JP3154097U

JP3154097U - 心音アルバム

Info

Publication number: JP3154097U
Application number: JP2009004387U
Authority: JP
Inventors: 静子新名
Original assignee: 静子新名
Priority date: 2009-06-26
Filing date: 2009-06-26
Publication date: 2009-10-08
Anticipated expiration: 2019-06-26

Abstract

【課題】誕生した赤ちゃんへの記念品であって、成長後の子供に癒しを与える心音アルバムを提供する。【解決手段】誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録した第一のＣＤと、該ＣＤに記録された心音に癒しの音楽を挿入して記録した第二のＣＤと、前記誕生した赤ちゃんと家族の思い出写真と、該赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子とを、一体にセットする。【選択図】図２

Description

本考案は、心音アルバムであって、とくに赤ちゃんの誕生祝いに最適な心音アルバムに関するものである。

従来より赤ちゃんの誕生祝いとして記念品が多数提供されている。例えば、誕生した赤ちゃんの足型や手形を、金属板やガラス板に彫刻したものや、プラスチックやガラスのホルダーに誕生した赤ちゃんの写真を嵌め込んだものがあった。

しかし、これらの記念品は誕生した赤ちゃん本人には成長するまでは、何らの利用方法もなく、両親や家族のためのものであった。また、赤ちゃんが大きくなるにつれてどこかに保管されてしまい、利用されることがなかった。

そこで、赤ちゃんが成長する過程における記録を一括して保存できる誕生記念アルバムが提案されている（特許文献１参照。）。また、結婚式にいたる成長の過程を見やすく表示記録できる写真アルバムもある（特許文献２参照。）

実開昭６３−１９１０５３号公報実用新案登録第３０８２１１０号公報

上記特許文献１の誕生記念アルバムは、赤ちゃんが成長する過程において、母親と共にアルバムを見ることで、文字や言葉を覚える学習機能をもったものであるが、赤ちゃんや成長過程の幼児に安心感を与えるものではなかった。また、特許文献２に写真アルバムは、誕生から結婚にいたる過程を見易く表示したブライダルグッズであり、赤ちゃんや幼児期に利用するものではなく、また結婚後において利用される機会も少ないものであった。

上記の問題点に鑑み本考案者は、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音をＣＤに記録してすることによって、赤ちゃんが誕生した際に、両親や親戚の記念となるばかりでなく、赤ちゃん自身も有効に利用でき、また成長の過程においても利用することが可能な心音アルバムを提供するに至った。

このため、本考案の心音アルバムは、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録した第一のＣＤと、該ＣＤに記録された心音に癒しの音楽を挿入して記録した第二のＣＤと、前記誕生した赤ちゃんと家族の思い出写真と、該赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子とを、一体にセットしたことを特徴とする。

本考案に係る心音アルバムによれば、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録したＣＤと、この心音に癒しの音楽を記録したＣＤを一体にセットしたため、いつでも赤ちゃんを安心させる道具として利用できると共に、成長する過程においてもこのＣＤを再生して癒しを体感できるという効果を有する。

しかも、赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子とを、一体にセット形成されており、誕生記念の品として有効に活用できるという効果を有する。

本考案に係る心音アルバムの一実施例を示す斜視図である。図１の拡大説明図である。本考案に係る心音アルバムの冊子を示す斜視説明図である。

以下、本考案を実施例を示す図面を参照しながら説明するが、本考案が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図１は、本考案の心音アルバムの一実施例を示す斜視図、図２は図１の拡大説明図、図３は本考案に係る心音アルバムの冊子を示す斜視説明図である。

図１、図２に示すように、本考案の心音アルバムは、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録した第一のＣＤ１と、この心音に癒しの音楽を挿入して記録した第二のＣＤ２と、該赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子３とが、専用のプラスチックケース４によって一体に封入されて構成されている。

このＣＤ１に記録された心音は、妊娠中の母体から録音されたもので、５００Ｈｚ以下の低音周波数が中心となるものであり、赤ちゃんがこの心音を聞くと安心して寝付くと言われている。また、ＣＤ２は近年癒しの音楽と呼ばれる音楽や自然音をＣＤ１に記録された心音とミキシングを行い、記録したものであり、赤ちゃんばかりでなく成人に対しても癒しを体感できるものである。なお、このＣＤは経年変化の少ない材料が使用され、その表面には赤ちゃんの写真、名前、生年月日、出生体重などが印刷される。

冊子３は、生まれてくる赤ちゃんに対する家族の想いや、記録をメッセージ５と写真６で構成して一冊の本としたものであり、上述したＣＤ１及び２と共にプラスチックケース４に着脱可能に封入される。また、この冊子３には必要に応じて、赤ちゃんが生まれた日の新聞記事などが記録される。

以上の構成からなる、本考案の心音アルバムは、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録したＣＤと、この心音に癒しの音楽を記録したＣＤを一体にセットしたため、いつでも赤ちゃんを安心させる道具として利用できると共に、成長する過程においてもこのＣＤを再生して癒しを体感できる。しかも、赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子とを、一体にセット形成されており、誕生記念の品として有効に活用できる。

１第一のＣＤ
２第二のＣＤ
３冊子
４プラスチックケース
５メッセージ
６写真

Claims

赤ちゃんの誕生祝いに好適なアルバムであって、誕生した赤ちゃんが妊娠中に母体から取得した心音を記録した第一のＣＤと、該ＣＤに記録された心音に癒しの音楽を挿入して記録した第二のＣＤと、前記誕生した赤ちゃんと家族の思い出写真と、該赤ちゃんへのメッセージ及び赤ちゃんの命名時の思いを記載した文章と、該赤ちゃんが誕生した日の新聞記事を印刷製本した冊子とを、一体にセットしたことを特徴とする心音アルバム。