JP3149580B2 - 電気ストーブの支持装置 - Google Patents

電気ストーブの支持装置

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JP3149580B2 JP31493092A JP31493092A JP3149580B2 JP 3149580 B2 JP3149580 B2 JP 3149580B2 JP 31493092 A JP31493092 A JP 31493092A JP 31493092 A JP31493092 A JP 31493092A JP 3149580 B2 JP3149580 B2 JP 3149580B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーム機構により伸縮
自在に設けられた電気ストーブの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気ストーブとしては、図2
1に示すような床置き式の電気ストーブA、或は図22
に示すような天吊り式の電気ストーブBがある。これら
の電気ストーブA,Bは、工場内において作業者の位置
に対応して設置されているので、工場全体を暖房する場
合に比べて省電力を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、工場内の作
業として、通常の作業範囲から外れた場所に移動して行
うことが往々にある。しかしながら、上記従来例の場
合、作業者の移動に伴って電気ストーブの照射範囲を変
更するには、床置き式の電気ストーブAでは移動が面倒
であると共に、天吊り式の電気ストーブBでは、全く移
動できずに暖房効果を得ることができないという問題が
ある。
【0004】一方、工場内の機械の配置を変更した場
合、作業範囲の僅かな移動であっても電気ストーブを移
動する必要があるものの、移動のためのコストが多額に
なるという問題がある。しかし、近年においては、労働
環境の改善の要望が高まっており、その要望に対処する
ためには、結局、電気ストーブを移動しなければならな
いという事情がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電気ストーブによる暖房範囲を簡単に
変更することができる電気ストーブの支持装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気ストーブの
支持装置は、複数のアームを回動可能に連結しそれらの
垂直面方向への回動により伸縮自在なアーム機構を設
け、このアーム機構の先端部に電気ストーブを装着し、
このアーム機構を静止部に対して水平面方向に旋回可能
とする旋回機構を設け、前記アーム機構に前記電気スト
ーブを移動位置に静止状態に保持するバランス手段を設
けたものである。
【0007】また、前記バランス手段を、引張長に応じ
て所定の初張力から直線的に増大する引張力を呈する引
張コイルスプリングの一端を前記アームの支点間を結ぶ
直線上の所定位置に固定し、他端を前記アームの回動中
心となる支点の上方に固定して構成することにより、前
記引張コイルスプリングの引張力により前記電気ストー
ブの重量による前記アームの回動力と均衡する反対方向
の回動力を上記アームに与えるようにしてもよい。
【0008】また、前記バランス手段を、引張長に応じ
て直線的に増大する引張力を呈する引張コイルスプリン
グの一端を前記アームの支点間を結ぶ直線上の所定位置
に固定し、他端をワイヤを介して前記アームの回動中心
となる支点の上方に固定すると共に、前記アームの各支
点間を結ぶ略直線上に前記ワイヤと接触する係合部材を
設けて構成し、前記引張コイルスプリングによる前記ワ
イヤの張力に応じた前記係合部材に対する押圧力により
前記電気ストーブの重量による前記アームの回動力と均
衡する反対方向の回動力を上記アームに与えるようにし
てもよい。
【0009】
【作用】請求項1記載の電気ストーブの支持装置によれ
ば、電気ストーブを前後方向に移動すると、アーム機構
の各が相対的に垂直面方向に回動するので、アーム機構
全体が伸縮する。また、電気ストーブを左右方向に旋回
すると、旋回機構によりアーム機構が静止部に対して水
平面方向に旋回する。これにより、電気ストーブを立体
的に移動することができる。
【0010】ここで、アーム機構の先端に装着された電
気ストーブは、バランス手段により電気ストーブの重量
と均衡するように保持されているので、電気ストーブを
所望位置に簡単に移動することができる。
【0011】また、請求項2記載の電気ストーブの支持
装置によれば、アームの回動位置に応じて電気ストーブ
の重量によるアームの回動力が変動する。
【0012】このとき、引張コイルスプリングにより電
気ストーブの重量によるアームの回動力と反対方向の回
動力をアームに与えるには、引張コイルスプリングが引
張長に応じて所定の初張力から直線的に上昇する引張力
を呈することが条件となるので、斯様な特性を有する引
張コイルスプリングを用いることにより、電気ストーブ
を任意の位置に静止状態で保持することができる。
【0013】また、請求項3記載の電気ストーブの支持
装置によれば、引張コイルスプリング及びワイヤにより
電気ストーブの重量によるアームの回動力と反対方向の
回動力をアームに与えるには、引張スプリングによるワ
イヤの張力を係合部材に与えることが条件となるので、
斯様にバランス手段を構成することにより、電気ストー
ブを任意の位置に静止状態で保持することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図10
を参照して説明する。図1は全体の側面図である。この
図1において、静止部たる壁面1にはベースブラケット
2が固着され、そのベースブラケット2にアーム機構3
が旋回機構4を介して水平面方向に旋回可能に装着され
ている。アーム機構3の先端部には旋回機構5を介して
首振金具6が水平面方向に旋回可能に装着され、その首
振金具6に複数の電気ストーブ7及びコントローラ8が
装着されている。
【0015】次に旋回機構4を図2及び図3を参照して
説明する。旋回機構4を縦断して示す図2において、ベ
ースブラケット2の下辺部には円柱状のスタッド9が立
設されており、そのスタッド9にL字状の旋回金具10
が旋回可能に支持されている。この旋回金具10は図3
に示すように水平辺部が扇状に形成されており、その周
縁部に複数の孔11が形成されていると共に垂直辺部が
アーム機構3と連結されている。
【0016】ベースブラケット2の下辺部の裏側には支
持金具12が固着されており、その支持金具12にロッ
ド13がこれの軸方向に移動可能に装着されている。こ
のロッド13の図示上部にはEクリップ14が取着され
ていると共に、そのEクリップ14と支持金具12との
間に圧縮コイルスプリング15が介在されており、これ
によりロッド13の図示上端部はベースブラケット2の
下辺部から上方に突出している。この場合、ロッド13
の上端部は旋回金具10の孔11に侵入して旋回金具1
0の旋回を禁止している。また、ロッド13の下端部に
はノブ16が装着されている。
【0017】次にアーム機構3について説明する。図1
において、アーム機構3は、ブラケット17と連結ブラ
ケット18とを一対の第1のアーム19,20により連
結すると共に、連結ブラケット18とブラケット21と
を一対の第2のアーム22,23により連結して成る。
つまり、第1のアーム19,20の一端はピン24,2
5によりブラケット17に回動可能に連結され、他端は
ピン26,27によりブラケット18に回動可能に連結
されている。第2のアーム22,23の一端はピン2
8,29によりブラケット18に回動可能に連結され、
他端はピン30,31によりブラケット21に回動可能
に連結されている。この場合、第1のアーム19,20
並びに第2のアーム22,23は夫々並設しているの
で、ブラケット21はブラケット17に対して平行移動
するようになっている。
【0018】第1のアーム19の先端部はバランス手段
たる引張コイルスプリング32を介してブラケット17
に連結されている。つまり、引張コイルスプリング32
の装着構造を示す図4において、ブラケット17には橋
架部材33が固着され、その橋架部材33にボルト34
が回動可能に装着されている。ここで、ボルト34の先
端部にはピン35が螺着されており、そのピン35に引
張コイルスプリング32の一端が係合している。第1の
アーム19の基端部にはU字状の取付金具36が固着さ
れており、その取付金具36に引張コイルスプリング3
2の他端が係合している。以上の構成により、第1のア
ーム19には図示時計回り方向の回転力が付与されてい
る。
【0019】図1において、ベースブラケット17の所
定位置にはストッパ37が設けられている。つまり、ス
トッパ37を示す図5において、支持部材38にはロッ
ド39が装着されており、その先端部に固着されたEク
リップ40と支持部材38との間に介在された圧縮コイ
ルスプリング41によりロッド39の先端部が第1のア
ーム19の移動軌跡に突出している。この場合、ストッ
パ37は、第1のアーム19が図1に示すように起立し
たときにロッド39が第1のアーム19から外れる位置
に設定されている。
【0020】図1において、第2のアーム22のピン2
8と第2のアーム23の端部との間にはバランス手段た
るガススプリング42が装着されており、これは、第2
のアーム23に図示時計回り方向の回転力を与えるよう
に伸長する。
【0021】図6は旋回機構5を示している。この図6
において、ブラケット21の下面には橋架部材43が固
着されている。この橋架部材43にはボルト44が貫通
しており、そのボルト44が首振金具6のフランジ部4
5を貫通して突出している。ボルト44の突出部には樹
脂ワッシャ46が挿入された状態でナット47が螺着さ
れている。ブラケット21においてボルト44と所定距
離離間した位置にボルト48が貫通しており、そのボル
ト48がフランジ部45を貫通して突出している。ボル
ト48の突出部には樹脂ワッシャ49及び受具50間に
介在された圧縮コイルスプリング51が装着されている
と共にナット52が螺着されている。この場合、フラン
ジ部45においてボルト48が貫通している孔はボルト
44を中心とした扇状の長孔に形成されており、これに
より、首振金具6はボルト44を中心として回動するよ
うになっている。また、ボルト48に螺着されたナット
52を螺進することにより、圧縮コイルスプリング51
の圧縮力を調整して橋架部材43に対するフランジ部4
5の押圧力を調整することができる。
【0022】図1において、首振金具6の先端部には取
手53が固定されていると共にL字状の取手54が回動
可能に装着されている。つまり、取手54にはブラケッ
ト55が固着され、そのブラケット55がボルト56に
より首振金具6に装着されている。ここで、ブラケット
55においてボルト56から所定距離離間した部位はボ
ルト57により首振金具6に連結されている。このボル
ト57には図示しない圧縮コイルスプリングが巻装され
ていると共にナットが螺着されており、その圧縮コイル
スプリングによりブラケット21が首振金具6に押圧さ
れている。従って、ボルト57に螺着されたナットを螺
進することにより、首振金具6に対するブラケット21
の押圧力を調整することができる。
【0023】尚、コントローラ8は電気ケーブル58に
よりコンセントと接続されていると共に、コントローラ
8は電気ケーブル59により電気ストーブ7と接続され
ており、コントローラ8に対する操作により電気ストー
ブ7の発熱量を調整することができる。
【0024】次に上記構成の作用について説明する。図
1はアーム機構3を後方に寄せた状態を示している。こ
の図1の状態から電気ストーブ7を手前に移動するに
は、ストッパ37のロッド39を引張った状態で取手5
3を握って手前に引く。すると、図8に示すようにスト
ッパ37による第1のアーム19に対する係合が解除さ
れて、第1のアーム19,20が前方に回動するので、
図7に示すように第1のアーム19の長さ分だけ電気ス
トーブ7を前方に移動することができる。この状態から
電気ストーブ7をさらに前方に移動するには、取手53
に握って上方へ持上げる。すると、第2のアーム22,
23が連結ブラケット18に対して上方に回動するの
で、図7に示すように第2のアーム22,23の長さ分
だけ電気ストーブ7を前方に移動することができる。
【0025】また、電気ストーブ7を上下方向に移動す
る場合にも、上述の場合と同様に、取手53に対する力
の印加方向によって移動することができる。尚、図7に
示す一点鎖線の範囲は電気ストーブ7の移動可能範囲を
示している。
【0026】さて、第1のアーム19,20は引張コイ
ルスプリング32により図1における時計回り方向の回
転力が与えられていると共に、第2のアーム22,23
はガススプリング42により同じく時計回り方向の回転
力が与えられているので、電気ストーブ7の重量による
回転力と主に引張コイルスプリング32及びガススプリ
ング42による回転力及び回動部の摩擦力とがバランス
され、以て電気ストーブ7は静止状態に保持されてい
る。従って、電気ストーブを移動位置から軽い操作力で
移動することができる。
【0027】また、第1のアーム19,20及び第2の
アーム22,23は一対ずつ平行に設けられているの
で、上述のように電気ストーブ7を移動した場合であっ
ても、電気ストーブ7の傾きが変動してしまうことはな
い。
【0028】一方、電気ストーブ7による照射範囲を水
平面方向に調整するには、取手54を握って左右方向に
振る。すると、ブラケット55がボルト44を中心にし
て水平面方向に旋回するので、電気ストーブ7による照
射範囲を水平面方向に調整することができる。
【0029】また、電気ストーブ7による照射範囲を垂
直面方向に調整するには、取手54を握って垂直方向に
力を印加する。すると、ブラケット55がボルト56を
中心にして旋回するので、その旋回により電気ストーブ
7の照射範囲を垂直面方向に調整することができる。
【0030】さて、例えば機械の配置変更に伴って作業
員の作業位置が移動することにより、電気ストーブ7の
照射範囲から作業員から外れてしまった場合は、ベース
ブラケット2に設けられた旋回機構4のノブ16を引張
った状態でブラケット17を水平面方向に旋回する。す
ると、ロッド13による旋回金具10に対する係合が解
除されるので、第1のアーム19,20の旋回に伴って
旋回金具10が旋回し、以て電気ストーブ7による照射
範囲を水平面方向に拡大することができる。
【0031】そして、電気ストーブ7の位置を確定した
ところで、ノブ16に対する操作を解除することにより
ロッド13が旋回金具10の孔11に侵入して旋回金具
10の旋回を禁止するので、電気ストーブ7の位置を確
定することができる。
【0032】ところで、夏期においては、電気ストーブ
7を使用することはないので、図1に示すように第1の
アーム19,20を起立させる。すると、ブラケット1
7に設けられているストッパ37のロッド39が図5に
示すように第1のアーム19の側面から外れてこれの回
動軌跡に突出するようになるので、引張コイルスプリン
グ32或はガススプリング42によるバランス機能が長
期の使用により低下してしまった場合でも、電気ストー
ブ7が収納位置から突然前方に回動してしまうことを防
止することができる。
【0033】上記構成のものによれば、第1のアーム1
9,20及び第2のアーム22,23より成るアーム機
構3の端部に電気ストーブ7を装着すると共に、旋回機
構4,5によりアーム機構3を旋回可能に設けることに
より、電気ストーブ7を3次元空間的に位置設定できる
ようにしたので、電気ストーブ7の照射範囲を大きく設
定することができる。従って、電気ストーブを床置き式
及び天吊り式で設けた従来例と違って、電気ストーブの
照射範囲の変更に簡単に対応して、作業者に対して快適
な暖房環境を提供することができると共に、適切な範囲
への暖房により省電力を図ることができる。
【0034】また、主に引張コイルスプリング32及び
ガススプリング42により電気ストーブ7の重量をバラ
ンスさせるようにしたので、電気ストーブ7に対する移
動操作力を軽減することができる。
【0035】さらに、上記実施例のものの場合、ブラケ
ット17に一体に設けられたストッパ37により第1の
アーム19,20を起立状態の収納位置に保持すること
ができるので、アーム機構3の垂れ下がりを図9に示す
ようなボルト60,或は図10に示すようなフック付き
チェーン61により防止する構成と違って、使用者によ
るかけ忘れ,或は紛失といった不具合を回避することが
できる。しかも、本実施例では、第1のアーム19を起
立させるだけで電気ストーブ7を収納位置に位置決めす
ることができるので、アーム機構3を簡単に収納位置に
保持させることができる。
【0036】尚、本実施例では、第1のアーム19,2
0と第2のアーム22,23とを回動可能に連結するこ
とによりアーム機構3を構成し、そのアーム機構3を垂
直方向へ回動することにより伸縮自在となるようにした
が、3つ以上のアームを回動可能に連結することにより
アーム機構を構成しても、上述と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0037】図11は本発明の第1実施例におけるバラ
ンス手段の変形例を示している。即ち、第1のアーム1
9,20において、バランス手段たるガススプリング3
aの一端はピン25に回動可能に装着され、他端はピン
3bに回動可能に装着されており、引張コイルスプリン
グ32の引張力に加えてガススプリング3aの押出力に
より第1のアーム19が起立状態に付勢されている。
【0038】上記構成のものによれば、引張コイルスプ
リング32が疲労破壊してしまった場合、電気ストーブ
7の重量による回動力がガススプリング3aに一気に付
与さるものの、ガススプリング3aのダンパ特性により
電気ストーブ7が急激に移動してしまうことを防止する
ことができる。また、電気ストーブ7の上下方向の移動
範囲の所定位置で、ガススプリング3aの押出力と電気
ストーブ7の重量による第1のアーム19,20の回動
力とが均衡してその位置で静止するようになるので、安
全性を高めることができる。
【0039】また、図12に示すように第1のアーム1
9,20をガススプリング3aのみで起立状態に付勢す
るようにしてもよく、この場合には、引張コイルスプリ
ング32を省略できるので、コストの低減を図ることが
できる。
【0040】図13乃至図15は本発明の第2実施例を
示しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、異なる部分に符号を付して説明する。
この第2の実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施
例におけるバランス手段たるガススプリング42及び引
張コイルスプリング32に代えて、所定の引張特性を有
するバランス手段たる引張コイルスプリング62,63
を図13に示すように第1のアーム20及び第2のアー
ム22に夫々装着したことである。即ち、第2のアーム
22に着目すると、引張コイルスプリング63の一端は
第2のアーム22の各支点28,30間を結ぶ直線上に
設けられた軸64に固定され、他端は第2のアーム22
の回動中心である支点28の上方の設けられた軸65に
固定されている。また、引張コイルスプリング62は、
第2のアーム22に対する引張コイルスプリング63の
装着関係と一致するように第1のアーム20に設けられ
た軸66,67に固定されている。
【0041】さて、図14は、第2のアーム22,23
を水平方向に回動した状態を示している。この図14に
より、第2のアーム22,23を図13に示す垂直方向
から水平方向に回動することにより引張コイルスプリン
グ63の全長は短くなっているものの、引張コイルスプ
リング63の引張方向と第2のアーム22の回動方向と
が成す角度が鋭角となっていることが分る。つまり、第
2のアーム22が垂直方向から水平方向に回動すること
により引張コイルスプリング63の全長が短くなること
により引張力が低減するにしても、その引張力が第2の
アーム22を上方に回動させる方向に有効に作用するよ
うになるので、結果的に、第2のアーム22が水平方向
となるに従って引張コイルスプリング63による第2の
アーム22を上方に回動させようとする回動力は増大す
る。
【0042】ここで、本発明者は、第2のアーム22を
図13に示す垂直方向から図14に示す水平方向に回動
したときにおいて、引張コイルスプリング63の全長変
化と、引張コイルスプリング63が電気ストーブ7の重
量による第2のアーム22の回動力と均衡するのに要求
される引張力との関係を試算し、その関係を図15に実
線で示した。尚、図15中の破線は引張コイルスプリン
グとして引張長に応じて引張力が零から直線的に変化す
る通常特性のものを使用した場合を示している。つま
り、引張コイルスプリング63として通常特性のものを
用いた場合には、電気ストーブ7の重量による第2のア
ーム22の下方向への回動力と引張コイルスプリング6
3による上方向への回動力とが均衡するポイントは一点
となり、それ以外のポイントでは均衡することはない。
【0043】しかしながら、本実施例の場合、引張コイ
ルスプリング63として、図15中に実線で示す特性を
有する引張コイルスプリング、つまり引張長に応じて所
定の初張力から直線的に増大する引張力を呈する特性の
ものを用いるようにしたので、引張コイルスプリング6
3の全ての引張長にわたって電気ストーブ7の重量によ
る第2のアーム22の下方向への回動力と引張コイルス
プリング63の引張力による第2のアーム22の上方向
への回動力とを一致させることができる。従って、第2
のアーム22の回動角度にかかわらず電気ストーブ7を
静止状態で保持することができる。
【0044】尚、第1のアーム20に設けた引張コイル
スプリング62は、第2のアーム22に対する引張コイ
ルスプリング63と同一の作用効果を第1のアーム20
に対して発揮する。
【0045】上記構成のものによれば、引張コイルスプ
リング62,63を第1及び第2のアーム20,22の
所定位置に装着すると共に、引張コイルスプリング6
2,63の特性として引張長に応じて所定の初張力から
直線的に増大する引張力を呈する特性のものを用いたの
で、第1実施例の構成のものに比べて、簡単な構成で、
電気ストーブ7を可動範囲の任意の位置に保持すること
ができる。
【0046】図16乃至図18は本発明の第3実施例を
示しており、第2実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略して、異なる部位に符号を付して説明す
る。即ち、図16において、第1のアーム20にはバラ
ンス手段を構成する引張コイルスプリング68,ワイヤ
69及び係合部材たるプーリ70が装着され、第2のア
ーム22にはバランス手段を構成する引張コイルスプリ
ング71,ワイヤ72及び係合部材たるプーリ73が装
着されている。即ち、第2のアーム22に着目すると、
引張コイルスプリング71の一端は第2のアーム22の
支点30に固定され、他端にはワイヤ72の一端が固定
されていると共に、そのワイヤ72の他の端部は第2の
アーム22の回動中心となる支点28の上方に設けられ
た軸65に固定されている。ここで、プーリ73は第2
のアーム22において各支点28,30を結ぶ略直線上
に設けられており、そのプーリ73の周縁部にワイヤ7
2が接触している。また、引張コイルスプリング68,
ワイヤ69及びプーリ70は、第2のアーム22に対す
る引張コイルスプリング71,ワイヤ72及びプーリ7
3の装着関係と一致するように第1のアーム20に装着
されている。この場合、引張コイルスプリング68,7
1としては、引張長に応じて零から直線的に増大する通
常特性のものを用いている。
【0047】図17は、第2のアーム22,23を水平
方向に回動した状態を示している。この図17により、
第2のアーム22,23を図16に示す垂直方向から水
平方向に回動することにより引張コイルスプリング71
の全長は短くなっているものの、ワイヤ72によるプー
リ73の押圧方向と第2のアーム22の回動方向とが成
す角度が鋭角となっていることが分る。つまり、第2の
アーム22が垂直方向から水平方向に回動することによ
り引張コイルスプリング71の全長が短くなることによ
りワイヤ72によるプーリ73に対する押圧力が低減す
るにしても、その押圧力が第2のアーム22を上方に回
動させる方向に有効に作用するようになるので、結果的
に、第2のアームが水平方向となるに従って引張コイル
スプリングにより第2のアーム22を上方に回動させよ
うとする回動力は増大する。
【0048】ここで、図18は、第2のアーム22を図
16に示す垂直方向から図17に示す水平方向に回動し
たときにおいて、引張コイルスプリング71の全長変化
と、引張コイルスプリング71が電気ストーブ7の重量
による第2のアーム22の回動力と均衡するのに要求さ
れる引張力との関係を示している。この図18から、引
張スプリングコイル71に要求される特性としては、引
張長に応じて零から直線的に引張力が増大する通常特性
のものでよいことが分る。従って、斯様な特性の引張コ
イルスプリング71を用いることにより引張コイルスプ
リング71の全ての引張長にわたって電気ストーブ7の
重量による第2のアーム22の下方向への回動力と引張
コイルスプリング71の引張力による第2のアーム22
の上方向への回動力とを一致させ得、以て、第2実施例
と同様に、第1,第2のアーム20,22の回動角度に
かかわらず電気ストーブ7を静止状態で保持することが
できる。
【0049】図19及び図20は本発明の上記各実施例
における旋回機構4の変形例を示している。即ち、旋回
機構74において、壁面1にはベースブラケット75が
固着されており、そのベースブラケット75の下辺部に
は円柱状の調整ボルト76が上方への突出状態で溶接さ
れている。この調整ボルト76にはアーム機構3に固定
された旋回金具77が旋回可能に貫通支持されている。
また、旋回金具77から突出した調整ボルト76の先端
部はプレートを78貫通すると共にワッシャ79が介在
された状態でナット80が螺着されている。
【0050】ここで、旋回金具77における扇状の水平
辺部の周縁部には円弧状の長孔81が形成されている。
また、プレート78には円柱状の調整ボルト82が下方
への突出状態で溶接されており、その調整ボルト82の
先端部が旋回金具77の長孔81及びベースブラケット
75を貫通すると共にワッシャ83が介在された状態で
ナット84が螺着されている。尚、ベースブラケット7
5と旋回金具77との間、並びに旋回金具77とプレー
ト78との間にはステンレス材から成るプレート85,
86が夫々介在されている。また、各ナット80,84
は、一定のトルクで調整ボルト76,82に夫々締付け
られている。
【0051】上記構成のものによれば、旋回金具77は
ベースブラケット75及びプレート78に対して所定の
摩擦力を生じており、その摩擦力により静止状態では任
意の位置に保持されると共に電気ストーブ7を旋回する
際には任意の位置からの移動が可能となる。従って、電
気ストーブを旋回するにはノブを操作しなければならな
い上記第1乃至第3の実施例のものに比べて、電気スト
ーブ7の対する移動操作を簡単に行うことができる。
【0052】また、各ナット84を大きなトルクで締付
けることにより、旋回金具77の移動を禁止して電気ス
トーブ7の旋回を禁止することができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の電気ストーブの支持装置によれば、アーム機構
及び旋回機構により電気ストーブの位置を変更できると
共に、バランス手段により電気ストーブを移動位置に静
止状態に保持するようにしたので、電気ストーブによる
暖房範囲を簡単に変更することができるという優れた効
果を奏する。
【0054】また、請求項2記載の電気ストーブの支持
装置によれば、バランス手段として所定特性を有する引
張コイルスプリングを利用することにより電気ストーブ
の重量による回動力を均衡させるようにしたので、請求
項1記載の電気ストーブの支持装置の効果に加えて、簡
単な構成で電気ストーブを静止状態に保持することがで
きる。
【0055】また、請求項3記載の電気ストーブの支持
装置によれば、バランス手段として通常特性を有する引
張コイルスプリング及びワイヤを利用することにより電
気ストーブの重量による回動力を均衡させるようにした
ので、請求項2記載の電気ストーブの支持装置と同様の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の側面図
【図2】旋回機構を示す縦断面図
【図3】旋回機構を示す斜視図
【図4】引張コイルスプリングの装着構造を示す縦断面
【図5】ストッパを示す底面図
【図6】旋回機構を示す破断面図
【図7】電気ストーブの移動範囲を示す図1相当図
【図8】ストッパの解除状態を示す図5相当図
【図9】ボルトによるアーム機構の位置規制を示す図5
相当図
【図10】チェーンフックによるアーム機構の位置規制
を示す図1相当図
【図11】本発明の第1実施例の変形例を示す図1相当
【図12】本発明の第1実施例の変形例を示す図1相当
【図13】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図14】第2のアームを水平方向に回動した状態で示
す図1相当図
【図15】引張コイルスプリングの全長と引張力との関
係を示す特性図
【図16】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図17】第2のアームを水平方向に回動した状態で示
す図1相当図
【図18】引張コイルスプリングの全長と引張力との関
係を示す特性図
【図19】本発明の各実施例の変形例を示す図2相当図
【図20】本発明の各実施例の変形例を示す図3相当図
【図21】従来例を示す模式図
【図22】他の従来例を示す模式図
【符号の説明】
1は壁面(静止部)、3はアーム機構、4は旋回機構、
5は旋回機構、7は電気ストーブ、32は引張コイルス
プリング(バランス手段)、42はガススプリング(バ
ランス手段)、3aはガススプリング(バランス手
段)、62,63は引張コイルスプリング(バランス手
段)、68,71は引張コイルスプリング(バランス手
段)、69,72はワイヤ(バランス手段)、70,7
3はプーリ(係合部材)、74は旋回機構である。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−198917(JP,U) 実公 昭48−25327(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/04 F24C 15/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアームを中心として回動可能に連
    結しそれらの垂直面方向への回動により伸縮自在に設け
    られたアーム機構と、このアーム機構の先端部に装着さ
    れた電気ストーブと、このアーム機構を静止部に対して
    水平面方向に旋回可能とする旋回機構と、前記アーム機
    構に設けられ前記電気ストーブを移動位置に静止状態に
    保持するバランス手段とを備えたことを特徴とする電気
    ストーブの支持装置。
  2. 【請求項2】 前記バランス手段は、引張長に応じて所
    定の初張力から直線的に増大する引張力を呈する引張コ
    イルスプリングの一端を前記アームの支点間を結ぶ直線
    上の所定位置に固定し、他端を前記アームの回動中心と
    なる支点の上方に固定して構成され、前記引張コイルス
    プリングの引張力により前記電気ストーブの重量による
    前記アームの回動力と均衡する反対方向の回動力を上記
    アームに与えることを特徴とする請求項1記載の電気ス
    トーブの支持装置。
  3. 【請求項3】 前記バランス手段は、引張長に応じて直
    線的に増大する引張力を呈する引張コイルスプリングの
    一端を前記アームの支点間を結ぶ直線上の所定位置に固
    定し、他端をワイヤを介して前記アームの回動中心とな
    る支点の上方に固定すると共に、前記アームの各支点間
    を結ぶ略直線上に前記ワイヤと接触する係合部材を設け
    て構成され、前記引張コイルスプリングによる前記ワイ
    ヤの張力に応じた前記係合部材に対する押圧力により前
    記電気ストーブの重量による前記アームの回動力と均衡
    する反対方向の回動力を上記アームに与えることを特徴
    とする請求項1記載の電気ストーブの支持装置。
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