JP3151459U - 木製装飾体 - Google Patents

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Abstract

【課題】置物や柱材として好適に用いられる意匠性に優れる木製装飾体を提供する。【解決手段】置物1は、樹皮が除去された杉の丸太材より構成し、花柄の化粧模様M2を塗料塗布と染色の両方により形成し、さらに、その背景面Hも染色する。化粧模様M2においてその輪郭部5とその一部6を塗料塗布により描き、その他の部分7を染色する。【選択図】図2

Description

この考案は、置物や柱材として用いられる木製装飾体に関する。
杉の丸太材等は落ち着いた質感を持つことで柱材等の建築材として用いられている。
しかしながら、そのような杉の丸太材は木肌をそのままとして用いられることが常であり、したがって装飾性に乏しくその使用範囲が制限されていた。
この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、置物や柱材として好適に用いられる意匠性に優れる木製装飾体を提供することを目的とする。
この考案では、樹皮を除去した木材表面に化粧模様が付されてなる木製装飾体を提供する。
上記構成の木製装飾体は、落ち着いた質感を持つとともに、表面に化粧模様を備えることで意匠性に優れたものとなる。木製装飾体は置物として好適に使用され、また、長尺形態として柱材として使用される。
材料木材としては、杉や檜の樹皮を除去した丸太材、また、紅葉や欅等の雑木の樹皮を除去したもの等適宜のものが使用される。化粧模様は適宜の材料や方法により形成することが可能であり、塗料や染料を用いて描いたり、また、ガラス材や金箔等の各種物品を貼り付けたりして形成する。
塗料に染料を併せ使用することで意匠性に優れる化粧模様が形成される。その際染料として酸化染料が使用されることで木材表面の質感が損なわれることなく染色が良好に行われる。輪郭部が塗料塗布により描かれることで輪郭が明瞭な化粧模様が形成され、また、塗料塗布が肉盛りになされることで化粧模様が立体感を有するものとなる。
この考案によれば、置物や柱材として好適に用いられる意匠性に優れる木製装飾体が得られ、これにより、杉や欅の丸太材等の有効利用が可能となる。
図1はこの考案の木製装飾体よりなる置物の第1の実施形態の外観斜視図である。置物1は杉の丸太材よりなり、樹皮が除去された後漂白処理された表面2に、塗料塗布によって形成された花柄の化粧模様M1が付されている。化粧模様M1は塗料の筆やはけ塗りにより形成される。
図2は置物の第2の実施形態の外観斜視図、図3はその要部断面図(図2におけるa位置の水平部分断面)である。この置物1も樹皮が除去された杉の丸太材よりなり、花柄の化粧模様M2が塗料塗布と染色の両方により形成され、さらに、その背景面Hも染色されている。化粧模様M2においてその輪郭部5とその一部6が塗料塗布により描かれ、その他の部分7が染色されている。
染色は酸化染料が塗布されることで行われ、塗料塗布はビヒクルに顔料が混入された塗料の塗布によって行われる。塗料塗布が染色塗布に先立って行われ輪郭部5が形成された後に染色塗布がなされることで、塗布に際して染色剤の流れが輪郭部5で阻止され、これにより化粧模様M2は輪郭が明確となって見栄えよく形成される。また、粘性の高いバインダーを含むビヒクルを使用する塗料が使用されることで輪郭部5と一部6がともに厚盛りに形成され、これにより化粧模様M2が立体感を持ったものとなって意匠性が高められる。くわえて、化粧模様M2の一部に金粉や金箔等を貼り付けるようにすればさらに意匠性が高められる。
この考案の木製装飾体である置物の第1の実施形態の外観斜視図 この考案の木製装飾体である置物の第2の実施形態の外観斜視図 この考案の木製装飾体である置物の第2の実施形態の要部の部分断面図
1 置物(木製装飾体)
2 表面
M1 化粧模様
M2 化粧模様

Claims (7)

  1. 樹皮を除去した木材表面に化粧模様が付されてなる木製装飾体。
  2. 前記木材を杉または檜の丸太材とする請求項1記載の木製装飾体。
  3. 前記化粧模様が塗料塗布により形成されてなる請求項1記載の木製装飾体。
  4. 前記化粧模様が染色部を有する請求項3記載の木製装飾体。
  5. 前記化粧模様の輪郭部が前記塗料塗付により描かれてなる請求項4記載の木製装飾体。
  6. 前記塗料塗布が肉盛りになされてなる請求項3、4または5記載の木製装飾体。
  7. 置物である請求項1、2、3、4、5または6記載の木製装飾体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019182515A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 有限会社素地のナカジマ 容器製造方法、及び詰替え容器

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