JP3154322U - 玩具支持台のアーム部 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々なポーズを取る玩具であってもかかるポーズを安定した状態で保持することが可能な玩具支持台のアーム部を提供する。【解決手段】アーム部が、玩具を直接又は間接的に握持・抱持の如き手段で支持することで展示状態を保持する保持部と、支持台座に形成されたアーム部用穿孔に嵌合する基軸部を有する取付部と、取付部から保持部へと延伸するアーム部本体である腕部と、を有する。保持部と腕部との接続部分と、取付部と腕部との接続部分の各々に間欠回動可能な関節部が配設されており、関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は玩具支持台のアーム部に関し、詳しくは玩具支持台に人形・動物・乗り物類等の玩具を支持状態で飾るためのアーム部に関する。
支持台座に立設したアーム部によって人形等の玩具を支持状態で飾る玩具支持台がこれまで多種多様に提案されている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特許文献1に記載の技術は、板状の支持台座に1本の逆L字形の支柱が立設されて、この支柱先端の逆L字の水平軸部を玩具背面に突き刺すことで支持するものである。
しかし特許文献1に記載の技術では、支持高さや位置等の展示形態が一形態に固定された支持であるため、動きのある玩具(例えば、関節動可能な構成を有して様々なポーズが可能な人形等)の展示では興趣性に著しく欠けるという欠点を有している。
この点、特許文献2又は3には、支柱ではなく関節部を有するアーム部によって玩具を支持することができる技術が記載されている。
しかし特許文献2又は3に記載の技術では、関節部がボールジョイント構成であることからアーム部の関節部の固定位置の保持はボールジョイントの摩擦のみに頼っているため、支持する人形の重量や支持する際のポーズ等によっては関節部にかかる荷重が大きい場合には玩具を支えられなかったりポーズを安定した状態で保持することができないという問題点を有している。更に、関節部のボールジョイント構成が繰り返し使用による磨耗によって固定位置の保持力が著しく低下してしまうという問題点を有している。
特開2002−355447号 登録実用新案第3058734号 特開2007−111344号
そこで本考案の課題は、様々なポーズを取る玩具であってもかかるポーズを安定した状態で保持することが可能な玩具支持台のアーム部を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.支持台座に立設して玩具を支持状態で飾る玩具支持台のアーム部において、
前記アーム部が、前記玩具を直接又は間接的に握持・抱持の如き手段で支持することで展示状態を保持する保持部と、前記支持台座に形成されたアーム部用穿孔に嵌合する基軸部を有する取付部と、前記取付部から保持部へと延伸するアーム部本体である腕部と、を有して成り、
前記保持部と腕部との接続部分と、前記取付部と腕部との接続部分の各々に間欠回動可能な関節部が配設されており、
該関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、該回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする玩具支持台のアーム部。
2.前記腕部の中間部分に、間欠回動可能な関節部が少なくとも1つ配設されており、
該関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、該回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする上記1に記載の玩具支持台のアーム部。
3.前記保持部が、玩具を握持又は抱持する2本の指状部材から成る保持アーム部と、該2本の指状部材の重合する付け根部に設けられることで該2本の指状部材の拡開動作及び閉鎖動作が可能な開閉関節部と、を有して成り、
該開閉関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、前記2本の指状部材の重合する付け根部の各々に形成されて前記回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする上記1又は2に記載の玩具支持台のアーム部。
4.前記腕部が、延伸方向に分割接合線を有する2分割体から成る構成を有し、該2分割体の各々の内部の少なくとも一部が空洞であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
5.前記支持台座が、一定肉厚の方形状本体と、該方形状本体の両端部各々に接続された正方形接続部と、を有し、
該正方形接続部の一方は、上面側が除かれ、前記方形状本体の肉厚の半分の肉厚を有する上半截接続部であり、
該正方形接続部の他方は、下面側が除かれ、前記方形状本体の肉厚の半分の肉厚を有する下半截接続部であり、
前記方形状本体には、少なくとも1つのアーム部用穿孔が設けてあり、
前記上半截接続部及び下半截接続部には各1つのアーム部用穿孔が設けてあり、
且つ該上半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には凹部又は凸部が設けてあり、該下半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記上半截接続部の凹部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部が設けてあり、
縦・横いずれの方向にも接続し連結可能とした構成を有することを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
6.前記支持台座と同梱又は別梱で2種類の転倒防止用補助台座が用意されており、
該2種類の内の一方である第1転倒防止用補助台座は、前記支持台座の上半截接続部に接続可能な第1半截接続部と、該第1半截接続部に連接され該第1半截接続部の側方方向に延伸する第1転倒防止片部と、を有し、
該2種類の内の他方である第2転倒防止用補助台座は、前記支持台座の下半截接続部に接続可能な第2半截接続部と、該第2半截接続部に連接され該第2半截接続部の側方方向に延伸する第2転倒防止片部と、を有し、
前記第1半截接続部には前記上半截接続部のアーム部用穿孔と一致する位置にアーム部用穿孔が設けてあり、
且つ該第1半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記上半截接続部の凹部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部が設けてあり、
前記第2半截接続部には前記下半截接続部のアーム部用穿孔と一致する位置にアーム部用穿孔が設けてあり、
且つ該第2半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記下半截接続部の凸部又は凹部に嵌合する凹部又は凸部が設けてあり、
該2種類の転倒防止用補助台座の少なくとも一方を支持台座に接続した際に該支持台座の側方に転倒防止片部が延びることで該支持台座の転倒を防止する構成であることを特徴とする上記6に記載の玩具支持台のアーム部。
7.前記アーム部が複数用意され、1つ又は複数の支持台座に立設して複数の玩具を飾ることが可能な構成であることを特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
請求項1に示す考案によれば、様々なポーズを取る玩具であってもかかるポーズを安定した状態で保持することが可能な玩具支持台のアーム部を提供することができる。
特に、アーム部が間欠動可能な関節部を有する構成であるため、関節部の固定位置の保持力が高い。従って、関節部に掛かる荷重が大きい場合であっても玩具のポーズを保持した状態で安定的に支持することができる。
請求項2に示す考案によれば、保持部の高さを容易に変えることができるので、様々な高さの玩具や保持高さの変更に対応することができる。
請求項3に示す考案によれば、玩具を安定した状態で握持又は保持することができる。
請求項4に示す考案によれば、アーム部本体である腕部の重量軽減と強度向上を同時に図ることができ、合成樹脂で形成した場合には引け等の樹脂成形における変形を著しく抑制することができる。
請求項5に示す考案によれば、支持台座のアーム部を立設するためのアーム部用穿孔が、方形状本体に少なくとも1つ、上半截接続部及び下半截接続部に各1つの少なくとも計3つ設けられているため、必要に応じて1つの支持台座に少なくとも3本のアーム部を立設して少なくとも3つの玩具を飾ることができる。アーム部の立設に際しては、1つのアーム部用穿孔に対して1本のアーム部を立設するため、アーム部の取付部に大きな負荷が掛かることがない。
また、支持台座を縦・横いずれの方向にも複数接続することができるので、展示スペースの広さや形状、支持する玩具の数や大きさに応じて任意の数の支持台座を所望の配置で連結接続して用いることができる。
請求項6に示す考案によれば、転倒防止用補助台座を支持台座に接続することで転倒防止効果がより高くなり、より安定した支持が可能となる。
請求項7に示す考案によれば、飾る玩具の数に応じた数のアーム部を立設することで複数の玩具を飾ることができる。
本考案に係る玩具支持台のアーム部の一実施例を示す斜視図 関節部の一例を示す拡散分解斜視図 保持部の一例を示す拡散分解斜視図 腕部の一例を示す拡散分解斜視図 本考案に好ましく用いられる支持台座の一例を示す拡散分解斜視図 支持台座の接続構成を説明する概略断面図 支持台座と転倒防止用補助台座の接続例を示す概略平面図 支持台座と転倒防止用補助台座の接続例を示す概略平面図 2つの支持台座の接続構成を説明する概略断面図 複数の支持台座の接続例を示す概略平面図 複数のアーム部を立設した状態の一例を示す概略正面図
次に、添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。
本考案に係る玩具支持台のアーム部は、玩具支持台に人形・動物・乗り物類等の玩具を支持状態で飾るためのアーム部である。
アーム部の具体的な構成は図1に示すように、支持台座2に立設して玩具を支持状態で飾る玩具支持台のアーム部1において、
前記アーム部1が、前記玩具を直接又は間接的に握持・抱持の如き手段で支持することで展示状態を保持する保持部11と、支持台座2に形成されたアーム部用穿孔23に嵌合する基軸部12Aを有する取付部12と、前記取付部12から保持部11へと延伸するアーム部本体である腕部13と、を有して成り、
前記保持部11と腕部13との接続部分と、前記取付部12と腕部13との接続部分の各々に間欠回動可能な関節部14が配設されており、
該関節部14は、図2に示すように、外周面に凹凸が形成された回動軸14Aと、該回動軸14Aが嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部14B・14Cと、を有して構成されている。図1において、符号14Dは回動軸14Aの挿通側とは反対側の軸挿通部14Cの孔に嵌合することで該孔を被覆するキャップ体を示し、符号3(3A)・3(3B)は、支持台座2の安定性をより向上させるための転倒防止用補助台座を示す。
アーム部1は1本構成に限らず関節部14を介して多数本が連結された複数本である多段節構成であってもよく、本実施例ではアーム部1の本体である腕部13の中間部分に間欠回動可能な関節部が少なくとも1つ(本実施例では1つ)が配設された2本の腕部13・13から成る2段節構成となっている。中間部分に配設される関節部14についても、他の関節部14と同様に図2に示す構成と同様の構成を有する。
アーム部1の保持部11の好ましい構成としては、図1及び図3に示すように、玩具を握持又は抱持する2本の指状部材から成る保持アーム部11A・11Bと、該2本の指状部材である保持アーム部11A・11Bの重合する付け根部11C・11Dに設けられることで該2本の指状部材の拡開動作及び閉鎖動作が可能な開閉関節部15と、を有して成り、
該開閉関節部15は、図3に示すように、外周面に凹凸が形成された回動軸15Aと、前記2本の指状部材の重合する付け根部11C・11Dの各々に形成されて前記回動軸15Aが嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部15B・15Cと、を有する構成である。
アーム部1は肉厚部材を用いて或いは肉厚に成形することで内部まで同一素材の一体的な成形物構成であってもよいし、或いは、内部は空洞構成や、薄板材等を積層した構成や、木等の粉砕チップ・粉末等に樹脂含浸して硬化させた構成や、内部空洞構成の複数部材を組み合わせた複数部材構成等の構成を有していてもよいが、好ましくは、図4に示すように、アーム部1の本体である腕部13が、延伸方向に分割接合線を有する2分割体13A・13Bから成る構成を有し、該2分割体の各々の内部の少なくとも一部が空洞であることである。
図4に示す実施例では、腕部13の2分割体の一方13Aの内部の空洞部分に接合用嵌合凹部13Cが設けられ、2分割体の他方13Bの内部の空洞部分に設けられた接合用嵌合凸部(図示せず)と嵌合することで2分割体の一方13Aと他方13Bとが接合する。
アーム部1の材質としては、この種の玩具支持台のアーム部に用いられる材質として公知公用のもの、例えば、各種合成樹脂(例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、スチロール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、FRP樹脂等)、金属(例えば、アルミニウム、ステンレス等)、木(例えば、紫檀、黒檀等)、合成又は天然ゴム、セラミック等を特別の制限なく用いることができ、好ましくは各種合成樹脂である。
本考案に係る玩具支持台のアーム部1に用いられる支持台座2としては、この種の玩具支持台に用いられてアーム部が立設される構成のものであれば公知公用のものを特別の制限なく用いることができる。
以下、本考案に用いられて好ましい支持台座2について説明する。
例えば、図5及び図6に示すように、支持台座2にアーム部1を立設して玩具を飾る玩具支持台であって、
前記支持台座2は、一定肉厚の方形状本体21と、該方形状本体21の両端部各々に接続された正方形接続部22と、を有し、
該正方形接続部22の一方は、上面側が除かれ、前記方形状本体21の肉厚の半分の肉厚を有する上半截接続部22Aであり、
該正方形接続部22の他方は、下面側が除かれ、前記方形状本体21の肉厚の半分の肉厚を有する下半截接続部22Bであり、
前記方形状本体21には、少なくとも1つ(本実施例では3つ)のアーム部用穿孔23が設けてあり、
前記上半截接続部22A及び下半截接続部22Bには各1つのアーム部用穿孔24・25が設けてあり、
且つ該上半截接続部22Aのアーム部用穿孔24の周囲には凹部又は凸部24A(本実施例では凹部)が設けてあり、該下半截接続部22Bのアーム部用穿孔25の周囲には、前記凹部又は凸部24Aに嵌合する凸部又は凹部25A(本実施例では凸部。図6参照)が設けてあり、
縦・横いずれの方向にも接続し連結可能とした構成を有するものを挙げることができる。
支持台座2には、2種類の転倒防止用補助台座3を接続することで、該支持台座2の安定性をより向上させることで転倒防止効果をより発揮させることができる。
転倒防止用補助台座3は、図5及び図6に示すように、前記支持台座2と同梱又は別梱で2種類の転倒防止用補助台座3が用意されており、
該2種類の内の一方である第1転倒防止用補助台座3Aは、前記支持台座2の上半截接続部22Aに接続可能な第1半截接続部31Aと、該第1半截接続部31Aに連接され該第1半截接続部31Aの側方方向に延伸する第1転倒防止片部32Aと、を有し、
該2種類の内の他方である第2転倒防止用補助台座3Bは、前記支持台座2の下半截接続部22Bに接続可能な第2半截接続部31Bと、該第2半截接続部31Bに連接され該第2半截接続部31Bの側方方向に延伸する第2転倒防止片部32Bと、を有し、
前記第1半截接続部31Aには前記上半截接続部22Aのアーム部用穿孔24と一致する位置にアーム部用穿孔33が設けてあり、
且つ該第1半截接続部31Aのアーム部用穿孔33の周囲には、前記上半截接続部22Aの凹部又は凸部24A(本実施例では凹部)に嵌合する凸部又は凹部33A(本実施例では凸部)が設けてあり、
前記第2半截接続部31Bには前記下半截接続部22Bのアーム部用穿孔25と一致する位置にアーム部用穿孔34が設けてあり、
且つ該第2半截接続部31Bのアーム部用穿孔34の周囲には、前記下半截接続部22Bの凸部又は凹部25A(本実施例では凸部)に嵌合する凹部又は凸部34A(本実施例では凹部)が設けてあり、
該2種類の転倒防止用補助台座3(3A・3B)の少なくとも一方(本実施例では両方)を支持台座2に接続した際に該支持台座2の側方に転倒防止片部32A・32Bが延びることで該支持台座2の転倒を防止する構成を有するものである。
支持台座2に転倒防止用補助台座3を接続する方法について以下説明する。
上半截接続部22Aには、2種類の転倒防止用補助台座3の内の一方である第1転倒防止用補助台座3Aを接続することができる。
この接続は、図6に示すように、上半截接続部22Aのアーム部用穿孔24に第1転倒防止用補助台座3Aのアーム部用穿孔33が一致するように、該上半截接続部22Aの上面に第1半截接続部31Aの下面を合わせるように載せて、アーム部用穿孔24の周囲に設けられた凹部又は凸部24A(本実施例では凹部)にアーム部用穿孔33の周囲に設けられた凸部又は凹部33A(本実施例では凸部)を嵌合させることで可能となる。
また、下半截接続部22Bには、2種類の転倒防止用補助台座3の内の他方である第2転倒防止用補助台座3Bを接続することができる。
この接続は、図6に示すように、下半截接続部22Bのアーム部用穿孔25に第2転倒防止用補助台座3Bのアーム部用穿孔34が一致するように、第2半截接続部31Bの上面に下半截接続部22Bの下面を合わせるように載せて、アーム部用穿孔25の周囲に設けられた凸部又は凹部25A(本実施例では凸部)にアーム部用穿孔34の周囲に設けられた凹部又は凸部34A(本実施例では凹部)を嵌合させることで可能となる。
支持台座2及び転倒防止用補助台座3の材質としては、この種の玩具支持台に用いられる材質として公知公用のもの、例えば、各種合成樹脂(例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、スチロール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、FRP樹脂等)、金属(例えば、アルミニウム、ステンレス等)、木(例えば、紫檀、黒檀等)、合成又は天然ゴム、セラミック等を特別の制限なく用いることができる。
また、支持台座2及び転倒防止用補助台座3は、肉厚部材を用いて或いは肉厚に成形することで内部まで同一素材の一体的な成形物構成であってもよいし、或いは、内部は空洞構成や、薄板材等を積層した構成や、木等の粉砕チップ・粉末等に樹脂含浸して硬化させた構成や、内部空洞構成の本体に底板を取付けた複数部材構成等の構成を有していてもよい。
本考案に係るアーム部1を支持台座2に立設するには、図5及び図6に示す支持台座2(及び転倒防止用補助台座3)に設けられたアーム部用穿孔23・25(及び/又は33・34)の任意の位置にアーム部1の取付部12の基軸部12Aを図1に示すように嵌合挿通させることで立設が可能である。
以上、本考案に係る玩具支持台のアーム部の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の他の態様態様を採ることもできる。
例えば、上記実施例では、支持台座2及び転倒防止用補助台座3に形成されたアーム部用穿孔23・24・25・33・34の各々は正六角形としたが、本考案はかかる形状に限定されず、他の正多角形や円形であってもよい。
例えば、上記実施例では、転倒防止用補助台座3の転倒防止片部32A・32Bは、該転倒防止用補助台座3を支持台座2に接続した際に、前記転倒防止片部32A・32Bが前記支持台座2の側方方向であって且つ外向き方向に延伸する構成としていたが、本考案はかかる構成に限定されず、図7に示すように、前記転倒防止片部32A・32Bが前記支持台座2の側方方向であって且つ内向き方向に延伸する構成とすることもできる。
また、上記実施例では、1つの支持台座2に2つの転倒防止用補助台座3を接続した構成としていたが、本考案はかかる構成に限定されず、複数の支持台座2を連結接続することもできる。
例えば、図8は2つの支持台座2を縦方向に連結接続した場合の一例を示す。支持台座2同士を連結接続する場合、図9に示すように、1つ目の支持台座2の上半截接続部22Aに、2つ目の支持台座2の下半截接続部22Bを接続することで連結接続が可能となる。
図10は4つの支持台座2を横方向(直角方向)に連結接続した場合の一例を示す。この接続の場合、1つ目の支持台座2の上半截接続部22Aに2つ目の支持台座2の下半截接続部22Bを横方向(直角方向)に接続し、2つ目の支持台座2の上半截接続部22Aに3つ目の支持台座2の下半截接続部22Bを横方向(直角方向)に接続し、3つ目の支持台座2の上半截接続部22Aに4つ目の支持台座2の下半截接続部22Bを横方向(直角方向)に接続し、4つ目の支持台座2の上半截接続部22Aに1つ目の支持台座2の下半截接続部22Bを横方向(直角方向)に接続することでロ字状に連結接続した構成となる。
複数の支持台座2を連結接続する場合、縦方向と横方向への接続を混在させたり、横方向であっても接続の度に向きを変えてジグザグ状に接続させたり、コレクションケース等の展示スペースの状況や使用者の嗜好等の各種条件に応じて種々の配置構成で連結接続することが可能となる。
更に、上記実施例では1本のアーム部1を立設した構成としていたが、本考案はかかる構成に限定されず、飾る玩具の大きさや形状・数、コレクションケース等の展示スペースの状況や使用者の嗜好等の各種条件に応じて、アーム部1を1つ又は複数の支持台座2に立設して複数の玩具を飾る構成とすることもできる。
例えば、図11は1つの支持台座2に3本のアーム部1を立設した構成の一例を示す。
1 アーム部
11 保持部
11A 保持アーム部
11B 保持アーム部
11C 付け根部
11D 付け根部
12 取付部
12A 基軸部
13 腕部
13A 2分割体の一方
13B 2分割体の他方
13C 接合用嵌合凹部13C
14 関節部
14A 回動軸
14B 軸挿通部
14C 軸挿通部
14D キャップ体
15 開閉関節部
15A 回動軸
15B 軸挿通部
15C 軸挿通部
2 支持台座
21 方形状本体
22 正方形接続部
22A 上半截接続部
22B 下半截接続部
23 アーム部用穿孔
24 アーム部用穿孔
24A 凹部又は凸部
25 アーム部用穿孔
25A 凸部又は凹部
3 転倒防止用補助台座
3A 第1転倒防止用補助台座
31A 第1半截接続部
32A 第1転倒防止片部
3B 第2転倒防止用補助台座
31B 第2半截接続部
32B 第2転倒防止片部
33 アーム部用穿孔
33A 凸部又は凹部
34 アーム部用穿孔
34A 凹部又は凸部

Claims (7)

  1. 支持台座に立設して玩具を支持状態で飾る玩具支持台のアーム部において、
    前記アーム部が、前記玩具を直接又は間接的に握持・抱持の如き手段で支持することで展示状態を保持する保持部と、前記支持台座に形成されたアーム部用穿孔に嵌合する基軸部を有する取付部と、前記取付部から保持部へと延伸するアーム部本体である腕部と、を有して成り、
    前記保持部と腕部との接続部分と、前記取付部と腕部との接続部分の各々に間欠回動可能な関節部が配設されており、
    該関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、該回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする玩具支持台のアーム部。
  2. 前記腕部の中間部分に、間欠回動可能な関節部が少なくとも1つ配設されており、
    該関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、該回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の玩具支持台のアーム部。
  3. 前記保持部が、玩具を握持又は抱持する2本の指状部材から成る保持アーム部と、該2本の指状部材の重合する付け根部に設けられることで該2本の指状部材の拡開動作及び閉鎖動作が可能な開閉関節部と、を有して成り、
    該開閉関節部が、外周面に凹凸が形成された回動軸と、前記2本の指状部材の重合する付け根部の各々に形成されて前記回動軸が嵌合挿通されると共に内周面に凹凸が形成された軸挿通部と、を有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の玩具支持台のアーム部。
  4. 前記腕部が、延伸方向に分割接合線を有する2分割体から成る構成を有し、該2分割体の各々の内部の少なくとも一部が空洞であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
  5. 前記支持台座が、一定肉厚の方形状本体と、該方形状本体の両端部各々に接続された正方形接続部と、を有し、
    該正方形接続部の一方は、上面側が除かれ、前記方形状本体の肉厚の半分の肉厚を有する上半截接続部であり、
    該正方形接続部の他方は、下面側が除かれ、前記方形状本体の肉厚の半分の肉厚を有する下半截接続部であり、
    前記方形状本体には、少なくとも1つのアーム部用穿孔が設けてあり、
    前記上半截接続部及び下半截接続部には各1つのアーム部用穿孔が設けてあり、
    且つ該上半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には凹部又は凸部が設けてあり、該下半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記上半截接続部の凹部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部が設けてあり、
    縦・横いずれの方向にも接続し連結可能とした構成を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
  6. 前記支持台座と同梱又は別梱で2種類の転倒防止用補助台座が用意されており、
    該2種類の内の一方である第1転倒防止用補助台座は、前記支持台座の上半截接続部に接続可能な第1半截接続部と、該第1半截接続部に連接され該第1半截接続部の側方方向に延伸する第1転倒防止片部と、を有し、
    該2種類の内の他方である第2転倒防止用補助台座は、前記支持台座の下半截接続部に接続可能な第2半截接続部と、該第2半截接続部に連接され該第2半截接続部の側方方向に延伸する第2転倒防止片部と、を有し、
    前記第1半截接続部には前記上半截接続部のアーム部用穿孔と一致する位置にアーム部用穿孔が設けてあり、
    且つ該第1半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記上半截接続部の凹部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部が設けてあり、
    前記第2半截接続部には前記下半截接続部のアーム部用穿孔と一致する位置にアーム部用穿孔が設けてあり、
    且つ該第2半截接続部のアーム部用穿孔の周囲には、前記下半截接続部の凸部又は凹部に嵌合する凹部又は凸部が設けてあり、
    該2種類の転倒防止用補助台座の少なくとも一方を支持台座に接続した際に該支持台座の側方に転倒防止片部が延びることで該支持台座の転倒を防止する構成であることを特徴とする請求項6に記載の玩具支持台のアーム部。
  7. 前記アーム部が複数用意され、1つ又は複数の支持台座に立設して複数の玩具を飾ることが可能な構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の玩具支持台のアーム部。
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