JP3146369U - Snow melting equipment for houses - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に比して耐久性が向上し、且つ、輸送及び屋根への設置作業が容易となる家屋用融雪装置を提供する。
【解決手段】家屋用融雪装置1は、真空状態で作動液が封入されたチャンバー21と、作動液中に配置され、その内部を加熱された水が通流するコアパイプ22とを具備するヒートパイプ2と、ヒートパイプ2を収容し、家屋の屋根に配置される蓄熱ケース5とを備える。ヒートパイプ2は、チャンバー21から延設され、その内部を作動液が気化した蒸気が拡散する延設管23を複数台、具備する。
【選択図】図1Provided is a snow melting device for a house, which has improved durability as compared with the prior art and can be easily transported and installed on a roof.
A snow melting device for house 1 includes a chamber 21 in which a working fluid is sealed in a vacuum state, and a core pipe 22 that is disposed in the working fluid and through which heated water flows. 2 and a heat storage case 5 that houses the heat pipe 2 and is arranged on the roof of the house. The heat pipe 2 includes a plurality of extended pipes 23 that extend from the chamber 21 and in which the vapor of the working fluid diffuses.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、家屋の屋根に設置される家屋用融雪装置に関し、特にヒートパイプを備える家屋用融雪装置に関する。 The present invention relates to a house snow melting apparatus installed on a roof of a house, and more particularly to a house snow melting apparatus provided with a heat pipe.
従来より家屋の屋根に設置されるヒートパイプ式の融雪装置が知られている。特許文献1には、家屋の屋根面上に分散して据え付けた不凍性作動液封入の一方端を互いに連通したヒートパイプ群と、該ヒートパイプ群の各ヒートパイプの他端の相互間を連通して蒸発部を構成する蒸気ヘッダ管と、該蒸気ヘッダ管内に伝熱的に結合して配管された熱媒供給用の循環管路と、該熱媒循環管路内に介装した熱媒加熱手段および熱媒送流手段とを具備してなり、熱媒循環管路内で熱媒を加熱送流してその熱をヒートパイプの蒸発部に与え、ヒートパイプ内で行われる作動液の蒸発/凝縮サイクルに伴う潜熱の授受により屋根上に降り積もった雪を融雪するように構成されたヒートパイプ式融雪装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されているヒートパイプ式融雪装置は、ヒートパイプが露出されたまま屋根に設置される構成であるため、ヒートパイプが風雨等により破損しやすいという問題がある。また、ヒートパイプは細長いため強度が低く、輸送又は屋根に設置する際等に破損するおそれがあり、輸送及び設置作業が難しいという問題がある。
However, since the heat pipe type snow melting device disclosed in
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができる家屋用融雪装置を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a situation, The main objective is to provide the snow melting apparatus for houses which can solve the said subject.
上述した課題を解決するために、本考案の一の態様の家屋用融雪装置は、真空状態で作動液が封入された外管と、前記作動液中に配置され、その内部を加熱流体が通流する内管とを具備するヒートパイプと、前記ヒートパイプを収容し、家屋の屋根に配置される収容部とを備え、前記ヒートパイプは、前記外管から延設され、その内部を前記作動液が気化した蒸気が拡散する延設部をさらに具備する。 In order to solve the above-described problems, a snow melting device for a house according to one aspect of the present invention is arranged in an outer tube in which a working fluid is sealed in a vacuum state and the working fluid, and a heating fluid passes through the inside. A heat pipe having an inner pipe that flows, and a housing portion that houses the heat pipe and is disposed on a roof of a house, the heat pipe extending from the outer pipe, and operating the inside of the heat pipe Further provided is an extending portion through which the vaporized liquid is diffused.
この態様においては、前記ヒートパイプが、前記外管と直交する方向へそれぞれ延びる複数の前記延設部を具備することが好ましい。 In this aspect, it is preferable that the heat pipe includes a plurality of extending portions extending in a direction orthogonal to the outer tube.
また、上記態様においては、複数の前記延設部が、それぞれ先端において閉じていることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said some extension part is closed at the front-end | tip, respectively.
また、上記態様においては、前記延設部が、直管状に形成されていることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said extension part is formed in the straight tube shape.
また、上記態様においては、複数の前記延設部が等間隔を隔てて並行に配置されていることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said some extension part is arrange | positioned in parallel at equal intervals.
また、上記態様においては、傾斜した屋根に前記収容部が配置される場合に、前記外管が前記収容部内に水平方向へ延びるように配置され、前記延設部が前記屋根と並行に上方へ向かって傾斜して配置されることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, when the said accommodating part is arrange | positioned on the inclined roof, the said outer tube | pipe is arrange | positioned so that it may extend in a horizontal direction in the said accommodating part, and the said extension part is parallelly upwards with the said roof. It is preferable to be inclined toward the front.
また、上記態様においては、前記収容部が、直方体の箱状をなしており、前記延設部が前記収容部の上面の近傍を当該上面に沿って配置されることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said accommodating part has comprised the rectangular parallelepiped box shape, and the said extension part is arrange | positioned along the said upper surface in the vicinity of the upper surface of the said accommodating part.
また、上記態様においては、前記家屋用融雪装置が、前記収容部内における前記延設部の下方に配置された金属性の放熱板をさらに備えることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said house snow melting apparatus is further equipped with the metallic heat sink arrange | positioned under the said extension part in the said accommodating part.
また、上記態様においては、前記家屋用融雪装置が、前記収容部内における前記放熱板の下方に配置された断熱材をさらに備えることが好ましい。 Moreover, in the said aspect, it is preferable that the said house snow melting apparatus is further equipped with the heat insulating material arrange | positioned under the said heat sink in the said accommodating part.
本考案に係る家屋用融雪装置によれば、従来に比して耐久性が向上し、且つ、輸送及び屋根への設置作業が容易となる。 According to the snow melting device for houses according to the present invention, durability is improved as compared with the conventional one, and transportation and installation work on the roof are facilitated.
以下、本考案の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施の形態1)
本実施の形態は、傾斜した屋根に設置されるヒートパイプ式の家屋用融雪装置である。
(Embodiment 1)
The present embodiment is a heat pipe type snow melting device for houses installed on an inclined roof.
以下に、本実施の形態に係る家屋用融雪装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る家屋用融雪装置の一部の構成を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態に係る家屋用融雪装置1は、ヒートパイプ2と、放熱板3と、断熱材4と、蓄熱ケース5(図中破線で示す。)とから主として構成されている。
Below, the structure of the snow melting apparatus for houses which concerns on this Embodiment is demonstrated. FIG. 1 is a perspective view schematically showing a partial configuration of a snow melting device for a house according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, a house
ヒートパイプ2は、作動液が封入された円管状のチャンバー21と、チャンバー21と同一方向へ延びてチャンバー21の内部を通る円管状のコアパイプ22と、チャンバー21から延設された複数の延設管23とを備えている。図2は、ヒートパイプ2の構成を示す平面図であり、図3は、その側面断面図である。チャンバー21は、ステンレス鋼、アルミニウム合金又は銅合金等の熱伝導率の高い金属製の直管であり、両端が密封されている。また、チャンバー21の内部には、作動液21aが封入されている(図3参照)。かかる作動液21aとしては代替フロン、水又はメタノール等のアルコール等が使用される。かかる作動液21aは、密閉されたチャンバー21が十分に脱気されて実質的に真空状態とされた後に封入される。なお、銅はステンレス鋼に比べて10倍以上の熱伝導率を有しているため、チャンバー21を銅製とすることが好ましい。
The
コアパイプ22は、チャンバー21の直径の半分以下の直径を有しており、その長さはチャンバー21の長さよりも長い。かかるコアパイプ22は、チャンバー21の両端を貫通して外部へ延びている。また、コアパイプ22は、チャンバー21の内部においては、作動液21aに浸るように、チャンバー21の高さ方向中央よりも下方の位置に配置されている(図3参照)。さらに詳しく説明すると、コアパイプ22は、チャンバー21の中心軸の直下に配置されているのではなく、チャンバー21の中心軸よりも下側であって、当該中心軸の直下よりも一方側(図3において紙面左側)に寄った位置に配置されている。また、コアパイプ22は、図示しないボイラー等の熱源に接続されており、当該熱源により加熱された水が供給されるようになっている。
The
チャンバー21からは、12本の延設管23,23,23,…が延設されている。各延設管23は、チャンバー21と同じ材料により構成されている。また、延設管23はチャンバー21と直交する方向へ延びた直管状をなしており、その先端(チャンバー21との接続部と反対側)は閉塞している。さらに詳しく説明すると、図3に示すように、延設管23はその直径がチャンバー21の直径の半分以下であり、チャンバー21の高さ方向の中央より上部の位置から横方向(図3において紙面右側)へと延びている。また、延設管23,23,23,…は、等間隔を隔てて互いに並行に設けられている。
From the
ヒートパイプ2の寸法の一例としては、チャンバー21の直径(外径)が39〜41mm、チャンバー21の厚さが1mm、チャンバー21の長さが1800mm、コアパイプ22の直径(外径)が8〜9.5mm、コアパイプ22の厚さが0.5〜1mm、コアパイプ22の長さが1900mm、延設管23の直径(外径)が15〜16mm、延設管23の厚さが0.8〜1.0mm、延設管23の長さが500mm、隣り合う延設管23,23の間の間隔が151.5mmとすることができる。なお、本考案の家屋用融雪装置が備えるヒートパイプの寸法は、かかる寸法に限定されるものではない。
As an example of the dimensions of the
放熱板3は、アルミニウム合金製であり、一辺がチャンバー21の長さと概ね同じ長さであり、これと直交する他辺が延設管23の長さと概ね同じ長さの四角板状をなしている。かかる放熱板3は、延設管23,23,…の下方に、各延設管23,23,23,…と接して配置されている。
The
断熱材4は、ウレタンフォーム、自己消火グレードビーズ発泡パネル等から構成されており、上述した放熱板3と概ね同じ四角形状および大きさの上面を有し、チャンバー21よりも若干小さい高さを有する略直方体形状をなしている。かかる断熱材4は、放熱板3の下方に配置されており、チャンバー21の側部と接する部分が円弧面状に窪んでおり、これにより断熱材4の当該窪みとチャンバー21の側部とが合致して接している。
The
蓄熱ケース5は、ガリバリウム鋼板製であり、直方体の箱状をなしている。蓄熱ケース5の高さは、チャンバー21の高さよりも若干大きく、その長さは、チャンバー21の長さよりも若干大きく、またその幅は、ヒートパイプ2の幅(延設管23の長さよりも若干大きい)よりも若干大きい。かかる蓄熱ケース5は、上述したヒートパイプ2、放熱板3及び断熱材4を収容している。かかる蓄熱ケース5の中で、延設管23は蓄熱ケース5の上板に接するように、蓄熱ケース5の上面と並行に配置される。また、蓄熱ケース5の両端面の一部はそれぞれ開口を有しており、その開口からコアパイプ22がそれぞれ突出している。このように、蓄熱ケース5により、ヒートパイプ2、放熱板3及び断熱材4が収容されることにより、家屋用融雪装置1がパネル状に構成されている。
The
また、蓄熱ケース5の上面のうち、チャンバー21の上方に位置する一辺からは、板状の雪止め部51が突設されている。
Further, a plate-shaped
上記のような家屋用融雪装置1は以下のようにして家屋に設置される。図4は、本実施の形態に係る家屋用融雪装置1の一設置例を示す模式図である。家屋用融雪装置1は、図4に示すように、家屋の屋根の軒先部分に設置することができる。図4に示す例では、家屋の屋根6が傾斜しており、雪止め部51が下側に位置するように家屋用融雪装置1が屋根6の上面に設置されている。つまり、この設置例においては、チャンバー21が水平方向へ延び、延設管23,23,23,…がチャンバー21から屋根6の傾斜に沿って上方へ向かって延びるように配置されている。また、傾斜した屋根6に上記のように家屋用融雪装置1が設置されることで、チャンバー21の内部を貫通するコアパイプ22が、チャンバー21の中心軸の直下に位置することとなる。これにより、コアパイプ22がチャンバー21の内部の低い位置に配置されることとなり、確実にコアパイプ22を作動液21aに浸すことが可能となる。
The house
このように家屋用融雪装置1を屋根6に設置した後、コアパイプ22に加熱した水を供給することにより、コアパイプ22内を当該加熱された水が通流し、この加熱された水から熱が作動液21aに吸収され、作動液21aが蒸発する。このようにして発生した蒸気はチャンバー21内及び延設管23,23,23,…内を拡散し、この蒸気の熱がチャンバー21及び延設管23,23,23,…の壁部に伝わり、ヒートパイプ2の全体から放熱される。また、蒸気はチャンバー21及び延設管23,23,23,…の内壁で冷却されて凝縮し、重力により延設管23,23,23,…の傾斜に沿って下方へ流れ、延設管23,23,23,…よりも下方に位置するチャンバー21内へ還流する。このようにして作動液21aが蒸発/凝縮サイクルを繰り返し、ヒートパイプ2の全体から放熱が行われる。また、ヒートパイプ2の延設管23,23,23,…から放出された熱の一部は放熱板3に伝わる。ここで、放熱板3の下方には断熱材4が配置されているため、放熱板3から断熱材4には殆ど熱が伝わらず、放熱板3からは上方へと放熱が行われる。このようにして、ヒートパイプ2及び放熱板3から放射された熱は、蓄熱ケース5の上部に積もった雪に伝達され、効率的に融雪が行われる。
After the house
また、図4に示す設置例においては、蓄熱ケース5の雪止め部51が設けられている端縁が、屋根6の先端部分(軒先部分)に合致するように家屋用融雪装置1が配置されている。このように家屋用融雪装置1を設置することにより、家屋用融雪装置1の上面に積もった雪が溶かされ、家屋用融雪装置1が設置されていない上側の屋根部分に積もった雪が家屋用融雪装置1の上面まで滑落し、さらに家屋用融雪装置1の上面の雪が溶かされるというサイクルを繰り返すこととなり、屋根6の全面に家屋用融雪装置1を設置しなくても、効率的に融雪を行うことが可能となる。
Further, in the installation example shown in FIG. 4, the house
図5は、本実施の形態に係る家屋用融雪装置1の他の設置例を示す模式図である。例えば、屋根6の面積が大きい場合には、図5に示すように、家屋の屋根6の軒先部分と、それより上方の屋根6の上面の一部とに家屋用融雪装置1を設置することができる。このように家屋用融雪装置1を設置することにより、より効率的に屋根6の雪を溶かすことが可能となる。また、この場合においても、家屋用融雪装置1が、屋根6の全体ではなく一部にのみ設置されているため、従来に比して家屋用融雪装置1の設置面積が少なくて済み、コストの低減が可能となる。
FIG. 5 is a schematic diagram showing another installation example of the house
また、延設管23,23,23,…がそれぞれ先端において閉じた直管状に構成されてるため、延設管の先端同士を連結する構成のものよりも材料が少なくて済み、加工が容易であり、コストを低減することが可能となる。
In addition, since the
また、蓄熱ケース5によって家屋用融雪装置1がパネル状に構成されるため、家屋用融雪装置1の設置が容易である。また、本実施の形態に係る家屋用融雪装置1においては、延設管23,23,23,…がチャンバー21との接続部においてのみ支持される構成であるため、ヒートパイプ2の強度を確保することが困難であるが、蓄熱ケース5にヒートパイプ2を収容することにより、輸送又は設置等の際におけるヒートパイプ2の破損のおそれが低減される。
Moreover, since the house
さらに、従来のヒートパイプが露出している構成の融雪装置では、ヒートパイプの部分のみが加温されて、ヒートパイプの近傍の雪のみが溶かされ、融雪にむらが生じる。これに対して、本実施の形態に係る家屋用融雪装置1においては、ヒートパイプ2が蓄熱ケース5に収容されているため、ヒートパイプ2から放出された熱が蓄熱ケース5の全体に拡散して蓄熱ケース5の上面の全体が加温されることとなり、融雪むらを低減することができる。
Furthermore, in the conventional snow melting apparatus in which the heat pipe is exposed, only the heat pipe portion is heated, only the snow in the vicinity of the heat pipe is melted, and unevenness of the snow melting occurs. On the other hand, in the house
(実施の形態2)
本実施の形態は、傾斜した屋根に設置されるヒートパイプ式の家屋用融雪装置である。
(Embodiment 2)
The present embodiment is a heat pipe type snow melting device for houses installed on an inclined roof.
以下に、本実施の形態に係る家屋用融雪装置の構成について説明する。図6は、本実施の形態に係る家屋用融雪装置の構成を模式的に示す斜視図であり、図7は、その平面図であり、図8は、その側面断面図である。図6に示すように、本実施の形態に係る家屋用融雪装置100は、ヒートパイプ200と、放熱板300と、断熱材400と、蓄熱ケース500とから主として構成されている。
Below, the structure of the snow melting apparatus for houses which concerns on this Embodiment is demonstrated. FIG. 6 is a perspective view schematically showing a configuration of a house snow melting device according to the present embodiment, FIG. 7 is a plan view thereof, and FIG. 8 is a side sectional view thereof. As shown in FIG. 6, the house
ヒートパイプ200は、作動液が封入された円管状のチャンバー201と、チャンバー201と同一方向へ延びてチャンバー21の内部を通る円管状のコアパイプ202と、チャンバー201から延設された複数の延設管203とを備えている。チャンバー201及びコアパイプ202の構成は、実施の形態1で説明したチャンバー21及びコアパイプ22の構成と同様であるので、その説明を省略する。
The
チャンバー201からは、8本の延設管203,203,203,…が延設されている。各延設管23は、チャンバー21と同じ材料により構成されている。また、延設管203はチャンバー21と直交する方向へ延びた直管状をなしており、その先端(チャンバー21との接続部と反対側)は閉塞している。かかる延設管203はその直径がチャンバー201の直径と同一である(図8参照)。また、延設管203,203,203,…は、等間隔を隔てて互いに並行に設けられている。
From the
ヒートパイプ200の寸法の一例としては、チャンバー201の直径(外径)が39〜41mm、チャンバー201の厚さが1mm、チャンバー21の長さが1700mm、コアパイプ202の直径(外径)が8〜9.5mm、コアパイプ202の厚さが0.5〜1mm、コアパイプ202の長さが1800mm、延設管203の直径(外径)が39〜41mm、延設管203の厚さが1mm、延設管203の長さが360mm、隣り合う延設管203,203の間の間隔が200mmとすることができる。なお、本考案の家屋用融雪装置が備えるヒートパイプの寸法は、かかる寸法に限定されるものではない。
As an example of the dimensions of the
放熱板300は、アルミニウム合金製であり、延設管203の並設間隔と同一間隔で8個のU字状の溝が形成されるように湾曲されている。また、放熱板300は、平面視において一辺がチャンバー201の長さと概ね同じ長さであり、これと直交する他辺が延設管203の長さと概ね同じ長さの四角形をなしている。かかる放熱板300の各溝には、延設管203,203,…が嵌合されている。
The
断熱材400は、ウレタンフォーム、自己消火グレードビーズ発泡パネル等から構成されており、上述した放熱板300と同様に、延設管203の並設間隔と同一間隔で8個のU字状の溝が設けられている。また、断熱材400は、平面視において放熱板300と概ね同じ四角形をなしており、チャンバー201よりも若干小さい高さを有している。かかる断熱材400には、各溝が放熱板300の溝と合致するように、放熱板3の下方に配置されており、チャンバー21の側部と接する部分が円弧面状に窪んでおり、これにより断熱材400の当該窪みとチャンバー201の側部とが合致して接している。
The
なお、蓄熱ケース500の構成は、実施の形態1で説明した蓄熱ケース5の構成と同様であるので、その説明を省略する。蓄熱ケース500により、ヒートパイプ200、放熱板300及び断熱材400が収容されることにより、家屋用融雪装置100がパネル状に構成されている。
In addition, since the structure of the
また、蓄熱ケース500の上面のうち、チャンバー201の上方に位置する一辺近傍には、断面視においてL字状の雪止めアングル501が取り付けられている。また、蓄熱ケース500の上面の前記雪止めアングル501が取り付けられている側と反対側には、滑雪板502が取り付けられている。かかる滑雪板502は、蓄熱ケース500の上面に対して、先端が下がるように傾斜している。
Further, an L-shaped
上記のような家屋用融雪装置100は、図8に示すように家屋の屋根の軒先部分に設置することができる。なお、その設置態様は、実施の形態1に係る家屋融雪装置1と同様であるので、その説明を省略する。この場合、屋根の傾斜角度が7°以上であることが好ましい。このように傾斜した屋根6に家屋用融雪装置100が設置されることで、下方に位置するチャンバー201に作動液201aが溜まることになり、確実にコアパイプ202を作動液201aに浸すことが可能となる。
The house
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態1においては、蓄熱ケース5を直方体の箱形としたが、これに限定されるものではない。蓄熱ケースを、チャンバー21が配置される側面の高さが、延設管23の先端が位置する側面の高さよりも大きい六面体の箱形のものとしてもよいし、チャンバー21が配置される側面の高さが、延設管23の先端が位置する側面の高さよりも小さい六面体の箱形のものとしてもよい。
(Other embodiments)
In said
また、上記の実施の形態1,2においては、延設管23,203が直管状である構成について述べたが、これに限定されるものではない。延設管はその先端で閉じていれば、途中で湾曲又は屈曲していてもよい。
Moreover, in said
また、上記の実施の形態1,2においては、延設管23,203がチャンバー21,201と直交する方向へ延びる構成について述べたが、これに限定されるものではない。チャンバー21,201に対して傾斜した方向へ延設管が延びる構成としてもよい。
In the first and second embodiments, the configuration in which the extending
また、上記の実施の形態1においては、12本の延設管23が、上記の実施の形態2においては、8本の延設管203が等間隔を隔てて並行に配置された構成について述べたが、これらに限定されるものではない。延設管の数は12本又は8本以外であってもよいし、隣り合う延設管の間隔が、延設管毎に異なっていてもよい。また、各延設管が並行に配置されていなくてもよい。
In the first embodiment, a configuration is described in which twelve extending
また、上記の実施の形態1,2においては、延設管23,203の下方に放熱板3,300及び断熱材4,400を設ける構成について述べたが、これに限定されるものではない。延設管23,203の下方に放熱板3,300を設けず、断熱材4,400のみを設ける構成としてもよいし、断熱材4,400を設けず、放熱板3,300のみを設ける構成としてもよい。また、放熱板3,300及び断熱材4,400の両方を設けない構成としてもよい。
Moreover, in said
本考案の家屋用融雪装置は、家屋の屋根に設置される家屋用融雪装置などとして有用である。 The snow melting device for houses of the present invention is useful as a snow melting device for houses installed on the roof of a house.
1,100 家屋用融雪装置
2,200 ヒートパイプ
21,201 チャンバー
21a,201a 作動液
22,202 コアパイプ
23,203 延設管
3,300 放熱板
4,400 断熱材
5,500 蓄熱ケース
51,501 雪止め部
6 屋根
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,100 Snow melting apparatus for houses 2,200 Heat pipe 21,201
Claims (9)
前記ヒートパイプを収容し、家屋の屋根に配置される収容部と
を備え、
前記ヒートパイプは、前記外管から延設され、その内部を前記作動液が気化した蒸気が拡散する延設部をさらに具備する、家屋用融雪装置。 A heat pipe comprising an outer tube sealed with a working fluid in a vacuum state, and an inner tube disposed in the working fluid and through which a heating fluid flows;
The heat pipe is accommodated, and a housing part disposed on the roof of the house is provided,
The heat pipe is a snow melting device for a house, further including an extending portion that extends from the outer pipe and in which the vapor obtained by vaporizing the working fluid diffuses.
前記ヒートパイプは、前記延設部が前記収容部の上面の近傍を当該上面に沿って配置されるように構成されている、請求項2乃至6の何れかに記載の家屋用融雪装置。 The accommodating portion has a rectangular parallelepiped box shape,
The snow melting apparatus for a house according to any one of claims 2 to 6, wherein the heat pipe is configured such that the extended portion is arranged near the upper surface of the housing portion along the upper surface.
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