JP3146320U - 室内高濃度酸素供給器 - Google Patents

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Abstract

【課題】就寝中の脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などの発症防止、疲労回復、勉強部屋や書斎において使用され得る室内換気扇型の簡単な機器による、高濃度酸素供給装置を提供する。
【解決手段】室外高濃度酸素濃縮・発生器1と室内高濃度酸素供給器2と前記室外高濃度酸素濃縮・発生器1並びに前記室内高濃度酸素供給器2を繋ぐ送風ダクト3と前記室外高濃度酸素濃縮・発生器並びに前記室内高濃度酸素供給器用タイマー4と酸素濃度調整器7とから成る、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置10である。また、前記の室内高濃度酸素供給装置10は、室内酸素濃度を検知・測定するセンサー8を有し、前記室内高濃度酸素供給器2は(逆)換気扇型で、特にシロッコファン又はスイングルーバであり、上記室内高濃度酸素供給器2はデジタル時計や額縁に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

この考案は、一般家庭において脳卒中、心筋梗塞や肺疾患など就寝中に生ずる疾病予防又は疲労回復を図る、或いはまた勉強部屋や書斎において使用される高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置に関するものである。
従来、この種の考案においては、室外酸素濃縮・発生器や、浴室内のものや、乗用車内のものであったり、また殆どのものが疲労回復を主たる目的とするものであり、或いはまた軽度の傷害を早期に治癒・回復させるいわゆる酸素カプセルと称される人体収容型カプセルのものが知られている。
しかしながら、本考案のように高濃度酸素を室内に導入し睡眠中の室内での使用に関するものはこれまで見られない。
また、車両室内全体に酸素濃度を常に一定の高濃度に保つために工夫などがなされていた。しかしながら、後述するように高濃度酸素を就寝室内に取り入れ、しかも疾病発症率の高い深夜〜未明に絞って解決を図るものはこれまで見られない。
なおまた、下記の特許文献にも見られるように、酸素富化器を使用する酸素富化空気(フレッシュエア)を車両室内などに取り入れるものも見られるが、本考案の要旨を有するものは見られない。
そもそも、富化酸素吸入には有酸素運動能力の増加による運動能力を高めること、疲労物質乳酸は酸素が最終処理であることによる疲労回復、カルシウムイオンの調節による血流正常化、製造能力の向上による栄養素の効率的な吸収、病原菌に対する抵抗力の増加による免疫力向上、神経細胞の電気信号がスムーズに流れることによる脳細胞神経細胞の活性化、脂肪燃焼機能の高まりによるダイエット効果などが認められている。
下記の特許文献1には、高濃度酸素ガス供給手段から高濃度酸素ガスをマッサージ用ベッドの頭部載置近傍位置に導管を介して供給してマッサージ治療者の頭部近傍に高濃度酸素ガスの雰囲気を形成するマッサージベッド用高濃度酸素ガス供給方法とその装置が開示されている。
また、特許文献2には、車載空調器を備えた車両に搭載された酸素富化器と、フレッシュエア送風器とからなる車両用フレッシュエア供給器であって、フレッシュエア送風器は複数の空調吹出口のうち、乗員の呼吸器系器官に所定風量を到達させている空調風の情報を検知・測定する気流検知・測定センサ群と、このセンサ群の検知・測定情報から乗員の呼吸器系器官に空調風を到達させている空調吹出口を判定する制御部とを備えることで、判定された空調吹出口から吹き出される空調風にフレッシュエアを合流させることが出来るので、フレッシュエアによる乗員の疲労回復、眠気防止の効果を高めることが可能となる、車両用フレッシュエア供給器が開示されている。
また、特許文献3には、空気中の酸素だけを選択的に窒素と分離する固体電解質型酸素ポンプと、前記固体電解質型酸素ポンプの一次側に空気供給路と、前記固体電解質型酸素ポンプの二次側に酸素供給路とを配設する車両用酸素富化器において、前記固体電解質型酸素ポンプにより分離した酸素を、前記酸素供給路に配設した酸素吹出口より車室内に送出する構成の車両用酸素富化器が開示されている。
また、特許文献4には、浴槽内の水位に連動してジェットバス器のジェット配管経路を開閉するフロート式逆止弁を配置し、ジェットバス器の空気取り込み口とフロート式逆止弁との間に酸素富化器の分岐経路を連通させ、フロート式逆止弁は、ジェットバス器運転時にジェット配管経路を開いて空気取り込み口からの空気と高酸素濃度の空気とをジェットバス器のエジェクター部に供給し、微細気泡発生器運転中の浴槽の水位上昇時にジェット配管経路を閉じた状態にして高酸素濃度の空気を空気取り込み口から浴室内に吐出す、気泡発生浴槽が開示されている。
特開2006−081879号公報 特開2004−256077号公報 特開2005−075287号公報 特開2005−319003号公報
古来より「早起きは三文の得」と云われているように、その意味するところは早朝に起きて活動・体操・運動・散歩などを行なうことにより、早朝は清潔な空気、酸素量が多いと云うことで脳の働きが良くなるばかりでなく、体細胞の代謝もよく健康にとても良いとされていた。しかしながら、近年は酸素を多く作る樹木には野鳥の羽・糞などのゴミがとても多く付着しその様な樹木が多い公園や森林では風が吹けばこのようなゴミが飛ばされ、健康作りの人々や働く人々に吸引され場合によっては肺炎になるなどの不健康の因子となっていた。さらに、大気汚染により早朝もそれほど空気が浄化されていないことも容易に推察される。このため人々は低酸素状態になりがちであり(中枢性乃至閉塞性睡眠時無呼吸等による)、さらには水分欠乏により脳梗塞や心筋梗塞になり易い傾向になっている。本考案においては、最も疾病発生率の高い午前3〜4時頃に就寝中の室内酸素濃度が高い状態になるようにタイマーを設定するようにする。
上述のように、脳卒中や心筋梗塞などの疾病の殆どが就寝中、特に未明に発症することがよく知られている。この考案は係る状況下において、就寝中のかかる不具合・不幸を防止することを目的とするものである。また、本考案は就寝中に前日の疲労を回復させることを目的とするものである。殊に室内換気扇型の簡単な機器による、高濃度酸素供給装置を提供するものである。
上記の目的・課題は本考案によれば、室外高濃度酸素濃縮・発生器と室内高濃度酸素供給器と前記室外高濃度酸素濃縮・発生器並びに前記室内高濃度酸素供給器を繋ぐ送風ダクトと前記室外高濃度酸素濃縮・発生器並びに前記室内高濃度酸素供給器用タイマーと酸素濃度調整器とから成ることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置により達成される。
この考案においては、就寝中に室外高濃度酸素濃縮・発生器により発生する高濃度酸素を室内高濃度酸素供給器により、室内に適正な濃度の酸素を供給させることが出来るので脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などの疾病を未然に防止することができる。
また、この考案においては、高濃度酸素発生器並びに供給器のタイマーを設けたので、所望の時間に前記高濃度酸素発生器並び供給器を作動させることができ、その後の連続運転時間を含めて、発症率が高い時間帯に作動・運転させることができるので、脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などを未然に防止することが可能となる。さらにまた、この考案においては、酸素濃度を調整可能にしたので、使用者の所望する酸素濃度にすることが出来るので、より効果的にこの装置を使用することが可能である。
また、上記の目的・課題はさらに本考案によれば、前記の室内高濃度酸素供給装置は、室内酸素濃度を検知・測定するセンサーを有することを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置より達成される。
この考案においては、室内酸素濃度を検知・測定するセンサーを設けたので、高濃度酸素を行き渡らせる室内の酸素濃度を検知・測定し、利用者の所望する酸素濃度に設定することができる。
また、上記の目的・課題はさらに本考案によれば、前記の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置において、前記室内高濃度酸素供給器は換気扇型(室外から酸素を供給する逆換気扇型、以下同じ)であることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置より達成される。
この考案においては、前記室内高濃度酸素供給器は換気扇型であるので、高濃度酸素を供給させる部屋に満遍なく高濃度酸素を行き渡らせることができる。
また、上記の目的・課題はさらに本考案によれば、前記換気扇はシロッコファン又はスイングルーバによることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置により達成される。
この考案においては、室内換気扇としてシロッコファン又はスイングルーバを使用するので、高濃度酸素が絶えず室内の上側から下側に還流され、適切な室内高濃度酸素状態が保たれることになる。
また、上記の目的・課題はさらに本考案によれば、前記高濃度酸素供給器はアラーム、センサー、タイマー機能を有するデジタル時計に取り付けられていることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置により達成される。
この考案においては、高濃度酸素供給器の吹き出し口をアラーム、センサー、タイマー機能を有するデジタル時計に設けたので、勉強部屋や書斎においても見栄え良く効果的に使用され得る。また、アラーム、センサー、タイマー機能を有するので至便である。
また、上記の目的・課題はさらに本考案によれば、前記高濃度酸素供給器はアラーム、センサー、タイマー機能を有する額縁に取り付けられていることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置により達成される。
この考案においては、高濃度酸素供給器の吹き出し口を額縁の一部に設けたので、勉強部屋や書斎などにおいても見栄え良く効果的に使用され得る。また、アラーム、センサー、タイマー機能を有するので至便である。
上述のように、本考案は就寝中に室外高濃度酸素濃縮・発生器から室内高濃度酸素供給器により、適正な酸素を室内に供給・発生させることが出来、殊に室内換気扇型器であるので、部屋に満遍なく高濃度酸素を行き渡らせることができ、脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などの疾病を未然に防止することができる。
また、本考案においては、高濃度発生器並びに供給器のタイマーを設けたので、所望の時間に前記高濃度発生器並び供給器を作動させることができ、その後の連続運転時間を含めて、発症率が高い時間帯に作動・運転させることができるので、脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などを未然に防止することが可能となる。
また、この考案においては、室内換気扇としてシロッコファン又はスイングルーバを使用する場合には、高濃度酸素が絶えず室内の上側から下側に還流され、適切な室内酸素状態が保たれる。
また、この考案においては、酸素濃度を調整可能にしたので、使用者の所望する酸素濃度にすることが出来るので、より効果的に当該装置を使用することが可能である。
また、この考案においては、室内酸素濃度を検知・測定するセンサーを設けたので、高濃度酸素を行き渡らせる室内の酸素濃度を検知・測定し、利用者の所望する酸素濃度に設定することができる。なおまた、このセンサーにより所定以上の酸素濃度には達せず、爆発などの危険性がなく安全なものとなる。
また、この考案においては、高濃度酸素供給器の吹き出し口をデジタル時計や額縁の一部に取り付けたので、勉強部屋や書斎においても見栄え良く効果的に使用できる。
以下、この考案の好適な実施形態を図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本考案の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に本考案を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は本考案の第一の実施形態における、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置を示す概略斜視図である。図1において、10は当該室内高濃度酸素供給装置全体を示し、室外高濃度酸素濃縮・発生器(不図示の高濃度酸素供給ポンプを含む)1、室内換気扇型の室内高濃度酸素供給器2、高濃度酸素送風ダクト3、前記室内高濃度酸素発生・供給タイマー4、酸素濃度調整器7、室内酸素濃度センサー8から成る。なお、5は前記高濃度酸素が行き渡る室内、6は当該装置利用者である。以下に、詳述する。
図1において、1は利用者6が就寝する室5の室外に設けられた室外高濃度酸素濃縮・発生器1であり、不図示の高濃度酸素供給ポンプを内蔵するものである。従って、当該室外高濃度酸素濃縮・発生器1は酸素濃縮と共に濃縮酸素を発生させるものである。2は前記の室外高濃度酸素濃縮・発生器1に対応する室内換気扇型の室内高濃度酸素供給器で、高濃度酸素送風ダクト3により前記室外高濃度酸素濃縮・発生器1に繋がれている。この室内高濃度酸素供給器2は不図示の高濃度酸素供給ノズルが設けられている。この室内高濃度酸素供給器2は利用者6が就寝する室5の適宜位置に設定すれば良いが、酸素濃度により予め適切な高さに備えられることが好ましい。上述のように、この室内高濃度酸素供給器2は利用者6が就寝する室5内に設けられるものであって、本形態においては換気扇型である。このため、室外高濃度酸素濃縮・発生器1並びに高濃度酸素送風ダクト3を通じて送られてくる高濃度酸素を室内5に満遍なく行き渡らせ、これにより高濃度酸素を多量に含んだ空気層が形成されることとなる。また、換気扇型であるので利用しない場合には換気扇の回転がなく、高濃度酸素の供給が行なわれず、無駄な作動が妨げられる。
4は前記の室内5に設定された前記室外高濃度酸素濃縮・発生器1並びに室内高濃度酸素供給器2と連動するタイマーであり、利用者6が高濃度酸素の供給を所望する時間を設定することができる。これにより、後述する最も適切な時間帯に高濃度酸素を利用者6が就寝する室5に供給することができる。云うまでもなく、当該タイマーはリモコン式とすれば利用者6の手元におくことにより、より利用し易いものとなる。また、7は前記室内5に設定された酸素濃度調整器であり、後述の室内酸素濃度センサー8並びに前記の室外高濃度酸素濃縮・発生器1と連動して最も適切な室内酸素濃度を設定し、高濃度酸素を発生・供給することができる。
なおまた、8は室内酸素濃度センサーであり、室内の酸素濃度を自動的に検知・測定し、前記の酸素濃度調整器7により、利用者6にとって最も適切な、すなわち疾病予防又は疲労回復に適切な室内酸素濃度に設定することができ、これにより最も適切な酸素濃度による酸素が前記室外高濃度酸素濃縮・発生器1、室内高濃度酸素供給器2、送風ダクト3を通じて利用者6が就寝する室内5に供給される。
前記の室外高濃度酸素濃縮・発生器1は、例えば吸着剤を用いた吸着方式の既存の酸素P.S.A.2Aやその他の既知の酸素分離機や酸素ボンベなどを直接使用することが可能である。
現代(相当過去に遡れば酸素濃度はもっと濃いものとされている)の大気中の酸素濃度は約20%であると云われている、本考案の装置による場合には、高濃度酸素は約90%〜95%濃度のもの、好ましくは大気中濃度の倍の40%程度が適切である。なお上記のような高濃度酸素であっても、実際の上記室5内では大気中の空気中と混合するので、大気中の空気中における酸素よりも数%乃至10数%程度富んだ酸素状態となる。このため、懸念される酸素中毒は見られない。
(実施例2)
図2は本考案の第二の実施形態における、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置を示す概略斜視図である。図2において、室内高濃度酸素供給装置10は図1に示した室内高濃度酸素供給装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図2において、室内高濃度酸素供給器は、シロッコファン又はスイングルーバ2’である。これにより、前記の換気扇型の室内高濃度酸素供給器2のファンが時計方向又は反時計方向に回転するのに比べ、この場合においてはファンが上下方向に回転又はスイングするので、室内5の上側の酸素を下側へと還流することができ、より満遍なく高濃度酸素を室内5に行き渡らせることができる。
(実施例3)
図3は本考案の第三の実施形態における、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置の使用状態を示す概略斜視図である。図3において、室外高濃度酸素濃縮・発生器1、送風ダクト3などは省略してある。この図において、室内高濃度酸素供給装置10は、図1又は図2に示した室内高濃度酸素供給装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図3は勉強部屋や書斎において使用される状態を示すものであり、2aは室内高濃度酸素供給器2の吹き出し口である。この場合は、勉強部屋や書斎において使用されるので、椅子に座った状態での頭の位置に上記室内高濃度酸素供給器2を壁などに取り付ける。この室内高濃度酸素供給器2の大きさは適宜設定できるが、室内の調度品や机などとのバランスから小型や中型のものが適切である。8は室内酸素濃度センサーであり、また9は文字を大きめにしたデジタル時計である。このデジタル時計にはアラームやタイマー機構付加させることにより、使用がより便利となる。室内酸素濃度センサー8はリモコン(不図示)操作の利便性も考慮している。このリモコン操作により上記のセンサー8を介して室外高濃度濃縮・発生器(室外器)1を作動させる。
(実施例4)
図4は本考案の実施形態における、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置の使用状態を示す概略斜視図である。図4において、図3同様室外高濃度酸素濃縮・発生器1や送風ダクト3などは省略してある。この図においても室内高濃度酸素供給装置10は、図1又は図2に示した室内高濃度酸素供給装置10とほぼ同様の構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4は図3同様、勉強部屋や書斎において使用される状態を示すものであり、2aは室内高濃度酸素供給器2の吹き出し口を額縁の一部に取り付けたものである。この室内高濃度酸素供給器2の大きさは適宜設定できるが、額本来の大きさを考慮し或いはまた室内の調度品や机などとのバランスから小型や中型のものが適切である。8は室内酸素濃度センサーであり、図3同様にリモコン(不図示)操作の利便性も考慮している。上記の実施例3同様に、このリモコン操作により上記のセンサー8を介して室外高濃度濃縮・発生器(室外器)1を作動させる。
今例えば、利用者6が就寝前に午前2時に前記室内高濃度酸素供給装置10が作動し、連続4時間前記室内高濃度酸素供給器2が作動するように、タイマー4を設定すると、設定時間の午前2時に室外高濃度酸素濃縮・発生器1が作動し、室外高濃度酸素濃縮・発生器1から高濃度酸素が発生し、前記室外高濃度酸素濃縮・発生器1と室外高濃度酸素供給器2とを連通する送風ダクト3を通して、高濃度酸素が利用者6が就寝している部屋5に供給され、換気扇機能により当該高濃度酸素が前記部屋5にタイマー終了時の午前6時まで満遍なく高濃度酸素を行き渡らせることができ、これにより利用者6は酸素濃度が適切に調整された酸素富化空気を自然に吸入することができるので、疲労回復並びに最も脳卒中、心筋梗塞や肺疾患などの疾病が発症し易い時間帯にこれらの疾病の発症予防を行うことができる。
また、酸素濃度調整器7により、利用者6の所望する(利用者6のために最も適切な)酸素濃度を発生・供給させることができるので、利用者の体調に合った適正な当該装置の利用が可能となる。
また、室内酸素濃度センサー8により、室内の酸素濃度を自動的に検知・測定することができるので、利用者6の所望する適正な濃度の酸素を発生・供給させることができる。
なおまた、室内換気扇型の室内高濃度酸素供給器2をシロッコファン又はスイングルーバ2’にすれば、利用者の就寝する室の上側の高濃度酸素を絶えず下側に還流させることができ、上述の疾病予防や疲労回復に更に効果がある。
なお、上記においては主に疾病予防、疲労回復のためとして述べてきたが、実施例3や4にみられるように、勉強部屋や書斎において使用される場合には疲労回復ばかりでなく、思考能力にも有効である。また、高濃度酸素をより有効的に活かすために高濃度酸素供給器の設置高さは肩か頭の高さが良い。なおまた、設置場所は寝室、書斎、勉強部屋を挙げたが、その他リビングや台所などにも有効であることは云うまでもない。
さらにまた、高濃度酸素発生器(室外器)は室外の設定を前提に述べてきたが、発生するものが窒素や窒素化合物であるので、室内の例えば廊下やトイレでも構わない。これによりほこりや塵が室外器に入り難く、この装置を長持ちさせることができる。
この考案は、室内高濃度酸素供給装置であり、一般家庭用の疲労回復並びに疾病予防器であるが、高濃度酸素濃縮器並びに供給器を若干修正することにより、医療機関などにおいても利用可能である。
また同様に、前記高濃度酸素濃縮器並びに供給器を若干修正することにより、車両用の疲労回復装置としても利用することが可能である。
またさらに、既に発症している患者の寝室においては、生活環境の改善のために使用することが可能であり、この場合にはリラクゼーションルームとして利用し、患者の治療効果の増進にも期待出来るものである。
本考案の第一の形態に係る、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置を示す概略斜視図である。 本考案第二の形態に係る、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置の変形例を示す概略斜視図である。 本考案の第三の形態に係る、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置の変形例を示す概略斜視図である。 本考案の第四の形態に係る、高濃度酸素を使用する室内高濃度酸素供給装置の変形例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 室外高濃度酸素濃縮・発生器
2 室内高濃度酸素供給器(酸素換気扇)
2’シロッコファン又はスイングルーバ
2a室内高濃度酸素供給器の酸素吹き出し口
3 送風ダクト
4 高濃度酸素発生・供給タイマー
5 部屋
6 利用者
7 酸素濃度調整器
8 室内酸素濃度センサー
9 アラーム、タイマー付きデジタル時計
10 室内高濃度酸素供給装置

Claims (6)

  1. 室外高濃度酸素濃縮・発生器と室内高濃度酸素供給器と前記室外高濃度酸素濃縮・発生器並びに前記室内高濃度酸素供給器を繋ぐ送風ダクトと前記室外高濃度酸素濃縮・発生器並びに前記室内高濃度酸素供給器用タイマーと酸素濃度調整器とから成ることを特徴とする、高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
  2. 前記の室内高濃度酸素供給器は、室内酸素濃度を検知・測定するセンサーを有することを特徴とする、請求項1に記載の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
  3. 前記の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置において、前記室内高濃度酸素供給器は換気扇型であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
  4. 前記換気扇はシロッコファン又はスイングルーバによることを特徴とする、請求項3に記載の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
  5. 前記高濃度酸素供給器はアラーム、センサー、タイマー機能を有するデジタル時計に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
  6. 前記高濃度酸素供給器はアラーム、センサー、タイマー機能を有する額縁に取り付けられたものであることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の高濃度酸素使用による室内高濃度酸素供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186722A3 (ko) * 2017-04-07 2018-11-29 김진효 복수개의 산소 노즐형 산소 공급기

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