JP3151275U - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックルにトングを係合させる時、トングの傾きや回転を修正する必要がなく、トングを真っ直ぐに挿入することが出来るシートベルト装置を提供する。【解決手段】舌片挿入口と舌片案内部5とロック解除ボタン6とを有するバックル200と、このバックル200の前記舌片挿入口に挿入され連結されるトング舌片部2を有するトング100と、前記バックル200と前記トング100の一端部にそれぞれ装通されたベルト1,1aとを備えたシートベルト装置において、前記バックル200は前記舌片挿入口から前記トング100の入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆楕円錐形状の舌片案内部5が形成され、前記トング100は前記舌片案内部5に沿って係合する雄型の略逆楕円錐形状のトング舌片部2aが形成されている。【選択図】図1

Description

本考案はバックル及びトングを備えたシートベルト装置に関するものである。
従来のシートベルト装置のバックルは、車輌の床面に立設されたストーク部の上端に連結するか、あるいはシートベルトの端部に縫着連結して使用され、バックルの舌片挿入口より挿入したトングの舌片部を内部のロック機構でロックし、反対にロックを解除するロック解除ボタンを有して、シートベルトを系脱可能に連結するようになっている。そして前記舌片部を弁片挿入口に案内するための挿入口からトングの入り口方向へ向けて広がる浅い略逆四角錐形の案内部を設けた構造のバックルが広く流通している。(例えば、特許文献1、参照)。
特開2001−180434号公報
前記した特許文献1記載のバックルを含め、一般に広く流通しているシートベルト装置のバックルは、トングをバックルに係合する場合、トングの舌片部を舌片挿入口に対して傾けることなく真っ直ぐに挿入することが必要であるが、一般にバックルは低位置にあり、座した人に接近した場所にあるため視認し難く、トングを手で持ってシートベルトの巻込み力に抗して引張しながら係合しなければならず、舌片部を真っ直ぐに舌片挿入口に挿入するのはむずかしい動作となる。そのためバックルの舌片挿入口へトングの舌片部を案内するための案内部、すなわち舌片挿入口からトングの入り口方向へ向けて広がる浅い略逆四角錐形の案内部が設けられている。前記案内部が設けられているため舌片部を案内部に押圧すれば舌片部は案内部を滑って弁片挿入口に届く。しかし、この案内部は舌片部をバックルに対して真っ直に挿入するための効果は小さく、あくまで舌片部を弁片挿入口へ導くための役割と言える。ここで問題なのは舌片部が弁片挿入口に届いてもバックルに対して、トングが前後左右に傾いていたり、少しでも回転していたりすると舌片部を弁片挿入口に挿入出来ないので、トングの傾きや回転を修正しながら押圧してバックルとトングを係合、ロックさせなければならないと言う問題点があった。
前記したように、トングをバックルに係合、ロックさせる時の操作性の問題点において、車の運転席、助手席のバックルは座席横のストーク部の上端に固定されているので、一方の手でベルトを延ばしながら他方の手でトングを持って視認しながらバックルに押し込めば楽に係合、ロックすることが出来るが、後部座席やバスのシートベルト装置については、バックルがストークで固定されておらずシート近傍に短いベルトで拘束されている。そのため、一方の手でバックルを持ち、他方の手でトングを持ってシートベルトの巻込力に抗しながらバックルに対してトングを傾けることなく真っ直に挿入するのは難しいと言う問題点があった。
この考案は上述のような問題点を解決するためになされたもので、トングの傾きや回転を意識して修正する必要はなく、トングを真っ直ぐに挿入することが出来るシートベルト装置を得ることを目的とする。
この考案のシートベルト装置は舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に挿入され連結されるトング舌片部を有するトングと、前記バックルと、前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは前記舌片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆楕円錐形状のトング舌片部が形成されたものである。
また、この考案のシートベルト装置は舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に挿入され連結されるトング舌片部を有するトングと、前記バックルと、前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは前記弁片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆半楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆半楕円錐形状のトング舌片部が形成されたものである。
この考案は、以上説明したように構成されているので以下のような効果を奏する。
この考案のシートベルト装置は、舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に挿入され連結されるトング舌片部を有するトングと前記バックルと前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは前記舌片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆楕円錐形状のトング舌片部が形成されているので、前記舌片案内部に前記トング舌片部が案内され、トングの傾きや回転を意識して修正することなく容易にバックルとトングの係合、ロックが可能である。
また、この考案のシートベルト装置は、舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に挿入され連結されるトング舌片部を有するトングと前記バックルと前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは前記舌片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆半楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆半楕円錐形状のトング舌片部が形成されているので、前記舌片案内部に前記トング舌片部が案内され、トングの傾きや回転を意識して修正することなく容易にバックルとトングの係合、ロックが可能である。
本考案の実施例1を示すシートベルト装置の斜視図である。 本考案のバックルの拡大平面図である。 本考案のバックルとトングが係合している正面図である。 図3の平面図である。 図4のA−A線に沿う一部を切り欠いた断面図である。 図4のB−B線に沿う一部を切り欠いた断面図である。 本考案のトングの拡大正面図である。 本考案のトングの平面図である。 本考案のトングの側面図である。 本考案のバックルに対してトングが背面方向と右側面方向へ傾き、若干右回転して舌片部先端が、案内部入口に入っている状態を示す斜視図である。 本考案の実施例2を示すシートベルト装置の斜視図である。
図1は、本考案の一実施の形態を示すシートベルト装置の斜視図である。図2は、本考案のバックルの拡大平面図である。図3は、本考案のバックルとトングが係合している状態を示す正面図である。図4は、図3の平面図である。図5は、図4のA−A線に沿う一部を切欠いた断面図である。図6は、図4のB−B線に沿う一部を切欠いた断面図である。図7は、本考案のトングの拡大正面図である。図8は、トングの平面図である。図9は、トングの側面図である。図10は、バックルに対してトングが傾き、若干右回転している状態を示す斜視図である。
図1、図2において、100はトングであり、200はバックルであり、ベルト1,1a、舌片部2,2a、ロック穴3、カバー4,4a、案内部5、ロック解除ボタン6、押圧面6a、舌片挿入口7、凹部10等により構成されている。図1は、バックル200にトング100が係合する前段階の状態を示しており、図2に示すように案内部5の下端に舌片挿入口7が形成されている。
次に図4、図5、図6に示すようにバックル200の案内部5は舌片挿入口7からトング100の入口方向に向けて拡がる雌型の略逆楕円錐形状に形成されている。
前記、雌型の略逆楕円錐形状の案内部5はバックル200のカバー4を形成時に一体形成するとよい。なお、カバー4内の内部機構(図示せず)は、バックル200の背面のカバー4aを取りはずして内部機構を挿入するようになっている。
前記、バックル200とは別の形式としてバックル200の上部平面から内部機構(図示せず)を挿入する形式のバックルもある。この形式では雌型の略逆楕円錐形状の案内部5をカバー4と一体形成できないのでバックル上部平面から内部機構(図示せず)を挿入後、バックル200上部平面の所定位置へ雌型の略逆楕円錐形状の案内部5を融着する方法もある。
前記バックル200に係合するトング100について図4〜〜図9において説明する。前記トング100は、前記雌型の略逆楕円錐形状の案内部5に沿って係合する雄型の略逆楕円錐形状のトング舌片部2aが形成されている。
次に図7に示すように前記トング100は鋼板で製作されているが舌片部2を除いた部分は樹脂で外装8されており、雄型の略逆楕円錐形状の舌片部2aは外装8工程時に同時に樹脂で形成されるとよい。
図11は、この考案の実施例2を示すシートベルト装置の斜視図である。
図11において、実施例1と同様なものは同じ名前を付けて、その説明を省略する。300はトングであり、400はバックルである。9は雌型の略逆半楕円錐形状の案内部であり2bは、前記、雌型の略逆半楕円錐形状の案内部に係合する雄型の略逆半楕円錐形状の舌片部である。実施例1との相違点は実施例1の雌型の略逆楕円錐形状の案内部5を長手方向に二分した雌型の略逆半楕円錐形状の案内部9を形成し、この案内部9に係合する雄型の略逆半楕円錐形状のトング300舌片部2bを形成している。バックル400にトング300を係合させるときの操作は実施例1と同じように容易に係合、ロック可能である。
なお、図11は略逆半楕円錐形状の舌片案内部9の半楕円形状部分9aがロック解除ボタン6側に形成されているが、反対側の背面方向に形成しても良い。
実施例1、実施例2において図1に示す案内部5舌片部2a、図11に示す案内部9舌片部2bが形成されているためバックル200,400及びトング100,300は従来品より若干大きくなるが、バックルやトングはその大きさやデザインを競う性質のものではなく、バックルにトングを係合させる時の操作性の容易さが重要なことである。
また、シートベルトを解除する時、バックルのロック解除ボタン6を押圧する操作において図1〜図4、図10、図11において説明する。ロック解除ボタン6の押圧面6aと指との接触面積が小さくならないように案内部5、案内部9を形成している正面側の壁部、つまりロック解除ボタン6と隣接している壁部の指が接触する部位に凹部10を形成して指が凹部10に入り込むようにしてロック解除ボタン6の押圧面6aと指との接触面積が小さくなることを防いでいる。なお、バックル200,400、とトング100,300のベルト1,1aは緩みなく引張されて所定の位置で安定しているので、ロック解除ボタン6を指で押圧する操作には何の支障も無い。
次に本考案のシートベルト装置の使用方法を説明する。
ここで図10に示す本考案のバックル200に対してトング100は背面方向と右側面方向へ傾き、若干右方向へ回転している状態を示しているが、前述したように図4、図5、図6に示す案内部5は、雌型の略逆楕円錐形状に形成されており、そこに案内される舌片部2,2aは前記雌型の案内部5にきっちり係合する雄型の略逆楕円錐形状に形成されているので、一方の手でバックル200を持ち、他方の手でトング100を持ち舌片部2,2aを案内部5へ押圧挿入すれば傾きや回転は自然に修正されながら真っ直になり舌片部2は舌片挿入口7を通過してロック穴3にロックピン12が作動してロックされる。前述の様にトング100とバックル200は、真っ直に向き合っていなくても雌型の案内部5の入口へ舌片部2の先端が入りさえすれば傾きや回転を意識して修正する必要はなく、車内が暗くて視認しにくい場合でもシートベルトの装着が容易に出来る。ロックを解除する時は、ロック解除ボタン6を下方へ押せばロックピン12が解除され内部機構(図示せず)のバネにより、トング100はバックル200外へ放出される。
1,1a ベルト、 2,2a,2b 舌片部、 3 ロック穴、 4,4a カバー、 5,9 案内部、 6 ロック解除ボタン、 6a 押圧面、 7 舌片挿入口、 8 外装部、 9a 半楕円形状部分、 10 凹部、 12 ロックピン、 100,300 トング、 200,400 バックル

Claims (2)

  1. 舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に連結されるトング舌片部を有するトングと、前記バックルと前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは、前記舌片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは、前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆楕円錐形状のトング舌片部が形成されたことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 舌片挿入口と舌片案内部とロック解除ボタンとを有するバックルと、このバックルの前記舌片挿入口に連結されるトング舌片部を有するトングと、前記バックルと前記トングの一端部にそれぞれ装通されたベルトとを備えたシートベルト装置において、前記バックルは、前記舌片挿入口から前記トングの入り口方向に向けて拡がる雌型の略逆半楕円錐形状の舌片案内部が形成され、前記トングは、前記舌片案内部に沿って係合する雄型の略逆半楕円錐形状のトング舌片部が形成されたことを特徴とするシートベルト装置。
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