JP3147087U - 昆虫キチン質を利用した無機質植物育成剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】カブトムシの死骸を再利用した植物育成剤を提供する。
【解決手段】カブトムシの死骸を消毒し乾燥させた後、粉砕機器にて粉砕する。この場合の粉砕の粒径は、植物の根の周辺に十分に触れつつなお根の生育に支障が及ぼさない程度にするため直径3mm以下とする。また、防臭剤として200倍に希釈した木酢酸水溶液を加え、さらに固形化する場合はつなぎ剤として小麦粉と水を加え、球形に成形して自然乾燥させる。
【選択図】図2

Description

本考案は昆虫キチン質を利用した無機質植物育成剤に関する
これまでカニやエビ、オキアミまたは二枚貝などが一般的にキチン質を含むものとして知られているが、昆虫においてもキチン質が含まれていることは知られているが入手できる量が微量であるため使用検討はあまりなされなかった。しかし近年は自然環境が多くの話題となり昆虫の飼育観察が家庭内でもブ−ムとなってきており、全国各地でも昆虫科学館や飼育観察館ができて子供たちの人気施設となっている。しかしシ−ズン終了後にそれらの大型飼育館から排出される昆虫達の死骸はかなりの量であり、その処分には各施設とも何ら利用されることもなくただ廃棄するしかないのが実情である。
0002にある昆虫の量が微量であるとされたことについては、最近の家庭においても子供達が自然観察の過程で容易にカブトムシなどを孵化させている事実からみて技術的にも大量の孵化、生産の可能性は大である。また昆虫キチン質の天然の、とくに病害虫に対する植物の自己防衛機能や、細胞活性化機構は人為的に植物生産性の向上に応用できることは既に知られているところであり、今後カブトムシの死骸などの昆虫キチン質を再利用することは、従来のような化学肥料などを大量に生産、使用せずとも農産物の生産性の向上を図れる方策である。 同時にこのことは地球温暖化防止策にもなり、世界の食料不足解消や地球環境保護に対しても貢献できるものである。まさに『カブトムシの贈り物』である。
本考案はカブトムシの死骸を再利用して、無機質の植物育成剤を提供することにある。
これはカブトムシが成虫化してから約70日で死滅する特性も活かし、毎年発生するカブトムシの死骸を再利用して、無機質の植物育成剤を提供するものである。
この考案により従来廃棄されていたカブトムシの死骸を再利用することで、地球環境の改善に寄与すると同時に、自然原料を使用した植物育成剤は、農薬を使わずに農業生産物の生産性の向上が図れるとともに、食の安全にも寄与できるものである。
先ず、カブトムシの死骸を消毒し乾燥させた後、粉砕機器にて粉砕する。この場合の粉砕の粒径は、植物の根の周辺に十分に触れつつなお根の生育に支障が及ぼさない程度にするため直径3mm以下とする。 粉砕にあたっては、油脂分を取り除くため、あらかじめ内蔵部分を取り除いておいてもよい。
昆虫の粉末などからは腐敗臭が発生するため、防臭剤を混合させる。防臭剤としては木酢液200倍水溶液を使用する。その配合比率はカブトムシ粉末1に対して、木酢液200倍水溶液少量を加えた水0.3を混合する。
植物育成剤としては、このまま粉末状で利用が可能である。ただし、撒き作業時に風の影響で作業に支障がでる場合や撒いた後に風による飛散、雨による流出を防止するためには植物育成剤を固形化することで解決できる。この場合のつなぎ剤としては小麦粉に限らず土中ですみやかに自然分解されるものであれば良く、形状としては球形で直径5mm〜15mm程度がよい。
固形化する場合の材料の配合比率はカブトムシ粉末1に対し、つなぎ剤としての小麦粉0.5,水0.5,である。これに木酢液200倍水溶液少量を加え常温で練り混ぜ合わせる。その後、球形に成形して自然乾燥させる。
自然材でできた植物育成剤であるため、農業及び家庭菜園などの園芸用及び植木、観葉植物、花などあらゆる植物育成に利用可能である。
カブトムシ粉砕粉末 固形化した植物育成剤

Claims (3)

  1. カブトムシを3mm以下に粉砕した粉末からなる、無機質植物育成剤。
  2. カブトムシを3mm以下に粉砕した粉末1に対し、200倍希釈木酢液少量を加えた水0.3を混合した無機質植物育成剤。
  3. カブトムシを3mm以下に粉砕した粉末1に対し、つなぎ剤として小麦粉0.5、水0.5を混合し、これに木酢液200倍水溶液少量を加えて混ぜ合わせたあと、直径5mm〜15mmの球形に成形し、自然乾燥させ固形状にした無機質植物育成剤。
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