JP3148992U - 自動車のための直接噴射による内燃ディーゼルエンジン - Google Patents
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Abstract
Description
さらに詳しくは、本考案は、そのようなタイプの排気量の小さい(各シリンダについて、550cc程度、またはそれよりも小さく、250cc程度まで)エンジンに関する。このエンジンは、寸法が非常に小さく、燃料消費も少ない。
a)エンジンは、各シリンダに対して、それぞれが吸気バルブを受ける2つの吸気開口部と、それぞれが排気バルブを受ける2つの排気開口部とを備えるシリンダヘッドを備えている。各開口部は、吸気管および排気管の端部によって形成されている。吸気管および排気管は、シリンダヘッド内に形成されており、該ヘッドの長手方向に平行な対向する長手方向側壁上に開口している。各シリンダは、この長手方向に沿って配置されている。
b)各シリンダに関連する2つの吸気開口部および2つの排気開口部の各軸は、それぞれ2つの平面内に配置されている。これらの平面は、シリンダヘッドの長手方向を実質的に横断する方向に延びており、吸気管および排気管の終端部は、各開口部に開口している。少なくとも1つの吸気開口部および1つの排気開口部に関しては、各管がシリンダに対して接線方向に延びている。
c)各シリンダに関連する2つの吸気開口部および2つの排気開口部は、平面図において、台形のコーナ部に配置されている。この台形の基部(すなわち、台形の底辺)は、シリンダヘッドの長手方向側壁に対して平行である。
d)シリンダヘッドは、各シリンダのインジェクタのためのシートを備えている。各シートは、シリンダの中央に配置されている。
e)2つの吸気バルブは、下方側の一点に向かって集中するように延びる軸に沿って配置されている。各軸は、鉛直方向に対して4°以下の角度(好ましくは、2〜3°)で傾斜している。
f)2つの排気バルブは、下方側の一点に向かって集中するように延びる軸に沿って配置されている。各軸は、鉛直方向に対して4°以下の角度(好ましくは、2〜3°)で傾斜している。
g)吸気バルブおよび排気バルブは、シリンダヘッド内に設けられた2つのカムシャフトによってロックアーム(rocker arm)で駆動される。
h)2つの吸気管のうちの1方は、その終端部に絞り部を有している。この絞り部によって、流れは、実質的にシリンダに対して接線方向に向くこととなる。
i)シリンダヘッドは、各シリンダに対して予熱プラグのためのシートを備えている。このシートは、シリンダヘッドの一方側を向いた吸気開口部と排気開口部との間において、傾斜した軸に沿って配置されている。
一変形例においては、両方の吸気開口部がシリンダに対して接線方向に向けられた管の終端部に配置される。
同様に、2つの排気開口部4、5の軸も、実質的には、シリンダヘッド1の長手方向X-Xを横断する平面内に位置している。
さらなる特徴は、吸気管7が絞り部28を吸気開口部2の近傍に有していることである。この絞り部によって、吸気開口部2を介して流入する流れが、より接線方向に近づき、またその速度が増加される。
図12では、思想たる考案の内容をより明確に表すため、図11に比べて台形形状を誇張して描いている。
そして、図12からよく分かるように、吸気管6、7は吸気側側壁9に開口していて、台形の上辺(短辺)は、この吸気側側壁9に面して当該側壁9と平行に配置されている。
ここで、一方の吸気開口部3は台形の底辺(長辺)上に位置し、他方の吸気開口部2は台形の上辺(短辺)上に位置しているので、2つの吸気開口部2、3の両方に対して、吸気側側壁9から当該側壁に直交する直線を並列に描くことができる(参考図2中の矢印A、B)。すなわち、両方の吸気開口部2、3に対して、吸気側側壁9から最短距離で吸気管6、7を設けることができる。
一般に、吸気開口部に向かう吸気管は、長くなる程、また湾曲する程に、空気圧のロスが大きくなる。本願考案では、上述の通り、2つの吸気開口部2、3に対して、それぞれ吸気側側壁9から最短距離で吸気管6、7を設けることができるので、空気圧のロスを最小限に抑えることが可能となる。
2、3 吸気開口部
4、5 排気開口部
6、7 吸気管
8 排気管
9、10 壁部
13、14 カムシャフト
15、16 回転軸
17 蓋
18、19 ロックレバー
24、25 自由回転ローラ
26 インジェクタシート
27 予熱プラグシート
28 絞り部
29 バルブ戻しスプリング
40 ボス
Claims (3)
- 一直線上に並ぶ多数のシリンダを備える自動車のための直接噴射式の内燃ディーゼルエンジンであって、以下のa)〜i)の特徴を備えることを特徴とする、ディーゼルエンジン。
a)エンジンは、各シリンダに対して、それぞれが吸気バルブを受ける2つの吸気開口部(2、3)と、それぞれが排気バルブ(11、12)を受ける2つの排気開口部(4、5)とを備えるシリンダヘッド(1)を備えており、
各開口部(2〜5)は、シリンダヘッド(1)内に形成されるとともにその他端が該ヘッドの長手方向(X-X)に平行に対向して延在する吸気側および排気側の側壁(9、10)上に開口している吸気管(6、7)および排気管(8)の端部によって形成されており、吸気管(6、7)は吸気側側壁(9)上に開口し、排気管(8)は排気側側壁(10)上に開口しており、
各シリンダは、この長手方向に沿って配置されている。
b)各シリンダに関連する2つの吸気開口部(2、3)および2つの排気開口部(4、5)の各中心軸は、それぞれ、シリンダヘッド(1)の長手方向(X-X)を実質的に横断する方向に延びる2つの平面内に配置されており、
吸気管および排気管の終端部が各開口部に開口しており、これらの各管は、シリンダに対して接線方向に延びている。
c)各シリンダに関連する2つの吸気開口部(2、3)および2つの排気開口部(4、5)は、平面図で見た場合に、これら4つの開口部(2、3、4、5)が台形形状の4つのコーナ部に配置されていて、1つの吸気開口部(3)と1つの排気開口部(5)とを結ぶ当該台形の底辺はシリンダヘッドの排気側側壁(10)に対して平行で、他の吸気開口部(2)と他の排気開口部(4)とを結ぶ当該台形の上辺はシリンダヘッドの吸気側側壁(9)に対して平行である。
d)シリンダヘッド(1)は、各シリンダのインジェクタのためのシート(26)を備えており、各シートは、シリンダの中央に配置されている。
e)2つの吸気バルブは、実質的に下方側の一点に向かって集中するように延びる軸に沿って配置されており、各軸は、鉛直方向に対して4°以下、好ましくは、2〜3°の角度で傾斜している。
f)2つの排気バルブ(11、12)は、実質的に下方側の一点に向かって集中するように延びる軸に沿って配置されており、各軸は、鉛直方向に対して4°以下、好ましくは、2〜3°の角度で傾斜している。
g)吸気バルブおよび排気バルブは、シリンダヘッド内に設けられた2つのカムシャフト(13、14)によってロックアーム(18、19)で駆動される。
h)2つの吸気管のうちの1方(7)は、その終端部に絞り部(28)を有しており、この絞り部によって、空気流は、シリンダに対して接線方向に強く方向付けされる。
i)シリンダヘッド(1)は、各シリンダに対して予熱プラグのためのシート(27)を備えており、このシートは、前記台形の底辺を構成する吸気開口部(3)と排気開口部(5)との間において、前記台形の底辺に沿って配置されている。 - 第1の吸気開口部(2)がシリンダに対して接線方向に向けられた管の終端部に設けられており、
第2の吸気開口部(3)が渦巻き状の管の終端部に配置されており、
第2の吸気開口部(3)は、シリンダ内における流れの接線方向を基準に考えて第1の吸気開口部(2)の下流側に配置されていることを特徴とする、請求項1記載のディーゼルエンジン。 - 両方の吸気開口部(2、3)がシリンダに対して接線方向に向けられた管の終端部に配置されていることを特徴とする、請求項1記載のディーゼルエンジン。
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- 2008-12-24 JP JP2008009031U patent/JP3148992U/ja not_active Expired - Lifetime
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