JP3146485U - 容量式パネルのタッチコントロール部品 - Google Patents

Abstract

【課題】複雑で細かい選択キー項目から必要なプログラムもしくはファイルを選び出すのが更に便利な容量式パネルのタッチコントロール部品を提供する。
【解決手段】容量式パネルのタッチコントロール部品は、主に本体１から構成される。該本体１は導体であり、導電体である使用者がタッチコントロール部品で該パネルＡを操作する。該本体は、少なくとも手持部１１、接触部１２を含む。そのうち該手持部１１は人が握りやすい部位で、該接触部１２は容量式パネルＡと接触する。使用者がタッチコントロール部品で該パネルＡを操作して使用する時、タッチコントロール部品の手持部１１を握ってパネルＡをタッチすると、同じようにタッチコントロール部品の導電によってパネルＡの外側の導電層上の電場と容量結合して人体が微小電流を吸収し、電極で電流を測り、タッチコントロール操作を実施するように構成する。
【選択図】図２

Description

本考案は、容量式パネルのタッチコントロール部品に関するもので、特にタッチコントロール部品で電流を人体へ伝動するものである。

市場に於いて、タッチコントロールモニターはタッチ地点をモニターする物理原理に基づき、手指もしくはその他接触ヘッドでタッチして電圧を発生する抵抗式モニターと、手指で微量の電流を吸う容量式モニター（ノート型パソコンのタッチコントロールボードに使用される）に分かれる。

抵抗式タッチコントロールモニターの最表層は一層のポリエステル薄片で、その内側は導電金属塗布膜がある。またモニターの最底層は、ブラウン管（CRT）もしくは液晶ディスプレイ（LCD）上に貼り付けるもので導電材を塗布したガラス板である。ガラス板とポリエステル薄片の間は、一層のポリエステルで作った微小の「仕切点」で隔てている。ガラス板のX軸及びポリエステル薄片のY軸に沿い、それぞれコントローラがあり、わずかな電圧傾斜度を加えている。各手指もしくは一般に用いるタッチコントロールペンでモニターに触れた時、二片の導電層を一緒に押圧し、電子装置がタッチ点のX座標とY座標をモニタリングする。

一般市場ではほとんどがタッチコントロールペンでタッチコントロールモニターパネルを触れ、該タッチコントロールペンは、点圧方式で操作を行う。このため、使用者が過大な力をかけてしまい抵抗タッチコントロール技術のタッチコントロール式モニターに押した後が残ってしまいやすい。図１に示すとおり、公知の抵抗式タッチコントロールペンは、一ペン管Bを含み、ペン管Bの一端は一タッチコントロールペンヘッドB１を具える。そのうち該タッチコントロールペンは導電しないプラスチックペンであり、点圧方式で操作を行い、タッチ点のX座標とY座標をモニタリングしてタッチコントロールを行う。

現在、市場に出ている（公序良俗違反につき、不掲載）は新しい設計であり、これは科学技術と人の結合と言える。（公序良俗違反につき、不掲載）が採用しているのは、回路が複雑な容量式タッチコントロールモニターで、容量式タッチコントロールモニターのガラス板は、両面に導電材を塗布し、外側は塗布膜剥がれ防止を施している。ガラス板周囲の電極は、外側の導電層上で均一の低圧電場が発生する。内側の導電層は電磁シールドを提供し、ノイズを下げる。各手指がモニターに接触すると、外側の導電層上の電場と容量結合し、微小の電流を吸収する。各電極が各角の電流を測ることによってコントローラで手指の座標を定める。これによって容量式パネルと古い抵抗式タッチコントロールボードを比較すると、該容量式パネルのタッチコントロールは人体が導電体となり、電場が変化を受けて容量結合を発生し、電流をモニタリングすることによってタッチコントロール位置を判断するため、容量式のパネルはただ人体もしくは用具に導電の物となり、接触で電流を変更し、タッチコントロール效果を得る。

そのため（公序良俗違反につき、不掲載）の製品は、公知のタッチコントロールペンでは感知しないため、公知のタッチコントロールペンは導電体ではないため、導電できる手指皮膚部分で操作が行わなければならない。

解決しようとする問題点は、手指部分の面積範囲は大きいため、使用者は常にモニター内の複雑で細かい選択キー項目上で選択する際、うっかり別の選択キーをタッチしてしまうと、操作上の面倒が発生するため、改善の必要がある点である。

本考案の該タッチコントロール部品は、主に本体から構成される。該本体は一導体であり、それは一導電体として電流を変更する。該本体は少なくとも一手持部、一接触部を含む。そのうち，該手持部は人が握るために使用し、また該接触部は容量式パネルと接触し、使用者がタッチコントロール部品で該パネルを操作する。使用者が使用する時、タッチコントロール部品の手持部を握ってパネルをコントロールする時、同様にタッチコントロール部品の導電によってパネルの外側の導電層上の電場と容量結合を発生し人体が微小電流を吸収して電極で電流を計測してタッチコントロール操作を実施する

本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品は、下述の利点がある。
本考案は公知の手で容量式パネルを操作することを代替する。
本考案は、複雑で細かい選択キーから簡単に必要なプログラムもしくはファイルを選ぶことができる。
本考案の弾性ユニットと自在継ぎ手の設計により、接触部を平らに正して容量式パネルと接触する。
本考案のタッチコントロール部品は、一側だけの操作に制限されずに、両側での操作指令を実施できる。
本考案のタッチコントロール部品は伸縮設計で収納しやすい。
本考案の軟性材質の触圧部品はパネル圧損を保護する機能を具える。
本考案の触圧部品と容量式パネルの接触面積範囲はしっかりと合わさる。
本考案の触圧部品は接触点の接触面積を増やす。

本考案は、一種容量式パネルのタッチコントロール部品を提供し、公知のタッチコントロールペンが容量式パネルに使用できない問題を解決した。

本考案の上述目的を達成するため、本考案ではタッチコントロール部品を提供する。該タッチコントロール部品の本体は一導体で一導電体とする。該本体は、少なくとも一手持部、一接触部を含む。そのうち、該手持部は人が握るのに便利な部位であり、該接触部は容量式パネルと接触する。使用者がタッチコントロール部品で該パネルを操作するもので、使用者が使用する時、タッチコントロール部品の手持部を持ってパネルを制御する時、同様にタッチコントロール部品の導電により、パネルの外側の導電層上の電場と容量結合を発生し、人体が微小電流を吸収し、電極が電流を計測してタッチコントロール操作を実施する。本考案は公知の手部操作方式に代替するもので、使用者は複雑で細かい選択キー項目から必要なプログラムもしくはファイルを選び出すのが更に便利になる。

本考案の更に別の目的は、弾性ユニット及び自在継ぎ手設計と結合し、更にデザイン性が向上する。
（実施例）

本考案の特徴を図式及び実施例を挙げて説明する。
本考案の「容量式パネルのタッチコントロール部品」の基本結構は、図２に示すとおりで、該タッチコントロール部品は主に本体１から構成される。該本体１は一導体であり、一導電体である使用者がタッチコントロール部品で該パネルAを操作する。該本体は、少なくとも一手持部１１、一接触部１２を含む。そのうち該手持部１１は人が握りやすい部位で、該接触部１２は容量式パネルAと接触する。使用者がタッチコントロール部品で該パネルAを操作して使用する時、タッチコントロール部品の手持部１１を握ってパネルAをタッチすると、同じようにタッチコントロール部品の導電によってパネルAの外側の導電層上の電場と容量結合して人体が微小電流を吸収し電極によって電流を測り、タッチコントロール操作を実施する。

本図の実施例に於いて、人体が導電体であり、容量式パネルAのタッチコントロールモニターのガラス板A１は両面に導電材を塗布し、ガラス板A１周囲の電極は外側の導電層上で均一の低圧電場を発生する。内側の導電層では電磁シールドを提供し、ノイズを低減する。これにより、手指でモニターに触れると、外側の導電層上の電場と容量結合が発生し、微小の電流を吸収する。各電極が各角の電流を測り、次にコントローラが手指の座標を決定するため、容量式パネルAは人体もしくは用具の導電する物が接触した時だけ反応する。本実施例のタッチコントロール部品である該本体１は導電の金属材であるが、本考案の本体１は導電のプラスチックでもよく、使用者が手持部１１を握って接触すると、タッチコントロール部品の接触部１２で容量式パネルAに触れた時作用を発生する。

この他、本実施例のタッチコントロール部品は、図２に示すように平面式接触部１２を設置しているが、図３第二実施例に示すようにU型式接触部１２を設置してもよく、該接触部１２が平面式もしくはU型式に係らず、本体１と一体成型の他に本体１と別々に成形して結合してもよい。もしくは図４第三実施例に示すように、該接触部１２端部に一触圧部品１２３を設置し、該触圧部品１２３軟性材で、容量式パネルAと接触した時、触圧部品１２３の接触面積は容量式パネルAとしっかり合わさり、容量式パネルAに使用者の押圧過大に依る圧損を防止する作用を具え、使用者がタッチコントロール部品で該パネルAを操作して使用者が使用した時、タッチコントロール部品の手持部１１を握ることによってパネルAをコントロールした時、同様にタッチコントロール部品が導電し、パネルAの外側の導電層上の電場で容量結合が発生して人体が微小電流を吸収し、電極が電流を計測してタッチコントロール操作を実施する。

この他、該触圧部品１２３は、導電ゴム、導電プラスチックもしくは導電スポンジもしくはその他導電材でもよく、触圧部品１２３が容量式パネルAタッチコントロールモニターのガラス板A１を押圧した時変形して接触面積の範囲がパネルAと合わさってタッチ点の接触面積を増やし、元あるタッチコントロール部品の接触機能の外に更に容量式パネルAの瑕が付くこともしくは押圧過大に依る圧損によってパネルAモニターに瑕が残るのを防止する。

勿論、図５第四実施例に示すとおり、該タッチコントロール部品は更に導電の弾性ユニット３を含む。該弾性ユニット３は撓み性材質のバネでもよく、該弾性ユニット３一側は本体１と連接し、本体１に相対する別一側と接触部１２が相互に連接する。該接触部１２は一位置限定部１２１を設置し、該位置限定部１２１は弾性ユニット３と本体１内に差し込む。

そのうち図に示すとおり、該接触部１２が容量式パネルAに接触した時、弾性ユニット３で角度を調整し、接触部１２を左右に動かした時、位置限定部１２１は本体１周囲に当たり、角度位置を限定し、角度が大きすぎないように調整し、接触部１２を平らに正して容量式パネルAと接触する。

更に図６A及び図６Bの第五実施例に示すとおり、該接触部１２は更に自在継ぎ手と結合してもよい。該接触部１２には一嵌合部１２２を設置し、該本体１の一側には一枢設部品１１１を設置する。該枢設部品１１１は一球形体で、接触部１２の嵌合部１２２に嵌合し、枢設部品１１１は嵌合部１２２により全方位に回転して各種角度を調整することで接触部１２は死角制限がなく、使用者は如何なる角度にも調整して接触部１２をスムーズに動かし、接触部１２を平らに正して容量式パネルAと接触する。

勿論、図７の第六実施例に示すとおり、本考案は不限定於本体１の一側を接触部１２として使用することを制限せず、本体１の両側で操作を実施してもよい。

実際に使用する時、図８に示すとおり、使用者が手で触れるタッチコントロール部品が本考案に示す本体１の手持部１１である時、該接触部１２は、容量式パネルAと接触する。使用者がタッチコントロール部品で該パネルAを操作し、使用者が使用する時、手でタッチコントロール部品の手持部１１を握ってパネルAをコントロールする時、同様にタッチコントロール部品の導電によってパネルAの外側導電層上の電場と容量結合を発生し、人体が微小電流を吸収することにより、電極が電流を計測してタッチコントロール操作を実施するため、公知の手で操作する方式に代わり、使用者は複雑で細かい選択キーから必要なプログラムもしくはファイルを選び出すのに更に便利である。

更に、攜帶の便利性及び容量式パネルAの型体設計に合わせるため、本考案では更に伸縮式タッチコントロール部品を提供する。図９A及び図９B第七実施例に示すとおり、該タッチコントロール部品は更に手持部１１が伸縮部１１２及び縮口部１１３に分かれる。該伸縮部１１２は縮口部１１３上に嵌合し、伸縮機能を具える。使用者が伸縮式タッチコントロール部品で機能を操作したり、書いたりする時、伸縮部１１２を延ばすことによって握りやすくする。反対に使用しない時には伸縮部１１２を下へ押して縮口部１１３内に収納し、伸縮部１１２の長さを短くすることによって、收納及び攜帶の便利性を高める。

勿論、本考案は容量式パネルA上にタッチコントロール部品を収納槽A２中に収納する装置を設置する。該タッチコントロール部品を使用しない時、伸縮部１１２を押して縮口部１１３内に収納し、次に直接容量式パネルAに設置した収納槽A２内に入れることでタッチコントロール部品の長さを短縮し、容量式パネルAの型体に合わせる。更に使用者がタッチコントロール部品を必要とする時、タッチコントロール部品を収納槽A２内から出し、伸縮部１１２を縮口部１１３から引出し、タッチコントロール部品の長さを延ばして使用者が握りやすくする。

上述のとおり、本考案は一「容量式パネルのタッチコントロール部品」を提供して実用新案登録に申請する。以上の実施説明及び図式に示すのは、本考案の良好な実施例にすぎず、本考案を制限するものではない。本考案の構造、装置、特徴等と近似、雷同するものは、すべて本考案の目的及び請求範囲に属する。

公知の立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第一実施例立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第二実施例立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第三実施例立体構成指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第四実施例立体動作指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第五実施例立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第五実施例で自在継ぎ手を結合した立体拡大指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第六実施例立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品実際の使用指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第七実施例立体指示図である。 本考案の容量式パネルのタッチコントロール部品第七実施例実際使用指示図である。

符号の説明

１ 本体
１１ 手持部
１１１ 枢設部品
１１２ 伸縮部
１１３ 縮口部
１２ 接触部
１２１ 位置限定部
１２２ 嵌合部
１２３ 触圧部品
２ 保護カバー
３ 弾性ユニット
Ａ 容量式パネル
Ａ１ ガラス板
Ａ２ 収納槽
Ｂ ペン管
Ｂ１ タッチコントロールペンヘッド

Claims (3)

1. 容量式パネルのタッチコントロール部品において、
   該タッチコントロール部品の本体は一導体であり、該本体は少なくとも手で握るための一手持部と、
   容量式パネルと接触する一接触部を含むことを特徴とする容量式パネルのタッチコントロール部品。
2. 前記接触部は、端部に一軟性材質触圧部品を設置し、容量式パネルと接触した時、触圧部品の接触面積は容量式パネルとしっかりと合わさり、容量式パネルに対して使用者のタッチが過大なことによる損圧防止を具えることを特徴とする請求項１記載の容量式パネルのタッチコントロール部品。
3. 前記触圧部品は導電ゴム、導電プラスチックもしくは導電スポンジであることを特徴とする請求項２記載の容量式パネルのタッチコントロール部品。