JP3147630U - 屋根葺材 - Google Patents

Abstract

【課題】資源の削減と従来の屋根葺き工事において人件費の削減をはかり又量産することに依り低価格で提供できるので経済的効果に役立つ屋根葺材を提供する。
【解決の手段】下地材１に一定の長さに切断された複数の茅材３を一定の角度に接着してなることを特徴とする。下地材として例えばスレート板、ベニヤ板、金属板等を使用することもできる。２は接着材である。３は一定の長さに切断された複数の茅材で一定の角度（例えば７０°〜３０°）に設定される。尚、茅材層として、例えば、プラスチック、金属等人工的素材で作ることもできる。
【選択図】図１

Description

本考案は、屋根葺材に関するものである。

純日本建築の民族的伝統的な屋根として茅葺きが行われていた。

従来、茅葺きを施工するには、莫大な人件費と、材料の収集に費用を要した。
その結果コスト高となり需要者の負担増となっており、また工期も長きも要した。

本考案は、上記課題を解決するために下地に一定の長さに切断された複数の茅材を一定の角度に接着にてなせることを特徴とすることに依って屋根を葺くことができる。

本考案に依り一括生産することで工期の短縮と資源の削減がはかられると共に経済的にも社会に貢献することができるのである。尚、外観的にも自然の茅葺き屋根の色彩を保つことができる上、低価格で提供できるので、一石二鳥の効果がある。
純日本建築の民俗的、また伝統的な屋根材としてよく調和するのである。雪国における在来家屋や神社伝閣の屋根葺き替え等、海外に於いてもその用途は多用である。

本考案を図１に基づいて説明する。
図１において、１は下地材である。下地材として例えばスレート板、ベニヤ板、金属板等を使用することもできる。
２は接着材である。３は一定の長さに切断された複数の茅材で一定の角度（例えば７０°〜３０°）に設定される。尚、茅材層として、例えば、プラスチック、金属等人工的素材で作ることもできる。

図２（イ）は切妻造図である。図２（ロ）は奇棟造図である。
６は矩形のブロックの例であり、７は屋根の形状に応じた形、例えば（ロ）では三角形のブロック例である。

本考案の屋根茅材の実施例を示す図である。（イ）は断面図である。（ロ）は斜視図である。 本考案の屋根葺材を複数屋根に葺いてなる姿図である。（イ）は切妻造図（ロ）は奇棟造図の例である。

符号の説明

１ 下地材
２ 接着剤
３ 茅材層
４ 屋根野地
５ 小屋束
６ 屋根葺材のブロック
７ 三角形のブロック

Claims (2)

1. 下地材に一定の長さに切断された複数の茅材を一定角度に接着してなることを特徴とする屋根葺材。
2. 前記下地材がスレート板であることを特徴とする請求項１記載の屋根葺材。

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