JP3151020U - ラジコンカーの操舵機構及びラジコンカー - Google Patents

ラジコンカーの操舵機構及びラジコンカー Download PDF

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Abstract

【課題】アッカーマン角を自由に且つ容易に設定することが可能で、優れたコーナリング性能を発揮できるラジコンカーの操舵機構及びその操舵機構を備えたラジコンカーを提供する。【解決手段】前輪2a,2bが取付けられた左右のナックルアーム3a,3bと、ロッド5,5を介して左右のナックルアーム3a,3bを連結する連動板6と、連動板6を左右方向に動かす駆動手段10とを備え、連動板6には左右のガイド溝7a,7bが形成してあり、シャーシ1に左右方向に間隔をあけて設けたガイド軸8a,8bをガイド溝7a,7bにそれぞれ係合してある。【選択図】図1

Description

本考案は、ラジコンカーの操舵機構と、その操舵機構を備えたラジコンカーに関する。
四輪車がコーナリングする際、図6に示すように、四つの車輪90a,90b,90c,90dの車軸の延長線91a,91b,91c,91dが一点Pで交差し、四つの車輪90a,90b,90c,90dが同心円上を移動するようにすると、各車輪90a,90b,90c,90dが横すべりすることがなくスムーズにコーナリングできる。このとき、左右の前輪90a,90bの切れ角α,βは、旋回の内側の車輪90a(内輪)の切れ角αが外側の車輪90b(外輪)の切れ角βよりも大きくなる。これをアッカーマン理論といい、内輪と外輪の切れ角の差γ(=α−β)をアッカーマン角と呼んでいる。
図3は、従来のラジコンカーの操舵機構の一例を示している。前輪90a,90bが取付けられた左右のナックルアーム92a,92bが、ロッド93,93を介して連動板94に連結されており、連動板94は後部がシャーシに垂直軸95,95で回動自在に設けた左右2本のアーム96a,96bの一端部に連結されており、一方のアーム96bの他端部をサーボモーター97により左右方向に動かすことで連動板94が左右方向に動き、左右のナックルアーム92a,92bが垂直軸98,98を支点として連動して回動する構造となっている。このとき連動板94は、図中に点線99で示す円弧状の軌跡で移動する。
ところが、図5(a)に示すように、連動板94がアーム96a,96bによる規制がなく且つ左右方向に平行な状態を保って移動するものとして、左右の前輪90a,90bの車軸の延長線91a,91bが直進走行時のA点から、後輪の車軸の延長線91c,91dと一点で交わるB点,C点,D点,E点,F点を順次通るように連動板94を動かしたとすると、連動板94の軌跡は図5(b)中に点線9で示すような曲線(以後、これをアッカーマン理論曲線と呼ぶ)となる。このアッカーマン理論曲線9と、図3に示すように連動板94をアーム96a,96bで拘束した場合の連動板94の軌跡99とは、図4に示すように乖離したものとなり、従来の操舵機構では両軌跡が交差する1点Xでしか理想的なアッカーマン角を実現できないものであった。
本考案は以上に述べた実情に鑑み、アッカーマン角を自由に且つ容易に設定することが可能で、優れたコーナリング性能を発揮できるラジコンカーの操舵機構、及びその操舵機構を備えたラジコンカーの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の考案によるラジコンカーの操舵機構は、前輪が取付けられた左右のナックルアームと、ロッドを介して左右のナックルアームを連結する連動板と、連動板を左右方向に動かす駆動手段とを備え、連動板には左右のガイド溝が形成してあり、シャーシに左右方向に間隔をあけて設けたガイド軸をガイド溝にそれぞれ係合してあることを特徴とする。
請求項2記載の考案によるラジコンカーの操舵機構は、請求項1記載の考案の構成に加え、ガイド溝を、アッカーマン理論に基づく連動板の軌跡に対して前後対称に形成したことを特徴とする。
請求項3記載の考案によるラジコンカーは、請求項1又は2記載の操舵機構を備えていることを特徴とする。
請求項1記載の考案によるラジコンカーの操舵機構は、連動板に左右のガイド溝を形成し、シャーシに左右方向に間隔をあけて設けたガイド軸をガイド溝にそれぞれ係合したことで、連動板を駆動手段により左右方向に動かすと、連動板はガイド溝及びガイド軸にガイドされながら左右方向に移動する。ガイド溝の形状を適宜変更することで、アッカーマン角を自由に且つ容易に設定することができる。
請求項2記載の考案によるラジコンカーの操舵機構は、ガイド溝をアッカーマン理論に基づく連動板の軌跡に対して前後対称に形成したことにより、任意の前輪の切れ角において理想的なアッカーマン角を実現でき、これによりラジコンカーのコーナリング性能を飛躍的に向上できる。
請求項3記載の考案によるラジコンカーは、請求項1又は2記載の操舵機構を備えているため、アッカーマン角を自由に設定してコーナリング性能を向上できる。
本考案のラジコンカーの操舵機構の一実施形態を示す平面図である。 本考案のラジコンカーの操舵機構の他の実施形態を示す平面図である。 従来のラジコンカーの操舵機構を示す平面図である。 図3の操舵機構における連動板の軌跡とアッカーマン理論曲線とを重ねて示す図である。 (a)はアッカーマン理論曲線を求める際の手順を示す平面図であり、(b)はこのときの操舵機構の動きを示す平面図である。 アッカーマン理論の説明図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ラジコンカーのシャーシ1の前部には、前輪2a,2bを取付けた左右のナックルアーム3a,3bが垂直軸4を支点として回動自在に取付けてあり、左右のナックルアーム3a,3bはロッド5,5を介して連動板6に連結されている。連動板6には、左右のガイド溝7a,7bが略V字状の同一形状で左右対称に形成してあり、シャーシ1上に左右方向に間隔をあけて取付けたベアリング8a,8bが左右のガイド溝7a,7bにそれぞれ係合している。ガイド溝7a,7bの形状は、先に説明した図5に示す手順により求められるアッカーマン理論曲線9と前後対称になっている。シャーシ1上の連動板6の後方位置にはサーボモータ10が横向きに設置してあり、サーボモータ10の軸にクランクアーム11を取付け、クランクアーム11と連動板6とをロッド12で連結している。
本考案の操舵機構は以上のように構成され、送信機(プロポ)からの指令によりサーボモータ10の軸が回転すると、クランクアーム11とロッド12を介して連動板6が左右方向に動かされ、それに伴って左右のナックルアーム3a,3bが垂直軸4を支点に連動して回動し、前輪2a,2bが切れてラジコンカーがコーナリングする。このとき、連動板6に左右のガイド溝7a,7bがアッカーマン理論曲線9と前後対称に形成してあり、シャーシ1に設けたベアリング8a,8bが左右のガイド溝7a,7bにそれぞれ係合しているため、連動板6の軌跡はアッカーマン理論曲線9と一致する。そのため、任意の前輪2a,2bの切れ角において理想的なアッカーマン角を得ることができ、任意の旋回半径のコーナリングにおいて前輪2a,2bが横滑りすることなくスムーズにコーナリングできることとなる。
図2は、本発明のラジコンカーの操舵機構の他の実施形態を示しており、図1のものとはサーボモータ10を設置する向き、連動板6を左右方向に動かす機構が異なっている。本実施形態のものは、シャーシ1にL型のアーム13が垂直軸14で回動自在に設けてあり、アーム13の一方の腕13aに形成した前後方向の長孔15に連動板6に突設したピン16を係合している。アーム13の後方のシャーシ1上にはサーボモータ10が縦向きで設置してあり、サーボモータ10の軸にクランクアーム11を取付け、クランクアーム11とアーム13の他方の腕13bとをロッド12で連結しており、サーボモータ10を回転するとクランクアーム11とロッド12を介してアーム13が回動され、それに伴って連動板6が左右方向に動かされる。この構造によっても連動板6の軌跡がアッカーマン理論曲線9と一致し、任意の前輪2a,2bの切れ角において理想的なアッカーマン角を得ることができる。
本考案は以上に述べた実施形態に限定されない。連動板6に形成するガイド溝7a,7bの形状は、必ずしもアッカーマン理論曲線9に正確に対応したものでなくてもよく、ラジコンカーを走らせるコースの状況等に応じて、例えば前輪2a,2bの切れ角が小さいときにアッカーマン角が理論値よりも大きくなるようにアレンジしたり、ガイド溝7a,7bの形状によっては前輪2a,2bが常に平行な状態で動くようにしたりすることもできる。左右のガイド溝7a,7bを繋げて1本の溝とすることもできる。
1 シャーシ
2a,2b 前輪
3a,3b ナックルアーム
5 ロッド
6 連動板
7a,7b ガイド溝
8a,8b ベアリング(ガイド軸)
9 アッカーマン理論曲線
10 サーボモータ(駆動手段)
γ アッカーマン角

Claims (3)

  1. 前輪が取付けられた左右のナックルアームと、ロッドを介して左右のナックルアームを連結する連動板と、連動板を左右方向に動かす駆動手段とを備え、連動板には左右のガイド溝が形成してあり、シャーシに左右方向に間隔をあけて設けたガイド軸をガイド溝にそれぞれ係合してあることを特徴とするラジコンカーの操舵機構。
  2. ガイド溝を、アッカーマン理論に基づく連動板の軌跡に対して前後対称に形成したことを特徴とする請求項1記載のラジコンカーの操舵機構。
  3. 請求項1又は2記載の操舵機構を備えていることを特徴とするラジコンカー。
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