JP3147918U - 収納スペースの手前部分に、前方に水平回転する陳列棚を備えた家具 - Google Patents

Abstract

【課題】テレビ台やオーディオラック等の奥行きのある収納家具において、収納スペースの手前部分に、前方に水平回転する陳列棚を備えることで、物品収納スペースの有効利用と収納品の取り出しの利便性を図った家具を提供する。【解決手段】家具の中央部分の左右に、奥行き１５ｃｍ程度の薄い箱状の棚を、中央部分脇の縦の仕切板に蝶番で取り付ける。棚は蝶番を支点として家具の中央部分に向かって最大１８０度水平回転させて引き出すことを可能とする。回転棚の前面はガラス等の透明な板で塞ぎ、調度品等を陳列し鑑賞できるようにする。回転棚の裏手の部分は、奥行き３０ｃｍ程度の収納スペースとなり、アルバム、家電製品の取り扱い説明書、大型書籍等を収納できるようにする。【選択図】図１

Description

本考案は、テレビ台やオーディオラック等の奥行きのある収納家具の、物品収納スペースの有効利用と、収納取り出しの利便性、および商品価値の向上に関する。

技術背景

従来のテレビ台等では、収納スペースの前面は、薄い板状の開き扉が主流である。

これまでに市販されているテレビ台等の家具では、物品収納箇所は単に奥行き５０ｃｍ程もあるスペースとして提供されており、収納に利用できずに残るスペースが生じやすく、またその奥行きゆえに、物品の収納、取り出しに不便であることが多い。

本考案の家具においては、収納スペースのうち、手前部分を背板のある棚とし、棚の端を支点として水平に回転させて手前に引き出せる作りとする。

収納スペースの手前側を、引き出すことができる棚とすることにより、従来は単一のスペースとして利用されることが多かった奥行きのある収納スペースは手前部分と奥部分に分割され、有効に利用することが可能となる。
また、手前部分の棚は傾くことなくスムーズに開閉できるため、好みの調度品等の陳列に適している。
そして奥の収納部分は、手前の棚により見えなくなるため、当該家具を設置する部屋の美観を向上する効果が大きい。

考案実施しようとするための最良の形態

当該家具の中央部分は、録画・再生機器を格納する箇所、および記録媒体等を収納する引出しとすることが望ましい。
家具の中央部分の左右に、奥行き１５ｃｍ程度の薄い箱状の棚を、中央部分脇の縦の仕切板に蝶番で取り付ける。棚は蝶番を支点として家具の中央部分に向かって最大１８０度水平回転させて引き出すことが可能である。
回転棚の前面はガラス等の透明な板で塞ぎ、調度品等を陳列し鑑賞できるようにする。
回転棚の裏手の部分は、奥行き３０ｃｍ程度の収納スペースとなり、アルバム、家電製品の取り扱い説明書、大型書籍等を収納できるようにする。

前面右の箱状の棚を開き、物品の収納例を示した立面図である。 家具前面の箱状の棚の可動の様子を真上から示した平面図である。

Claims (1)

1. 収納スペースの手前部分が、前方に水平に回転させて容易に引き出すことができる棚を備えた、テレビ台やオーディオラック等の家具。

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