JP3147288U - 太陽電池高温電気炉システム - Google Patents
太陽電池高温電気炉システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3147288U JP3147288U JP2008007202U JP2008007202U JP3147288U JP 3147288 U JP3147288 U JP 3147288U JP 2008007202 U JP2008007202 U JP 2008007202U JP 2008007202 U JP2008007202 U JP 2008007202U JP 3147288 U JP3147288 U JP 3147288U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- electric furnace
- temperature electric
- cell groups
- furnace system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- 239000002440 industrial waste Substances 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】太陽電池の直流電源で高温電気炉を運転することのできる電気炉システムを提供する。
【解決手段】複数の太陽電池からなる太陽電池グループ1、1A、1B、及び1Cの並列回路と太陽電池グループ1D、1E、1F、及び1Gの並列回路とを配電装置8によって並列又は直列回路とした電気回路を高温電気炉12の内部に設けた電極6及び7に接続したことと、上記太陽電池グループ1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、及び1Gの上面に各太陽電池グループの電圧、電流変換効率を良好にするためのフランネルレンズグループを配列して構成する。
【選択図】図5
【解決手段】複数の太陽電池からなる太陽電池グループ1、1A、1B、及び1Cの並列回路と太陽電池グループ1D、1E、1F、及び1Gの並列回路とを配電装置8によって並列又は直列回路とした電気回路を高温電気炉12の内部に設けた電極6及び7に接続したことと、上記太陽電池グループ1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、及び1Gの上面に各太陽電池グループの電圧、電流変換効率を良好にするためのフランネルレンズグループを配列して構成する。
【選択図】図5
Description
本考案は、太陽電池高温電気炉システムに関する。
従来、高温電気炉に使用される主な電源は交流電源を使用しており、特に産業廃棄物全般にわたっては、できるだけ無害化するために、通常1500℃以上の温度が必要であり、また、使用する電源は主に交流電源であり、使用する電力が大きいので、交流6600Vの高圧を一次電源としているが、産業廃棄物の処理には低電圧で電流の大きな電力を必要とするので、交流6600Vから低電圧200V以下として、電気炉の電極間に1000A以上の電流を流して炉内温度を1500℃以上にしているのが現状である。従って、常に交流高圧電源を必要とし、また、電源変圧器及び制御装置は高価格であり、製作に長期間を要すると共に、交流6600Vの送電線の無い所では多額の配線工事費を必要とする。設置後も電力使用の経費を常に必要とする欠点もある。また、高温電気炉の使用目的によっては、交流から直流に変換する場合は、使用電力によっては、電源変圧器以上の高額な交流−直流変換器が必要な欠点を有する。
大電力、即ち、100KVA以上の高温電気炉の電源に必要な交流6600Vを必要とする装置で常に使用電力の経費を減少して、必要に応じて自由に必要とする低電圧と電流を得ることと、設置後の電力使用経費を減少すると共に、電気的に複雑な回路及びシステムを必要としないことであり、6600V以上の交流電源の無い所でも、産業廃棄物処理用の電気炉が設置できるようにすることである。
本考案は、従来の高電圧交流電源を使用しないで、太陽電池による電源を使用して、電源変圧器を必要としない。必要に応じて電圧、電流を自由に変更して高温電気炉に応用することである。また、太陽電池の出力効率を良好にするために、太陽電池の上面にフランネルレンズを設けたことである。
上記のように、太陽電池の使用により、大電力高温電気炉に変圧器を必要とする従来の高温電気炉の構造を変更しないで運転ができると共に、交流高圧電源の無い所でも高温電気炉を設置することができると共に、炉内温度を従来の1500℃以上の温度を発生できると共に、フランネルレンズを太陽電池に応用することにより、常時、従来の太陽電池の効率を電圧において1.2倍以上、電流において1.5倍以上を得ることと、電圧及び電流値を交流電源使用時のような変圧器の巻線タップを変更する装置が必要なく、簡単に変更することができる。
本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
高温電気炉12を内部に設置した建屋3の屋根4の上面に、太陽電池グループ1、1A、1B、1C、1D、1E、1F及び1Gを空間5Aを保って設け、上記の太陽電池グループの上面に同じく空間5を保って、フランネルレンズグループ2、2A、2B、2C、2D、2E、2F及び2Gを設けたことである。
フランネルレンズグループ2〜2Gと太陽電池グループ1〜1G間に設けてある空間5は、複数のフランネルレンズグループ2〜2G等の太陽光の輝度が一番良好に複数の太陽電池グループ1〜1G等の上面に達するようになっている間隔である。また、夏季は太陽光と共に熱が太陽電池に影響して、電圧・電流の変換効率が減少するため、空間5及び空間5Aは、屋根4の傾斜のため、空気の流通により太陽電池グループ1〜1Gの温度を減少させることで電圧・電流の変換効率の減少を防止することができる。
太陽電池グループ1〜1Cからの直流電源と太陽電池グループ1D〜1Gからの直流電源を配電装置8の内部で並列接続、または直列接続し、任意の直流電圧、電流値として高温電気炉12の内部に設けてある電極6及び7に供給することができる。電極6及び7間に与えられた電圧により、電極6及び7間に投入されたカーボン粒体層13に電流が流れることによりカーボン粒体層13が発熱し、任意、必要とする温度にすることができる。従って、交流電源のように変圧器を使用すること無く、任意の電圧で、太陽電池グループ1〜1Gの許容範囲内の発生電力で1500℃以上の高温を得ることができる。また、太陽電池グループ1〜1Gの(+)側電気回路に過電流リレー14を接続して、電極6及び7間に流れる電流が過大になった時、瞬時に太陽電池グループ1〜1Gから流れる過大電流を停止して、太陽電池グループ1〜1Gの損傷を防止することができる。また、ダイオードD−1及びD−2は、太陽電池グループ1〜1Cと太陽電池グループ1D〜1Gとの相互間の電圧が違っていた時、互いに流れる電流の違いの干渉を防止するためのダイオードである。配電装置8に接続してある直流・交流の変圧器であるDC−AC変換装置11で交流3相の電圧を供給しているアクチュエータ9及び10を使用して高温電気炉12の内部に設けてある電極6及び7を同時に水平移動をしてカーボン粒体層13に流れる電流値を加減して、カーボン粒体層13からの発生熱を加減することができる。高温電気炉12の上部に設けた放射熱型温度センサ15によってカーボン粒体層13からの発生温度を測定することができる。
図3及び図4に示したフランネルレンズグループ固定部B−1に固定されたフランネルレンズグループBの形状は、太陽電池グループ固定部A−1に固定された太陽電池グループAより大型にしていることで、太陽電池グループAの上面に均一の光の輝度が得られるようにする一例を示す。また、フランネルレンズグループBと太陽電池グループA間の間隔は、上記に示すように、最良の輝度が得られる間隔にしてある。
1 太陽電池
1A 太陽電池
1B 太陽電池
1C 太陽電池
1D 太陽電池
1E 太陽電池
1F 太陽電池
1G 太陽電池
2 フランネルレンズ
2A フランネルレンズ
2B フランネルレンズ
2C フランネルレンズ
2D フランネルレンズ
2E フランネルレンズ
2F フランネルレンズ
2G フランネルレンズ
3 建屋
4 屋根
5 空間
5A 空間
6 電極
7 電極
8 配電装置
9 アクチュエータ
10 アクチュエータ
11 DC−AC変換装置
12 高温電気炉
13 カーボン粒体層
14 過電流リレー
15 放射熱型温度センサ
A 太陽電池グループ
A−1 太陽電池グループ固定部
B フランネルレンズ
B−1 フランネルレンズ固定部
D−1 ダイオード
D−2 ダイオード
1A 太陽電池
1B 太陽電池
1C 太陽電池
1D 太陽電池
1E 太陽電池
1F 太陽電池
1G 太陽電池
2 フランネルレンズ
2A フランネルレンズ
2B フランネルレンズ
2C フランネルレンズ
2D フランネルレンズ
2E フランネルレンズ
2F フランネルレンズ
2G フランネルレンズ
3 建屋
4 屋根
5 空間
5A 空間
6 電極
7 電極
8 配電装置
9 アクチュエータ
10 アクチュエータ
11 DC−AC変換装置
12 高温電気炉
13 カーボン粒体層
14 過電流リレー
15 放射熱型温度センサ
A 太陽電池グループ
A−1 太陽電池グループ固定部
B フランネルレンズ
B−1 フランネルレンズ固定部
D−1 ダイオード
D−2 ダイオード
Claims (2)
- 複数の太陽電池からなる太陽電池グループ(1)、(1A)、(1B)、(1C)、(1D)、(1E)、(1F)及び(1G)等を建屋(3)の屋根(4)の上面に任意の空間(5A)を設けた位置に設け、この上面に太陽光の輝度を良好にする間隔の空間(5)を保持した位置に、前記太陽光電池グループ(1)〜(1G)に良好なる光の輝度が当たるように前記太陽電池グループ(1)〜(1G)と同数からなる前記太陽電池グループの形状より大型のフランネルレンズ(2)、(2A)、(2B)、(2C)、(2D)、(2E)、(2F)及び(2G)等を設けたことを特徴とした太陽電池高温電気炉システム。
- 前記太陽電池グループ(1)、(1A)、(1B)及び(1C)の並列接続電気回路と前記太陽電池グループ(1D)、(1E)、(1F)及び(1G)の並列電気回路を並列、または直列回路に接続できる配電装置(8)を設け、この配電装置(8)で接続した前記の並列回路、または直列回路の(+)及び(−)電気回路を高温電気炉(12)内に設けた電極(6)及び(7)に接続し、前記電極6及び7を同時に水平移動するためのアクチュエータ(9)及び(10)の3相交流電源を前記配電装置(8)の直流電源から変換されるDC−AC変換装置(11)を設けたことを特徴とする請求項1の太陽電池高温電気炉システム。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3147288U true JP3147288U (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Hofer et al. | Hybrid AC/DC building microgrid for solar PV and battery storage integration | |
Weiss et al. | Energy efficient low-voltage DC-grids for commercial buildings | |
JP6203016B2 (ja) | 太陽光発電システム | |
ATE544222T1 (de) | Betriebsverfahren und vorrichtung zur steuerung einer stromanlage mit photovoltaikmodulen | |
KR101135990B1 (ko) | 가변 어레이를 이용한 태양광 발전 시스템 | |
US9608438B2 (en) | Inverter system for photovoltaic power generation | |
WO2017000910A1 (zh) | 光伏发电系统及操作其以进行光伏发电的方法 | |
Stallon et al. | Simulation of High step-up DC-DC converter for photovoltaic module application using MATLAB/SIMULINK | |
JP5586732B1 (ja) | Led照明装置 | |
TWI412200B (zh) | 具多組輸出之太陽能電源轉換系統及其轉換電路 | |
US11962146B2 (en) | System and method for controlling the voltage of bipolar DC power systems | |
JPH1014105A (ja) | 太陽光発電電力の電気機器への供給方法 | |
JP2009225489A (ja) | パワーコンディショナの運転制御装置および太陽光発電システム | |
CN102324864A (zh) | 一种三相并网逆变单元 | |
Gago-Calderón et al. | DC network indoor and outdoor LED lighting | |
JP3147288U (ja) | 太陽電池高温電気炉システム | |
ES2621728T3 (es) | Dispositivo de control para sistema híbrido de generación eléctrica | |
KR20180013437A (ko) | 복수의 차량에 대해 가변적으로 전력을 공급할 수 있는 직류충전시스템 | |
CN106340556B (zh) | 双光太阳能发电组件 | |
ES2122483T3 (es) | Dispositivo electronico de conversion de energia electrica e instalacion de alimentacion que lo utiliza. | |
KR20150071396A (ko) | 광전지 컨버터와 저전압 직류/직류 컨버터의 병렬 운전 방법 및 이를 위한 장치 | |
KR101278113B1 (ko) | 고효율 태양광 배전반 발전장치 | |
CN203907859U (zh) | 光伏空调系统 | |
KR101236953B1 (ko) | 고효율 태양광 발전방법 | |
Riad et al. | A power flow control strategy for high energy efficient smart LED lighting system powered by PV and MPPT controlled DC grid |