JP3152826U - 布団簀の子 - Google Patents

布団簀の子 Download PDF

Info

Publication number
JP3152826U
JP3152826U JP2009003748U JP2009003748U JP3152826U JP 3152826 U JP3152826 U JP 3152826U JP 2009003748 U JP2009003748 U JP 2009003748U JP 2009003748 U JP2009003748 U JP 2009003748U JP 3152826 U JP3152826 U JP 3152826U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
futon
base
frame
crosspieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009003748U
Other languages
English (en)
Other versions
JP3152826U7 (ja
Inventor
田中 博
博 田中
Original Assignee
株式会社サン・ハーベスト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サン・ハーベスト filed Critical 株式会社サン・ハーベスト
Priority to JP2009003748U priority Critical patent/JP3152826U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152826U publication Critical patent/JP3152826U/ja
Publication of JP3152826U7 publication Critical patent/JP3152826U7/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】数の枠板に複数の桟板が固着されて簀状を呈する2基の台部が夫々の端部において回動自在に連結されてなる布団簀の子において、連結部分に蝶番を用いることなく、しかも簡単な構成で楽に折畳みができ、折畳み時に全体の厚さを可能な限り薄くできる布団簀の子を開発する。【解決手段】2基の台部の連結部分が夫々の台部の枠板の端部に円孔が穿設され、該円孔に枢軸が挿通されることにより2基の台部が連結され、枢軸において2基の台部が夫々回動自在に構成されており、枠板の厚さと桟板に固着された脚部の厚さが同一であることを特徴とする布団簀の子を提供する。【選択図】図1

Description

本考案は、複数の枠板に複数の桟板が固着されて簀状を呈する2基の台部に於て、該2基の台部の複数の枠板の端部に枢軸が挿通されて、該枢軸を支点として2基の台部が回動自在に枢支連結されて構成されている布団簀の子に関するものである。
さらに詳しくは、2基の台部の複数の枠板の端部が夫々隣合せに重合して枢軸にて枢支連結されている。つまり、2基の台部の複数の枠板の端部に於て同寸の円孔が穿設され、該端部の円孔へ1本の枢軸が挿通されて、2基の台部の複数の枠板が枢軸に対して回動自在に枢着されることにより、各枠板の端部において2基の台部が夫々回動自在に構成されており、さらに桟板に脚部が設けられていて、該脚部の厚さが枠板の厚さと同一寸法に構成され、完全に折畳みされた状態で2基の台部の夫々の複数の脚部が夫々隣合せに重合するように設けられ、そのとき全体の厚さが枠板1本分に桟板2本分の厚さが加わった厚さとなるように断面I字型の薄型の簀の子に構成されていることを特徴とする布団簀の子に関するものである。
従来から、複数の枠板に複数の桟板が固着されて簀状を呈する2基の台部が夫々の端部において折畳み自在に連結されてなる折畳み簀の子(ベッドとして用いることのできる簀の子)は存在した。その連結部分の構成は、下記特許文献1に見るような蝶番を用いるものが大部分であるが、中には下記特許文献2、3に示すような蝶番を用いないタイプのものも存した。下記特許文献3にてはヒンジ、すなわち蝶番という用語が用いられているものの、実際には枢軸を用いているものである。
蝶番を用いるタイプの折畳みベッドにおいては、蝶番を固着させる棒状体が必要となる。しかも、蝶番の両側に隣接する2本の棒状体は、蝶番の性質から略当接状態に隣接されるので、ベッドを折り畳む際に、この隣接する2本の棒状体の間に指を挟まれて怪我をするという事故が頻繁に発生していた。下記特許文献2に示すような蝶番を使わないタイプでは、こうした事故は発生しにくいが、下記特許文献2に見るようにどうしても構成が複雑になり、折畳み操作においても面倒で、また製作時においても部品点数や工数が増加し、ひいては価格を押し上げる一因ともなっていた。
また、下記特許文献3に見られるように枢軸を用いるタイプのものは、枢軸によって完全に折畳まれた際に、全体の厚さが極めて薄く構成できるという他の構成には見られない特色がある。しかしながら、下記特許文献3においては、枢軸が3部分に別れ、3本の枢軸を細い丸棒にて回動自在に連結するという複雑な構成を用いているため、どうしても回動部分に無理な力が働き、構成上不安定で故障や動作不良を起こしやすくなる。また、構造上の安定を求めれば3本の枢軸を連結する細い丸棒の素材としては金属を用いざるを得ないが、そのように構成した場合、リサイクル上の問題が発生する。すなわち、簀ベッドは全体が木製で構成されるのが普通なので、分解して金属部分を取り除く必要が出てくる。
実用新案登録第3120234号公報 特開2004−243102号公報 特開2003−33254号公報
解決しようとする問題点は、連結部分において蝶番を用いることなく、しかも部品点数が少なく簡潔な構成で、製作においても工数が少なく、また購入者が操作する際においても簡単に折畳み且展開が可能で、且完全に折り畳んだ場合に全体の厚さが最小となり、かつ連結部分に枢軸を用いたとしても構成が単純で、全体が同一の素材で構成できるような布団簀の子(ベッドとして用いることのできる簀の子)を開発するという点である。
複数の枠板に複数の桟板が固着されて簀状を呈する2基の台部が枠体の夫々の端部において回動自在に連結されてなる布団簀の子において、2基の台部の複数の枠板端部の位置に同寸の円孔が夫々穿設され、該円孔へ1本の枢軸が挿通されて2基の台部の複数の枠板の端部が該枢軸に対して回動自在に枢着されることにより枠板の端部において2基の台部が夫々回動自在に構成され、かつ2基の台部の双方の桟板に交互に重合するように相対して固着された脚部の厚みが枠板の厚さと同一に構成され、2基の台部が枢軸を支点として完全に折畳みされた際には双方の桟板の脚部が交互に重なり合うことにより2基の台部が重合し、全体の厚さが枠板1本分に桟板2本分の厚さが加わった厚さとなるように断面I字型の薄型簀の子に構成されていることを特徴とする布団簀の子を提供する。
本考案の布団簀の子は、2基の台部の複数の枠板の連結部分側の端部の同位置に同寸の円孔が穿設され、隣接する2基の台部の枠板の夫々の相対する端面が完全に折畳まれた状態で当接させられ、上記円孔に1本の枢軸が挿通されて2基の台部の複数の枠板の夫々が該枢軸に対して回動自在に枢着されることにより連結部分(枠板の端部)において2基の台部が夫々回動自在に構成されているので、蝶番を使用しないから、蝶番を用いている布団簀の子(折畳み簀ベッド)において頻発するような、蝶番を固着させる2本の棒状体の間に指を挟まれるという事故が起こらない。また、1本の枢軸によって2基の台部を回動自在に枢着するという構成から、部品点数は少なく、全体が同一の素材によって構成でき、製作時の工数も少なく、且、購入者においても操作が楽で、リサイクルの際にも問題が起きない。すなわち、製作が簡単なので制作費が抑えられ、且使用者には使用が楽でリサイクルにも適するという効果を有するものである。さらに、2基の台部の枠板が隣合わせして1重となり、桟板に設けられた脚部も交互に構成されていて、隣合わせして1重となるゆえ、かつその厚さが枠板の厚さと同一に構成されているので、完全に折り畳んだ場合に全体の厚さが枠板1本分に桟板2本分の厚さが加わった最小の厚さとなる効果を有するものである。つまり、折畳んだ際には断面I字型の簀の子となるゆえ、収納スペースが少なくてすみ、然かも嵩張らず、持ち運びが容易であるなど、従来にないスマートで、重宝な簀の子である。
(a)本考案の布団簀の子の折畳み時の正面図である。(b)本考案の布団簀の子を30°程開脚させた状態の正面図である。 (a)本考案の布団簀の子を30°程開脚させた状態の連結部分(枠板の端部)の正面図である。(b)本考案の布団簀の子を30°程開脚させた状態の連結部分(枠板の端部)の背面図である。(c)本考案の布団簀の子を30°程開脚させた状態の背面側から見た連結部分(枠板の端部)の外観斜視図である。 本考案の布団簀の子を展開してベッドとして使用する場合の外観斜視図である。 本考案の布団簀の子の折畳み時の平面図である。
本考案を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本考案の実施例1の布団簀の子1は、図1aと図4(折畳み時)、図1b(30°展開時)、図2a〜図2c(30°展開時)、図3(180°展開時)に見るように、4本の枠板21、23、25、27に複数の桟板3、3、……が固着されて簀状を呈する台部1Aと、4本の枠板22、24、26、28に複数の桟板3、3、……が固着されて簀状を呈する台部1Bの2基の台部1A、1Bが連結部4(枠板の端部)において折畳み自在に連結されて構成されている。なお、2基の台部1A、1Bが水平に展開された状態、すなわちベッドとして使用される状態は図3に示すとおりである。
連結部4の構成は、図2a、図2b、図2c、図4に示すとおりである。すなわち、台部1Aの枠板21、23、25、27の連結部4側の端部21a、23a、25a、27a及び台部1Bの枠板22、24、26、28の連結部4側の端部22a、24a、26a、28aにおいて、隣接する端部21aの背面と端部22aの正面が当接されて同位置に夫々円孔hが穿設され、隣接する端部23aの背面と端部24aの正面が当接されて同位置に夫々円孔hが穿設され、隣接する端部25aの背面と端部26aの正面が当接されて同位置に夫々円孔hが穿設され、隣接する端部27aの背面と端部28aの正面が当接されて同位置に夫々円孔hが穿設され、結果として端部21a〜28aの同位置に夫々円孔hが穿設されている。
さらに、端部21a〜28aに夫々穿設された円孔h、h、……に枢軸41が挿通され、枢軸41の両端は留棒42a、42bが枢軸41に挿通固着されることにより枢軸41が円孔h、h、……から外れないように固定されている。しかしながら、枢軸41は、円孔h、h、……中において回動自在に構成されているので、結果として、台部1A、1Bは枢軸41によって回動自在に連結された構成となっている。
本考案の実施例1の布団簀の子1は、非使用時には図1a、図4のように台部1A、1Bを完全に折り畳む。このようにすることにより、極狭い空間にも収納が可能となる。この際、図4に示すように、枠板21、23、25、27と枠板22、24、26、28が互いに衝突することなく正面視にて重合し、また、台部1Aの脚部6、6、……と台部1Bの脚部6、6、……も互いに衝突せず、隣接される脚部6、6、……どうしが正面視にて重合される。しかも枠板21〜28の厚さ2Dと桟板3、3、3、……に固着された脚部6、6、6、……の厚さ6Dが同一に構成されているので、布団簀の子1の全体の厚さは、枠板21〜28の厚さ2D(=脚部6、6、6、……の厚さ6D)に桟板3の厚さ3Dの2倍を加えただけの最小限の厚さとなって、狭い隙間にも簡単に収納可能となる。次に、図1bは台部1A、1Bを30°程展開させた状態を示すが、この状態にて、布団簀の子1は蒲団掛けとして機能する。なお、5は、台部1A、1Bを30°程展開させた状態で固定するための固定棒である。さらに、ベッドとして使用する際には台部1A、1Bを180°にまで展開させる(図3参照)。
布団簀の子(簀状の折畳みベッド)は、収納スペースが狭小となってきている最近のわが国の住宅において、良く使われているが、前述のように蝶番を用いたものは指を挟む怖れがあり、また他の構成のものは複雑で余り普及しなかった。本考案の布団簀の子は、蝶番を用いることなく簡単な構成を実現させたもので、今後幅広い普及が見込まれるものである。
1 布団簀の子
1A 台部
1B 台部
2D 厚さ
21 枠板
22 枠板
23 枠板
24 枠板
25 枠板
26 枠板
27 枠板
28 枠板
21a 端部
22a 端部
23a 端部
24a 端部
25a 端部
26a 端部
27a 端部
28a 端部
3 桟板
3D 厚さ
4 連結部分
41 枢軸
42a 留棒
42b 留棒
5 固定棒
6 脚部
6D 厚さ
h 円孔


















Claims (1)

  1. 複数の枠板に複数の桟板が固着されて簀状を呈する2基の台部が枠体の夫々の端部において回動自在に連結されてなる布団簀の子において、2基の台部の複数の枠板端部の位置に同寸の円孔が夫々穿設され、該円孔へ1本の枢軸が挿通されて2基の台部の複数の枠板の端部が該枢軸に対して回動自在に枢着されることにより枠板の端部において2基の台部が夫々回動自在に構成され、かつ2基の台部の双方の桟板に交互に重合するように相対して固着された脚部の厚みが枠板の厚さと同一に構成され、2基の台部が枢軸を支点として完全に折畳みされた際には双方の桟板の脚部が交互に重なり合うことにより2基の台部が重合し、全体の厚さが枠板1本分に桟板2本分の厚さが加わった厚さとなるように断面I字型の薄型簀の子に構成されていることを特徴とする布団簀の子。























JP2009003748U 2009-06-04 2009-06-04 布団簀の子 Expired - Lifetime JP3152826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003748U JP3152826U (ja) 2009-06-04 2009-06-04 布団簀の子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003748U JP3152826U (ja) 2009-06-04 2009-06-04 布団簀の子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3152826U true JP3152826U (ja) 2009-08-13
JP3152826U7 JP3152826U7 (ja) 2013-01-10

Family

ID=54857113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003748U Expired - Lifetime JP3152826U (ja) 2009-06-04 2009-06-04 布団簀の子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152826U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2727494A1 (en) Foldable table
US7676860B2 (en) Security fastening structure of a base of a baby bed for babies to play in
CA114611S (en) Combined folding keyboard and display unit
WO2009076607A2 (en) Folding table with nesting legs
JP3152826U (ja) 布団簀の子
JP3152826U7 (ja)
TWI295004B (ja)
WO2023193658A1 (zh) 一种折叠桌结构改进
CN201536826U (zh) 新型折叠椅
CN101744440A (zh) 一种基于异形伞伞骨的新型x形伸缩节设计
CN201223119Y (zh) 折叠式电脑桌
JP3194529U (ja) 折りたたみ式の物置棚
KR200445283Y1 (ko) 접이식 테이블
CN201727081U (zh) 双轴折叠式电脑桌
JP3155667U (ja) コンテナ
JP2006346400A (ja) 折畳椅子
JP2605311Y2 (ja) 折りたたみ式テーブル
CN208030771U (zh) 一种折叠式婴儿床
JP3146435U (ja) ベッド、デスクトップ折畳み式収納構造
JP4578616B2 (ja) テーブル
KR100676477B1 (ko) 접이식 의자
JP3225173U (ja) サークル付き折畳式ベッド
JP3207997U (ja) 折畳み式のステージ
JP2003153760A (ja) 折り畳み椅子
JP3186446U (ja) テーブル

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 3

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20120327

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

A624 Registrability report (other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A624

Effective date: 20120403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150722

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150722

Year of fee payment: 6

R231 Written correction (descriptions, etc.)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R231

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150722

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150722

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350