JP3155280U

JP3155280U - ボルトシリンダの組み立て構造

Info

Publication number: JP3155280U
Application number: JP2009006093U
Authority: JP
Inventors: 廖英熙
Original assignee: 怪怪貿易有限公司
Priority date: 2009-08-27
Filing date: 2009-08-27
Publication date: 2009-11-12
Anticipated expiration: 2019-08-27

Abstract

【課題】使用者が、マガジンを取り外したときでも、トイガン本体内に残った弾を発射できるように、ボルト内にシリンダを収納するトイガン用のボルトシリンダの組立構造を提供する。【解決手段】ボルト１１内にはシリンダ１２が設置され、シリンダ１２内には高圧の二酸化炭素ガスを充填する。使用者が射撃すると、ボルト１１一端の固定部１１１に対して施力され、ボルト１１がその力を受けて前方に向かって押し動かされ、同時に前記ボール１１５がその押す力によってガス出口部１１６から離れ、高圧空気が前記ガス出口部１１６を通過し、さらに弾を前方に向かって射出させることができ、こうして射撃の動作が完了する。【選択図】図３

Description

本考案はトイガン本体の構造に関し、特に、射撃訓練に応用できるボルトシリンダの組み立て構造に関する。

サバイバルゲームはすでに現在人々がよく従事するレクリエーション活動の１つとなっており、人々は手に持ったトイガンを使用し、リアルな野戦状況を模擬して楽しんだり、仲間とチームを組んでゲームし、交流を図ったりして、娯楽の効果を達することができる。

本物の銃で射撃をするときは、さきにマガジンを取り付け、さらにボルトハンドルを引いて弾をロードするが、マガジンを打ち終えずにマガジンを取り外した場合、まだ１発の弾がバレル内に残っており、残った弾を撃った後にマガジンを取り付けたとき、再度ボルトハンドルを引いて弾をロードする必要がある。

トイガンは、通常空気を動力源としており、空気で銃身内の弾丸を駆動し、射撃の効果を達する。射撃時には、シリンダを利用するだけで継続的にトイガンに動力源を提供することができる。

しかしながら、上述のトイガンは使用時に次のような問題と欠点が確実に存在し、改善が待たれている。シリンダがマガジン内に設置されているため、使用者が射撃を終えてマガジンを取り外すと、シリンダも同時に取り外され、このとき、トイガンは動力源を失うため射撃を行うことができないが、本物の銃で射撃するとき、マガジンを取り外しても、バレル内にまだ１発の弾が残っており、１回射撃を行うことができる。トイガン、訓練用ガンにはこのような効果を達することはできず、このため改善が必要である。

このため、上述の従来品の問題と欠点をいかに解決するかが、本考案の考案者と当業者が改善を研究する方向性である。

このため、本考案の考案者は上述の欠点に鑑み、関連資料を収集し、多方面の評価と考慮を経ると共に、関連産業において蓄積した長年の経験に基づき、何度も試作と変更を重ね、ついにこの射撃訓練に応用できるボルトシリンダの組み立て構造の実用新案の設計に至った。

本考案の主な目的は、射撃訓練に応用できるボルトシリンダの組み立て構造を提供することにある。

上述の目的を達するため、本考案はトイガン本体を含み、前記トイガン本体は内部にボルトを備え、前記ボルト内にシリンダが収容され、前記シリンダの設置により、前記トイガン本体が前記シリンダによって動力源を提供することができる。

本考案のシリンダはボルト内に設置されており、使用者が射撃を終えたためにマガジンを取り外したとき、ボルト内に残った１発の弾を前記シリンダによって動力源を提供し射出することができ、シリンダがマガジンに設置された従来技術のように、マガジンを取り外すと弾を射出できないということがなく、本考案の技術により、トイガン、訓練用ガンに応用できるリアルな構造を得ることができる。

本考案の最良の実施例の立体図である。本考案の最良の実施例の立体分解図である。本考案の最良の実施例の断面図である。本考案の最良の実施例の動作を示す断面図１である。本考案の最良の実施例の動作を示す断面図２である。

上述の目的と効果を達するため、本考案が採用する技術手段と構造について、図面を参照し、最良の実施例に基づいて、その特徴と機能を以下で詳細に説明する。

図１、図２、図３に本考案の最良の実施例の立体図、立体分解図、断面図をそれぞれ示す。これらの図からはっきりと分かるように、本考案はトイガン本体１を含み、前記トイガン本体１はボルト１１を備え、かつ前記ボルト１１内にシリンダ１２が収容され、前記シリンダ１２の設置により、前記トイガン本体１は前記シリンダ１２で動力源を提供することができる。

そのうち、前記シリンダ１２内には高圧の二酸化炭素が充填され、前記ボルト１１の一端にシリンダ１２を固定する固定部１１１が設置され、ボルト１１内に前記シリンダ１２を付勢するバネ１１２、ガス入口部材１１３、少なくとも１つの放熱体１１４が設置され、ボルト１１の一端にボール１１５と前記ボール１１５が当接されるガス出口部１１６が設置される。

上述の構造、組み立て設計に基づき、本考案の使用作動状況について以下で説明する。同時に図３、図４、図５に本考案の最良の実施例の断面図、動作を示す断面図１と２をそれぞれ示す。これらの図からはっきりと分かるように、本考案のボルト１１内にはシリンダ１２が設置され、使用者がマガジンを取り外したときも同様にボルト１１内のシリンダ１２で動力源を提供できる。その動作原理は、使用者が射撃すると、ボルト１１一端の固定部１１１に対して施力され、ボルト１１がその力を受けて前方に向かって押し動かされ、同時に前記ボール１１５がその押す力によって前記ガス出口部１１６から離れ、高圧空気が前記ガス出口部１１６を通過し、さらに弾を前方に向かって射出させることができ、こうして射撃の動作が完了する。本考案により、使用者がマガジンを取り外したとき、同様にボルト１１内に設置されたシリンダ１２によってトイガン本体１内に残った弾を発射することができ、よりリアルな構造が得られる。

このため、全部の図に示すように、本考案の使用時には従来技術と比較して次のような利点が確実に存在する。本考案はシリンダ１２をボルト１１内に設置し、使用者がマガジンを取り外しても同様にトイガン本体１内に残った弾を発射することができ、従来技術においてマガジンを取り外したとき、同時に動力源も取り外してしまうという問題を改善し、本考案はこの問題を打破して、マガジンを取り外しても、トイガン本体１内に残った最後の１発を発射することができる。

以上の説明は本考案の最良の実施例に関するものであり、本考案の特許範囲を限定することはなく、本考案の明細書及び図面の内容を運用した簡易な修飾及び同等効果の構造変化はすべて本考案の特許範囲内に含まれる。

上述をまとめると、本考案のボルトシリンダの組み立て構造は使用時にその効果と目的を確実に達することができるため、本考案は実用性に優れた創作であり、実用新案登録出願の要件を満たしているため、法に基づきここに出願を提出するものである。

１トイガン本体
１１ボルト
１１１固定部
１１２バネ
１１３ガス入口部材
１１４放熱体
１１５ボール
１１６ガス出口部
１２シリンダ

Claims

ボルトシリンダの組み立て構造であって、トイガン本体を含み、前記トイガン本体がボルトを含み、
前記ボルト内にシリンダが収容され、前記シリンダの設置により、前記トイガン本体が前記シリンダで動力源を提供することを特徴とする、ボルトシリンダの組み立て構造。
前記シリンダ内に高圧二酸化炭素が充填されることを特徴とする、請求項１に記載のボルトシリンダの組み立て構造。
前記ボルトの一端にシリンダを固定する固定部が設置され、他端にボールと、前記ボールが当接されるガス出口部が設置されたことを特徴とする、請求項１に記載のボルトシリンダの組み立て構造。
前記ボルト内に前記シリンダを付勢するバネ、ガス入口部材、少なくとも１つの放熱体が設置されたことを特徴とする、請求項１に記載のボルトシリンダの組み立て構造。