JP3150041U - 炭粉を内蔵した建具。 - Google Patents

Abstract

【課題】建具内部の空洞部を利用して炭の持つ機能を活用する従来にない活用方法であり、機能的、且つ手軽で経年劣化が低く、合理的な建具を提供する。【解決手段】炭粉を建具内部の空洞部に内蔵する事によって、建具本来の目的を阻害せず、炭の持つ機能を利用して住環境に活用しようとするものであり、建具内部の空洞部を利用する為、外側から直接見えず、炭の色を意識せず、自由な色等の建具を選択する事も出来る、又、通気口を設ける事によって炭の機能を、より発揮する事が可能となる、又、建具制作も従来の工程を大きく変更する必要も無く、合理的である。【選択図】図２

Description

本考案は炭の持つ空気浄化、湿度調整等炭の持つ様々な機能を活用する目的として炭粉を利用した建具に関するものである。

従来炭の良さを利用する様々な使われ方が有った、また住宅等で炭の機能は認められて玄関、便所、居間等いろんな場所に籠などに入れ置いてある家庭は多い、しかしそれでは炭は汚れやすく美的空間を損なって嫌う人も多い、美的空間を損なわず炭の持つ機能を有効的に且つ合理的に活用する事が出来ず、今までこの様に利用されている建具はない。

考案が解決しようとす課題

現代建築は気密性が非常に高く、高性能化されてきた、それに伴って弊害が多くなったその代表的なものがホルムアルデヒドである、その他にも臭い等問題点が数多く指摘されており、環境問題にも成っているが、有効的な手段が乏しいのが現状である。

本考案は、現代建築物における、この様な問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建具内部に炭粉を内蔵する事によって炭の持つ機能を活用し経年劣化が低く、簡単に施工できて炭の黒を意識する事も無く自由に好みの建具を提供できる。

考案が解決しようとす手段

そこで本考案はこの課題を解決する為に請求項２及び３は建具内部の内面、空洞部を炭粉でコートするか、又は不織布又は紙又は布等に包んだ炭粉を内蔵した構造である建具を考案した、炭の機能を最大限に活用する為には通気口を設け、建具の大きさ、形、内部の状態等により通気口の大きさ、形、位置、個数等を考慮していく事が好ましい。

考案の効果

本考案の炭粉を内蔵した建具は従来建具内部の空洞は何も無く何の利用もされていないこの空洞部を最大限に利用し、炭は軽く建具の機能を阻害することなく、炭の持つ機能を最大限に活用し、住宅等建築物内の環境をより快適空間とすることが出来る。

考案を実施する為の最良の形態

本考案は従来の建具制作工程で空洞部に炭粉をコートあるいは不織布又は紙又は布等に包んだ炭粉を内蔵し、通気口等を設けた建具である、しかし建具自体素材が通気性のある素材である場合は通気口が必要ではない、従来の一般的に使用されている物であれば上部下部に通気口を設ける事が好ましい、通気口の大きさ、形、位置、個数、等はその建具の大きさ等、状態を考えて、より効果的な工夫をする。

以上添付図面に従って実施例を説明する。
図１は本考案の請求項２の該枠体１により中の空洞部４からなる建具の断面図の例であるが通気口３の大きさ、形、位置、個数、等は自由で構わないが、上部と下部に設け十分通気性を考慮した方が望ましい。
図２は本考案の請求項３の該枠体１により中の空洞からなる建具の断面図の例である。

本考案の請求項２の断面図である。 本考案の請求項３の断面図である。

符号説明

１ 枠体
２ 炭粉をコートした状態
３ 通気口
４ 空洞部
５ 不織布又は紙又は布等に包んだ炭粉

Claims (5)

1. 木及び金属製の枠体と該枠体により中の空洞からなる建具において該枠体内部の内面に炭粉が内蔵された構造である事を特徴とする建具。
2. 前記枠体と該枠体により中の空洞からなる建具において該枠体内部の内面が炭粉でコートされた構造である事を特徴とする建具。
3. 前記枠体と該枠体により中の空洞からなる建具において該枠体内部に不織布又は紙又は布等に包んだ炭粉を内蔵した構造からなる建具。
4. 前記請求項２記載の炭粉の粒径が０．０３ｍｍ〜０．８ｍｍであることを特徴とする建具。
5. 前記請求項３記載の炭粉の粒径が０．０３ｍｍ〜１８ｍｍであることを特徴とする建具。

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