JP3148670B2 - サブキャリア伝送システム - Google Patents

サブキャリア伝送システム

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JP3148670B2 JP06429697A JP6429697A JP3148670B2 JP 3148670 B2 JP3148670 B2 JP 3148670B2 JP 06429697 A JP06429697 A JP 06429697A JP 6429697 A JP6429697 A JP 6429697A JP 3148670 B2 JP3148670 B2 JP 3148670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を無線周波
信号(以下、RF信号という。)で変調することによ
り、RF信号をサブキャリア信号を用いて伝送するサブ
キャリア伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムは伝送帯域が直流から所
定の周波数までであるディジタル信号のベースバンド伝
送のために用いられてきた。従来の光通信システムは波
長1.3μm帯の光信号を用いて設計されてきたが、光
増幅器の登場により、光の波長が1.3μmから、マル
チモードで使用可能な1.55μmへ移行してきた。
【0003】一方で、近年、所定の周波数近傍の比較的
狭い伝送帯域を持つRF信号を光ファイバを用いて伝送
するサブキャリア伝送システムに注目が集まってきた。
特に、ミリ波などの高い周波数では通常の同軸ケーブル
の伝送損失が大きく、低損失な光ファイバを用いたサブ
キャリア伝送システムへの期待が高まっている。ベース
バンド伝送システムとサブキャリア伝送システムの波長
に対する信号のスペクトル分布をそれぞれ図2及び図3
に示す。
【0004】光信号の波長が1.3μm帯から1.55
μm帯へ移行してきているが、通常の1.3μm用のシ
ングルモード光ファイバケーブルは伝送速度の波長依存
性である波長分散値が波長1.3μmで0になるように
設計されており、波長1.55μmでは波長分散値は0
でない。従来行われているような光の強度変調では光の
周波数領域ではキャリアの両側に側波帯があるため、波
長分散が存在することにより信号強度が大きく劣化し、
高速なデータ伝送ができないと考えられてきた。また、
サブキャリア伝送システムにおいても同様に、一定以上
の距離の伝送は困難と考えられてきた。例えば、マッハ
・ツェンダ型光変調器のように変調することによる光の
位相変動がない場合には、光ファイバケーブルの長さを
Lとし、変調信号の変調周波数をfmとし、波長分散値
をDとし、光源の波長をλとしたときに、従来用いられ
るバイアス位相の条件であるπ/2又は−π/2の場合
に、光ファイバケーブルの後段に接続された光電変換器
から出力される光電変換信号の電力Poutは、次式で表
わすことができる。
【0005】
【数2】 Pout=K[cos{π(λ2D/c)Lfm 2}]2 ここで、変換係数Kは、次式で表わすことができる。
【数3】 K={(J1(m/2))・Poptin・rPD2in
【0006】また、Jn(x)はn次のベッセル関数で
あり、mはマッハ・ツェンダ型光変調器の位相変調指数
であり、Poptinは光電変換器への平均光強度であり、
PDは光電変換器の変換効率で、光入力強度により生じ
る光起電流値である。さらに、Rinは光電変換器の入力
端において光電変換器を見たときのインピーダンスであ
り、cは光速(=3×108m/sec)である。
【0007】ここで、波長分散値Dとは、光ファイバケ
ーブルの群速度を波長軸上で多項式展開した際の1次の
係数である。従って、変調周波数fmが30GHzで波
長が1.55μmであり、そのときの波長分散値が17
ps/(nm・km)のときには約4kmで光信号の信
号強度が0となる(例えば、従来技術文献1「U. Glies
e et al.,“Chromatic Dispersion in Fiber-Optic Mic
rowave and Millimeter-Wave Links", IEEE Transactio
ns on Microwave Theory Thechnology,Vol.44,No.10,p
p.1716-1724,1996年」参照。)。特に、周波数の高いミ
リ波では、伝送可能な距離が数kmと極めて短くなる
(例えば、従来技術文献2「R. Hofstetter et al.,“D
ispersion Effects in Optical Millimeter-Wave Syste
ms Using Self-Heterodyne Method for Transport and
Generation", IEEE Transactions on Microwave Theory
Technology,Vol.43,No.9,pp.2263,1995年9月」参
照。)。
【0008】この問題を解決するために、光源に工夫を
して側波帯を片側だけにする方法(例えば、従来技術文
献3「D. Wake et al.,“Optical Generation of Milli
meter-Wave Signals for Fiber-Radio Systems Using a
Dual-Mode DFB Semiconductor Laser", IEEE Transact
ions on Microwave Theory Technology,Vol.43,No.9,p
p.2270-2276,1995年」、従来技術文献4「J. J. O'Reil
ly et al.,“Optical generation of very narrow line
width millimeter wave signals", ElectronicsLetter
s,Vol.28,No.25,pp.2309-2311,1992年」参照。)や、波
長分散値が1.55μmで0となる波長分散シフトファ
イバを用いる方法などが考案されてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光源を
工夫する方法はまだ開発途中であり実用化までには解決
しなければならない問題が多く、また、コストアップに
つながることが多い。波長分散シフトファイバを用いる
方法は、第1に波長分散シフトファイバは通常の波長
1.3μm用シングルモード光ファイバケーブルに比べ
て複雑な構造であるため価格がやや高いことと、既に
1.3μm用シングルモード光ファイバケーブルが多く
敷設されており、それらを交換するためには膨大なコス
トが掛かると考えられる。伝送距離に対する考え方は基
本的にディジタルのベースバンド伝送での検討を元にし
ており、比較的帯域が狭いサブキャリア伝送システムの
持つ特質を利用したものは考えられていない。
【0010】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来技術に比較して高い効率で、より長い距離で光信号を
伝送することができるサブキャリア伝送システムを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のサブキャリア伝送システムは、1.3μm帯以外の
波長λの光信号を発生して出力する光源と、上記光源か
ら出力される光信号を所定の電力分波比で分配して出力
する光分波手段と、上記光分波手段から出力される一方
の光信号を、所定の変調周波数fmを有する電気信号に
従って所定のバイアス位相Biasで光位相変調を行っ
て出力する光位相変調手段と、上記光分波手段から出力
される他方の光信号と上記光位相変調手段から出力され
る光信号とを合波して上記光ファイバケーブルに出力す
る光合波手段とを備えたサブキャリア伝送システムにお
いて、上記光合波手段の後段に接続され、上記波長λと
光ファイバケーブルの長さLに応じて決定される所定の
波長分散値を有し、波長分散素子として動作する波長
1.3μm帯用シングルモード光ファイバケーブルをさ
らに備え、上記バイアス位相Biasと、上記光信号の
波長λと、上記変調周波数fmと、上記長さLとは、上
記光ファイバケーブルから出力される光信号の光電変換
信号の電力が、上記光ファイバケーブルが接続されてい
ないときに比較して大きくなるように設定されたことを
特徴とする。
【0012】また、請求項2記載のサブキャリア伝送シ
ステムは、請求項1記載のサブキャリア伝送システムに
おいて、上記バイアス位相Biasと、上記光信号の波
長λと、上記変調周波数fmと、上記長さLとは、上記
光ファイバケーブルから出力される光信号の光電変換信
号の電力が実質的に最大となるように設定されたことを
特徴とする。
【0013】さらに、請求項3記載のサブキャリア伝送
システムは、請求項2記載のサブキャリア伝送システム
において、上記電力分波比の値は実質的に1であり、上
記バイアス位相Biasは実質的に0に設定され、上記
光信号の波長λと、上記変調周波数fmと、上記波長分
散値Dは次式を満たすように設定され、
【数4】(λ2D/c)Lfm 2=1/2+n ここで、nは整数であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0015】図1は、本発明に係る一実施形態であるサ
ブキャリア伝送システムの構成を示すブロック図であ
る。この実施形態のサブキャリア伝送システムは、図1
に示すように、プッシュプル型でない1個の光位相変調
器7を備えた従来のマッハ・ツェンダ型光変調器100
の前段には、波長1.55μmの無変調光信号を発生す
る光源1が接続される一方、光変調器100の後段に、
所定の波長分散値を有する波長分散素子50として動作
する波長1.3μm用シングルモード光ファイバケーブ
ル6を接続したことを特徴とする。
【0016】ファイバ長Lが所定の長さでない場合、プ
ッシュプル型でない図1のマッハ・ツェンダ型光変調器
100とシングルモード光ファイバケーブル6のを組み
合わせることにより、信号を伝送することが可能であ
る。プッシュプル型でない図1のマッハ・ツェンダ型光
変調器100を用いた場合には光変調器100自身が変
調信号により波長が変化するチャープ特性をもつため、
その後段に通常のシングルモード光ファイバケーブル6
を接続した場合の光ファイバケーブル6の出力端に接続
された光電変換器3から出力される光電変換信号の電力
outは、次式で表わすことができる。
【0017】
【数5】Pout =K’[sin{Bias+π(λ2D/c)Lfm 2} +J0(m)sin{π(λ2D/c)Lfm 2}]2 ここで、 K’={(J1(m)/2)・Poptin・rPD2in
【0018】ここで、バイアス位相Biasは次式で表わす
ことができる。
【数6】Bias=π・Vπ/Vbias
【0019】ここで、Vπは半波長電圧(図4参照。)
であり、Vbiasはバイアス電圧である。また、位相変調
指数mが小さい範囲(m<0.3)ではベッセル関数の
関数値J0(m)≒1であるので、上記数5は次式とな
る。
【0020】
【数7】Pout =K’[sin{Bias+π(λ2D/c)Lfm 2} +sin{π(λ2D/c)Lfm 2}]2
【0021】ここで、バイアス位相Bias=0のときは、
【数8】Pout =K’[2sin{π(λ2D/c)Lfm 2}]2 となり、
【数9】 (λ2D/c)Lfm 2=1/2+n,nは整数である となる条件を選択すれば、光電変換信号の電力Pout
最大になり、ベースバンド伝送システムにおける従来の
バイアス点(すなわち、波長分散素子50が無く、バイ
アス位相=±π/2のとき)のときに比較して、光電変
換信号の電力Poutは6dBだけ改善されることがわか
る。また、従来のバイアス点であるバイアス位相=±π
/2のときであっても、数9を満たす条件を選ぶことに
より、光電変換信号の電力Poutを3dBだけ増大する
ことができる。
【0022】次いで、図1を参照して、本実施形態のサ
ブキャリア伝送システムについて説明する。ここで、レ
ーザダイオード1と変調信号発生器2と光変調器100
とは送信側に設けられる一方、光電変換器3は、光ファ
イバケーブル6を隔てた受信側に設けられる。図1にお
いて、電気光学効果を有するLiNbO3基板10上
に、光導波路21,22,23,24と、光導波路を用
いて構成された光分波器11と光合波器12と、光位相
変調器7とが形成される。ここで、光導波路21,2
2,23,24の形成は、LiNbO3基板10上に公
知の通りTiを熱拡散させることによりTi:LiNb
3にてなる楕円断面形状の薄膜光導波路を形成するこ
とにより行われる。変調信号発生器2は例えばディジタ
ルデータ信号で変調されたRF信号を発生した後、結合
用キャパシタCcを介して光位相変調器7に印加すると
ともに、可変直流電圧源8は直流バイアス電圧Vbias
高周波除去用インダクタLbを介して光位相変調器7に
印加する。これに応答して、光位相変調器7は、上記印
加信号に比例する位相偏移に従って入力された光信号を
位相変調する。ここで、可変直流電圧源8の直流バイア
ス電圧Vbiasを変化することにより、バイアス位相Bias
を変化することができる。
【0023】図1において、レーザダイオード1は波長
1.3μm帯以外の例えば1.55μmの無変調光信号
を発生して、光ファイバケーブル5及び光導波路21を
介して光分波器11に入力される。次いで、光分波器1
1は入力された光信号を電力分波比1:1で2分波し
て、一方の光信号を光導波路22及び光位相変調器を介
して光合波器12に出力する一方、他方の光信号を光導
波路23を介して光合波器12に出力する。さらに、光
合波器12は入力された2つの光信号を合波して、合波
後の光信号を光導波路24、波長分散素子50として動
作する波長1.3μm用シングルモード光ファイバケー
ブル6を介して、例えばフォトダイオードで構成されて
例えば2乗検波特性を有する光電変換器3に出力する。
光電変換器3は入力される光信号を光電変換して電気信
号である光電変換信号を出力する。
【0024】
【実施例】本発明者は、以上のように構成された光変調
装置を形成して、コンピュータによるシミュレーション
及び実験を行った。これらのシミュレーション及び実験
は同様の結果が得られ、以下の通りである。
【0025】まず、バイアス位相Biasを変化させた場合
の光電変換信号の電力の光ファイバケーブル6の長さ依
存性を図5に示し、バイアス位相Biasを変化させた場合
の光電変換信号の電力の周波数依存性(ここで、周波数
は、変調信号の変調周波数fmである。)を図6に示
す。ここで、光信号の波長1.55μmで波長分散値が
17ps/(nm・km)に設定され、光ファイバケー
ブル6の長さ依存性においては周波数は30GHzに設
定され、周波数依存性においては光ファイバケーブル6
の長さは5kmと設定した。
【0026】図5及び図6から明らかなように、バイア
ス位相Biasを調整することにより、光電変換信号の電力
outの変動を6dB程度許容すれば任意の光ファイバ
ケーブル6の長さと変調信号の変調周波数fmで伝送が
可能となる。また、バイアス位相Bias=0の点では、バ
イアス位相Biasが+π/2又は−π/2に設定された従
来のバイアス点に比較して、光電変換信号の電力Pout
が6dBだけ向上していることがわかる。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、送信部である光変調器100と受信部である光電変
換器3との間を、波長1.3μm用シングルモード光フ
ァイバケーブル6を用いて接続し、かつ光ファイバケー
ブル6の長さを調整することにより波長分散値を調整し
て、波長分散による信号の劣化を防ぐことが可能で、従
来考えられていた限界以上の距離でサブキャリア伝送が
可能になる。また、チャープのある光変調器100と、
光ファイバケーブル6とを組み合わせることにより、光
電変換信号の電力を従来技術に比較して6dBだけ向上
することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
信部である光変調器と受信部である光電変換器との間
を、波長1.3μm用シングルモード光ファイバケーブ
ルを用いて接続し、かつバイアス位相Biasと、光信
号の波長λと、変調周波数fmと、光ファイバケーブル
の長さLとは、上記光ファイバケーブルから出力される
光信号の光電変換信号の電力が、上記光ファイバケーブ
ルが接続されていないときに比較して大きくなるように
設定され、より好ましくは、上記光ファイバケーブルか
ら出力される光信号の光電変換信号の電力が実質的に最
大となるように設定される。これにより、波長分散によ
る信号の劣化を防ぐことが可能で、従来技術に比較して
6dBだけ向上することが可能である。それ故、従来考
えられていた限界以上の距離でサブキャリア伝送が可能
になり、当該サブキャリア伝送システムにおける伝送距
離を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態であるサブキャリア
伝送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 ベースバンド伝送システムのスペクトルを示
す図である。
【図3】 サブキャリア伝送システムのスペクトルを示
す図である。
【図4】 図1の光変調器への入力電圧に対する光変調
器の出力光強度の特性を示すグラフである。
【図5】 図1のサブキャリア伝送システムにおいて、
バイアス位相を変化させたときの光電変換信号電力の光
ファイバケーブルの長さ依存性を示すグラフである。
【図6】 図1のサブキャリア伝送システムにおいて、
バイアス位相を変化させたときの光電変換信号電力の周
波数依存性を示すグラフである。
【符号の説明】
1…レーザダイオード、 2…変調信号発生器、 3…光電変換器、 5…光ファイバケーブル、 6…波長1.3μm用光ファイバケーブル、 7…光位相変調器、 8…可変直流電圧源、 10…LiNbO3基板、 11…光分波器、 12…光合波器、 21,22,23,24…光導波路、 50…波長分散素子、 100…光変調器、 Cc…結合用キャパシタ、 Lb…高周波除去用インダクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/142 10/18 (56)参考文献 特開 平7−120710(JP,A) 特開 平8−201742(JP,A) 特開 平8−86991(JP,A) 特開 平8−172215(JP,A) 特開 平8−274713(JP,A) 特開 平8−139681(JP,A) 特開 平9−61768(JP,A) 特開 平10−260384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 G02F 1/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.3μm帯以外の波長λの光信号を発
    生して出力する光源と、 上記光源から出力される光信号を所定の電力分波比で分
    配して出力する光分波手段と、 上記光分波手段から出力される一方の光信号を、所定の
    変調周波数fmを有する電気信号に従って所定のバイア
    ス位相Biasで光位相変調を行って出力する光位相変
    調手段と、 上記光分波手段から出力される他方の光信号と上記光位
    相変調手段から出力される光信号とを合波して上記光フ
    ァイバケーブルに出力する光合波手段とを備えたサブキ
    ャリア伝送システムにおいて、 上記光合波手段の後段に接続され、上記波長λと光ファ
    イバケーブルの長さLに応じて決定される所定の波長分
    散値Dを有し、波長分散素子として動作する波長1.3
    μm帯用シングルモード光ファイバケーブルをさらに備
    え、 上記バイアス位相Biasと、上記光信号の波長λと、
    上記変調周波数fmと、上記長さLとは、上記光ファイ
    バケーブルから出力される光信号の光電変換信号の電力
    が、上記光ファイバケーブルが接続されていないときに
    比較して大きくなるように設定されたことを特徴とする
    サブキャリア伝送システム。
  2. 【請求項2】 上記バイアス位相Biasと、上記光信
    号の波長λと、上記変調周波数fmと、上記長さLと
    は、上記光ファイバケーブルから出力される光信号の光
    電変換信号の電力が実質的に最大となるように設定され
    たことを特徴とする請求項1記載のサブキャリア伝送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記電力分波比の値は実質的に1であ
    り、上記バイアス位相Biasは実質的に0に設定さ
    れ、上記光信号の波長λと、上記変調周波数fmと、上
    記波長分散値Dは次式を満たすように設定され、 【数1】(λ2D/c)Lfm 2=1/2+n ここで、nは整数であることを特徴とする請求項2記載
    のサブキャリア伝送システム。
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