JP3149930U - 無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置を提供する。【解決手段】少なくとも1組の無線検知器1及び少なくとも1組のリモコン2により構成され、任意の無線検知器1外部には、交流電源(AC)に挿入するコンセント、電気製品コンセントを挿入可能な少なくとも1組の出力プラグ12を備え、内部には、少なくとも1組のマイクロプロセッサー、少なくとも1組の無線伝送モジュール、少なくとも1組の電流感知器を備え、リモコン内部には、同様に少なくとも1組のマイクロプロセッサー、及び少なくとも1組の無線伝送モジュールを備え、リモコンと少なくとも1組の無線検知器1のペア設定が完了すると、リモコンは多数組の無線検知器1を同時に起動可能で、無線検知器1は電気製品が使用中、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができ、前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止する。【選択図】図1
Description
本考案は省エネ/節電装置に関し、特にリモコン操作による電気製品の待機時消費電力の検知器により電気製品の未使用時に、待機時消費電力検知器は自動的に電気製品の電源を完全にシャットダウンし、このようにして待機時消費電力をゼロにする省エネ/節電の目的を達成し、同時に自動的に電源をオフにするため、電線出火の可能性を回避することができる無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置に関する。
一般家庭には多くの電気製品があるが、一日の大部分は待機状態となっている。これら待機中の電気製品が消費するエネルギーは、待機時消費電力(Idle power consumption)と呼ばれる。
該待機時消費電力は毎月の電気料金を高騰させる他、徒に浪費される電力は二酸化炭素の排出量を拡大し、温室効果を加速する原因となっている。全世界には数億の家電製品がある。該電気製品が待機中で、使用されていない時、消費電力検知器により電源を自動的に、完全にシャットダウンし、待機中で使用されていない家電製品の消費電力をゼロにすることができれば、節約されるエネルギーは、地球の温暖化防止に大きな役割を果たすだろう。
本考案が解決しようとする課題は、待機中の電気製品の電源を自動的にシャットダウンし、待機時消費電力をゼロにすることで、省エネと二酸化炭素削減の効果を達成することができる無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置を提供する。
無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置は、少なくとも1組の無線検知器及び少なくとも1組のリモコンにより構成され、
該任意の無線検知器外部には、交流電源(AC)に挿入するコンセント、電気製品コンセントを挿入可能な少なくとも1組の出力プラグを備え、内部には、少なくとも1組のマイクロプロセッサー、少なくとも1組の無線伝送モジュール、少なくとも1組の電流感知器を備える。
該リモコン内部には、同様に少なくとも1組のマイクロプロセッサー、及び少なくとも1組の無線伝送モジュールを備える。
該リモコンと該少なくとも1組の無線検知器のペア設定が完了すると、該リモコンは多数組の無線検知器を同時に起動可能で、該無線検知器は電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができ、前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止し、このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにすることができる。
無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置は、少なくとも1組の無線検知器及び少なくとも1組のリモコンにより構成され、
該任意の無線検知器外部には、交流電源(AC)に挿入するコンセント、電気製品コンセントを挿入可能な少なくとも1組の出力プラグを備え、内部には、少なくとも1組のマイクロプロセッサー、少なくとも1組の無線伝送モジュール、少なくとも1組の電流感知器を備える。
該リモコン内部には、同様に少なくとも1組のマイクロプロセッサー、及び少なくとも1組の無線伝送モジュールを備える。
該リモコンと該少なくとも1組の無線検知器のペア設定が完了すると、該リモコンは多数組の無線検知器を同時に起動可能で、該無線検知器は電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができ、前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止し、このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにすることができる。
本考案は、待機中の電気製品の電源を自動的にシャットダウンし、待機時消費電力をゼロにすることで、省エネと二酸化炭素削減の効果を達成することができる。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。図1、図2は本考案一実施形態による無線検知器において、第一実施形態の外観立体図で、図3は、本考案一実施形態によるリモコンの外観立体図である。
図1に示す無線検知器1の基本外形は、電源プラグで、交流電源(AC)に挿入するコンセント(wall outlet)11、電気製品コンセントを挿入可能な出力プラグ(power outlet)12を備える。
無線検知器1内部には、少なくとも1組のマイクロプロセッサー(MCU)、及び少なくとも1組のZigbee或いは他の無線プロトコルを通信技術とし、数値データを無線伝送する無線伝送モジュール(RF module)、少なくとも1組の電流感知器を備える。Zigbee或いは他の無線プロトコルの通信技術は、短距離(30m以内)、低周波数の通信に適用され、構造が簡単であるという特徴を備える。
無線検知器1外部には、少なくとも1個のペア設定ボタン(connect key)13、待機時消費電力設定ボタン(idle power press key)14、手動起動ボタン(manual)15を設置する。ペア設定ボタン(connect key)13は、第一回の使用時に、リモコン2のペア設定ボタン21と同時に数秒間押し、ペア設定(join)を行う必要があり、その間、信号インジケーター16は点滅し、ペア設定作業が進行中であることを示す。ペア設定作業の完成後、無線検知器1は、リモコン2の制御を受ける。待機時消費電力設定ボタン14の操作方法は、電気製品を無線検知器1の出力プラグ12に挿入後、一先ず電気製品を使用せず(つまり、一先ず「テレビをつけない」等)、先に手動起動ボタン15を押し(manual ON)、次に、待機時消費電力設定ボタンを数秒間押す。その間、信号インジケーター16は点滅し、設定作業が進行中であることを示す。設定の完成後は、テレビ等を消すと、無線検知器1は、設定時間が過ぎると、テレビ等のメイン電源を自動的にオフにし、待機時消費電力ゼロの省エネ/節電を達成する。使用者はリモコン2を用い、手動起動ボタン15を操作し、ある無線検知器1を単独で起動することができる。
各電源プラグ12には1組の無線検知器1を対応させ、各組の無線検知器1はすべて独立した識別IDを有し、これにより、他の無線検知器1或いは他の無線電波の干渉を受け、誤作動することなく、正確に制御することができる。
図3に示すように、リモコン2内部には同様に、少なくとも1組のマイクロプロセッサー(MCU)、及び少なくとも1組のZigbee或いは他の無線プロトコルを通信技術とし、数値データを無線伝送する無線伝送モジュール(RF module)を備える。
リモコン2の外部には、少なくとも1個のペア設定ボタン(connect key)21、起動ボタン(ON key)22、信号インジケーター(LED)23を設置する。
ペア設定ボタン21は、第一回の使用時に、無線検知器1のペア設定ボタン13と同時に数秒間押し、ペア設定(join)を行う必要があり、その間、信号インジケーター23は点滅し、ペア設定作業が進行中であることを示す。ペア設定作業の完成後、リモコン2は無線検知器1を制御可能となる。
起動ボタン22は、既にペア設定が完了した無線検知器1を起動することができる。
ONボタンを押した後、リモコン2が管制可能な範囲内に有る既にペア設定が完了した無線検知器1は、すべて起動され、電気製品の電源は通電する。この時、無線検知器1は、電気製品の待機時消費電力パラメーターを既に設定しているため、各無線検知器1がすべて通電し起動しても、無線検知器1は該電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができる。前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止する。このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにする。
ONボタンを押した後、リモコン2が管制可能な範囲内に有る既にペア設定が完了した無線検知器1は、すべて起動され、電気製品の電源は通電する。この時、無線検知器1は、電気製品の待機時消費電力パラメーターを既に設定しているため、各無線検知器1がすべて通電し起動しても、無線検知器1は該電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができる。前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止する。このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにする。
つまり、リモコン2は、多数の無線検知器1にペア設定が可能で、しかも同時に起動することができる。
図4は、本考案一実施形態による無線検知器において、第二実施形態の外観立体図である。無線検知器1は、交流電源(AC)に挿入する延長コード11aとコンセント11、及び電気製品のコンセントを挿入可能な多数組の出力プラグ12a-fを備える。無線検知器1外部には、少なくとも1個のペア設定ボタン13、手動起動ボタン(manual)15、信号インジケーター(LED)16、出力プラグ12a-fと同一数の待機時消費電力設定ボタン14a-fを設置する。任意の出力プラグ12a-fと任意の待機時消費電力設定ボタン14a-fは、個別に独立した電流感知器を配置する。
一般家庭の多くの電気製品は、一日の大部分は待機状態となっており、電力の浪費であるばかりか、電力料金を増大させることにもなっている。エネルギーの無駄遣いを抑えるための従来の方式は、電気製品のコンセントを抜くことであった。しかし、コンセントの多くは部屋の隅に位置し、一々抜くのは困難である。これに対して本考案は、無線検知器1とリモコン2の対応を利用し、電気製品の電源を簡単、しかも自動的にオフ或いはオンすることができる。無線検知器1は電気製品の使用状態を自動的に監督、制御可能であるため、使用者の管理における面倒を縮減可能で、電源をオフにする必要があるプラグを正確に制御することができるため、自動的管理による省エネ/節電の目的を達成し、コンセントを抜く回数を減少させることで、プラグの使用寿命を延長することができる。
普通の家庭用電気製品の待機時消費電力を以下のように求める。
1.テレビ(2台):10W×2=20W(待機19hr/day)
2.音響機器、DVD:5W(待機21hr/day)
3.コンピューター及び周辺設備(コンピューターCPU、モニター、プリンター、スキャナー等を含む):45W(待機21hr/day)
4.電子レンジ:5W(待機23hr/day)
5.洗濯機:5W(待機22hr/day)
6.各種充電器:2W(待機20hr/day)
7.クーラー(2台):5W×2=10W(使用12hr/day)
8.保温機能付き炊飯器:5W(待機22hr/day)
9.扇風機:3W(待機12hr/day)
10.食器洗い機:5W(待機22hr/day)
食器乾燥機5W(待機22hr/day)
1.テレビ(2台):10W×2=20W(待機19hr/day)
2.音響機器、DVD:5W(待機21hr/day)
3.コンピューター及び周辺設備(コンピューターCPU、モニター、プリンター、スキャナー等を含む):45W(待機21hr/day)
4.電子レンジ:5W(待機23hr/day)
5.洗濯機:5W(待機22hr/day)
6.各種充電器:2W(待機20hr/day)
7.クーラー(2台):5W×2=10W(使用12hr/day)
8.保温機能付き炊飯器:5W(待機22hr/day)
9.扇風機:3W(待機12hr/day)
10.食器洗い機:5W(待機22hr/day)
食器乾燥機5W(待機22hr/day)
よって、一日の待機時消費電力は、計算により以下のようになる。
(20×19)+(5×21)+(45×21)+(5×23)+(5×22)+(2×20)+(10×12)+(5×22)+(3×12)+(5×22)+(5×22)=2181W(2.18KW)
一ヶ月当たりの待機時消費電力は、以下のようになる。
2181×30=65430W(65.430KW)=65.43度数
一年当たりの待機時消費電力は、以下のようになる。
65430×12=785160W(785.160KW)=785.160度数
電気料金を一度数NT$3.465とし計算すると、一年当たりの待機時消費電力料金は、以下のようになる。
785.16×3.465= NT$2720.58
(20×19)+(5×21)+(45×21)+(5×23)+(5×22)+(2×20)+(10×12)+(5×22)+(3×12)+(5×22)+(5×22)=2181W(2.18KW)
一ヶ月当たりの待機時消費電力は、以下のようになる。
2181×30=65430W(65.430KW)=65.43度数
一年当たりの待機時消費電力は、以下のようになる。
65430×12=785160W(785.160KW)=785.160度数
電気料金を一度数NT$3.465とし計算すると、一年当たりの待機時消費電力料金は、以下のようになる。
785.16×3.465= NT$2720.58
台湾電力公司(Taiwan Power Company、TPC)の計算公式に基づけば、上記の無駄に消費した電力により排出された二酸化炭素は500.728kgとなる。
これにより、100万軒の家庭の年間待機時消費電力は合計78,516,000kwとなり、500,727.938tの二酸化炭素を排出していることになる。
上記した数値は、大多数の家庭の待機時消費電力を効果的に低下させることができれば、家庭の電力料金支出を削減することができ、さらには地球温暖化防止に対して、大きく貢献できることを示している。
1 無線検知器
11 コンセント
11a 延長コード
12 プラグ
13 ペア設定ボタン
14 待機時消費電力設定ボタン
15 手動起動ボタン
16 信号インジケーター
2 リモコン
21 ペア設定ボタン
22 起動ボタン
23 信号インジケーター
11 コンセント
11a 延長コード
12 プラグ
13 ペア設定ボタン
14 待機時消費電力設定ボタン
15 手動起動ボタン
16 信号インジケーター
2 リモコン
21 ペア設定ボタン
22 起動ボタン
23 信号インジケーター
Claims (9)
- 少なくとも1組の無線検知器及び少なくとも1組のリモコンにより構成され、
前記無線検知器外部には、交流電源(AC)に挿入するコンセント、電気製品コンセントを挿入可能な少なくとも1組の出力プラグを備え、内部には、少なくとも1組のマイクロプロセッサー、少なくとも1組の無線伝送モジュール、少なくとも1組の電流感知器を備え、前記リモコン内部には、同様に少なくとも1組のマイクロプロセッサー、及び少なくとも1組の無線伝送モジュールを備え、
前記リモコンと前記少なくとも1組の無線検知器のペア設定が完了すると、前記リモコンは多数組の無線検知器を同時に起動可能で、前記無線検知器は電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができ、前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止し、このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにすることを特徴とする無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。 - 前記無線伝送モジュールは、Zigbee或いは他の無線プロトコルの通信技術を通信技術として採用することを特徴とする請求項1に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記無線検知器外部には、少なくとも1個のペア設定ボタン、少なくとも1個の待機時消費電力設定ボタン、少なくとも1個の手動起動ボタン、少なくとも1個の信号インジケーターを設置することを特徴とする請求項1に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記リモコンの外部には、少なくとも1個のペア設定ボタン、少なくとも1個の起動ボタンを設置することを特徴とする請求項1に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記無線検知器のペア設定ボタンと前記リモコンのペア設定ボタンは、同時に所定の時間押し、これによりペア設定は完成されることを特徴とする請求項3或いは4に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記無線検知器のペア設定ボタンと前記リモコンのペア設定ボタンの、ペア設定の過程において、信号インジケーターは点滅し、ペア設定作業が進行中であることを示すことを特徴とする請求項5に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記無線検知器の待機時消費電力設定ボタンは、電気製品を前記無線検知器の出力プラグに挿入後、一先ず前記電気製品を使用せず、先に前記手動起動ボタンを押し、次に前記待機時消費電力設定ボタンを所定の時間押し、設定を完了することを特徴とする請求項3に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記待機時消費電力設定ボタンの設定の過程において、前記信号インジケーターは点滅し、設定作業が進行中であることを示すことを特徴とする請求項7に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
- 前記リモコンの起動ボタンは、前記無線検知器を起動後、前記無線検知器の出力プラグに挿入される電気製品の電源は通電し、前記無線検知器は前記電気製品が使用中である、或いは待機状態であるかを、自らで判断することができ、前者では、電源をオフにせず電力供給を継続し、後者では、設定時間が過ぎた後に、電気製品への電源供給を自動的に停止し、このようにして、電気製品の待機時消費電力をゼロにすることを特徴とする請求項4に記載の無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008837U JP3149930U (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | 無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置 |
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JP2008008837U JP3149930U (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | 無線リモコン電気製品の待機時消費電力管理装置 |
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JP3149930U true JP3149930U (ja) | 2009-04-23 |
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