JP3155492U - 電気エネルギー節約装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却剤の流れを制御するため、4つの逆止弁を使用して簡易化した電気エネルギー節約装置を提供する。【解決手段】本装置は冷却剤圧縮機30と、熱ポンプ40と、四方弁60と、加熱/冷却熱交換器50と、膨張弁E1と、4つの逆止弁V1,V2,V3,V4と、分離型空気調節機の室内ユニット80と、これら部品群を接続する配管システムとを備える。該4つの逆止弁V1,V2,V3,V4を使用して管内を冷却剤が流れるか流れないかを制御し、該四方弁を使用して冷却剤の流れ方向を制御することで、複数の機能、即ち、廃熱回収、家冷房、家暖房、室内空気調節、室内暖房、及び除湿を実現する。【選択図】図3
Description
本考案は、電気エネルギー節約装置、特に管内の冷却剤の流れ方向を制御するよう配置された4つの逆止弁を備えた電気エネルギー節約装置に関する。
既存の多機能エネルギー節約装置10を図1に示す。この装置の構成は、冷却剤圧縮機30と、熱ポンプ40と、加熱/冷却熱交換器50と、四方弁60と、2つの膨張弁E1、E2と、5つのソレノイド弁S1、S2、S3、S4、S5と、分離型空気調節機の室内ユニット80と、これらの部品を接続し、分離型空気調節機の室内ユニット80を組み込むことで、エネルギー節約装置10が複数の機能、即ち、室内暖房、室内空気調節、室内除湿に加え廃熱回収、家暖房、家冷房を提供するのを可能にする配管システムP1〜P10とを含む。
図1を参照すると、部屋90内の分離型空気調節機の室内ユニット80が空気調節モードで動作を開始する場合、冷却剤管に装着されたソレノイド弁S1、S3、S5は閉じられ、冷却剤が第5管P5、第9管P9、第10管P10に入るのを阻止する。しかし、ソレノイド弁S2は冷却剤が第7管P7を流れるのを許す状態に設定され、ソレノイド弁S4は冷却剤が第6管P6及び第4管P4を流れるのを許す。一方、四方弁60はその第2ポートD2に冷却剤が流入し、第4ポートD4から冷却剤が流出する状態に設定される。
その結果、上述したこのタイプの動作サイクルで流れる冷却剤は、加熱/冷却熱交換器50が設置された部屋において、除湿又は家暖房効果を達成し、分離型空気調節機の室内ユニット80が設置された部屋90において、空気調節効果を達成する。
図2を参照すると、部屋90内の分離型空気調節機の室内ユニット80が暖房又は除湿モードで動作を開始する場合、冷却剤管に装着されたソレノイド弁S2、S4は、冷却剤が第7管P7及び第6管P6に流入するのを阻止し、一方、ソレノイド弁S3は冷却剤が第9管P9を流れるのを許す状態にあり、ソレノイド弁S5、S1は冷却剤が第10管P10及び第5管P5を流れるのを許す。同時に、四方弁60の第3ポートCは冷却剤の入口ポートになる。
その結果、上述したこの別のタイプの動作サイクルで流れる冷却剤は、加熱/冷却熱交換器50が設置された部屋において、家冷房効果を達成し、分離型空気調節機の室内ユニット80が設置された部屋90において、除湿又は家暖房効果を達成する。
しかし、上記装置10は、5つものソレノイド弁を使用しているので電気エネルギーの節約においてまだ問題を有しており、改善を必要とする。
本考案の主な目的は、分離型空気調節機の室内ユニットを使用して、複数の機能、即ち、室内空気調節、室内暖房、除湿に加え廃熱回収、家冷房、家暖房を実行する電気エネルギー節約装置を提供することである。その装置の構成の改善は、従来使用されていた電気エネルギー消費する部品であるソレノイド弁の代りに、エネルギー節約手段としての4つの逆止弁を使用して、管内の冷却剤の流れ方向を制御し、電気エネルギー節約を達成することである。
本考案の電気エネルギー節約装置は、四方弁と、管内の冷却剤の流れ方向を制御するよう配置された4つの逆止弁とを組み合せて使用する点で新規であり、分離型空気調節機の室内ユニットを組み込むことで室内空気調節、室内暖房、及び除湿の用途に加えて廃熱回収、家暖房、及び家冷房の用途において電気エネルギー節約効果を達成する。
図3に例示したように、本考案は、電気エネルギー消費する部品であるソレノイド弁を備えておらず、複数の機能、即ち、廃熱回収、家暖房、家冷房、室内空気調節、室内暖房、及び除湿を提供する電気エネルギー節約装置20を開示する。
装置20は冷却剤圧縮機30と、熱ポンプ40と、加熱/冷却熱交換器50と、四方弁60と、膨張弁E1と、4つの逆止弁V1、V2、V3、V4と、分離型空気調節機の室内ユニット80と、これらの部品を接続する管P1〜P8とを備える。
冷却剤圧縮機30は、冷却剤圧縮機30によって圧縮された後、冷却剤が流れ出す出口管としての第1管P1と、液体/気体分離器L3が設置され、冷却剤圧縮機30へ冷却剤が戻る入口管としての第3管P3とを有している。冷却剤圧縮機30の冷却オイルが分離型空気調節機の室内ユニット80に入るのを防ぐために、オイル分離器L1が第1管P1に選択的に設置されてもよい。
熱ポンプ40は廃熱回収のために使用される熱交換器であり、冷水を加熱して温水にし、温水供給装置70の温水タンク74に蓄える。第1管P1は熱ポンプ40と冷却剤圧縮機30とを接続し、第2管P2は熱ポンプ40の冷却剤出口管を形成する。冷却剤圧縮機30によって圧縮された冷却剤は高温高圧の気相状態になり、第1管P1から熱ポンプ40へ熱消失のために流れ出し、熱ポンプ40において熱交換により冷却され高圧低温の液相状態になり、第2管P2から流れ出す。
四方弁60は、冷却剤の方向を制御し変える流れ方向切り換え弁である。熱ポンプ40の第2管P2が接続される入口ポートである四方弁60の第1ポートD1は、冷却剤が四方弁60に入るのを許可/阻止するのに使用される。四方弁60の第4ポートD4は、冷却剤圧縮機30の第3管P3が接続される出口ポートである。冷却剤の流れ方向を変えるために使用される四方弁60の第2ポートD2と第3ポートD3は、それぞれ冷却剤の入口ポートか又は出口ポートとして設定でき、それぞれ第4管P4と第8管P8が接続される。第4管P4の他方の端は分離型空気調節機の室内ユニット80の冷却剤管の一端に接続される。
加熱/冷却熱交換器50は凝縮器又は蒸発器として働き、それぞれ冷却剤が熱消失過程又は熱吸収過程を経るのを可能にする。冷却剤が高温低圧の液相状態になり加熱/冷却熱交換器50を通る時、冷却剤は凝縮過程を経て熱を消失する。一方、冷却剤が低圧低温の気相状態になり加熱/冷却熱交換器50を通る時、冷却剤は蒸発過程を経て熱を吸収する。
分離型空気調節機の室内ユニット80は、可変周波数型の空気調節機又は固定周波数型の空気調節機の室内ユニットであり、部屋90内に設置されている。室内ユニット80は冷却剤管(不図示)を有している。冷却剤が低圧低温の気相状態になり、室内ユニット80内の冷却剤管を通過する時、冷却剤は蒸発過程を経て、周囲の空気から熱を吸収する。その結果、室内ユニット80は冷たい空気を部屋90内に送る。一方、冷却剤が高温低圧の液相状態になり、室内ユニット80内の冷却剤管を通過する時、冷却剤は凝縮過程を経て、周囲の空気へ熱を消失する。その結果、室内ユニット80は温かい空気を部屋90内に送る。
加熱/冷却熱交換器50の第8管P8は四方弁60の第3ポートD3に接続され、第7管P7は第5管P5に接続され、並列接続体を形成する。この2つの管P7、P5は室内ユニット80の該冷却剤管の一端に接続され、並列接続体を形成する。
加熱/冷却熱交換器50の冷却剤入口管である第5管P5には、第1逆止弁V1と逆止弁V2とが設置されている。これら2つの逆止弁V1、V2の流れ方向は互いに反対に設定される。
第5管P5と比べると、加熱/冷却熱交換器50の冷却剤出口管である第7管P7には、第3逆止弁V3と第4逆止弁V4とが設置されている。また、これら2つの逆止弁V3、V4の流れ方向は互いに反対に設定される。第7管P7の第3逆止弁V3と第5管P5の第2逆止弁V2は同じ流れ方向である。同様に、第7管P7の第4逆止弁V4と第5管P5の第1逆止弁V1は同じ流れ方向に設定される。
第6管P6の一端は、第5管P5に設けられた第1逆止弁V1と第2逆止弁V2の間において第5管P5に並列接続される。また、第6管P6の他方の端は、第7管P7に設けられた第3逆止弁V3と第4逆止弁V4の間において第7管P7に並列接続される。
高圧液体アキュムレーターL2は第6管P6に設置され、冷却剤から不純物と水を取除く。第6管P6には高圧液体アキュムレーターL2から流れ出た冷却剤の圧力を下げるための膨張弁E1が設置されている。膨張弁E1を通過後、冷却剤の圧力は下がり、高圧低温の液相状態から低圧低温の気相状態に変わり、加熱/冷却熱交換器50か又は分離型空気調節機の室内ユニット80を通過する時、蒸発過程を経て、熱を吸収する。
<家暖房と室内空気調節>
図4に示すように、部屋90内に設置された分離型空気調節機の室内ユニット80が動作状態にある時、本考案の電気エネルギー節約装置20は家暖房と除湿と室内空気調節とを実行する。この場合、本考案の電気エネルギー節約装置20の冷却剤は次のように働く。冷却剤は冷却剤圧縮機30によって圧縮され、高温高圧の気相状態になり、次に、廃熱回収のために熱ポンプ40に送られる。熱消失により、冷却剤は冷却され高圧低温の液相状態になり、次に、第2管P2から流れ出し、四方弁60の第1ポートD1に入って、第3ポートD3から流れ出し、第8管P8を通って熱消失のために加熱/冷却熱交換器50に入る。ここでは冷却剤は高圧の液相状態のままであるが温度はずっと低くなる。
図4に示すように、部屋90内に設置された分離型空気調節機の室内ユニット80が動作状態にある時、本考案の電気エネルギー節約装置20は家暖房と除湿と室内空気調節とを実行する。この場合、本考案の電気エネルギー節約装置20の冷却剤は次のように働く。冷却剤は冷却剤圧縮機30によって圧縮され、高温高圧の気相状態になり、次に、廃熱回収のために熱ポンプ40に送られる。熱消失により、冷却剤は冷却され高圧低温の液相状態になり、次に、第2管P2から流れ出し、四方弁60の第1ポートD1に入って、第3ポートD3から流れ出し、第8管P8を通って熱消失のために加熱/冷却熱交換器50に入る。ここでは冷却剤は高圧の液相状態のままであるが温度はずっと低くなる。
冷却剤が加熱/冷却熱交換器50から流れ出した後、第5管P5の第1逆止弁V1と第7管P7の第4逆止弁V4とは冷却剤がこれらの管に入るのを阻止するが、第7管P7の第3逆止弁V3と第5管P5の第2逆止弁V2は冷却剤がこれらの管に入るのを許可する。その結果、第7管P7の第3逆止弁V3を通過した冷却剤は、第6管P6に入り、第6管P6の膨張弁E1を通過することでその圧力が低下して、低圧低温の気相状態になる。
続いて、第5管P5の第2逆止弁V2を通過した冷却剤は、分離型空気調節機の室内ユニット80の冷却剤管に入り、熱吸収のための蒸発過程を経て、低圧高温の気相状態になる。
室内ユニット80から流れ出した後、第4管P4を通過した冷却剤は、四方弁60の第2ポートD2に入って、第4ポートD4から流れ出し、第3管P3を通り冷却剤圧縮機30に戻って、循環使用される。
加熱/冷却熱交換器50において、冷却剤が熱消失のための凝縮過程を経ることで、加熱/冷却熱交換器50が設置された場所において、家暖房及び除湿効果が達成される。
動作状態にある分離型空気調節機の室内ユニット80において、冷却剤が熱吸収のための蒸発過程を経ることで、分離型空気調節機の室内ユニット80が設置された部屋90において、空気調節効果が達成される。
<家冷房と室内暖房>
図5に示すように、部屋90内に設置された分離型空気調節機の室内ユニット80が暖房動作状態にある時、本考案の電気エネルギー節約装置20は家冷房と室内暖房又は室内除湿とを実行する。この場合、本考案の電気エネルギー節約装置20の冷却剤は次のように働く。冷却剤は冷却剤圧縮機30によって圧縮され、高温高圧の気相状態になり、次に、廃熱回収のために熱ポンプ40に送られる。熱消失により、冷却剤は冷却され高圧低温の液相状態になり、次に、第2管P2から流れ出し、四方弁60の第1ポートD1に入って、第2ポートD2から流れ出し、第4管P4を通って熱消失のために分離型空気調節機の室内ユニット80に入る。ここでは冷却剤は高圧の液相状態のままであるが温度はずっと低くなる。
図5に示すように、部屋90内に設置された分離型空気調節機の室内ユニット80が暖房動作状態にある時、本考案の電気エネルギー節約装置20は家冷房と室内暖房又は室内除湿とを実行する。この場合、本考案の電気エネルギー節約装置20の冷却剤は次のように働く。冷却剤は冷却剤圧縮機30によって圧縮され、高温高圧の気相状態になり、次に、廃熱回収のために熱ポンプ40に送られる。熱消失により、冷却剤は冷却され高圧低温の液相状態になり、次に、第2管P2から流れ出し、四方弁60の第1ポートD1に入って、第2ポートD2から流れ出し、第4管P4を通って熱消失のために分離型空気調節機の室内ユニット80に入る。ここでは冷却剤は高圧の液相状態のままであるが温度はずっと低くなる。
冷却剤が分離型空気調節機の室内ユニット80から流れ出した後、第5管P5の第2逆止弁V2と第7管P7の第3逆止弁V3とは冷却剤がこれらの管に入るのを阻止するが、第7管P7の第4逆止弁V4と第5管P5の第1逆止弁V1は冷却剤がこれらの管に入るのを許可する。その結果、第7管P7の第4逆止弁V4を通過した冷却剤は、第6管P6に入り、第6管P6の膨張弁E1を通過することでその圧力が低下して、低圧低温の気相状態になる。
続いて、第5管P5の第1逆止弁V1を通過した冷却剤は、加熱/冷却熱交換器50に入り、熱吸収のための蒸発過程を経て、低圧高温の気相状態になる。
加熱/冷却熱交換器50から流れ出した後、第8管P8を通過した冷却剤は、四方弁60の第3ポートD3に入って、第4ポートD4から流れ出し、第3管P3を通り冷却剤圧縮機30に戻って、循環使用される。
加熱/冷却熱交換器50において、冷却剤が熱吸収のための蒸発過程を経ることで、加熱/冷却熱交換器50が設置された場所において、家冷房効果が達成される。
暖房動作状態にある分離型空気調節機の室内ユニット80において、冷却剤が熱消失のための凝縮過程を経ることで、分離型空気調節機の室内ユニット80が設置された部屋90において、室内暖房及び室内除湿効果が達成される。
<廃熱回収>
上述したように、廃熱回収のための熱ポンプ40は、熱消失により冷水を加熱して温水にし、温水タンク74に蓄えるので、本考案の電気エネルギー節約装置20に組み込まれた温水供給装置70は常にいつでも温水を供給できる。
上述したように、廃熱回収のための熱ポンプ40は、熱消失により冷水を加熱して温水にし、温水タンク74に蓄えるので、本考案の電気エネルギー節約装置20に組み込まれた温水供給装置70は常にいつでも温水を供給できる。
<エネルギー節約のための構成の改善>
上述のように配置された4つの逆止弁V1、V2、V3、V4に基づいて、本考案の電気エネルギー節約装置20は複数の機能、即ち、廃熱回収、家冷房、家暖房、室内空気調節、及び室内暖房及び除湿を効果的に実現する。
上述のように配置された4つの逆止弁V1、V2、V3、V4に基づいて、本考案の電気エネルギー節約装置20は複数の機能、即ち、廃熱回収、家冷房、家暖房、室内空気調節、及び室内暖房及び除湿を効果的に実現する。
また、逆止弁の使用とソレノイド弁の使用という構成の違いに加えて、本考案の電気エネルギー節約装置20と図1の多機能エネルギー節約装置10とを比較する電気消費の試験結果を表1に示す。
結果:
1.表1から、家暖房及び空気調節機能を実行時、本考案のエネルギー節約装置20の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流は、たった8.4アンペアであり、室内ユニット80からの空気出口温度は9℃である。これに対して図1の多機能エネルギー節約装置10の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流は13.8アンペアであり、室内ユニット80からの空気出口温度は15.5℃である。
1.表1から、家暖房及び空気調節機能を実行時、本考案のエネルギー節約装置20の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流は、たった8.4アンペアであり、室内ユニット80からの空気出口温度は9℃である。これに対して図1の多機能エネルギー節約装置10の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流は13.8アンペアであり、室内ユニット80からの空気出口温度は15.5℃である。
2.表1から、家冷房及び室内暖房機能を実行時、本考案のエネルギー節約装置20の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流はたった11.8アンペアであり、加熱/冷却熱交換器50からの空気出口温度は10℃である。これに対して図1の多機能エネルギー節約装置10の冷却剤圧縮機30に必要な動作電流は16.8アンペアであり、加熱/冷却熱交換器50からの空気出口温度は11℃である。
表1の試験結果は、四方弁と、管内の冷却剤の流れ方向を制御するよう配置された4つの逆止弁とを組み合せて使用する本考案のエネルギー節約装置20は効果的に電気エネルギー節約を実現できることを示す。
20 電気エネルギー節約装置
30 冷却剤圧縮機
40 熱ポンプ
50 加熱/冷却熱交換器
60 四方弁
80 分離型空気調節機の室内ユニット
30 冷却剤圧縮機
40 熱ポンプ
50 加熱/冷却熱交換器
60 四方弁
80 分離型空気調節機の室内ユニット
Claims (4)
- 冷却剤圧縮機と、熱ポンプと、四方弁と、加熱/冷却熱交換器と、膨張弁(E1)と、4つの逆止弁(V1、V2、V3、V4)と、分離型空気調節機の室内ユニットと、8つの管(P1〜P8)とを備え、
該四方弁は4つの接続用ポート(D1〜D4)を有する流れ方向切換え弁であり、該ポートのうち第2ポート(D2)と第3ポート(D3)とは冷却剤の流れ方向を切換えるためのポートであり、
該加熱/冷却熱交換器は凝縮機能と蒸発機能とを有し、
該第1管(P1)は該冷却剤圧縮機の出口管であり、該冷却剤圧縮機と該熱ポンプとの間に接続され、
該第2管(P2)は該熱ポンプの出口管であり、該熱ポンプと該四方弁の第1ポート(D1)との間に接続され、
該第3管(P3)は該冷却剤圧縮機の入口管であり、該冷却剤圧縮機と該四方弁の第4ポート(D4)との間に接続され、
該第4管(P4)は該四方弁の第2ポート(D2)と該分離型空気調節機の室内ユニットとの間に接続され、
該第7管(P7)は該加熱/冷却熱交換器と該分離型空気調節機の室内ユニットとの間に接続され、互いに反対の流れ方向を有するよう配置された第3逆止弁(V3)と第4逆止弁(V4)とが設けられており、
該第8管(P8)は該四方弁の第3ポート(D3)と該加熱/冷却熱交換器との間に接続され、
該第5管(P5)は、互いに反対の流れ方向を有するよう配置された第1逆止弁(V1)と第2逆止弁(V2)とが設けられており、該第2逆止弁(V2)は該第7管(P7)の該第3逆止弁(V3)と同じ流れ方向を有するよう配置され、該第1逆止弁(V1)は該第7管(P7)の該第4逆止弁(V4)と同じ流れ方向を有するよう配置され、該第5管(P5)は該第7管(P7)に並列に接続され、並列接続された該第5管(P5)と該第7管(P7)との一端が該分離型空気調節機の室内ユニットに接続され、
該第6管(P6)は、膨張弁(E1)を有し、該膨張弁の一端は該第5管(P5)の該第1逆止弁(V1)と該第2逆止弁(V2)との間において該第5管(P5)に並列接続され、他方の端は該第3逆止弁(V3)と該第4逆止弁(V4)との間において該第7管(P7)に並列接続されていることを特徴とする電気エネルギー節約装置。 - 前記分離型空気調節機の室内ユニットは、可変周波数型又は固定周波数型の室内ユニットである請求項1に記載の電気エネルギー節約装置。
- 前記第1管(P1)にオイル分離器(L1)が設けられている請求項1又は2に記載の電気エネルギー節約装置。
- 前記第6管(P6)に前記冷却剤から不純物と水を取除くための高圧液体アキュムレーター(L2)が設けられている請求項1又は2に記載の電気エネルギー節約装置。
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JP2009006377U JP3155492U (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | 電気エネルギー節約装置 |
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JP2009006377U JP3155492U (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | 電気エネルギー節約装置 |
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