JP3155359U - 鍬 - Google Patents

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善哲 脇坂
善哲 脇坂
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株式会社大進
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Abstract

【課題】鍬板に対して別に製造したヒツを溶着する鍬において、鍬板とヒツの接合強度を向上させた丈夫な鍬を提供する。【解決手段】鍬板1の上面部に溶接したヒツ2に、柄4の先端部を挿入することによって鍬板1に柄4を固定する鍬に関する。この鍬において、鍬板1の上面部に凹所3を形成し、この凹所3にヒツ2を嵌挿し、凹所3の内周面に沿ってヒツ2と鍬板1を溶接する。これにより、溶接箇所は、ヒツ2の底面3aと左右の側面3b、3cとでコ字状に溶接することになるため、溶接の接合強度を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、主として農耕用の鍬であって、鍬板と柄を挿入固定するためのヒツ部分の構造に関する考案である。
鍬には、鍬板の上面部分に短筒状のヒツを形成し、このヒツに木柄を装着するものが、広く知られている。鍬板の形状は、平板状の平鍬や三本爪や四本爪の備中鍬などが知られているが、ヒツ部分の構造は共通である。
特開2002−199801号公報
従来の鍬は、短筒状に製造したヒツを、鍬板の上面に溶接によって固定するのが一般的である。外観上、特許文献1の図1、すなわち図6に示すように形成されている。
鍬は、ヒツに長寸法の柄の先端を挿入し、柄を持ってテコとして土起し作業などに使用する。そのため、図4に矢印で示すように鍬板とヒツの間に大きな力が作用する。ところが従来の鍬では、図6に示すようにヒツの一面(下面)が鍬板の上面に溶接されているだけであるため、溶接部分の強度が不足するという欠点があった。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は鍬板のヒツの接合部分が折曲されたり、折損することがないように、より強固な溶接状態となる構造を実現することを目的とするものである。
請求項1記載の本考案は、鍬板1の上面部に溶接したヒツ2に、柄4の先端部を挿入することによって鍬板1に柄4を固定する鍬に関する。この鍬において、鍬板1の上面部に凹所3を形成し、この凹所3にヒツ2を嵌挿し、凹所3の内周面に沿ってヒツ2と鍬板1を溶接することである。
請求項1記載の本考案によれば、凹所に挿入した状態で凹所の周縁に沿って鍬板1を溶接する。そのため、従来の鍬のように底面だけでなく、底面と左右の側面の少なくとも一部をコ字状に溶接するため、大きな溶接強度を実現し、従来の鍬に比較して格段に丈夫な鍬を実現することができる。
図1は本考案に係る鍬を備中鍬に実施した状態の斜視図、 図2は図1に示す鍬であって、鍬板とヒツを分離させた状態の斜視図、 図3は、図1に示す鍬の正面図、 図4は図3のIV−IV線断面図、 図5は本考案を平鍬として実施した正面図、 図6は従来の鍬の正面図。
以下、本考案に係る鍬の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本考案を備中鍬に応用した実施形態を示すもので、図2は図1に示す鍬であって、鍬板とヒツを分離させた状態の斜視図、図3は正面図、図4は図2のIII−III線断面図である。
鍬は、鍛造などによって目的、用途に応じた形状に製造される鍬板1と、別の板材の折曲加工によって筒状、主として角筒状に形成されるヒツ2とで構成され、鍬板1の上辺部分にヒツ2を溶接によって接合する。
ヒツ2を鍬板1に溶接するに際して、鍬板1の上辺部分にヒツ2の一部が嵌まり込む形状、具体的にはコ字状の凹所3を形成しておく。そして、鍬板1に形成した凹所3にヒツ2を嵌挿させた状態で凹所の周縁、すなわちヒツ2の外周面が接する部分を溶接する。このようにして溶接される範囲は、ヒツ2の一辺だけでなく一辺(底辺)と少なくとも左右両側面の一部が含まれる。したがって、単に溶接される寸法が長いだけでなく、コ字状に接合されるため、溶接による接合強度が向上する。
このように、鍬板1の上辺部に形成したヒツ2に柄4の先端を嵌挿、固定することによって柄付きの鍬として完成し、使用に供する。
この鍬における鍬板1とヒツ2の溶接部分は、凹所3の底辺3aと、凹所3の側面3b、3cとなる。そして、鍬板1とヒツ2間に、図4に矢印で示す曲げモーメントが作用した場合、幅方向の接合面となる底辺3a部分の接合部分には、接合部分を支点とする曲げモーメントが作用するが、縦方向の接合面となる側面3b、3cには、接合面の長手方向に曲げモーメントが作用し、より大きな接合強度を発揮する。
柄4を横方向に動かした場合に、鍬板1とヒツ2の間に作用する曲げモーメントは、前記場合とは逆に底辺3a部分の接合部分が、溶接面の長手方向で幅方向の曲げモーメントを支え、側面3b、3cのいずれか一方もしくは、3b、3cの中間位置を支点として曲げモーメントを支える。このように、本考案では、鍬板1に形成した凹所において、コ字状の三方において溶接されるため、従来のヒツ2の底辺でのみ溶接されるものに比較して、格段に接合強度が向上するものである。
図1ないし図4に示す実施形態は、本考案を備中鍬に応用したものであるが、図5は本考案を平鍬に応用した実施形態を示している。図3と図5の対比によっても明らかなように、両者の違いは鍬板1の具体的形状のみであって、鍬板1の上辺部分に凹所3を形成し、この凹所3にヒツ2を嵌挿して溶着することは共通の技術的事項である。
1…鍬板、 2…ヒツ、 3…凹所、 3a…底面、 3b、3c…側面、 4…柄。

Claims (1)

  1. 鍬板の上面部に溶接したヒツに、柄の先端部を挿入することによって鍬板に柄を固定する鍬において、鍬板の上面部に凹所を形成し、該凹所にヒツを嵌挿して凹所の内周面に沿ってヒツと鍬板を溶接したことを特徴とする鍬。
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