JP3147816U

JP3147816U - ウェディングドレス

Info

Publication number: JP3147816U
Application number: JP2008007940U
Authority: JP
Inventors: 富士子佐藤
Original assignee: 有限会社ミキフジ
Priority date: 2008-10-16
Filing date: 2008-10-16
Publication date: 2009-01-22
Anticipated expiration: 2018-10-16

Abstract

【課題】人体からの浮き上がりや降下を防止することのできるウェディングドレスを提供する。【解決手段】その上部に開口部を有するドレス本体において、該開口部の上部内面に結び紐を設けたことを特徴とする。１はウェディングドレスのドレス本体で、その上部に開口部２が形成された略筒状の布体であり、その表面には種々の装飾が施される。３は結び紐で、薄布を袋状に縫着して設けられ、この結び紐は開口部２の上縁に近接してドレス内面に複数個所が縫着される。４はループで、紐を半環状に開口部縁に連続縫着して設けられる。使用するには、まず開口部２を開けた状態にてドレスをかぶる。次に、結び紐３を背中に回して互いに結ぶ。そして、ドレスの開口部２を閉める。ループ方式を用いたので、このループに挿通可能なる細紐を用意し、この細紐を開口部縁のループに通して編み上げることにて開口部２を閉じる。なお、このループ方式以外に、スライドファスナー方式でもよい。【選択図】図１

Description

この考案は、胸当て部分や腰回りの部分に結び紐を設けたウェディングドレスに関する。

従来より、種々のウェディングドレスが利用されているが、本案にて示すようにドレスの内面適所に結び紐を設けたものは見あたらない。

従来より、パーティドレスやウェディングドレス等が多用されており、肌の露出とりわけ肩やバストより上の部分の露出度の高いものが多い。そのため、着付けの具合によっては下着の一部が露出することがあり、その対策に苦慮している。ゴムがウェスト部分に備わったものもあるが、着用者の体型によってはゴムによる押圧が適切ではなく、ドレスの下降の恐れがある。
また、ドレスの胸当ての部分が人体より少し離れるいわゆる浮くことがあり、気になる要素であるがこれに対する適切な手段が見あたらないのが現状である。
本案は、以上のような従来からのウェディングドレス等に関わる課題を解決するために考案されたもので、ドレス内面適所に結び紐を設けることにて以上の問題を解決することのできる、新規かつ有用なる物品を提供することを目的としたものである。

課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、その上部に開口部を有するドレス本体において、該開口部の上部内面に結び紐を設ける。本案は以上の構成よりなるウェディングドレスである。なお、変化例として面ファスナー等を用いて構成してもよい。

本発明によれば、ドレスの開口部内面適所に結び紐を設けたので、着用時に着用者の体に沿ってこの結び紐を回し、背面にて結ぶことにより、ドレス上部の人体からの浮きを皆無として、安心して適切な着用を可能とする有用なる物品を提供することができる。
なお、ドレスの腰部にも同様の手段を設けることにて種々の体型に適合するドレスを得ることができる。

以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、１はウェディングドレスのドレス本体で、その上部に開口部２が形成された略筒状の布体であり、その表面には種々の装飾が施される。３は結び紐で、本例では薄布を袋状に縫着して設けられ、この結び紐は前記開口部の上縁に近接してドレス内面に複数個所が縫着される。４はループで、紐を半環状に開口部縁に連続縫着して設けられる。
本案を使用するには、まず開口部を開けた状態にてドレスをかぶる。次に、結び紐３を背中に回して互いに結ぶ。そして、ドレスの開口部を閉める。本例ではループ方式を用いたので、このループに挿通可能なる細紐を用意し、この細紐（図示略）を開口部縁のループに通して編み上げることにて開口部を閉じる。なお、このループ方式以外に、スライドファスナー方式でもよい。この状態にて、ドレスの上部胸当て部分は上記の結び紐にて保持されて人体からの浮きを防ぐことができる。また、必要に応じて、図１の破線にて示すように、ドレス内に同様に結び紐を縫着し、これらの紐を互いに結ぶことにて、ドレス全体の人体に対する下降位置ずれを防止することができる。また、図２にて示すように、結び紐の中心に図柄を表現することにて、ドレスに結び紐を縫着するときの中心目印とすることができる。

以上、本案について記したが、本案はドレス内面に結び紐を設けたところにその特徴を有し、ドレス要部の人体からの浮き上がりを防止して、快適なる着用が得られるものである。なお、結び紐の適所に面ファスナーを設け、これらの面ファスナーを相互に係着させることにても、同様の機能を発揮することができる。あるいは、面ファスナーに代えて複数個のスナップを用いる方式としてもよい。
既述の例では結び紐を布体にて形成したが、この布体の一部もしくは全部をゴム紐にて形成してもよい。なお、ドレス内適所（おおむね人体の骨盤よりやや上の位置）に結び紐を設けて、これを併用することにて人体に対するドレス位置降下も防止することができる。
既述の例はウェディングドレスの場合にて説明したが、他にパーティドレス等にも利用することができる。以上のごとく、本案によって有用なるドレスを得ることができる。

本考案の正面図（一部略）本考案の変化例要部説明図本考案の着用状態図

符号の説明

１ドレス本体
２開口部
３結び紐
４ループ
５センターマーク
６結び紐

Claims

その上部に開口部を有するドレス本体において、該開口部の上部内面に結び紐を設けたことを特徴とするウェディングドレス。
結び紐適所に面ファスナーを設けてなる請求項１記載のウェディングドレス。
面ファスナーに代えてスナップを設けてなる請求項２記載のウェディングドレス。
結び紐の適所にゴム紐を設けてなる請求項１〜３のいずれかの項に記載のウェディングドレス。