自律航行船に艤装され、前記蛍光光度計は前記自律航行船近傍の水におけるフィコビリン色素に由来する蛍光強度を連続して測定し、前記水温計は前記自律航行船近傍の水温を連続して測定するものであり、
前記データ処理装置は、予測演算手段、数値換算手段、測定値メモリ、水面データメモリ、気象係数メモリ、換算測定値メモリ、気象係数設定手段と航行制御手段からなり、
前記水面データメモリに、予め、対象水域内の複数の測定点と前記自律航行船の航路を記憶し、
前記航路制御手段が水面データメモリから前記航路を読み出し前記通信手段を経由して前記自律航行船に送り前記自立航行船の操船を行い、前記水面データメモリから前記測定点を読み出し前記自律航行船が前記測定点に達した時点で前記蛍光光度計と前記水温計から測定値を読み出して、前記通信手段を経由して測定値メモリに観測点毎の測定値を記憶し、
前記気象係数設定手段から、対象水域を含む地域の気象係数である、第N日最低気温、第N日最高気温、第N日日射係数、第N日風向と第N日風速(Nは1からXまでの正の整数、前記各気象係数は気象予報値であり、日射係数は予想雲量値である)を前記気象係数メモリに記憶し、
前記数値換算手段が前記測定値メモリに記憶された蛍光強度を藍藻細胞数に換算して当該数値を測定藍藻数値とし、
前記数値換算手段が前記測定値メモリに記憶された全観測点における水温測定値を読み出して当該数値の平均値を算出して当該平均値を水温平均値とし、
数値演算手段が前記気象係数メモリに記憶された各日毎の日射係数を読み出して当該数値を推定日射量に換算し当該換算数値を第N日推定日射量とし、第N日推定日射量を前記換算測定値メモリに記憶し、
前記予測演算手段が各測定点をそれぞれ各予測点とみなして、
前記予測演算手段が、前記水温平均値と、前記気象係数メモリに記憶された第1日最低気温、第1日最高気及び前記換算測定値メモリに記憶された第1日推定日射量から対象水域全体の第1日推定水温を算出し、
前記予想演算手段が、測定藍藻数値から、第1日推定水温と第1日推定日射量を使って、各予測点における第1日無風推定藍藻数値を算出し、続いて、第1日無風推定藍藻数値から第1日風向と第1日風速を使って、各予測点における第1日風考慮推定藍藻数値を算出し、
次に、前記予想演算手段が、各予測点における第1日風考慮推定藍藻数値から、第2日推定水温と第2日推定日射量を使って、各予測点における第2日無風推定藍藻数値を算出し、続いて、第2日無風推定藍藻数値から第2日風向と第2日風速を使って、各予測点における第2日風考慮推定藍藻数値を算出し、
以後同一予測演算をX日に至るまで繰り返して、
各予測点における第X日風考慮推定藍藻数値を、予測日における各予測点の予測藍藻数値として出力する藍藻数量予測システム。 - 対象水域中又は近傍に設けた気象観測点において、前記観測日における最高気温と最低気温、日射量、風向、風速観測を行い、
前記気象係数設定手段から設定する前記気象係数の中で、
第1日最低気温と第一日最高気温は前記観測値、
第1日日射係数は日射量、
第1日風向と第1日風速は特定時刻における観測風向と観測風速として、
前記第一日日射係数について行う、前記数値換算手段による日射係数から推定日射量への換算は換算係数を1として行うことを特徴とする請求項1に記載した藍藻数量予測システム。 - 前記測定点について、複数の隣接する測定点が含まれる一定水面を予測ブロックとし、複数の隣接する観測点の蛍光値データを平均して、予測ブロック測定藍藻数値を算出し、当該数値に同一予測演算を行い予測ブロック毎の予測藍藻数値を出力することを特徴とする請求項1乃至2いずれかの記載した藍藻数量予測システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004604U JP3155748U (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | アオコ事前検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004604U JP3155748U (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | アオコ事前検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3155748U true JP3155748U (ja) | 2009-12-03 |
Family
ID=54859768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009004604U Expired - Lifetime JP3155748U (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | アオコ事前検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155748U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014240760A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | リオン株式会社 | 生物粒子計数方法、生物粒子計数器及び浄水監視システム |
JP2016095259A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 横河電機株式会社 | プランクトン測定システムおよびプランクトン測定方法 |
CN113711087A (zh) * | 2019-04-15 | 2021-11-26 | 国立研究开发法人理化学研究所 | 环境因子预测装置、方法、程序、学习完毕模型以及存储介质 |
-
2009
- 2009-07-03 JP JP2009004604U patent/JP3155748U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014240760A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | リオン株式会社 | 生物粒子計数方法、生物粒子計数器及び浄水監視システム |
JP2016095259A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 横河電機株式会社 | プランクトン測定システムおよびプランクトン測定方法 |
CN113711087A (zh) * | 2019-04-15 | 2021-11-26 | 国立研究开发法人理化学研究所 | 环境因子预测装置、方法、程序、学习完毕模型以及存储介质 |
CN113711087B (zh) * | 2019-04-15 | 2023-11-14 | 国立研究开发法人理化学研究所 | 环境因子预测装置、方法、程序、学习模型及存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101936586B1 (ko) | Gps-기반 무작위 샘플링 방식으로 측정된 데이터를 활용한 녹조지도 작성 시스템 및 그 방법 | |
US7818280B2 (en) | Method for predicting depth distribution of predetermined water temperature zone, method and system for delivering fishing ground prediction information of migratory fish | |
Shen et al. | Medium resolution imaging spectrometer (MERIS) estimation of chlorophyll-a concentration in the turbid sediment-laden waters of the Changjiang (Yangtze) Estuary | |
Brewin et al. | Evaluating operational AVHRR sea surface temperature data at the coastline using surfers | |
Curtin et al. | Physical observations in the plume region of the Amazon River during peak discharge—I. Surface variability | |
Bonamano et al. | The Civitavecchia Coastal Environment Monitoring System (C-CEMS): a new tool to analyze the conflicts between coastal pressures and sensitivity areas | |
Reuter et al. | A hydrographic time series station in the Wadden Sea (southern North Sea) | |
JP3155748U (ja) | アオコ事前検知システム | |
Bozec et al. | Diurnal to inter-annual dynamics of pCO2 recorded by a CARIOCA sensor in a temperate coastal ecosystem (2003–2009) | |
Holinde et al. | Bio-optical characterization and light availability parameterization in Uummannaq Fjord and Vaigat–Disko Bay (West Greenland) | |
CN115586140A (zh) | 一种基于遥感数据的湖泊污染物检测方法、系统及其存储介质 | |
Ensign et al. | New strategies for measuring rates of environmental processes in rivers, lakes, and estuaries | |
CN114858221A (zh) | 一种基于水域营养状态预测的水华智能预警系统及方法 | |
Pahlevan et al. | Integrating Landsat-7 imagery with physics-based models for quantitative mapping of coastal waters near river discharges | |
Alfaifi et al. | Experimental investigation and model development of geometric characteristics of negatively buoyant jets inclined at 15 and 52 using GMDH method | |
Troupin et al. | The AlborEX dataset: sampling of sub-mesoscale features in the Alboran Sea | |
Ghaderi et al. | Tracing suspended matter in Tiab estuary applying ANN and Remote sensing | |
Martins et al. | MarinEye—A tool for marine monitoring | |
Lindfors et al. | Point or pointless–quality of ground data | |
JPH0572199A (ja) | 水圏の監視及び浄化システム | |
KR100548956B1 (ko) | 원양어업 지원용 실시간 해양정보 원격제공 방법 | |
CN117491301B (zh) | 一种高坝水库水环境垂向监测方法、系统及设备 | |
Silva et al. | Retrieving chlorophyll-a levels, transparency and TSS concentration from multispectral satellite data by using artificial neural networks | |
CN117875219B (zh) | 运河通航影响下河口湿地植被时空变化的模拟方法及装置 | |
Shishkin et al. | Automated Environmental Monitoring Intelligent System Based on Compact Autonomous Robots for The Sevastopol Bay |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090924 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3155748 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20191111 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |