JP3148272U - 禁煙パイプセット - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な構造にすることなく安価で、しかも代替香気成分を利用することなく、フイルターの長さを変えた数本のパイプでのみ確実に禁煙でき、しかも現行喫煙銘柄のタバコと同様の口触りの良い違和感の無い禁煙パイプセットを提供する。【解決手段】後部にフイルター101を有し前部に実煙草の後部を挿出入可能にした受け口102を形成した禁煙パイプ100であって、フイルター101の長さを短尺101−1にした禁煙パイプ100−1から順次複数段階で長尺101−nにした禁煙パイプ100−nをセットにしてなる禁煙パイプセット。【選択図】図2
Description
本考案は、喫煙者が禁煙をする場合に、すべての喫煙者が好適にリアル感があって使用することができ、極めて有益な禁煙効果を奏する禁煙パイプセットに関するものである。
近年の健康指向や社会的背景から、禁煙は一種のマナーになりつつある。習慣的に喫煙する者が、禁煙をする場合や節煙をしようとする場合には、紙巻煙草の代用品を必要とする場合が多々あり、このような場合のために、煙草やパイプの形をした禁煙パイプが販売され初歩的な禁煙の1つの手段として、比較的多く採られている。
そこで現在市販されている禁煙用パイプの多くは、パイプ状となって、口に銜えることは可能であっても、火を着けた状態の煙草の外観とは大いに異なっているので、不満足であり、購入しただけで使用せず、結果として禁煙又は節煙に対して効果的でない。また、一部に電池を禁煙パイプの中に組み込み、発光させるタイプの禁煙パイプもあるが、構造が極めて複雑となって電池の消耗を伴うものであった。またプラスチックで成形されたホルダーの中に香料を含んだ種々の添加剤を充填したタイプがあり、機械的な強度が強い等の利点はあるものの、必ずしも安価というわけではない。また、吸引に必要な力の度合などの品質が揃っていない場合があり、さらには、喫煙時のたばこフィルターと比べて口触りが異なるため違和感がある。
そこで現在市販されている禁煙用パイプの多くは、パイプ状となって、口に銜えることは可能であっても、火を着けた状態の煙草の外観とは大いに異なっているので、不満足であり、購入しただけで使用せず、結果として禁煙又は節煙に対して効果的でない。また、一部に電池を禁煙パイプの中に組み込み、発光させるタイプの禁煙パイプもあるが、構造が極めて複雑となって電池の消耗を伴うものであった。またプラスチックで成形されたホルダーの中に香料を含んだ種々の添加剤を充填したタイプがあり、機械的な強度が強い等の利点はあるものの、必ずしも安価というわけではない。また、吸引に必要な力の度合などの品質が揃っていない場合があり、さらには、喫煙時のたばこフィルターと比べて口触りが異なるため違和感がある。
また、煙草の煙用のフィルターとして広く使用されているセルロースアセテートを用いた禁煙パイプとして、セルロースアセテートにメンソール等を含浸した禁煙パイプも市販されている。また煙草の香りがする偽香料を使用者の鼻孔に向けて強制的に排出して嗅覚神経系の嗅球糸球体層に直接刺激を与え、脳には喫煙時と同様の満足感を与え、喫煙者の禁煙行為を補助するものもあるが、いずれも禁煙状態を短期間維持できるけれども、煙草の煙の代わりに使用するハッカなどの香気成分自体が、ある喫煙者にとって気を紛らせることはできても煙草の代わりとして役立たなく、またハッカ等の代替香気成分が口にあわない喫煙者には、このタイプの禁煙用パイプは使用できず満足感に欠けることが多い。
このように代替香気成分を利用する禁煙パイプはいずれも脳にあたかもタバコを吸っているように刺激を与えながらの禁煙効果であるので限界がありそうである。
このように代替香気成分を利用する禁煙パイプはいずれも脳にあたかもタバコを吸っているように刺激を与えながらの禁煙効果であるので限界がありそうである。
また煙草の煙を序々に薄めて吸引するタイプの禁煙パイプが特開昭3−141774号公報で紹介されている。この禁煙パイプは、煙草の煙と共に吸込む空気の量を調節して、煙草の煙の量をしだいに少なくするものであり、実際の煙草の煙を吸引するので、すべての喫煙者が使用可能であり、ハッカなどの香気成分が口にあわないなどといった不都合はない。しかし、完全に禁煙できるまでは、長期間を要しその間は実煙草の煙を吸引し続けるため、喫煙による害が無くならない。つまり吸引された煙が肺に達し、ニコチンやタールが血液中に入り、更に、呼気と共に煙が排出される。しかも、煙草からの副流煙が、喫煙者の周囲に与えるなどの害については、通常の喫煙と全く変わらない。また、パイプの途中から煙を排出するようにした禁煙用パイプも、火を付けた煙草からの副流煙が、喫煙者の周囲に与える害を防止することはできない。
特開平3−272775号公報、 特開平−315367号公報、 実公平3−37440号公報等 特開平3−272775号公報 特開昭3−141774号公報
考案者は、若かりし頃の禁煙の体験として、苦しみが最も高くなる禁煙の初期において、煙草の香りを嗅ぐが、短時間後に嫌煙感が生じ禁煙が成功するに至った体験を、禁煙を望むより多くの人々に活かすことができないかと、鋭意研究に努めて本考案を完成したものである。
本考案の目的は、複雑な構造にすることなく、しかも代替香気成分を利用することなく、安価で確実に禁煙できる禁煙用パイプセットを提供することにある。本考案の他の目的は、現行銘柄のタバコと同様の口触りの良い違和感の無い禁煙用パイプセットを提供することにある。
本考案の目的は、複雑な構造にすることなく、しかも代替香気成分を利用することなく、安価で確実に禁煙できる禁煙用パイプセットを提供することにある。本考案の他の目的は、現行銘柄のタバコと同様の口触りの良い違和感の無い禁煙用パイプセットを提供することにある。
本考案は、上記の目的を達成するものであり、その構成は「後部にフイルター101を有し前部に実煙草の後部を挿出入可能にした受け口102を形成した禁煙パイプ100であって、フイルター101の長さを短尺101−1にしたパイプ100−1から順次複数段階で長尺101−6(101−n)にしたパイプ100−6(100−n)をセットにしてなる禁煙パイプセット。」である。
つまり、本考案の考案者は、本考案の前記禁煙パイプセットを使用してその25mmの短いフイルター101−1の禁煙パイプ100−1から日替わりで順に実際の煙草に火を付けて吸っていったところ、6日目に6本目の一番長い70mmのフイルター101−6の禁煙パイプ100−6で実煙草を吸った段階ではもう嫌煙状態になり禁煙することができた経験をした。このことは禁煙パイプを交換する毎に、煙草の煙が序々に薄まって吸引していくこととなりニコチンやタール分は、階段的又は連続的に漸減していくので喫煙の満足しない感情が強固になりながらも嗅覚神経系の嗅球糸球体層から脳への刺激は逆の嫌煙作用効果となりそれが高まり短時間又は短期に禁煙状態となったものかなと思慮される。
図1には、本考案の禁煙パイプセットの一つの禁煙パイプ100の基本構造を示す斜視説明図を示し、図2は禁煙に必要な禁煙パイプの6本セット例を示す平面図であり、図3は、図2に示す禁煙パイプ6本セットを商品としてケース200に入れて蓋201を開けた状態を示す斜視説明図であり、図4は禁煙パイプ100に愛煙中の煙草(タバコ)を装着して火を付けた状態を示す側面からの斜視図である。
図1において、禁煙パイプ100は、紙パイプ製で、後部に直径10mmのセルロースアセテート内に活性炭103を充填したフイルター101を有し、前部に10mmの実煙草の後部を挿出入可能にした外径11.5mm、内径10.5mm、長さ20mmの受け口102を形成したものである。
図2に示す禁煙パイプセットは、図1に示す禁煙パイプ100と基本構成を同様にして、フイルターの長さを20mmの短尺のフイルター101−1にした禁煙パイプ100−1から順次30mmフイルター101−2、40mmフイルター101−3、50mmフイルター101−4、60mmフイルター101−5、70mmフイルター101−6(10−n)の6段階で長尺フイルターにした禁煙パイプ100−1〜100−6をセットにした例である。このセットは図3に示すケース入りにして使用することが好ましいが、セット内容は、喫煙中の一日の煙草の吸う本数に応じてフイルターの種類、長さや本数を任意にランク付けするなどアレンジして製作すると利用しやすい。
図1において、禁煙パイプ100は、紙パイプ製で、後部に直径10mmのセルロースアセテート内に活性炭103を充填したフイルター101を有し、前部に10mmの実煙草の後部を挿出入可能にした外径11.5mm、内径10.5mm、長さ20mmの受け口102を形成したものである。
図2に示す禁煙パイプセットは、図1に示す禁煙パイプ100と基本構成を同様にして、フイルターの長さを20mmの短尺のフイルター101−1にした禁煙パイプ100−1から順次30mmフイルター101−2、40mmフイルター101−3、50mmフイルター101−4、60mmフイルター101−5、70mmフイルター101−6(10−n)の6段階で長尺フイルターにした禁煙パイプ100−1〜100−6をセットにした例である。このセットは図3に示すケース入りにして使用することが好ましいが、セット内容は、喫煙中の一日の煙草の吸う本数に応じてフイルターの種類、長さや本数を任意にランク付けするなどアレンジして製作すると利用しやすい。
禁煙をしようとする人は、第一日目には、図4に示すように最初の禁煙パイプ100−1を使用して一日中従来通りの喫煙をする。喫煙は今まで愛用していた煙草の後部のフイルター部分を受け口102−1に挿入して(フイルターの無い煙草はそのまま挿入して)、先端に火をつけて自然体で適宜所定長さまで吸うが、その日の煙草の本数は通常の喫煙本数でよく吸いたい時に吸えばよい。
第二日目には、二本目の禁煙パイプ100−2を使用して同様に一日中喫煙する。
第三日目には、三本目の禁煙パイプ100−3を使用して同様に一日中喫煙する。
第四日目には、四本目の禁煙パイプ100−4を使用して同様に一日中喫煙する。
第五日目には、五本目の禁煙パイプ100−5を使用して同様に一日中喫煙する。
第六日目には、六本目の禁煙パイプ100−6を使用して同様に一日中喫煙する。
このように毎日順次禁煙パイプをフルターの短いものから長いものに順次日毎に交換して煙草を吸っていく。
通常、第六日目か第七日目には、嫌煙反応を起こして禁断症状が切れ、煙草を吸いたくなくなる。
曖昧な場合は、次のフイルターの長い禁煙パイプを準備して一日中喫煙するか、新しい禁煙パイプセットを準備して、再びフイルターの短い禁煙パイプから順に使用して煙草を吸っていくと良い。
ところで、このことを数人の愛煙家に試したところ、前述のように、フイルターの短い禁煙パイプから順に交換して喫煙する日毎に、煙草の煙が序々に薄まって吸引していくこととなりニコチンやタール分は、断続的に激減していくので喫煙の満足しない感情が強固にありながらも逆の嫌煙作用を生じ、それが高まり早期に禁断症状が切れて禁煙が成功して、考案者の経験が実証された結果となった、まだ学術的論理は解明されていないが不思議なことに確実に効力を発揮するのである。
第二日目には、二本目の禁煙パイプ100−2を使用して同様に一日中喫煙する。
第三日目には、三本目の禁煙パイプ100−3を使用して同様に一日中喫煙する。
第四日目には、四本目の禁煙パイプ100−4を使用して同様に一日中喫煙する。
第五日目には、五本目の禁煙パイプ100−5を使用して同様に一日中喫煙する。
第六日目には、六本目の禁煙パイプ100−6を使用して同様に一日中喫煙する。
このように毎日順次禁煙パイプをフルターの短いものから長いものに順次日毎に交換して煙草を吸っていく。
通常、第六日目か第七日目には、嫌煙反応を起こして禁断症状が切れ、煙草を吸いたくなくなる。
曖昧な場合は、次のフイルターの長い禁煙パイプを準備して一日中喫煙するか、新しい禁煙パイプセットを準備して、再びフイルターの短い禁煙パイプから順に使用して煙草を吸っていくと良い。
ところで、このことを数人の愛煙家に試したところ、前述のように、フイルターの短い禁煙パイプから順に交換して喫煙する日毎に、煙草の煙が序々に薄まって吸引していくこととなりニコチンやタール分は、断続的に激減していくので喫煙の満足しない感情が強固にありながらも逆の嫌煙作用を生じ、それが高まり早期に禁断症状が切れて禁煙が成功して、考案者の経験が実証された結果となった、まだ学術的論理は解明されていないが不思議なことに確実に効力を発揮するのである。
本考案の禁煙パイプセットは、上記の優れた作用効果を有し、禁煙をして健康な毎日を過ごそうとする人々に明るい情報を提供して、家庭および社会環境の改善に寄与すること多大なものであり医療業界においても大いに活用されるものと期待されるものである。
100、100−1〜100−6:禁煙パイプ
103:活性炭
101、101−1〜101−6:フイルター
102、102−1〜102−6:受け口
200:ケース
201:ケースの蓋
103:活性炭
101、101−1〜101−6:フイルター
102、102−1〜102−6:受け口
200:ケース
201:ケースの蓋
Claims (1)
- 後部にフイルター(101)を有し前部に実煙草の後部を挿出入可能にした受け口(102)を形成した禁煙パイプ(100)であって、フイルター(101)の長さを短尺(101−1)にした禁煙パイプ(100−1)から順次複数段階で長尺(101−6)にした禁煙パイプ(100−6)をセットにしてなる禁煙パイプセット。
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JP2008008340U JP3148272U (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 禁煙パイプセット |
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JP2008008340U JP3148272U (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 禁煙パイプセット |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110214983A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-09-10 | 何浩 | 控烟装置 |
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2008
- 2008-10-30 JP JP2008008340U patent/JP3148272U/ja not_active Expired - Fee Related
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