JP3149468U - 靴の中敷き - Google Patents
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Abstract
【課題】クッション性及び断熱性に優れ、更にはゲルマニウムが有する血行を促進させ、足の疲れの回復を高めるという効果も発揮できる靴の中敷きを提供する。【解決手段】厚みが2〜5mmのシート材と、シート材の上に接着材を介して貼着された布材22、23とを有し、靴の中底形状に形成されている靴の中敷き10、11において、シート材に発泡性クロロプレンゴムを用い、布材22、23には一部又は全部に中空糸を含む化学繊維を用い、しかも接着材にはゲルマニウムの粉末が配合されている。【選択図】図1
Description
本考案は、断熱性を有し、歩行時に膝や腰の負担を軽くし、更には、抗菌性や防臭性も有する靴の中敷きに関する。
例えば、特許文献1には断熱性シートとその底部に配置された裏打ち層とからなる靴の中敷きが提案されている。
また、特許文献2には網状体と、この網状体の下に配置された銅板と、この銅板の下面に配置された銅板保持シートからなる靴の中敷きが提案されている。
そして、特許文献3には、ポリプロピレン樹脂製人工い草と、ポリプロピレン樹脂にゲルマニウム粉末を混ぜ合わせてなるゲルマニウム入り人工い草と、ポリプロピレン樹脂に備長炭粉末を混ぜ合わせてなる備長炭入り人工い草とを用意し、表側にゲルマニウム入り人工い草と備長炭入り人工い草が表れるようにした靴用中敷きが提案されている。
また、特許文献2には網状体と、この網状体の下に配置された銅板と、この銅板の下面に配置された銅板保持シートからなる靴の中敷きが提案されている。
そして、特許文献3には、ポリプロピレン樹脂製人工い草と、ポリプロピレン樹脂にゲルマニウム粉末を混ぜ合わせてなるゲルマニウム入り人工い草と、ポリプロピレン樹脂に備長炭粉末を混ぜ合わせてなる備長炭入り人工い草とを用意し、表側にゲルマニウム入り人工い草と備長炭入り人工い草が表れるようにした靴用中敷きが提案されている。
特許文献1記載の中敷きにおいては、表層が断熱性シートからなるので、保温性はある程度は確保されるが、通水性が悪く、汗がでた場合には中敷き表面が湿って履き心地がよくないという問題があった。
また、特許文献2記載の中敷きにおいては、銅板が使用されているので、保温性が悪く冬季には適さないという問題があった。
そして、特許文献3記載の靴用中敷きにおいては、全体がポリプロピレンを用いた人工い草によって形成されているので、クッション性が悪く冬季の保温性も十分でないという問題があった。
また、特許文献2記載の中敷きにおいては、銅板が使用されているので、保温性が悪く冬季には適さないという問題があった。
そして、特許文献3記載の靴用中敷きにおいては、全体がポリプロピレンを用いた人工い草によって形成されているので、クッション性が悪く冬季の保温性も十分でないという問題があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、クッション性及び断熱性に優れ、更にはゲルマニウムが有する血行を促進させ、足の疲れの回復を高めるという効果も発揮できる靴の中敷きを提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る靴の中敷きは、厚みが2〜5mmのシート材と、該シート材の上に接着材を介して貼着された布材とを有し、靴の中底形状に形成されている靴の中敷きにおいて、
前記シート材に発泡性クロロプレンゴムを用い、前記布材は化学繊維からなって、該布材の一部又は全部に中空糸が用いられ、しかも前記接着材にはゲルマニウムの粉末が配合されている。
前記シート材に発泡性クロロプレンゴムを用い、前記布材は化学繊維からなって、該布材の一部又は全部に中空糸が用いられ、しかも前記接着材にはゲルマニウムの粉末が配合されている。
また、第2の考案に係る靴の中敷きは、第1の考案に係る靴の中敷きにおいて、前記布材はポリプロピレン製の繊維とポリエステル中空糸との混合体からなる。
第3の考案に係る靴の中敷きは、第1の考案に係る靴の中敷きにおいて、前記布材はポリエステル中空糸の第1の布地の下にポリプロピレン製の繊維を用いた第2の布地が接合されている。
第3の考案に係る靴の中敷きは、第1の考案に係る靴の中敷きにおいて、前記布材はポリエステル中空糸の第1の布地の下にポリプロピレン製の繊維を用いた第2の布地が接合されている。
なお、以上の第2、第3の考案において、前記ポリエステル中空糸は、前記布材の40〜80質量%であるのがよい。また、第1〜第3の考案において、前記布材の自由厚み(荷重をかけない状態の厚み)は、1.5〜3mmの範囲にあるのがよい。
第4の考案に係る靴の中敷きは、第1〜第3の考案に係る靴の中敷きにおいて、前記接着材は3〜20質量%(より好ましくは5〜10質量%)の前記ゲルマニウムの粉末を含んでいる。これによって、ゲルマニウムが有する作用効能が靴の中敷きにも適用される。
第5の考案に係る靴の中敷きは、第1〜第4の考案に係る靴の中敷きにおいて、前記発泡性クロロプレンゴムの発泡率は、50〜300%である。これによって、より適度にクロロプレンゴムに断熱性とクッション性を与えることができる。
請求項1〜7記載の考案に係る靴の中敷きにおいては、厚みが2〜5mmのシート材に発泡性クロロプレンゴムを用い、その上に貼着されている布材には一部又は全部に中空糸を用いた化学繊維製の布材を有しているので、クッション性に優れ、足の衝撃を緩和し、膝や腰の負担を軽減し、疲れにくくなる。
また、発泡性クロロプレンゴム及び中空糸の断熱効果で、靴底からの冷たさが足裏に伝わりにくく、保温性を有する。
更には、接着材に混入したゲルマニウム粉末によって、足の血流を促進し、細胞を活性化させる。
また、発泡性クロロプレンゴム及び中空糸の断熱効果で、靴底からの冷たさが足裏に伝わりにくく、保温性を有する。
更には、接着材に混入したゲルマニウム粉末によって、足の血流を促進し、細胞を活性化させる。
特に、請求項2〜4記載の靴の中敷きにおいては、発泡性クロロプレンゴムからなるシート材の表面に、ポリプロピレン製の繊維とポリエステル中空糸を用いた布材を貼着しているので、シート材の補強ができ、全体の保温力を高めることができる。更に、靴の中敷きの表面の速乾性を高める。また、この布材は吸水性を有さないので、ゲルマニウムの働きも加わって雑菌の温床ともなりにくく、耐かび性や防臭性にも優れる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施の形態に係る靴の中敷き10、11は靴に合わせて左右一対あって、その全体的大きさは使用しようとする靴の内部に入るように、平面視して靴の中底形状となって、後ろ側中央の括れ部12、13によって前後に分離可能な前足部14、15と後ろ足部16、17とを有している。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施の形態に係る靴の中敷き10、11は靴に合わせて左右一対あって、その全体的大きさは使用しようとする靴の内部に入るように、平面視して靴の中底形状となって、後ろ側中央の括れ部12、13によって前後に分離可能な前足部14、15と後ろ足部16、17とを有している。
この靴の中敷き10、11は裏面側の厚みが2〜5mmのシート材18、19と、シート材18、19の上に接着材20、21を介して貼着された化学繊維製の布材22、23とを有している。シート材18、19には、潜水服等に使われている発泡率が50〜300%の発泡性クロロプレンゴムを用いている。これによってシート材18、19の断熱性を確保できると共にクッション性も確保できる。なお、クロロプレンゴムの発泡率が50%未満又は300%を超える場合であっても本考案は適用される。
布材22、23は吸水性の小さい化学繊維からなっているが、最適にはポリプロピレン繊維とポリエステル中空糸の混合体又は積層体で構成されている。この布材22、23をシート材18、19に接合することによって、シート材18、19を補強し、更には、靴の中敷き10、11全体の保温力、強度を高め、更に即乾性を高める。ポリエステル中空糸の布材22、23に対する割合は、40〜80質量%とするのがよいが、場合によっては、ポリエステル中空糸を80〜100質量%としてもよい。
なお、布材22、23をポリプロピレン繊維とポリエステル中空糸の混合体で構成する場合には、表面にポリエステル中空糸が露出すると共に表面側のポリエステル中空糸の割合を裏面側より多くするのがよい。また、布材22、23をポリプロピレン繊維とポリエステル中空糸の積層体で構成する場合には、表面側にポリエステル中空糸からなる第1の布地を、裏面側にポリプロピレン繊維製の第2の布地を配置して接合するのがよい。なお、第1、第2の布地は織布又は不織布のいずれであってもよく、前記混合体においても同様である。
また、布材22、23の自由厚みは1.5〜3mm程度であり、これによって、保温性及び布材22、23が湿った場合の速乾性を確保できる。そして、布材22、23の表面側のポリエステル中空糸の密度を高めるのがよいが、表裏均等に織り合わせ又は混合してもよい。
シート材18、19にそれぞれ貼着されている布材22、23はゴム系(クロロプレン系が好ましい)の接着材20、21を用いて接合されている。この接着材20、21には3〜20質量%(より好ましくは5〜10質量%)のゲルマニウムの粉末が混合されている。
ゲルマニウムが、血行を促進させ、足の疲れ、神経痛や腰痛を取り去ることについては、周知である。
ゲルマニウムが、血行を促進させ、足の疲れ、神経痛や腰痛を取り去ることについては、周知である。
前記実施の形態においては、対となる靴の中敷き10、11について説明したが、いずれか一方を使用する場合であっても本考案は適用される。
また、本考案は実施を容易にするため、具体的数字を用いて説明したが、本考案の要旨を変更しない範囲で数値変更、形状変更は可能である。
そして、場合によっては、荷重のかかる後ろ足部16、17のシート材の発泡率を前足部14、15の発泡率より小さくして、体重がかかった場合の後ろ足部16、17の縮み量を減らす場合も本考案は適用される。
また、本考案は実施を容易にするため、具体的数字を用いて説明したが、本考案の要旨を変更しない範囲で数値変更、形状変更は可能である。
そして、場合によっては、荷重のかかる後ろ足部16、17のシート材の発泡率を前足部14、15の発泡率より小さくして、体重がかかった場合の後ろ足部16、17の縮み量を減らす場合も本考案は適用される。
本考案の靴の中敷きによって、保温性を確保できて足裏が温かく、更に汗等で湿った場合でも速乾性を有する。また、接着材にゲルマニウムの粉末を配合する方法で、靴の中敷きにゲルマニウムを含ませるようにしているので、製造が容易で安価に大量生産可能である。
10、11:靴の中敷き、12、13:括れ部、14、15:前足部、16、17:後ろ足部、18、19:シート材、20、21:接着材、22、23:布材
Claims (7)
- 厚みが2〜5mmのシート材と、該シート材の上に接着材を介して貼着された布材とを有し、靴の中底形状に形成されている靴の中敷きにおいて、
前記シート材に発泡性クロロプレンゴムを用い、前記布材は化学繊維からなって、該布材の一部又は全部に中空糸が用いられ、しかも前記接着材にはゲルマニウムの粉末が配合されていることを特徴とする靴の中敷き。 - 請求項1記載の靴の中敷きにおいて、前記布材はポリプロピレン製の繊維とポリエステル中空糸との混合体からなることを特徴とする靴の中敷き。
- 請求項1記載の靴の中敷きにおいて、前記布材はポリエステル中空糸の第1の布地の下にポリプロピレン製の繊維を用いた第2の布地が接合されていることを特徴とする靴の中敷き。
- 請求項2及び3のいずれか1記載の靴の中敷きにおいて、前記ポリエステル中空糸は、前記布材の40〜80質量%であることを特徴とする靴の中敷き。
- 請求項1〜4のいずれか1記載の靴の中敷きにおいて、前記布材の自由厚みは、1.5〜3mmの範囲にあることを特徴とする靴の中敷き。
- 請求項1〜5のいずれか1記載の靴の中敷きにおいて、前記接着材は3〜20質量%の前記ゲルマニウムの粉末を含んでいることを特徴とする靴の中敷き。
- 請求項1〜6のいずれか1記載の靴の中敷きにおいて、前記発泡性クロロプレンゴムの発泡率は、50〜300%であることを特徴とする靴の中敷き。
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JP2009000178U JP3149468U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | 靴の中敷き |
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JP2014018275A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Dm Novafoam Ltd | 防寒用靴中敷 |
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