JP3154122B2 - 警備ロボット搭載漏水検知装置 - Google Patents

警備ロボット搭載漏水検知装置

Info

Publication number
JP3154122B2
JP3154122B2 JP33955091A JP33955091A JP3154122B2 JP 3154122 B2 JP3154122 B2 JP 3154122B2 JP 33955091 A JP33955091 A JP 33955091A JP 33955091 A JP33955091 A JP 33955091A JP 3154122 B2 JP3154122 B2 JP 3154122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water leakage
security robot
water
security
robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33955091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05149817A (ja
Inventor
幸治 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Original Assignee
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. filed Critical SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority to JP33955091A priority Critical patent/JP3154122B2/ja
Publication of JPH05149817A publication Critical patent/JPH05149817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3154122B2 publication Critical patent/JP3154122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め定められた警
戒範囲の巡回経路を走行して警戒範囲内の異常事態を検
知する警備ロボットに搭載され、警戒範囲内で発生する
漏水事故を検知する漏水検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、知能型警備移動ロボットは、予
め定められた範囲に発生する異常を検知し、範囲外ある
いは範囲内にいる管理要員に報知する機能を有する。一
方、建物内とりわけ小売店舗における漏水事故は販売す
べき商品を水損し、多額の被害を出すことがある。そこ
で、この水損を防止するためには、漏水検知器をしかる
べき場所に固定設置してその検知信号を監視するか、あ
るいは警備員が定期的に巡回して漏水がないことを確認
する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、漏水検
知器を固定設置する場合には多数の漏水検知器が必要と
なって費用が嵩む上に、建物を利用する人によって漏水
検知器が物理的に損傷を受ける恐れがあり、また一旦漏
水事故を検知すると復旧までに時間を要したり、検知器
によっては交換する必要があるなどの問題点があった。
又、警備員による巡回も労力を要し、やはり費用が嵩む
という問題点があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は、漏水検知のための費
用を削減することができるとともに、保守が容易であ
り、かつ漏水を正確に検知することができる警備ロボッ
ト搭載漏水警報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載さ
れた発明は、所定の警戒範囲を走行巡回し、異常を検知
して外部に報知する警備ロボットにおいて、警備ロボッ
トの走行を検知して出力する走行検知手段と、警備ロボ
ットの走行床面近くで警備ロボットに取付けられ、走行
床面上に存在する水分を検知する第1の漏水検知端子
と、該第1の漏水検知端子よりも走行床面から離れた距
離で警備ロボットに取付けられ、前記第1の漏水検知端
子の検知位置と異なる高さ位置で走行床面上に存在する
水分を検知する第2の漏水検知端子と、前記走行検知手
段の出力がなく前記第2の漏水検知端子が上記水分を検
知した場合又は前記走行検知手段の出力がありかつ前記
第1の漏水検知端子が上記水分を検知する状態が所定時
間継続した場合には漏水警報を出力する漏水警報出力手
段を備えたことを特徴とする警備ロボット搭載漏水検知
装置である。
【0006】
【作 用】本発明においては、警備ロボットの走行中に
警備ロボットの走行床面近くに設けた第1の漏水検知端
子が走行床面上の水分を所定時間継続して検知した場
合、又は警備ロボットの停止中に第1の漏水検知端子よ
りも走行床面から離れた距離で警備ロボットに取付けら
れた第2の漏水検知端子が走行床面上の水分を検知した
場合に、漏水警報が出力される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明に係る警備ロボット搭載漏水検知装置
の構成を示すブロック図、図2は漏水検知装置を搭載し
た警備ロボットの正面図、図3は漏水検知装置を搭載し
た警備ロボット本体の底面図である。
【0008】これらの図において、3はロボット本体、
4はロボット本体3の下部に取付けられ、走行床面10
上を走行する車輪であり、ロボット本体3と車輪4によ
り警備ロボット5が構成される。1a〜1dはロボット
本体3に走行床面10近くで取付けられた第1の漏水検
知端子であり、走行床面10上に存在する水分を検知す
る。2a,2bはロボット本体3の第1の漏水検知端子
1a〜1dよりも走行床面から離れた距離で警備ロボッ
トに取付けられ、前記第1の漏水検知端子の検知位置と
異なる高さ位置で走行床面10上に存在する水分を検知
する第2の漏水検知端子である。また、13は車輪4の
回転により警備ロボット5が走行中か否かを検知する走
行計であり走行検出手段を構成する。14,15はアン
ド回路、16はアンド回路14の出力が所定時間継続す
ると漏水警報を出力する信号蓄積部で、17はノット回
路である。
【0009】次に、実施例の動作を説明する。警備ロボ
ット5は警戒範囲内を走行巡回しているか、あるいは内
蔵する蓄電池の充電のために所定位置に停止しており、
走行計13は警備ロボット5が走行中か否かを検知して
いる。警備ロボット5の走行中に第1の漏水検知端子1
(1a〜1dのうちのいずれか一つでもよい。)が走行
床面10上の液体を検知すると、図4のタイムチャート
に示すように走行計13の出力及び第1の漏水検知端子
1の出力は共にハイレベルとなり、アンド回路14の出
力もハイレベルとなる。
【0010】信号蓄積部16はアンド回路14の出力を
入力され、この出力が所定時間T継続すると漏水警報を
出力する。例えば、警備ロボット5の巡回走行速度を1
0km/hとし、所定時間Tを3秒とすると、1000
0m/3600秒×3秒≒8.3mとなり、警備ロボッ
ト5は3秒間に8.3m移動するので、警備ロボット5
の走行方向に少なくとも8.3mの範囲で第1の漏水検
知端子1が走行床面10上の液体を継続して検知した場
合に信号蓄積部16から漏水警報が出力される。従っ
て、走行床面10上に僅かに零した水分によっては漏水
警報は出力されない。又、警備ロボット5が停止中は走
行計13の出力はローレベルであるので、第1の漏水検
知端子1から検知出力があってもアンド回路14の出力
はローレベルであり、信号蓄積部16から漏水警報は出
力されない。このため、警備ロボット5の停止位置に小
規模な水分があった場合に第1の漏水検知端子1が検知
信号を出力しても漏水警報は出力されない。
【0011】次に、実際に漏水があって水位が上昇する
と、第2の漏水検知端子2がこれを検知して出力がハイ
レベルになる。従って、警備ロボット5の停止中は走行
計13の出力はローレベルであり、ノット回路17の出
力はハイレベルとなるので、アンド回路15の出力もハ
イレベルとなって漏水警報を出力する。
【0012】この実施例は上記構成の漏水検知装置を警
備ロボット5に搭載しており、警備対象内に多数の漏水
検知器を敷設したり、警備員による巡回を行なう必要が
なく、漏水検知の費用を削減でき、保全も容易となる。
又、警備ロボット5の走行中に第1の漏水検知装置1が
水分を所定時間継続して検知した場合に漏水警報を出力
するようにしており、走行床面10上の小規模な範囲に
水分があっても漏水警報は出力されず、正確な漏水検知
をすることができる。
【0013】なお、上記実施例では走行計13により警
備ロボット5が走行中か否かを判定したが、走行計13
に代わって走行検出手段として警備ロボット5の速度を
検出する速度計を設け、速度に応じて信号蓄積部16の
蓄積時間Tを変えるようにしてもよい。この場合、警備
ロボット5の速度が速い場合には蓄積時間Tを短縮し、
速度が遅い場合には蓄積時間Tを延長すれば、検知でき
る漏水域は速度に関係なくほぼ同様な範囲となる。
【0014】
【発明の効果】本願は以上のごとく構成され本発明によ
れば、次の効果を奏する。漏水検知のための設備費を
削減することができるとともに、装置の保全も容易な警
備ロボット搭載漏水検知装置が得られる。警備ロボッ
トの走行中に警備ロボットの走行床面近くに設けた第1
の漏水検知端子が走行床面上の水分を所定時間継続して
検知した場合、又は警備ロボットの停止中に第1の漏水
検知端子よりも走行床面から離れた距離で警備ロボット
に取付けられた第2の漏水検知端子が走行床面上の水分
を検知した場合に、漏水警報が出力されるように構成し
ているため、小規模な水分で漏水警報が出力するのを回
避でき、また正確な漏水警報を出力する警備ロボット搭
載漏水検知装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る警備ロボット搭載漏水検知装置
の構成を示すブロック図である。
【図 2】この発明による漏水検知装置を搭載した警備
ロボットの正面図である。
【図 3】この発明による漏水検知装置を搭載した警備
ロボットのロボット本体の底面図である。
【図 4】図1に示す発明装置の動作を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 第1の漏水検知端子 2 第2の漏水検知端子 3 ロボット本体 4 車輪 5 警備ロボット 10 走行床面 13 走行計 14 アンド回路 15 アンド回路 16 信号蓄積部 17 ノット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−90034(JP,A) 特開 昭59−85933(JP,A) 特開 昭61−262300(JP,A) 特開 昭60−63698(JP,A) 特開 平2−69633(JP,A) 特開 昭49−5085(JP,A) 実開 昭63−172930(JP,U) 実開 平2−75540(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/04 E03B 7/09 G01M 3/16 G08B 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の警戒範囲を走行巡回し、異常を検知
    して外部に報知する警備ロボットにおいて、 警備ロボットの走行を検知して出力する走行検知手段
    と、 警備ロボットの走行床面近くで警備ロボットに取付けら
    れ、走行床面上に存在する水分を検知する第1の漏水検
    知端子と、 該第1の漏水検知端子よりも走行床面から離れた距離で
    警備ロボットに取付けられ、前記第1の漏水検知端子の
    検知位置と異なる高さ位置で走行床面上に存在する水分
    を検知する第2の漏水検知端子と、 前記走行検知手段の出力がなく前記第2の漏水検知端子
    が上記水分を検知した場合、又は前記走行検知手段の出
    力がありかつ前記第1の漏水検知端子が上記水分を検知
    する状態が所定時間継続した場合には漏水警報を出力す
    る漏水警報出力手段を備えたことを特徴とする警備ロボ
    ット搭載漏水検知装置。
JP33955091A 1991-11-29 1991-11-29 警備ロボット搭載漏水検知装置 Expired - Lifetime JP3154122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33955091A JP3154122B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 警備ロボット搭載漏水検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33955091A JP3154122B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 警備ロボット搭載漏水検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05149817A JPH05149817A (ja) 1993-06-15
JP3154122B2 true JP3154122B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=18328532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33955091A Expired - Lifetime JP3154122B2 (ja) 1991-11-29 1991-11-29 警備ロボット搭載漏水検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3154122B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7110639B2 (ja) * 2018-03-20 2022-08-02 株式会社デンソーウェーブ 漏水検知システム
KR102668956B1 (ko) 2018-12-18 2024-05-24 터치스톤 인터내셔널 메디컬 사이언스 씨오., 엘티디. 노브 어셈블리 및 원형 스테이플러

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05149817A (ja) 1993-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970011110B1 (ko) 차량용 지진경보장치
EP1719088B1 (en) An alarm system
US6827172B2 (en) Lateral inclination angle detector for passenger-protecting device for use in automotive vehicle
EP0072567B1 (en) Boundary plane warning system
KR101816566B1 (ko) 차량센서를 활용한 교량 유지관리 시스템 및 그 방법
CN110264738A (zh) 一种智能限高防护装置及其防护方法
CN106572333A (zh) 一种无人值守列车障碍物检测系统
CN105540467A (zh) 一种吊装设备的智能化控制系统
JP3154122B2 (ja) 警備ロボット搭載漏水検知装置
CN108162857A (zh) 一种汽车主动安全保护方法和装置
CN106980810A (zh) 一种基于敏感区图像轮廓递增的超高车辆接近检测方法
JP3622723B2 (ja) 車両盗難防止方法、車両盗難防止装置および車両盗難防止システム
CN219257325U (zh) 一种基于人工智能的车载监管系统
CN210321715U (zh) 一种人防门吊角状态检测系统
CN108128701A (zh) 一种铁水车称重系统
CN112700678A (zh) 应用于道路养护作业的交通事故检测装置与预警系统
CN206236217U (zh) 井盖的报警探测器和防盗式井盖
JP3960794B2 (ja) タイヤ異常発生警報方法および装置、ならびにタイヤ異常発生警報プログラム
JPH07293023A (ja) 駐車場
JPS592543Y2 (ja) 移動体検知装置
AU2022270406A1 (en) Vehicle proximity sensor system
RU2797174C2 (ru) Система противоударной сигнализации для припаркованного транспортного средства
JP2000067368A (ja) 道路監視システム
CN117558120A (zh) 交通事故的检测方法、计算机设备及计算机可读存储介质
KR0147524B1 (ko) 자동차의 편하중경보장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090202

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090202

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100202

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term