JP3153014U - 取っ手付きラップアラウンドケース - Google Patents

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菅原 雅芳
雅芳 菅原
中川 喜尊
喜尊 中川
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Abstract

【課題】ルートセールス時、簡単に開封し、小分け単位に手提げを構成できる自動販売機用の取っ手付きラップアラウンドケースを提供する。【解決手段】正面パネル1のほぼ中央位置に摘み部10を切込形成し、該摘み部から前記正面パネルの上端部両隅方向に、開封用第1ジッパー11を形成して第1ジッパーで囲まれた域内に手提げ板13を形成する。前記正面パネル設けた第1ジッパーに接する位置で、サイドパネルと内フラップの境の稜線上に第2ジッパー14を設ける。【選択図】図1

Description

この考案は、主にビールや清涼飲料等の缶容器入り飲料を輸送するときに使用するラップアラウンドケースに関するものである。
ジュース、コーヒー、清涼飲料等の缶容器入りの飲料をまとめて輸送保管をするには、ラップアラウンドケースと呼ばれているカートンに収容して包装し輸送することが行われている。
また缶容器入りの飲料は、近年、自動販売機を通して販売することが多くなってきている。そして、缶容器入り飲料の自動販売機への補給は、ルートセールス員と呼ばれている作業員により行われている。
一般的には、ルートセールス員が配送車で自動販売機を巡回し、商品補充等を行っている。このような場合において、作業員は、運搬車両から重いカートンをおろして台車などで自動販売機まで運び、カートンを開封して不足した商品(缶容器)を自動販売機に投入し、カートンに残った飲料や回収した空容器は運搬車両で持ち帰っている。
しかし、自動販売機は台車などが入ることができない場所に設置されていることがある。その場合、台車等が使えないため、作業員が重いカートンを手で運ばなければならない。通例コーヒー、清涼飲料等の缶入り飲料は、1カートンに30缶が詰め込まれて包装されている。そうすると容量190gの缶容器のものは、1カートンの重量が6kg前後になってしまうので、これを手で運ぶにはいささか運び難いものとなる。そのため、少量ずつ運ぶことになり、そのため種々の手提げ付カートンが提案されている。カートンの多くは、予め形成されている切込に沿ってカートンの一部を切離し、その切離した部分を組み立てることで手提げの部分が形成されるという構造であった(特許文献1)。
特開2007−106477号公報 特開平08−34430号公報
しかし例えば特許文献1のカートンは、箱の4面に、切込を設けて手提げを形成しなければならず、加工コストが高くつくうえ、手提げ組立て時の手間が多くかかるという難点がある。
そこで本考案は、ルートセールス時に簡単にカートンを開封することができるようにすると共に、カートンの正面から内外フラップの稜線部にかけて切離すことで、正面パネルと内外フラップとでルートセールス時に使用できる手提げを形成することができるようにするものである。また、台車等が使えない場所で、作業員が一度に4ケースを両手で運ぶことができるようにするものである。さらにまた運搬車両からの荷おろしの際に、カートンを抱えることなく、荷おろしできるようにしたラップアラウンドケースを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案は、
対向する正面パネルと底面パネル及び対向する左右のサイドパネルを連設して商品である缶容器を包み込み、サイドパネルから延びる内フラップに、正面パネルと底面パネルから延びる外フラップを貼り合わせて封緘するラップアラウンドケースにおいて、
正面パネルには、そのパネルのほぼ中央位置に摘み部を切込形成し、該摘み部から前記正面パネルの上端部両隅方向に、開封用第1ジッパーを形成して、第1ジッパーで囲まれた域内に手提げ板を形成し、かつ前記正面パネル設けた第1ジッパーに接する位置で、サイドパネルと内フラップの境の稜線上第2ジッパーを設けたことを特徴とするものである。
また、第1ジッパーで囲まれた略三角形をした域内に運搬用手穴を設けたことが特徴である。
この考案のラップアラウンドケース(カートン)は、ルートセールス時、自動販売機に不足している商品をカートンから取り出す際、カートンの正面パネルを内外フラップの稜線部にかけて切離すことで、簡単に開封することができる。また開封により手提げを形成することができるので、運搬車両からの荷おろしの際に、カートンを抱えることなく、荷おろしできる。また、台車等が使えない場所で、作業員が一度に4ケースを両手で運ぶことができる。
又、本考案のラップアラウンドケースは、通常のラップラウンドケースと同等のコストでラップラウンド製函機により製造が可能である。
本考案のラップアラウンドケースの組み立て状態の斜視図である。 段ボールを材料として形成されたブランクの展開図である。 図1のケースの開封状態を示す斜視図である。 図1のケースを両手で運ぶときの状態を説明ずるための図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
このブランクでは、正面パネル1の一側にサイドパネル2、底面パネル3、サイドパネル4及び継代5を連設され、サイドパネル2と4の上下に内フラップ6と7が、正面パネル1と底面パネル3の上下に外フラップ8と9が夫々連設されている。
正面パネル1には、ほぼ中央に位置して切込形成した摘み部10を設ける。10aは折り目線である。また、該摘み部10から前記正面パネル1の上端部両隅方向に破断線からなる開封用第1ジッパー11を設ける。そして、前記第1ジッパー11で囲まれた略三角形の域内に運搬用手穴12を設けた手提げ板13を形成する。なお、手穴12は上部を折り目とし、パネル1のほぼ中央に位置する摘み部10の上に設ける。また前記正面パネル1に設けた第1ジッパー11に接する位置で、サイドパネル2または4と内フラップ6と7の境の稜線上には第2ジッパー14を設けるのである。
15は、外フラップ8と9に設ける手穴用切欠きであって、前記手穴12に位置と大きさが対応している。
このようなブランクを組み立てて飲料の缶容器を包装する際は、図1のように、定法通り、正面パネル1、一対のサイドパネル2と4及び底面パネル3を角筒状に折り曲げ、継代5を正面パネル1に貼り付けて角筒状に形成し、サイドパネルから延びる内フラップ6と7に、正面パネル1と底面パネル3から延びる外フラップ8と9を貼り合わせて飲料の缶容器を包装する。
一方、前述のようにルートセールス時において、自動販売機に不足している商品(缶容器)をカートンから取り出す場合は、直立させたカートンCの正面パネル1から破断用第1ジッパー11を切開して、図3に示すように開封するのである。このように開封するとカートン内に詰め込まれた飲料缶を容易に取出すことができる。
また、サイドパネル2または4と、内フラップ6と7の境の稜線上には第2ジッパー14が形成されているので、このジッパー14を切開し、続いてカートンのフラップを図のように引き起こして手提げ板13を組み立てるのである。
引き起こされた正面パネルの一部と、内外フラップは図3に示すように直立して重ね合わせることができるので、正面パネルの運搬用手穴12と外フラップ8と9に設けた手穴用切欠き15とを重ねて、その部分に上部を折り目とした手穴片をはめ込んでおく。このようにしてカートンの内外フラップからなるふた部を図のように引き起こすことに手提げを形成することにより、開封後の取っ手として利用するのである。
したがって、運搬車両からの荷おろしの際に、カートンを抱えることなく、その手提げを利用して荷おろしできる。また、台車等が使えない場所で、図4のようにケースの手提げ部分を前後に重ねて使用するときは、作業員が片手で2ケースを持つことができるので、一度に4ケースを両手で運ぶことができるものとなる。この手提げのついたカートンに残った飲料や回収した空容器は入れて容易に運搬車両で持ち帰ることもできる。
以上のように、本考案の取っ手付きラップアラウンドケースは、運搬車両から自動販売機へのルートセールス作業時の運搬効率を向上させることができものである。
1 正面パネル
2、4 サイドパネル
3 底面パネル
5 継代
6、7 内フラップ
8,9 外フラップ
10 摘み部
11 第1ジッパー
12 手穴
13 手提げ板
14 第2ジッパー
15 手穴用切欠き

Claims (2)

  1. 対向する正面パネルと底面パネル及び対向する左右のサイドパネルを連設して商品である缶容器を包み込み、サイドパネルから延びる内フラップに、正面パネルと底面パネルから延びる外フラップを貼り合わせて封緘するラップアラウンドケースにおいて、
    正面パネルには、そのパネルのほぼ中央位置に摘み部を切込形成し、該摘み部から前記正面パネルの上端部両隅方向に、開封用第1ジッパーを形成して、第1ジッパーで囲まれた域内に手提げ板を形成し、かつ前記正面パネル設けた第1ジッパーに接する位置で、サイドパネルと内フラップの境の稜線上に開封用第2ジッパーを設けたことを特徴とする取っ手付きラップラウンドケース。
  2. 正面パネルにおける第1ジッパーで囲まれた域内に運搬用手穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の取っ手付きラップラウンドケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020083442A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 雪印メグミルク株式会社 カートン

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