JP3154151U - 磁気活水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で残留塩素を除去し、酸化還元電位の低い健康的な水を生成する磁気活水器を提供する。【解決手段】水道に接続され、あるいは原水貯水容器から自然に水を受ける筒状の流水管に複数の磁石を収納した。磁石は、流水管の流路断面積よりも僅かに小さい面積、あるいは流水管の内径よりも僅かに小さい径の磁石を複数収納し、流水管の内径と磁石間に存在する空隙を遅い速度で水を通過させるように構成した。【選択図】図1

Description

本考案は水道水等の飲料水を磁気処理することにより、残留塩素を除去し、酸化還元電位の低く美味で健康的な飲料水を生成する磁気活水器に関する。
強い磁場の中を水が通過すると、その水の分子がイオン化してマイナスイオンを生成し、この結果、酸化還元電位が低下することが知られている。また水中に溶存する物質もイオン化し、残留塩素も分解除去され、更に、カルキ臭が消えることも知られている。
この原理に基づいて、水道管の外側に磁石を配置した磁気活水器が提供されているが、水に作用する磁力が小さく、磁気活水効果はさほど大きくない。
一方、水道に直結させる外筒内に、多数の磁石を収納し、磁石に直接水を接触させて作用磁界を強くし、活性化の向上を図った発明が、特許文献1に記載されている。
特開2008−18416号公報
前記特許文献1に記載された発明は、外筒内に多数の棒磁石を収納するものであるが、二本の棒磁石同士を執着させて並置させ、これを水流と直角にして外筒内に配置するように構成されている。
これは、磁石同士の吸着力と反発力が収納配置や組み立て性を阻害しているものである。
又、この公開公報の記載によれば、水を磁石周囲の狭い空隙を、流入速度の数倍に加速して通過させ、起電力発生効果を数倍高めるとされているが、空隙を高速で通過させれば磁界に作用される時間が短くなるので、結局、水のイオン化作用や溶存物質の分解、除去作用を向上することができない。
前記課題に着目し、本考案の目的は、短時間の磁気処理で、水分子ならびに溶存物質をイオン化して酸化還元電位を低下させるとともに、有害物質である残留塩素を分解除去し、カルキ臭のない健康的な水を製造する磁気活水器を簡単な構成で提供することである。
前記目的を達成するために、本考案は、水道に接続され、あるいは原水貯水容器から自然に水を受ける筒状の流水管に複数の磁石を収納した磁気活水器において、前記磁石は、流水管の流路断面積よりも僅かに小さい面積、あるいは流水管の内径よりも僅かに小さい径の磁石を複数収納し、流水管の内径と磁石間に存在する空隙を遅い速度で水を通過させるように構成したものである。
言い換えると本考案は、次の手段を講じたものといえる。
イ)強力な磁石、例えばネオジウム磁石を用いて直接水分子に接触させる。
ロ)円筒状流水管の流路断面積よりも僅かに小さい面積の磁石を複数収納し、通過する水分子に強力な磁気エネルギーを放射する。
ハ)異形の磁石を組み合せ収納することにより流水管内と磁石間の空隙を最小にして滞留時間を長くするとともに磁力を有効に活用する。
ニ)耐水性、イオン化効率を向上のためにトルマリンを被覆した磁石を流水管に収納する。
本考案は前述のように構成したので、強力な磁石が効率よく流水に作用するのでマイナスイオンが増加して酸化還元電位を著しく低下せしめるとともに、残留塩素の除去が可能な磁気活水器を提供できる。
本考案の実施例1における磁気活水器を示す断面図。 同実施例2における磁気活水器の円筒状流水管の断面図。 同実施例3における磁気活水器の円筒状流水管の断面図。 同実施例4における磁気活水器の円筒状流水管の断面図。 本考案の各実施例における測定温度、pH値、電気伝導度、酸化還元電位、及び残留塩素の各値を示す図。
本考案の実施の形態は、筒状の流水管に複数の磁石を収納する磁気活水器であって、磁石を、流水管の流路断面積よりも僅かに小さい面積、あるいは流水管の内径よりも僅かに小さい径の磁石とし、これを流水管に複数収納し、流水管の内径と磁石の間水を通過させるように構成したことにある。
以下それぞれの実施例構成について図を参照しながら説明する。
以下、図1に基づいて、本考案の第1の実施例の構成を説明する。
実施例1は飲料水を得るための磁気活水器であって、原水には水道水を用いる。1は原水貯水器であり、水道水を注入する。この状態に於いて水道蛇口を解放することにより水道水を一定の流速で貯水器に注水する。
本例では貯水器に容量5リットルのアルマイト製の容器を用いて直接注入した。2は処理水貯水器で容量10リットルのアルマイト製容器であり、外周下方には吐出水栓7が設けられている。3aは円筒状流水管であり、耐水性の良い水道用ステンレス製フレキシブルパイプである。
このパイプ3aは、内径11mmΦ、長さ1,000mmである。4は、円筒状流水管3aの流入口に設けた異物混入防止用フィルターで、80メッシュで上下に貫通する小孔を有するステンレス円板(13mmΦ、厚さ1.5mm)である。5は同じくパイプ3aの流出口に設けた異物流出防止用フィルターで、形状は異物混入防止用フィルター4と同一のものである。
6aの球状磁石は外径9.5mmΦのネオジウム磁石であり、磁束密度は5,800ガウスである。3aの円筒状流水管に6aの球状磁石が収納され、僅かな空隙12(0.75mm)の間を水はゆっくりと通過し、磁力により水の酸化還元電位が大幅に低下する。
この速度は、通常の水道管の速度の数分の1程度であり、更に、水道の水圧を加えない自然流下の場合は水道流速の10分の1程度の遅い速度となる。
この遅い速度は、水が磁界作用を受けている時間が多くなることを意味し、それだけ水分子ならびに溶存物質をイオン化して酸化還元電位を低下させると共に残留塩素を分解除去し、カルキ臭のない健康的な水を生成することができるものである。
結果を図5の表に示している。
原水に用いた水道水の酸化還元電位は510mVであり、処理後は286mVに低下した。pH値、電気伝導度、酸化還元電位の測定にはHANNA社のWATER TESTを用いた。pH値は磁気処理により僅かに上昇した。原水の水道水のpH値は7.3、処理後は7.4であった。
電気伝導度は変化なく、水道水、処理水とも19μΩ-1/cmであった。
残留塩素は、水道の原水では0.15mg/L、処理水では0.00mg/Lで、完全に除去されていることが確認された。残留塩素量の測定は株式会社タニタ製のEW−510型を用いた。測定温度は23.1℃である。本例の球状磁石6aとしては、95個の球状ネオジウム磁石を用い、毎分100mlの流速で処理したところ、無味、無臭の美味な飲料水を得ることができた。
次に図2に基づいて、本考案の第2の実施例の構成を説明する。
この例では、実施例1と同一の原水貯水器(容量5リットル。アルマイト製)、処理水貯水器(容量10リットル。アルマイト製。吐出栓付き。)を用いた。又、実施例2では実施例1の球状磁石の代わりに、ディスク状磁石を用いたものである。
ディスク状磁石8は、10.5mmΦ、厚さ1.5mmのネオジウム製である。一個の磁石の磁束密度は1,580ガウスで、内径13mm、外径16mmの水道用硬質塩化ビニル管3b内に270個収納した。
磁石間には、ディスク状流路案内板9として、外径11.5mm、厚さ2mmで前記実施例1の異物混入防止用フィルター4と同様の構成であるステンレス製メッシュ(80メッシュ)を8の磁石間に、磁石と同数である270個挿入した。流速は毎分100mlで処理した。その結果を前記と同様に図5の表に示している。
円筒状流水管と磁石間の空隙12は、1.25mmで、実施例1に比較してやや大きく、磁力の作用が少ないため、酸化還元電位は実施例1に比較して44mV高い値を示した。
次に、図3に基づいて、第3の実施例の構成について説明する。
この例でも、実施例1と同一の原水貯水器、処理水貯水器を用いた。
実施例3では、ディスク状皿穴付きネオジウム磁石10を用いた。流水管には硬質塩化ビニル管3bを用いた。磁石10の形状は外径12mmΦ、皿穴径3mmΦ、厚さ3mmで、磁束密度は3,300ガウスである。180個収納し、磁石間にディスク状流路案内板9を同数挿入した。流速は毎分100mlで処理した。
結果を図5の表に示す。流水管と磁石間の空隙は0.5mmである。実施例2に比べて酸化還元電位は僅かに低下している。
最後に第4の実施例の構成を図4に基づいて説明する。
実施例4は、水道用硬質塩化ビニル管3bにトルマリン皮膜付き球状磁石6bを収納したものである。
磁石形状は9.5mmΦである。ネオジウム製で磁束密度は5,800ガウスである。他の構成は実施例1と同じである。トルマリン皮膜は次の工程に従って形成した。270メッシュのショールトルマリン100重量部にカシュー樹脂30重量部を添加し、カシューうすめ液(キシレン、1,3,5−トリメチルベンゼン)200重量部を加えて均一な溶液を調整した。ガラス製ビーカーにこの溶液を取り球状磁石6aを浸漬した。
30分間浸漬後、陶板上で5時間自然乾燥した。浸漬、自然乾燥を3回繰り返した。次に100℃で10時間熱処理した。最後に150℃で3時間熱処理して硬化した。トルマリン皮膜11の厚さは100μm〜120μmであった。この磁石6bを95個収納し、毎分100mlで処理した。
結果を図5の表に示す。この例では、pH値が僅かに上昇し、電気伝導度も僅かに上昇した。酸化還元電位は280mVを示した。トルマリンによるイオン化効率の向上が認められる。
本考案の磁気活水器は短時間で残留塩素の無いマイナスイオンの多い健康的な水を製造することが出来る。操作は簡単で原水貯水器に水道水等の原水を注入し、数分後吐出栓を開放して処理水を得ることができる。メンテナンスは水道水の場合は80℃の熱水を原水貯水器に注入する(2リットル程度)ことで長期間使用可能である。
尚、前記の筒状流水管は、前記の実施例のように、必ずしも円筒でなくてもよく、楕円や、角筒でも良い。
水道用ステンレス管は耐水性、磁気遮蔽性を有するので最適な材料である。そのほかに水道用塩化ビニル管、ABS樹脂管、ポリプロピレン樹脂管も普通に用いられる。
1 原水貯水器
2 処理水貯水器
3a 円筒状流水管(水道用ステンレス製)
3b 円筒状流水管(水道用塩化ビニル製)
4 流入口フィルター
5 流出口フィルター
6a 球状磁石
6b トルマリン被膜付き球状磁石
7 吐出水栓
8 ディスク状磁石
9 ディスク状流路案内板
10 ディスク状皿穴付磁石
11 トルマリン皮膜
12 空隙

Claims (3)

  1. 水道に接続され、あるいは原水貯水容器から自然に水を受ける筒状の流水管に複数の磁石を収納した磁気活水器において、
    前記磁石は、流水管の流路断面積よりも僅かに小さい面積、あるいは流水管の内径よりも僅かに小さい径の磁石を複数収納し、流水管の内径と磁石間に存在する空隙を遅い速度で水を通過させるように構成したことを特徴とする磁気活水器。
  2. 流水管の流水速度を制御するために、同形、もしくは異形の磁石、吐出案内板を組み合せて収納したことを特徴とする前記請求項1記載の磁気活水器。
  3. 耐水性、イオン化効率を向上させるために、トルマリンを被覆した磁石を円筒状流水管に収納することを特徴とする前記請求項1記載の磁気活水器。
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