JP3147841U - 超簡単ミクロトーム - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の検査材料(植物組織および動物組織等)の顕微鏡観察を実施する場合に、各種の検査材料の薄切において、特別な技術、設備および施設等を必要とせず、かつ、短時間で、結果的に観察可能な顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製するミクロトームを提供する。【解決手段】本考案のミクロトームは、検査材料(植物組織、動物組織等)を薄切するために用いられる。検査材料を一対の支持体で挟み込み、検査材料と、支持体とを一体化する。一対のL字型の固定板の間に、一対の支持体で保持した検査材料を設置する。一対のL字型の固定板から、支持体とともに検査材料を僅かに押し出し、押し出された支持体および検査材料試料を刃を用いて検査材料を薄切する。【選択図】図1

Description

本考案は、各種の検査材料(植物組織、動物組織等の試料)を薄切し、顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製するミクロトームに関するものである。
各種の検査材料(植物組織および動物組織等の試料)を光学顕微鏡で観察する場合には、可能な限り、薄い切片を切り出す必要がある。植物組織および動物組織等の試料を詳細に観察するには、少なくとも、厚さ20μm以下に切り出す事が必要である。
プレパラートとは、顕微鏡観察を行うにあたり、検査材料(試料)を検鏡可能な状態に処理したものである。通常、光学顕微鏡の観察用に調整したものをプレパラートという。基本的なプレパラートは、検査材料(試料)をスライドグラスに貼り付け、封入剤でカバーグラスの下に封じたものである。生物試料の場合、通常、検査材料(試料)を生きている時の状態を損なわないように固定し、数〜数十ミクロンの暑さの切片にして、スライドグラスに貼り付け、染色後に封入して作製する。一時プレパラートは、鏡検後保存しないもので、水あるいは緩衝液でマウントする場合も多い。蒸発し難いマウント液を用い、カバーグラスの縁をマニュニュア等で封じる事によって、数年程度保存する事が可能となるため、そのような封縁処理を施したものは半永久プレパラートという。厚みがあって、そのままではプレパラートにできない検査材料(試料)の場合、何らかの手段で充分に薄い標本ぬする必要がある。その最も簡単な方法は、検査材料(試料)を押し潰す(挫滅法)である。細かい粒子あるいは繊維を構成単位とするものであれば、そっと押し潰して単位を平面に並べる事で、観察が可能となる。小中学校の理科の教材として用いられるタマネギの根端分裂組織の観察では、この挫滅法が使用される。
固形の検査材料(試料)で押し潰し法(挫滅法)では、充分な結果が得られない場合、薄く切って切片を作製する。カミソリの刃等を用いて手で切る場合を、徒手切片という。これは、試料にある程度の大きさと堅さがあり、さほど薄い切片が必要ない場合におこなわれる。試料が小さくて支持が難しい場合には、適度な柔らかさの支持体に挟み込んで、それらと共に切る。最も簡単に薄切りプレパラートを作製するには、ニワトコ(学名:Sambucus sieboldiana、スイカズラ科の落葉低木)、キブシ(学名:Stachyurus praecox、キブシ科キブシ属で雌雄異株の落葉低木)およびヤマブキ(学名:Kerria japonica、バラ科ヤマブキ属の落葉低木)のピス(髄)を支持体として用いる方法です。ツバキ等の硬い植物を薄切する場合、ピスに強く挟み込んでも、検査材料が潰れてしまう事は少ない。しかし、軟らかい植物組織および動物組織は、水分含有量も多く脆いので、ピスに挟み込む段階で組織構造が破壊される。最近では、天然のニワトコ、キブシおよびヤマブキのピス(髄)は簡単に調達できません。この支持体をピス(髄)として、徒手でカミソリの刃を用いて薄切する場合は、厚さの限界は約50μm前後であり、切片の大きさの限界は約2mm×8mm程度であると考えられる。
簡易なミクロトームを用いれば、切片の切出は容易になる。簡易なミクロトームとして、既に、ディスポーザブル注射器を利用する方法、長いナットを利用する方法、硬質塩化ビニル管を利用する方法、マイクロメーターヘッドを利用する方法等が考案されている。しかし、この簡易ミクロトームについては、現在も課題が完全に解決されていない。その課題は、口径の異なるピス(髄)を如何に安定的に固定して、どのような刃物で、容易に薄切するかである。簡易ミクロトームを使用する場合には、検査試料を挟んだピス(髄)をミクロトームの内筒に挿入する。内筒の口径とピス(髄)の直径が完全に一致していれば、安定した状態となり、薄切が可能となる。しかし、天然のピス(髄)は太さが一定していないため、内筒とピス(髄)の間には、隙間が発生する。この隙間がある状態では、検査試料およびピス(髄)が不安定であり、薄切は困難である。ディスポーザブル注射器を利用した簡易ミクロトームは、安価で作製ができ、ピス(髄)を手持ちで切るよりも、容易に切片を切り出す事ができるが、注射器の内筒の繰り出し量の調節も、極めて困難である。マイクロメーターヘッドを利用した簡易ミクロトームの場合、内筒の繰り出し量の調節には問題はないが、マイクロメーターヘッド自体が高価であるため、それを利用した簡易ミクロトームも当然の事ながら、製作費用は高価となる。これらの手法は簡便ながら迅速であり、処理に伴う人工物の生成も少ない等の利点もある。さらに薄く精密な切片が要求される場合、あるいは試料の性状から上記のような方法では薄切できない場合には、試料を固定して支持体に包埋した後、ミクロトームを用いて薄切する。
市販の卓上ハンドミクロトームは、ピス(髄)を固定して、ネジで少しずつ送り出す器具で、約6〜7万円と高価である。この卓上ハンドミクロトームを用いて薄切する場合は、切片の大きさに限界は約10mm×15mm程度であると考えられる。試料送りの最小目盛りは10μmであるため、薄さの限界については、約10〜20mm前後と考えられる。ただし、試料の素材、硬度等により、薄切が可能な切片の大きさは小さい値に、薄さの限界は厚い値に、変動すると考えられる。ハンドミクロトームは試料を送り出す機能のみで、薄切は手に持ったカミソリの刃等で行う。
ミクロトームの基本的な動作は、試料を繰り出し、連動して刃を滑らせて切り出す事により行われる。繰り出す機構、精度および刃の種類は用途により異なる。光学顕微鏡用ミクロトームは、以前は砥石で研いで繰り返し使う鋼鉄製の刃が主流であったが、今日では使い捨ての刃が主流になっている。ミクロトームは、回転式と滑走式に分類されている。刃が固定されておりハンドルの回転に連動して試料が連続して繰り返し上下方向に動く機構が回転式、試料が固定され刃が前後方向に動く機構が滑走式であり、小さな面積の連続切片を作製するには回転式、広い面積の切片を作製するには滑走式が、主に用いられる。病院の検査室等では滑走式が主流であり、大学、企業、研究室等では回転式が主に用いられている。ミクロトームは、顕微鏡での観察に用いる試料を極薄の切片にするために用いられる器具の事である。生物学、医学、鉱物学等で光学顕微鏡を用いて組織を観察する際、通常、プレパラートを作製して行う。このプレパラートを作製する際には、観察を確実かつ容易にするために、試料を均一かつ薄く切り出す必要がある。特に、高倍率での観察の際には、顕著に、ピントの合う範囲が狭くなり、被写界深度が浅くなる。カミソリを用いて、試料を手動で切り出す等の方法では精度に限界があるため、ミクロトームが必要とされる。ミクロトームを用いた場合、マイクメートルの単位で薄さの均一な切り出しを行う事が可能となる。回転式ミクロトームおよび滑走式ミクロトームが代表的である。回転式ミクロトームはナイフを固定して試料を動かすもので、ハンドルの回転をクランクで往復運動に変えて試料を上下させる。試料の動きと連動して試料をわずかにずつ送り出す事で一定の厚さにに薄切する事ができ、パラフィン切片の作製に標準的に用いられる。滑走式ミクロトームは試料を送り出し機能に固定し、ナイフの刃を滑走路上で動かして薄切するもので、大型の試料にも対応できる。生物試料の包埋には、従来からパラフィンが用いられてきたが、固定した試料を完全に脱水してからパラフィンを浸透させる必要がある。通常では、動物等の組織標本を作製する場合、ホルマリン固定後、脱水、パラフィン包埋し、パラフィンブロックをミクロトームで薄切し、各種染色を実施している。この定法で製作された組織標本は観察が容易である反面、高価な機器を要し、かつ作業行程に約3日間を必要とする。一方、クリオスタットで凍結切片を作製する場合、時間は大幅に短縮されるが、高価な機器を必要とする。
植物組織および動物組織等の顕微鏡観察を実施する場合には、検査材料(試料)を薄切する必要がある。従来、様々な工夫がされてきたが、特別な技術、設備および施設等必要とせず、かつ、短時間で、結果的に観察可能な植物組織および動物組織等のプレパラート(切片)を作製する事は、非常困難であった。
上記課題を鑑みて、本考案の目的は、各種の検査材料(植物組織、動物組織等)の薄切において、特別な技術、設備および施設等必要とせず、かつ、短時間で、結果的に観察可能な顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製するミクロトームを提供する。
本考案のミクロトームは、上記課題を鑑みて、以下の構成を有している。
本考案のミクロトームは、光学顕微鏡で観察するための検査材料(植物組織、動物組織等の試料)を薄切するために用いられる。動物組織であって、適度な硬度を有していなければ、予め、固定(例えば、ホルマリン固定あるいはマイクロウエーブ固定等)は必要である。植物組織であって、適度な硬度を有していれば、固定は不要である。本考案のミクロトームでは、前記検査材料(試料)を一対の支持体(例えば、2枚の厚さ約5mm程度の良質の発砲スチロール等)で挟み込み、前記検査材料と、前記支持体とを一体化する。その後、一対のL字型の固定板(例えば、木材等を用いて垂直にした2枚のスライドグラスあるいはアクリル板等)の間に、一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を設置する。薄切する時には、一対のL字型の前記固定板から、前記支持体とともに前記検査材料(試料)を僅かに押し出し、押し出された前記支持体および前記検査材料(試料)を刃(例えば、カッターナイフあるいはカミソリ等)を用いて、前記検査材料(試料)を薄切する。
本考案のミクロトームは、前記検査材料(試料)を一対の前記支持体で挟み込み、前記検査材料(試料)と、前記支持体とを一体化する。その後、一対のL字型の前記固定板の間に、一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を設置する。薄切する時には、一対のL字型の前記固定板を可動性収縮体(例えば、2個の大型クリップあるいは物干竿用洗濯バサミ等)により保持する。一対のL字型の前記固定板を前記可動性収縮体により保持する事により、安定した状態となり薄切が容易となる。
本考案のミクロトームにおいて、一対のL字型の前記固定板から一対の前記支持体を押し出す行程で、切片の厚さを調節するために用いられる。平板上に、一定の間隔で2枚のビニールテープあるいはセロハンテープ等を貼り付け、前記平板上に一対の段差を設置する。前記支持体で保持した前記試料および前記固定板を、前記平板上の一対の前記段差に載せ、一対のL字型の前記固定板から一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を僅かに押し出す。前記固定板から、僅かに押し出された前記支持体および前記検査材料(試料)を刃(例えば、カッターナイフあるいはカミソリ等)で薄切する。前記平板上の前記段差の高さを、ビニールテープあるいはセロハンテープの厚さおよび枚数等で変更する事によって、切片の厚さを調節できる。
本考案は、各種の検査材料(植物組織、動物組織等の試料)の薄切において、安価でかつ、特別な技術、設備および施設等必要とせず、短時間で、結果的に観察可能な顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製するミクロトームを提供し得る。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本考案の全体構成図であって、図2および図3は、本考案の断面図をそれぞれ示す。
図1は、本考案の実施例1の全体構成図であって、各種の検査材料(植物組織、動物組織等の試料)を薄切する場合の概略的な構造を示す。
本考案のミクロトームは、各種の検査材料(植物組織、動物組織等の試料)の薄切において、安価でかつ、特別な技術、設備および施設等必要とせず、短時間で、結果的に観察可能な顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製するを可能とする。しかも、軽量および小型化が実現できるミクロトームである。
図2は、本考案の実施例2の断面図である。光学顕微鏡で観察するための検査材料(試料)を薄切するためのミクロトームで、前記検査材料(試料)を固定するための一対の前記支持体(例えば、2枚の厚さ約5mm程度の良質の発砲スチロール等)と、前記支持体を保持するための一対のL字型の前記固定板(例えば、木材等を用いて垂直にした2枚のスライドグラスあるいはアクリル板等)とを有するミクロトームであって、前記検査材料(試料)は一対の前記支持体で保持され、前記検査材料(試料)および一対の前記支持体は、一対のL字型の前記固定板の間に設置される。前記検査材料(試料)を、薄切する時には、一対のL字型の前記固定板から一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を僅かに押し出し、押し出された前記支持体および前記試料をカッターナイフあるいはカミソリ等の刃で切断することで、前記検査材料(試料)を薄切する。
本考案のミクロトームは、光学顕微鏡で観察するための検査材料(植物組織、動物組織等の試料)を薄切するために用いられる。動物組織であって、適度な硬度を有していなければ、予め、固定(例えば、ホルマリン固定あるいはマイクロウエーブ固定等)は必要である。植物組織であって、適度な硬度を有していれば、固定は不要である。
前記支持体を保持するためのL字型の前記固定板は、垂直面を有する木材あるいはプラスチック等の角材の2面に、2枚のスライドグラスあるいはアクリル板等を両面テープ等で貼り付けて作製する。L字型の前記固定板を2個作製し、2個を1組として使用する。
前記検査材料(試料)を固定する前記支持体は、発砲スチロールを厚さ約5mm程度、縦約40mm程度、横約40mm程度に切断して作製する。前記支持体を2個作製し、2個を1組として使用する。前記支持体は、前記検査材料(試料)の硬度により材質を選択する。例えば、比較的軟らかい前記検査材料(試料)の場合、前記支持体には軟質な発砲スチロールを用い、比較的硬い前記検査材料(試料)の場合、前記支持体には硬質な発砲スチロールを用いると薄切が容易である。前記検査材料が硬い植物組織等の場合には、前記支持体として、バルサ材を用いると薄切が容易である。本考案のミクロトームでは、前記検査材料(試料)と、前記支持体とを同時に薄切するため、前記支持体は前記検査材料(試料)と同じ硬度の材質を用いた方が薄切が容易である。
本考案のミクロトームにおいて、前記検査材料(試料)を一対の前記支持体(例えば、厚さ約5mm程度の発砲スチロール)で挟み込み、前記検査材料(試料)と、一対の前記支持体とを一体化する。その後、一対のL字型の前記固定板の間に、一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を設置する。この状態では、前記検査材料(試料)、前記支持体および前記固定板は一体化していない。薄切する時には、一対のL字型の前記固定板の外縁から、例えば、複数個の大型クリップあるいは物干竿用洗濯バサミ等の可動性収縮体を用いて保持する。一対のL字型の前記固定板を前記可動性収縮体により保持する事により、安定した状態となり薄切が容易となる。
図3は、本考案の実施例3の断面図であって、本考案のミクロトームで薄切する場合、切片の厚さを調節するための概略的な構造を示す。
本考案のミクロトームで薄切する場合に、切片の厚さを容易に調節するための器具である。一対のL字型の前記固定板から、一対の前記支持体を押し出す行程で、切片の厚さを調節するために用いる。平板上に、一定の間隔を置き、2枚のビニールテープあるいはセロハンテープ等を貼り付け、前記平板上に一対の段差を設置する。さらに、前記段差を微調整する場合には、ビニールテープとセロハンテープを複数枚組み合わせて、前記平板上に貼り付ける。前記支持体で保持した前記試料および前記固定板を、前記平板上の一対の前記段差に載せ、一対のL字型の前記固定板から一対の前記支持体で保持した前記検査材料(試料)を僅かに押し出す。前記固定板から、僅かに押し出された前記支持体および前記検査材料(試料)を、カッターナイフあるいはカミソリ等の刃で切断することで、前記検査材料(試料)を薄切する。前記段差の高さを、ビニールテープあるいはセロハンテープの厚さおよび枚数等で調節する事によって、切片の厚さを、容易に調節する事が可能である。
以上述べたように本考案のミクロトームによれば、各種の検査材料(植物組織、動物組織等の試料)の薄切において、安価でかつ、特別な技術、設備および施設等必要とせず、短時間で、結果的に観察可能な顕微鏡観察用のプレパラート(切片)を作製する事ができる。
図1は、本考案に係るミクロトームの全体構成図であって、各種の検査材料(植物組織、動物組織等)を薄切する場合の概略的な構造を示す。 図2は、本考案に係るミクロトームの断面図である。 図3は、本考案の実施例3の断面図であって、本考案のミクロトームで薄切する場合、切片の厚さを調節するための概略的な構造を示す。
符号の説明
1 L字型の固定板(スライドグラス、アクリル板等)
2 垂直面を有する木材あるいはプラスチック等の角材
3 接着材(両面テープ等)
4 支持体(厚さ約5mm程度の発砲スチロール等)
5 検査材料(試料)
6 可動性収縮体(大型クリップ、物干竿用洗濯バサミ等)
7 刃(カッターナイフ、カミソリ等)
8 平板
9 高い段差(ビニールテープ、複数枚のセロハンテープ等)
10 低い段差(セロハンテープ等)

Claims (3)

  1. 光学顕微鏡で観察するための試料を薄切するためのミクロトームで、試料を固定するための一対の支持体と、前記支持体を保持するための一対のL字型の固定板とを有するミクロトームであって、前記試料を一対の前記支持体で保持し、前記試料および前記支持体を一対のL字型の前記固定板の間に設置し、薄切時には、前記固定板から前記支持体で保持した前記試料を押し出し、押し出された前記支持体および前記試料を刃(ナイフ等)で切断することで、前記試料を薄切する事を特徴とするミクロトーム。
  2. 請求項1に記載のミクロトームにおいて、一対の前記支持体と、一対のL字型の前記固定板とを可動性収縮体により保持する事を特徴とするミクロトーム。
  3. 請求項1に記載のミクロトームにおいて用いられる前記固定板から前記支持体で保持した前記試料を押し出す器具であって、平板に一対の段差を設置し、前記支持体で保持した前記試料および前記固定板を前記平板の一対の前記段差に載せ、前記固定板から前記支持体で保持した前記試料を押し出す事を特徴とするミクロトーム。
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JP2011242327A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 試料の断面形成方法、固定用治具および測定方法
JP2015017910A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 株式会社エス・テイ・ジャパン 試料ホルダ、顕微分析方法および試料作成方法

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