JP3151466U - 製茶中揉機におけるエアパージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製茶中揉機の熱風供給口に張設した金網に付着する茶粉等を除去することができるエアパージ装置を提供する。【解決手段】回転胴の一側にファンを、他側に熱風供給口を設け、前記熱風供給口に風導を介してガス火炉を接続するとともに、エア供給管とノズル取付管を介して前記風導上部及び側部から前記金網へ指向したノズルを設けたことを特徴とする。また、前記製茶中揉機の茶葉取出しを検知する検知手段と、前記検知手段により前記ノズルへエアーを供給する電磁弁と、前記電磁弁によるエアーの供給時間を設定するタイマー装置からなる制御装置を備えていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は製茶中揉機の熱風供給口に張設した金網に付着する茶粉等を除去するための装置に関する。
製茶中揉機4は、以下、図5に示すように、円筒型の回転胴43の一側に排気ファン45を設け、他側に熱風供給口20に風導21を介してガス火炉2を接続するとともに熱風供給口20を金網23で塞ぎ、排気ファン45を作動してガス火炉2によって熱せられた外気を回転胴43内に吸引後、速やかに排出するという熱風供給構造をとる。
主軸42に取り付けられた揉手41と、回転胴43内部に敷き並べた底竹との間で茶葉を揉む。
この製茶中揉機は製茶中に茶粉が多量に発生しやすい工程であり、回転胴の内外を問わず茶粉が浮遊している。そして時間の経過と共に金網に付着する。そのまま製茶を続けると金網に付着した茶粉が供給される熱風によって焦げてしまい、その煙臭が製茶中の茶葉に付いてしまう恐れがある。
そこで熱風供給部に付着する茶粉等の粉塵を除去するために、例えば特許文献1のような装置が考案されている。この除粉装置は、風導内にエア吹出管を配して、吹出口から金網に向けてエアーを吹き出すようにしている。さらにエア吹出管を回動自在とすることが開示されている。
実公平5−30628号公報
しかしながら、茶粉が熱風供給口下部に溜まりやすい傾向にあり、先行技術においても金網に付着する粉塵の除去は十分とはいえず、実用化に至っていない。依然として使用者にガス火炉風導内部の清掃が任されている。
以上のように改善の余地があった。
上記の課題を解決するために、第一の考案である製茶中揉機におけるエアパージ装置は、回転胴の一側にファンを、他側に熱風供給口を設け、前記熱風供給口に風導を介してガス火炉を接続するとともに前記熱風供給口に金網を張設した製茶中揉機において、エア供給管とノズル取付管を介して前記風導上部及び側部から前記金網へ指向したノズルを設けたことを特徴とする。
また、第二の考案である製茶中揉機におけるエアパージ装置は、前記製茶中揉機の茶葉取出しを検知する検知手段と、前記検知手段により前記ノズルへエアーを供給する電磁弁と、前記電磁弁によるエアーの供給時間を設定するタイマー装置からなる制御装置を備えていることを特徴とする。
本考案によれば、熱風供給口に張設した金網の茶粉が溜まりやすい場所にエアーを吹きつけるので、効率よく除去することができ、焦げ香の付着といった製茶品質の低下を防ぐことができる効果を奏する。
本考案のエアパージ装置を適用した製茶中揉機を示す側面図である。 本考案のエアパージ装置を示す一部破断平面図である。 本考案のエアパージ装置を示す製茶中揉機熱風供給口の断面図である。 本考案のエアパージ装置を示す側面図及び制御装置を示した模式図である。 従来の製茶中揉機の一部断面図である。
以下、本考案の実施するための形態について、以下の好適な実施例を挙げて詳細に説明する。
まず本考案のエアパージ装置1が適用される製茶中揉機4について説明する。図1に示すと共に、図5に示した従来の製茶中揉機と同様の形態をとる部分については、説明に用い、図には同じ符号を付与している。
図1に示すものが、本発明に係わる製茶中揉機4の全体図である。製茶中揉機4は、フレーム40上に、揉手41を放射状に多数取り付けた主軸42が軸受によって回転自在に設けられている。主軸42には、内部に底竹を敷き並べた揉底を有する円筒型の回転胴43を横架する。排気ファン44は、羽根45の回転で熱風を吸引して機外へ排出する。主軸42・回転胴44・排気ファン44を駆動するモータなどが駆動部46に収められている。回転胴43の固定側板47の上方には投入口を開口し、シュート48と接続する。同じく固定側板47の下方には、熱風供給口20を開口している。熱風供給口20は、回転胴の形状に合わせているため下部が円弧状になっている。
ガス火炉2はバーナー22を備え、風導21を介して熱風供給口20に接続する。一方、熱風供給口20には全面に金網23が張設される。金網23は主に処理中の茶葉が胴外へあふれるのを防止する目的を持つ。また、風導21の上部には、掃除口が開口され、掃除口蓋24が取り付けられている。さらに風導21の下部には粉取口26が開口されている。
回転胴43には胴と略同幅に取出扉49が取り付けられ、回転胴43の下にフレーム40を横断する搬送装置(図示せず)を設ける。集塵装置50は排気ファン44に接続されており、排気中の茶粉をサイクロン方式により回収している。
制御装置30Aの表面には、スイッチや表示類、製茶制御要素の設定手段が設けられ、内部には基板、CPU、ROM等が納められている。
本考案のエアパージ装置1は、上述のガス火炉2の風導21に取り付けられる。風導21の熱風供給口20に近い位置にノズル10A、10Bの挿入口25を開口する。挿入口25は、風導21上部に二ヶ所、風導21の前後両側部に一ヶ所ずつ合計四ヶ所設けられる。そして挿入口25から風導21内部にノズル10A、10Bを挿入する。ノズル10A、10Bはノズル取付管11A、11Bの一方の先端にナット13Aにより固定される。ノズル取付管11A、11Bの他端はナット13Bとソケット13Cによりエア供給管12Bに固定される。ノズル取付管11A、11Bは、ノズル10A、10Bへエアーを供給するためにパイプ部材であって、エア供給管12A、12Bより細い径のものを採用している。なおかつ曲げ工具により曲げられる材質のものであればノズル位置の微調整が容易にできる。フレキシブル管を用いても良い。
ノズル10Aは、風導21上部の挿入口25から挿入して、風導21と回転胴43の側板47の熱風供給口20との接続部にできる角部Cと金網23下方部に指向するようにノズル取付管11Aを湾曲させて調整し、取り付けられている。
ノズル10Bは、風導21の前後両側部の挿入口25から挿入して、金網23全体にエアーがかかるようにノズル取付管11Bを湾曲させて調整し、取り付けられている。
ノズル10A、10Bは、スリットが金網23と平行になるように取り付けられており、ノズル10A、10B共に2本で一組とすることで、熱風供給口20の金網23全域にエアーが作用する。
エア供給管12A、12Bは、ノズル10A、10B及びノズル取付管11A、11Bへエアーを供給するために、チーズ、エルボの配管継手14A、14Bを用いて風導の形状とノズル挿入位置に合わせて配管される。配管固定金具15A、15B、15Cを用いて風導21へ固定されている。
風導21上のエア供給管12Aから、ビニール製のチューブ部材のエア供給管12Cと手動操作弁18を介して電磁弁16のエア出口と接続する。本実施例では二方向電磁弁を用い、そのエア入口をコンプレッサー17のエア出口とビニール製のチューブ部材のエア供給管によって接続している。ビニール製のチューブを用いることにより、工場内のレイアウトに合わせて設置することができる利点がある。また、エアパージ装置1に必要な所定のエア圧力を得られることができるならば、コンプレッサー17を用いなくても製茶中揉機4の取出用エアシリンダや水分計作動のためのエア配管から分岐して電磁弁16と接続してもよい。
エアパージ装置1の作動を制御する制御装置30Bには、電磁弁16、エア供給時間を設定するタイマー装置32、製茶中揉機4の茶葉取出信号を受け取る入力端子を備えている。
本実施例では、製茶中揉機の茶葉取出しを検知する検知手段31として取出エアシリンダを使用して、その動作信号を製茶中揉機の茶葉取出信号として入力するようにした。
検知手段31としては、その他に取出扉49が開いたときに接触して検知するセンサとして、リミットスイッチをフレーム40に設けてもよい。
以上述べたエアパージ装置1の操作、作動態様について説明する。
製茶中揉機4に前工程の処理を終えた茶葉がシュート48から投入され、本体制御盤30Aで設定される製茶条件に従って中揉処理される。
設定した工程時間や水分値に達すると、工程を終了して茶葉を取出扉49から取り出す。本体制御盤30Aから取出信号が送られると、回転胴43の回転が低速になり、フレーム40に取り付けられた検知手段31の取出エアシリンダのロッドが伸びて、回転している回転胴43の取出扉49の施錠を解除する。
解錠されて取出扉49が開き、回転胴43が前後に揺動して胴内の茶葉が下方に設けられた搬送装置(図示せず)上に排出される。
このとき検知手段31として取出エアシリンダの動作信号が制御装置30Bに入力されるとエアパージ装置1の電磁弁16が開きコンプレッサー17又は、製茶中揉機4の分岐配管からエアーがエアパージ装置1へ供給される。
供給されたエアーは、エア供給管12A、12B、12Cからノズル取付管11A、11Bを通ってノズル10A、10Bから噴射される。
検知手段31の取出エアシリンダの動作信号が入力されると、タイマー装置32のカウントが始まり予め設定された設定時間を経過するとタイマー装置32の接点により電磁弁16への通電が切れて電磁弁16が閉まる。
するとエアーの供給が止まるため、ノズル10A,10Bの噴射が終わる。
ノズル10Aにより、ガス火炉2の風導21と、回転胴43の側板47の熱風供給口20との接続部にできる角部Cと、金網23下方部にエアーが噴射され、製茶中に発生した茶粉が吹き飛ばされる。
ノズル10Bにより、金網23全体に付着した茶粉が吹き飛ばされる。
このように指向性が異なるノズル10A,ノズル10Bにより、それぞれ風導21内の茶粉が溜まりやすい場所にエアーが吹き付けられるので効率よく除去することができる。
なお、本考案は上述した実施例に限定するものではない。
1 エアパージ装置
2 ガス火炉
4 製茶中揉機
10A ノズル
10B ノズル
11 ノズル取付管
12A エア供給管
12B エア供給管
12C エア供給管
13A ナット
13B ジョイント
13C ソケット
14A 配管継手
14B 配管継手
15A 配管固定金具
15B 配管固定金具
15C 配管固定金具
16 電磁弁
17 コンプレッサー
18 手動操作弁
20 熱風供給口
21 風導
22 バーナー
23 金網
24 挿入口
25 粉取口
30A 制御装置
30B 制御装置
31 検知手段
32 タイマー装置
40 フレーム
41 揉手
42 主軸
43 回転胴
44 排気ファン
45 羽根
46 駆動部
47 側板
48 投入口
49 取出扉
50 集塵装置
C 角部

Claims (2)

  1. 回転胴の一側にファンを、他側に熱風供給口を設け、前記熱風供給口に風導を介してガス火炉を接続するとともに前記熱風供給口に金網を張設した製茶中揉機において、エア供給管とノズル取付管を介して前記風導上部及び側部から前記金網へ指向したノズルを設けたことを特徴とする製茶中揉機におけるエアパージ装置。
  2. 前記製茶中揉機の茶葉取出しを検知する検知手段と、前記検知手段により前記ノズルへエアーを供給する電磁弁と、前記電磁弁によるエアーの供給時間を設定するタイマー装置からなる制御装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の製茶中揉機におけるエアパージ装置。
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