JP3149697U - 注射器 - Google Patents

注射器 Download PDF

Info

Publication number
JP3149697U
JP3149697U JP2009000330U JP2009000330U JP3149697U JP 3149697 U JP3149697 U JP 3149697U JP 2009000330 U JP2009000330 U JP 2009000330U JP 2009000330 U JP2009000330 U JP 2009000330U JP 3149697 U JP3149697 U JP 3149697U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syringe
container
injection needle
drug solution
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009000330U
Other languages
English (en)
Inventor
七郎 安達
七郎 安達
Original Assignee
石田プレス工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石田プレス工業株式会社 filed Critical 石田プレス工業株式会社
Priority to JP2009000330U priority Critical patent/JP3149697U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149697U publication Critical patent/JP3149697U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 注射をするときに必要となる薬液と注射器とを、従来に比して狭いスペースで保管することができるとともに、注射後の廃棄物の量も従来に比して少なくすることができる注射器の提供を課題とする。【解決手段】 注射をすべき薬液24が封入されている薬液容器20は、中空円筒状の容器本体21と、封止体22と、容器本体21内を密着した状態で移動する移動栓体23とによって構成されている。先端部に注射針30を装着することが可能な注射針装着部11を有する注射器本体10は、2つの半本体部材10a,10bとによって構成されている。13は移動栓体23を押圧する押出棒、12は押出棒支持部である。2つの半本体部材10a,10bは、ヒンジ部16によって開閉自在に連結されている。【選択図】 図3

Description

本考案は、医療現場等で使用する注射器に関するものである。
現在、インフルエンザワクチン等のように、短期間に大量の人間に接種する必要のある薬液は、通常、バイアル瓶に入れられた状態で保管されている。
このようなインフルエンザワクチン等を入れたバイアル瓶には、1人分のインフルエンザワクチン等を入れたバイアル瓶と2人分のインフルエンザワクチン等を入れたバイアル瓶との2種類のバイアル瓶があるが、通常の病院等の施設ではその保管スペースが狭いために、2人分のインフルエンザワクチン等を入れたバイアル瓶が多く用いられている。
ここで、このような2人分のインフルエンザワクチンが入っているバイアル瓶を使用して、実際の注射を行なう場合の一般的な手順としては、以下のような手順によって注射が行なわれる。
先ず、医師または看護師は、使用すべき注射器に径の太い吸入用注射針をセットして、バイアル瓶内のインフルエンザワクチンを注射器内に所定量吸入させ、その後、吸入用注射針を外して、径の細い注射針を注射器にセットして対象となる人間に注射する。
以上のように、バイアル瓶内に保存されているインフルエンザワクチンを実際に注射をする際には、注射針の交換やインフルエンザワクチンの吸入作業という手間が必要となり、大量の人間に注射をする場合にはその作業効率が低下してしまう。
そこで、この作業効率を高めるために、図6(a)に示したような状態でインフルエンザワクチンを保管する方法が既に提案されている。
即ち、インフルエンザワクチン等の注射をすべき薬液60は、すぐに注射することができるように、予め注射器61内に入れられた状態で保管されている。62は、注射の際に薬液60を押し出すための押出棒であり、63aは、注射針を保護するための保護カバーである。
このような予め薬液60が入っている注射器61は、包装袋70に密封された状態で、使用するまで保管されている。そして、使用時には、包装袋70を破って注射器61を出して、保護カバー63aを外して、薬液60を注射する。
注射後には、図6(b)に示したように、注射針63および押出棒62が付いている注射器61と保護カバー63aと包装袋70とが残り、これらの物品は廃棄物として処理される。
以上説明したような従来は、注射をすべき薬液を入れた状態の注射器を必要とされる数だけ保管しなければならないために、広い保管スペースが必要となるとともに、使用後の廃棄物の量も多くなってしまうという問題があった。
本考案は、従来に比して、狭いスペースで保管することができ、且つ廃棄物の量も少ない注射器の提供を課題とする。
以上の課題を解決するために本考案は、注射をすべき薬液が封入されている円筒状の薬液容器と、該薬液容器を内蔵可能な略円筒状の注射器本体であって、一端側には、注射針が装着可能な中空円筒状の注射針装着部が形成され、他端側には、前記薬液容器内の薬液を押し出す押出棒をその長さ方向に摺動自在に支持する押出棒支持部と該押出棒支持部に支持された押出棒とが装着されている注射器本体と、該注射器本体の前記注射針装着部に装着可能な支持部を有し且つ当該支持部の両側に注射針本体が延在する両頭針の注射針とによって構成される注射器であって、前記注射器本体は、前記注射針装着部を含む前記注射器本体をその長さ方向に二分割した2つの半本体部材によって構成され、当該2つの半本体部材はヒンジ部を介して開閉自在に連結されており、且つ、前記注射器本体の内部には、内蔵される前記薬液容器を所定位置に係止するための係止体が形成され、前記薬液容器は、中空円筒状の容器本体と、該容器本体の一端を封止する前記注射針本体が貫通可能な材料からなる封止体と、該封止体と協働して前記薬液を封入状態に維持する栓体であって前記容器本体の内壁に密着した状態で前記押出棒の先端部に押圧されて前記容器本体の内部を移動する移動栓体とによって構成され、且つ前記注射器本体の内部に形成されている前記係止体と係合する係合部が形成され、前記注射針は、前記注射器本体の注射針装置部に装着された状態で、前記注射器本体の内部側に位置する前記注射針本体の長さが、前記注射器本体内の前記所定位置に存在する前記薬液容器の前記封止体を貫通可能な長さに選ばれていることを特徴とするものである。ここで、前記押出棒支持部および前記押出棒が装着されている側の前記注射器本体の外側には、使用者の指を係止するための指掛片がさらに形成されていてもよい。
本考案によれば、注射をするときに必要となる薬液と注射器とを、従来に比して狭いスペースで保管することができるとともに、注射後の廃棄物の量も従来に比して少なくすることができる。
本考案の実施例1の構成を示す斜視図である。 本考案の実施例1の内部構成を示す断面図である。 本考案の実施例1の構成を示す分解斜視図である。 本考案の実施例1の使用方法の説明図である。 本考案の実施例1の使用方法の説明図である。 従来の注射器の説明図である。
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
図1は本考案の実施例1の構成を示した斜視図であり、図2はその内部構成を示す断面図、図3は図1に示した実施例1の分解斜視図である。
図1ないし図3に示したように、本実施例1に係る注射器1は、注射器本体10と、その注射器本体10に内蔵される薬液容器20と、注射器本体10の先端部に装着される注射針30とによって構成されている。
図3に示したように、薬液容器20は、中空円筒状の容器本体21と、この容器本体21の一端を封止する封止体22と、容器本体21の内壁に密着した状態で移動する移動栓体23とによって構成されている。26は封止用の金具である。
ここで、封止体22は、図2に示したように、注射針30の注射針本体32が貫通可能な材料によって構成されており、薬液容器20内に封入されている薬液24は、押出棒13の先端部13aに押されて移動栓体23が移動するのに従って、注射針本体32の先端部から外部に流出する。
また、図3に示したように、薬液容器20には、注射器本体10の内部に形成されている係止体15と係合する係合部25が形成されており、この係合部25が係止体15と係合することにより薬液容器20は注射器本体10の内部の所定位置に保持される。
図2に示したように、薬液容器20を内部の所定位置に保持する注射器本体10は、略円筒状の形態となっており、その一端側には、注射針30が装着可能な中空円筒状の注射針装着部11が形成されている。また注射器本体10の他端側には、押出棒13をその長さ方向に摺動自在に支持する押出棒支持部12が装着されている。押出棒13の先端部13aは、薬液容器20を構成する容器本体21の内部に侵入して移動栓体23を押圧することができる形態となっている。
ここで、注射器本体10は、図3に示すように、その長さ方向に二分割された2つの半本体部材10a,10bによって構成されている。この2つの半本体部材10a,10bは、複数個のヒンジ部16によって開閉自在となるように連結されている。2つの半本体部材10a,10bのそれぞれには、閉じた状態になったときに互いに係合して閉じた状態を保つための係合片17が配設されている。
また、図3に示したように、注射器本体10の押出棒13が配設されている側には、使用者の指を係止するための指掛片14が形成されている。
注射器本体10に装着される注射針30は、図2に示したように、注射器本体10の注射針装着部11に装着可能な支持部31と、この支持部31に支持され、且つ支持部31の両側に延在する注射針本体32を有する両頭針の注射針である。注射器本体10の内部側に位置する注射針本体32の長さは、図2に示すように、注射針30を注射器本体10に装着した状態で、薬液容器20の封止体22を貫通することができる長さに予め選ばれている。
なお、この注射針30は、図3に示したような保護カバー33a,33bによって注射針本体32が保護されている状態で保管されている。
以上のように構成された本実施例1を使用する場合には、図4に示したように注射器本体10を開いた状態にしておき、注射をすべき薬液24が封入されている薬液容器20をその内部に入れてから注射器本体10を閉じる。その後、図5に示したように、注射器本体10の注射針装着部11に注射針30を装着して保護カバー33aを外して注射を行なう。
そして、注射を行った後、注射器本体10から注射針30を外して保護カバー33a,33bに入れてから廃棄する。さらに注射器本体10を開いて、使用後の薬液容器20を取り外して、この薬液容器20を廃棄する。
以上説明したように、本実施例1によれば、1個の注射器本体10と、必要とされる数だけの薬液容器20および注射針30を保管しておけばよいことになり、従来のように必要とされる数だけの注射器本体10を保管する必要がなくなるので、保管スペースを従来に比して小さくすることができる。
また、注射器本体10は、繰り返して使用することができるので従来のように1回の使用で廃棄する必要はなく、本実施例1では使用後の薬液容器20のみを廃棄すればよいので、その分だけ従来に比して廃棄物の量を減少させることができる。
1 注射器
10 注射器本体
10a,10b 半本体部材
11 注射針装着部
12 押出棒支持部
13 押出棒
13b 先端部
14 指掛片
15 係止体
16 ヒンジ部
17 係合片
20 薬液容器
21 容器本体
22 封止体
23 移動栓体
24 薬液
25 係合部
26 金具
30 注射針
31 支持部
32 注射針本体
33a,33b 保護カバー

Claims (2)

  1. 注射をすべき薬液が封入されている円筒状の薬液容器と、
    該薬液容器を内蔵可能な略円筒状の注射器本体であって、一端側には、注射針が装着可能な中空円筒状の注射針装着部が形成され、他端側には、前記薬液容器内の薬液を押し出す押出棒をその長さ方向に摺動自在に支持する押出棒支持部と該押出棒支持部に支持された押出棒とが装着されている注射器本体と、
    該注射器本体の前記注射針装着部に装着可能な支持部を有し且つ当該支持部の両側に注射針本体が延在する両頭針の注射針とによって構成される注射器であって、
    前記注射器本体は、前記注射針装着部を含む前記注射器本体をその長さ方向に二分割した2つの半本体部材によって構成され、当該2つの半本体部材はヒンジ部を介して開閉自在に連結されており、且つ、前記注射器本体の内部には、内蔵される前記薬液容器を所定位置に係止するための係止体が形成され、
    前記薬液容器は、中空円筒状の容器本体と、該容器本体の一端を封止する前記注射針本体が貫通可能な材料からなる封止体と、該封止体と協働して前記薬液を封入状態に維持する栓体であって前記容器本体の内壁に密着した状態で前記押出棒の先端部に押圧されて前記容器本体の内部を移動する移動栓体とによって構成され、且つ前記注射器本体の内部に形成されている前記係止体と係合する係合部が形成され、
    前記注射針は、前記注射器本体の注射針装置部に装着された状態で、前記注射器本体の内部側に位置する前記注射針本体の長さが、前記注射器本体内の前記所定位置に存在する前記薬液容器の前記封止体を貫通可能な長さに選ばれていることを特徴とする注射器。
  2. 前記押出棒支持部および前記押出棒が装着されている側の前記注射器本体の外側には、使用者の指を係止するための指掛片がさらに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注射器。
JP2009000330U 2009-01-27 2009-01-27 注射器 Expired - Lifetime JP3149697U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000330U JP3149697U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 注射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000330U JP3149697U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 注射器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3149697U true JP3149697U (ja) 2009-04-09

Family

ID=54854252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009000330U Expired - Lifetime JP3149697U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 注射器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3149697U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502758A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 連結された本体部分を備える医療用インジェクター
JPWO2011125561A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-08 テルモ株式会社 プレフィルドシリンジ及びプレフィルドシリンジの組立方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502758A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 連結された本体部分を備える医療用インジェクター
JPWO2011125561A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-08 テルモ株式会社 プレフィルドシリンジ及びプレフィルドシリンジの組立方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11370598B2 (en) Outer cover of a pen needle for a drug delivery pen
CA2714260C (en) Shipping container integrating a sharps disposal container with a new product storage container
US9700682B2 (en) Device for retaining and storing liquid media and method of expelling the liquid media
JP5815568B2 (ja) 注入装置
ES2424461T3 (es) Capuchón reversible para cubierta exterior de aguja de pluma
JP2009508661A (ja) 自動引込み格納式安全注射器
WO2016087187A1 (en) Needle assembly with cap for safe disposal of a pen needle
JP3149697U (ja) 注射器
US20200330687A1 (en) Device for extracting a fluid from an ampoule
JP2011139755A (ja) ペン型注射器の取付補助具および携帯用ケース
CN211157873U (zh) 皮下微针注射器和皮下注射套盒
US20140350477A1 (en) Disposable syringe
KR101982004B1 (ko) 약제 용기 및 약제 용기 결합형 수액 용기
CN210096406U (zh) 一种具有消毒功能的肿瘤科护理用配药装置
WO2017044029A1 (en) Dental syringe and needle tip shielding system for a dental needle
JP5965233B2 (ja) 薬剤微量投与具
JP5439674B2 (ja) 注射器の廃棄容器
JP2014018351A (ja) 薬剤微量投与具
JP2015167626A (ja) 薬液容器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150318

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term