JP3149903U - 洗髪用ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】頭髪をブラッシングするだけできめ細かな泡を発生させることができる洗髪用ブラシを提供する。【解決手段】下ケースの底板3にブラシ8を下向きに形成すると共に前記底板3に泡吐出口5と液体石けん注入口6を形成し、更に前記底板3の周縁から上向きに側板4を形成する。更に、前記下ケースを組み付けることにより上ケース9の内部にスポンジ収容室12を形成し、このスポンジ収容室12内にスポンジ14を組み込む。この構成において、ブラシ8を頭に押しつけると、下ケースが上昇してスポンジ14を圧縮することにより泡が発生し、この泡は泡吐出口5,5aから外に吐出して頭髪及び頭皮の汚れを洗い落とす。【選択図】図3
Description
本考案は、洗髪あるいは頭皮のマッサージ時に液体石けんあるいは育毛液等を泡立ててブラシ内から吐出させることができる洗髪用ブラシに関する。
毛髪を梳く際に、育毛剤を塗布したりする櫛として、特開2004−357740号公報には、次のような内容のものが紹介されている。
塗布剤流路に残留した塗布剤を容易に除去することのできる塗布剤除去具を備えた塗布具及び塗布具付吐出容器として、塗布具2は、収容された染毛剤を外部へ吐出する収容容器83に装着して用いられるものであり、染毛剤を塗布するための櫛歯部30と、収容容器83から吐出された染毛剤を櫛歯部30へ誘導する本体内連絡路42、第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33とが形成されている。そして、この塗布具2は、外部操作により本体内連通路42内を移動することで本体内連通路42に残留する染毛剤を除去する染毛剤除去具50を備えた構成である。
しかし、この塗布具は、染毛剤を塗布するのが目的であるため、泡立てて使用する液体石けんを用いた洗髪用には役立たない。
一方、特開2004−113287号公報には液体石けん等の泡立て器として、次のような内容のものが紹介されている
この内容は、クリーム状や液体状石けん等の洗浄剤から豊富で泡立ちの良い泡を簡単に作り出すことができ、特に、片手等による容易な泡立て作業が行える簡易な構成の洗浄剤の泡立て器として、上方が開口した容器1の少なくとも内壁面1bに、長さ又は硬さの異なる二種以上の泡立て用のブラシB1(Ba)、B2(Bb)、B3(Bc)がその位置を異ならせて所定幅で植毛され、この容器1に洗浄剤と必要に応じて水や湯が入れられて使用される。前記長さの異なる内壁面のブラシは、少なくとも長さの短い又は硬さの硬いブラシB1(Ba)が容器1内側の底面1aの側に所定幅で植毛されていることを特徴とするものである。
しかし、上記泡立て器の場合、泡立ちの良い泡を簡単に作り出すことはできても、洗髪の際はこの泡を手に受けて、手で洗髪する必要がある。
このため、特に毛根や頭皮を爪で傷つけたりという問題がある。
本考案の目的は、泡立ちが良く、毛根や頭皮を傷つけたりしない洗髪用ブラシを提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案ではa.底板にブラシを下向きに形成すると共に前記底板に泡吐出口と液体石けん注入口を形成し、更に前記底面の周縁から上向きに側板を形成して成る下ケースと、b.天板から下方に向けて側板を形成することにより、前記下ケースと組み合わせて内部にスポンジ収容室を形成すると共に下ケースに負荷がかかると下ケースが上昇してスポンジ収容室の容積を縮小し、無負荷時には弾性材の作用により下ケースを押し下げてスポンジ収容室の容積を拡大するように形成した上ケースと、c.前記スポンジ収容室内に収容された泡立て用のスポンジと、d.から成る洗髪用ブラシを特徴とするものである。
この考案によると、ブラシを使用するだけでブラシ内から泡が発生するため、手で直接洗髪する必要がないと共に特に頭皮を痛めたりしない効果がある。
また、請求項2に記載の考案では、前記下ケースの側板を復元力を有するジャバラで構成し、このジャバラの復元力で無負荷時には下ケースが下降してスポンジ収容室の容積を拡大するように構成して成ること特徴とするものである。
また、請求項3に記載の考案では前記上ケースのスポンジ収容室内にスプリングを組み付け、このスプリングの弾撥作用により無負荷時には下ケースが下降してスポンジ収容室の容積を拡大するように構成して成ること特徴とするものである。
また、請求項4に記載の考案では前記泡吐出口をブラシ側に形成して成ること特徴とするものである。
また、請求項5に記載の考案では前記泡吐出口を下ケースの底板とブラシの双方に形成して成ること特徴とするものである。
また、請求項6に記載の考案では、前記スプリングをコイルスプリング又は板バネにより形成して成ること特徴とするものである。
本考案は、ブラシ本体の液体注入口からスポンジ収容室内に液体石けんを注入してスポンジに吸収させ、ブラシをそのまま手に持って頭に押し付けるようにして使用すると、下ケースは押し付けの力により上昇してスポンジを圧縮する。
この結果、スポンジに吸収された液体石けんは泡立ちながらスポンジ収容室内から内圧の作用で泡吐出孔からブラシの外に吐出し、頭髪及び頭皮に塗布される。
この状態でブラシを動かすと、泡立ちの良い液体石けんにより頭髪及び毛根や頭皮の汚れを良く洗い落すことができる。
また、ブラシの先端が頭皮に触れるため、マッサージ効果も併せて得ることができると共にブラシが弾力的に上下動することにより頭皮に強く当ることもなく、頭皮を傷つけたりする心配もない。
本考案に係る洗髪用ブラシは、手に持って頭部に押し付けながら動かすだけで泡立ちの良い液体石けんがブラシ内から流出して頭髪や頭皮の汚れを落とすことができる。
泡立ちは、あらかじめスポンジに液体石けんを吸収させておき、頭部にブラシを押しつけるとスポンジが圧縮されて泡が発生し、ブラシに形成された泡吐出孔から外に吐出する。
ブラシの材質は、プラスチックがコスト的に有利であるが、その他の材質例えばアルミ材等で成形しても良い。但し、ブラシ部分は頭髪や頭皮を痛めないためにプラスチックか木製とすべきである。
スポンジはきめ細かな泡を作り出すために必須であり、プラスチックを素材としたもの、あるいはヘチマ等であっても良い。
請求項1に記載した本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。
符号の1はブラシ本体であって、このブラシ本体1は、下ケース2と上ケース9から成り、ともにプラスチックの射出成形品である。
更に詳しく下ケース2と上ケース9について説明すると、下ケース2は、正面視マユ形の底板3とこの底板3の周囲から直立させた側板4と、前記底板3の中央に形成した液体石けん注入口6と、この底板3には無数に穿設された底板3側の泡吐出孔5が形成されている。
そして、底板3の表面には、ブラシ8を無数に突出形成したブラシ部材7が接着剤で張り合わせてあり、このブラシ部材7の張り合わせ面には前記底板3側の泡吐出孔5に連通したブラシ側泡吐出孔5aが形成されている。
なお、本実施例1において、下ケース2とブラシ部材7は別々に射出成形されているが、一体成形でも良い。
次に、上ケース9について説明すると、この上ケース9は前記底板3と同一形状の天面10の周囲から下向きに側板11が形成されていて、この側板11の内側に下ケース2側の側板4が出入り自在に入り込んでおり、内部にスポンジ収容室12が形成されている。
符号13はスポンジ収容室12内において、下ケース2と上ケース9間に組み付けられたコイルスプリングであって、このコイルスプリング13により下ケース2は上ケース9から下向きに弾発されていて、下ケース2に上向きの負荷がかかると収縮して上ケース9内に向けて下ケース2の上昇を許容する。
14は前記スポンジ収容室12内に組み込まれた連続気泡から成るスポンジであって、液体石けん注入口6から液体石けんを注入すると、この注入された液体石けんはスポンジ14に吸収される。
以上の構成から成るブラシ本体1を頭部に押し付けると、下ケース2がコイルスプリング13に抗して上ケース9内に押し上げられるため、図3の中心線から右側に示すようにスポンジ収容室12内の容積が縮小してスポンジ14が圧縮され、この圧縮の作用で泡が発生する。
このようにして発生した泡は、泡吐出孔5、5aから吐出して、頭髪と頭皮の汚れを洗い出す。
そして、頭部に対する押し付けの変化により、スポンジ14は圧縮と膨張を繰り返し、効率良くきめ細かい泡を発生する。
本実施例2は、請求項2に記載した考案に対応する実施例であって、下ケース2の側板4をジャバラ(蛇腹)15で形成し、このジャバラ15の作用で下ケース2に復元力を付与したもので、実施例1のコイルスプリング13は本実施例2では不要であるが、ジャバラ15に復元力がない場合には必要である。上ケース9内にはジャバラ15の係合縁16を係合させてジャバラ15の上端を固定するための固定縁17が形成されている。
ジャバラ15の材質はブラシ8側と同質のプラスチックでも良いが、柔軟性と復元性を担保するために、ブラシ8側に対してこれよりも柔軟性を有するプラスチックを用いた二色成形体としても良い。
あるいは、ジャバラ15を別に成形し、あとからブラシ部材7に組み付ける構成としても良い。
なお、スポンジ14の弾揆力(復元力)が強い場合には、スプリング力を利用せずにこの復元力だけで下ケース2を下降させるようにしても良い。
本実施例3は、請求項4、5に記載した考案に対応するもので泡吐出孔5bをブラシ8に形成し、底板3とブラシ8の双方から泡が吐出するように形成した例であって、図4にこの構成を示した。但し、ブラシ8側にのみ泡吐出孔5bを形成しても良く、この構成によると、育毛剤を利用して頭皮をマッサージするような場合に、育毛剤の泡が頭皮の直近で吐出するため特に有効である。
本実施例は、請求項6に記載した考案に対応するもので、図6に示すように、実施例1のコイルスプリング13に替えて板バネ18を組み込んだ例であって、図6の中心線から右側に示すように板バネ18は圧縮して蓄力されたのち図6において中心線から左側に示すように下ケース2を復元させることができる。
1.洗髪用ブラシ
2.育毛剤塗布用ブラシ
3.頭皮のマッサージ器
2.育毛剤塗布用ブラシ
3.頭皮のマッサージ器
1.ブラシ本体
2.下ケース
3.底板
4.側板
5.泡吐出孔
6.液体石けん注入口
7.ブラシ部材
8.ブラシ
9.上ケース
10.天面
11.側板
12.スポンジ収容室
13.コイルスプリング
14.板バネ
15.ジャバラ
16.係合縁
17.固定縁
18.板バネ
2.下ケース
3.底板
4.側板
5.泡吐出孔
6.液体石けん注入口
7.ブラシ部材
8.ブラシ
9.上ケース
10.天面
11.側板
12.スポンジ収容室
13.コイルスプリング
14.板バネ
15.ジャバラ
16.係合縁
17.固定縁
18.板バネ
Claims (6)
- a.底板にブラシを下向きに形成すると共に前記底板に泡吐出口と液体石けん注入口を形成し、更に前記底板の周縁から上向きに側板を形成して成る下ケースと、
b.天板から下方に向けて側板を形成することにより前記下ケースと組み合わせて内部にスポンジ収容室を形成すると共に下ケースに負荷がかかると下ケースが上昇してスポンジ収容室の容積を縮小し、無負荷時には弾性材の作用により下ケースを押し下げてスポンジ収容室の容積を拡大するように形成した上ケースと、
c.前記スポンジ収容室内に収容された泡立て用のスポンジと、
d.から成る洗髪用ブラシ。 - 前記下ケースの側板を復元力を有するジャバラで構成し、このジャバラの復元力で無負荷時には下ケースが下降してスポンジ収容室の容積を拡大するように構成して成る請求項1に記載の洗髪用ブラシ。
- 前記上ケースのスポンジ収容室内にスプリングを組み付け、このスプリングの弾撥作用により無負荷時には下ケースが下降してスポンジ収容室の容積を拡大するように構成して成る請求項1に記載の洗髪用ブラシ。
- 前記泡吐出口をブラシ側に形成して成る請求項1に記載の洗髪用ブラシ。
- 前記泡吐出口を下ケースの底板とブラシの双方に形成して成る請求項1に記載の洗髪用ブラシ。
- 前記スプリングをコイルスプリング又は板バネにより形成して成る請求項3に記載の洗髪用ブラシ。
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JP2009000572U JP3149903U (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | 洗髪用ブラシ |
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WO2021112315A1 (ko) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | (주)제이숲 | 두피 마사지기 |
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