JP3145777U - スイング運動補助器具 - Google Patents

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治秀 常住
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Abstract

【課題】スイング動作を伴うスポーツにおいて安全性を高め、より高度な運動能力を発揮することができる運動補助器具を提供する。
【解決手段】伸縮性を有する紐状ないし帯状の弾性材をループ状に形成された本体と、前記本体をそれぞれ左右の手首部分及び肘部分に装着するための二つの保護パッドと、保護パッドをそれぞれ前記部位に適確に留める為の留め具が取り付けられている。スイング方向の手首部分と反対側の体側部分、バックスイング方向の腕の肘部分と反対の体側部分を伸縮性のあるもので繋ぐことで、腕の振りと体幹部分の回転が同調した理想的なスイング運動が実現でき、身体に無理な負担をかけることなくヘッドスピードを向上することができる。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は、野球やゴルフ、テニス等、スイング動作を伴うスポーツにおいて、腕を振るスイング運動と胴体部を回転させる捻転運動を同調させることでスイングスピードを向上することができるように、ゴムの張力を利用したことを特徴とする運動補助器具に関する。
スイング動作を伴うスポーツにおけるスイングスピードを向上させるトレーニングとしては通常の野球バットやゴルフクラブより、それぞれ重い物を振ることで筋力アップを狙うものが一般的であった。
厳しい筋力トレーニングではなく、身体運動の軸を中心とした効率の良いスイング動作をすることでスイングスピードを効果的に向上させることができる練習器具が望まれていた。
そこで例えば特許文献1ではゴルフスイング練習器具として、タスキ本体とその延長部を腕に固定することで胴体から肩と、それぞれの腕の位置関係を正しく保ったままゴルフスイングの練習ができることを狙ったものが提案されている。
また、特許文献2はゴルフスイング練習器として、両腕上腕部に巻きつけて背中側から吊ることで、胸を張った状態を維持し、心肺機能を高めることを狙ったものである。
特開2006−55267 特開2008−104825
公知の技術である通常の野球用バットやゴルフクラブよりそれぞれ重い物を振っても、なかなか必要な筋力アップに繋がらないばかりでなく、自分のスイングリズムを狂わせてしまったり、無理な負荷を掛けることで故障の原因となったりすることがある。
軸を中心としたスイング運動を身体運動原理から考察すると、身体を回転させる際には、胴体部分(脇の下から下腹部)を経て腰部へと連動させることで大きな力が生じる。ところが、腕を振る動作で出力される力の方向と、身体を中心に行う回転運動によって生み出される力の方向に誤差が生じると、スイング運動によって生み出される力が多方向に分散されてしまうため、スムーズなスイングは実現できず上達の妨げとなる。また、腕の運動と胴体の運動方向のずれは、身体運動原理に見る運動連鎖の原則から考察すると非効率的な運動であり、腰痛などの原因ともなる。
上記特許文献1による発明では、機械的な正しい姿勢にのみ着目したもので、人体の持っている柔軟性や筋肉の伸縮、運動連鎖によるスイング運動の加速の可能性が考慮されていない。
それから、上記特許文献2による発明では、本来スイング運動時には背中が丸まることで肩甲骨から繋がっている腕が前に出て、遠心力を生かしたパワフルなスイングが実現できるのに、その力を十分発揮できなくしてしまうことになる。
本考案は、以上のような従来技術に鑑みてなされたものであって、怪我の予防を踏まえ、テニス、ゴルフ、野球等のスイングスポーツにおいて安全性を高め、より高度な運動能力を発揮することができる運動補助器具を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の運動補助器具は、伸縮性を有する紐状ないし帯状の弾性材をループ状に形成された本体と、前記本体をそれぞれ左右の手首部分及び肘部分に装着するための二つの保護パッドと、保護パッドをそれぞれ前記部位に適確に留める為の留め具が取り付けられていることを特徴としている。
本考案に掛かる運動補助器具における保護パッド及び留め具として用いる部材は、それぞれ伸縮性を有する弾性材で構成されているべきである。即ち、素材は伸縮性と弾力性に富んでいて自然環境に害のないシリコンゴムが最も好ましいが、伸縮性と弾性を有する素材であれば例えば天然ゴムや合成樹脂などを用いても問題ない。
本考案の請求項2に記載の運動補助器具は、請求項1に記載のスイング運動補助器具において、ループ状体と保護パッドを一体形成したことを特徴とする。即ち、十分な伸縮性を有する弾性材を用いて帯状体を形成し、その両端を腕が入る程度の大きさの輪ができるように折り返して、縫い付けるなどして留めることで、全体を一体形成することができる。
本考案に掛かる運動補助器具では、伸縮性を有する紐状ないし帯状の弾性材をループ状に形成した本体と、前記本体をそれぞれ左右の手首部分及び肘部分に装着するための二つの保護パッドと、保護パッドをそれぞれ前記部位に適確に留める為の留め具を取り付けている。
使用しないときには丸めたり折り畳んだりできるので、携帯性に優れたものである。
保護パッドと留め具をそれぞれ独立した部材で形成することで、腕の太い人から細い人まで、多くの人に適応することができる。
保護パッド及び留め具として用いる部材の素材は、それぞれ伸縮性を有する弾性材で構成している。弾力性のない固形物を用いて装着しスイング運動をした場合、ぶつかったり擦れたりして怪我をする危険性があり、また装着時の違和感、不快感があるが、伸縮性を有する弾性材を使用することで、安全で違和感を覚えることなく装着できる。
運動時には、一方の保護パッドをスイング方向の腕(右打ちの人であれば左手)の手首に装着し、留め具を用いて本体を絞り込んで固定し、本体を使用者の身体に巻きつけた後、他方の保護パッドをバックスイングで引きつける方の腕(右打ちの人であれば右手)の肘部分に装着し、留め具を用いて本体を絞り込んで固定する。
このときの具体的な装着方法として、右打ちの人の場合、本体を身体の前面で左腕の手首部分に一方の保護パッドを介して装着し、長手方向に伸びる本体を、左側の体側から背面へ回して胴体腰部辺りで一周させた後、右腕の肘部分に他方の保護パッドを介して装着する。
こうやって右腕の肘部分と反対の体側部分を伸縮性を有する弾性材で接続することで、バックスイング時にはいわゆる脇の閉まった理想的なスイングとなる。そして、スイング方向へ切り返した後は、スイング方向である左腕の手首部分と反対側の体側部分が繋がれているので、遠心力と向心力の整った鋭い腕のスイング運動ができ、その時生み出される力が本考案に掛かる運動補助器具を介してボディーターンをスムーズにできる運動連鎖を引き起こし、大きな力が発揮できるので、腕の振りと体幹部分の回転が同調した理想的なスイング運動が実現できる。従って、身体に無理な負担をかけることなくヘッドスピードを向上することができる。
以下、本考案に掛かる運動補助器具の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案にかかる運動補助器具の実施の形態の外観構成を示した図である。紐状からなるループ状体1はスイング運動時に出力される遠心力を受け止め向心力を発揮できる程度に丈夫で、且つスムーズに体幹の回転を助けるための伸縮性を有する弾性材で構成されている。即ち、素材は伸縮性と弾力性に富んでいて自然環境に害のないシリコンゴムが最も好ましいが、伸縮性と弾性を有する素材であれば例えば天然ゴムや合成樹脂などを用いても問題ない。また、この時ループ状体1を形成する紐状の弾性材は帯状やチューブ状でも構わない。ループ状体1の長さは、本考案にかかる連動補助器具を装着した状態で使用者がゴルフスイングでいうアドレスの姿勢をとった時にちょうど張力を感じる程度に張っている状態になるように設定されている。但し、これは使用者の体格や体力によって、もっと緩くしたり、きつくしたりしてもよいものとする。ループ状体1の太さは、細すぎると装着部に食い込んだり破断したりする恐れがあり、太すぎると素材の伸縮性が少なくなったり、持ち運ぶのに不便になったりするので、5mm〜10mm程度が好ましい。
ループ状体1に手首に装着するための保護パッド2a及び保護パッド2b、留め具3a及び留め具3bを取り付けている。この保護パッド2は、スイング運動時に直接人体に装着し、手首又は肘に掛かる締め付け感を分散することが目的なので、素材は弾力性に富んでいて人体に害のないシリコンゴムが最も好ましいが、弾力性を有する素材であれば例えば天然ゴムや合成樹脂などを用いても問題ない。また、保護パッド及び留め具に関して、a、bの区別は特になく左右が入れ替わっても全く問題ない。
留め具3は、保護パッド2を手首又は肘に当てた状態で、この留め具3をループ状体1に沿って移動させ締め付けることにより、本考案にかかる運動補助器具をずれないようにするためのものなので、形状はループ状体1を束ねた直径とほぼ同等か、若干小さい程度の穴を貫通させた球状体が好ましい。素材は、ループ状体1に沿って移動可能で滑りにくく、またループ状体を傷つけないためにループ状体1と同じシリコンゴムが最適である。
図2は、本考案にかかる運動補助器具の第二の実施の形態の外観構成を示した図である。即ち、ループ状体及び保護パッドを一つの弾力性材で一体成形したもので、帯状体4は上記ループ状体1と同程度の伸張力と弾力を有するシリコンゴムが最も好ましいが、弾力性を有する素材であれば例えば天然ゴムや合成樹脂などを用いても問題ない。それから、両端の輪は、腕が入る程度の大きさになっている。
図3は本考案に掛かる連動補助器具を装着した状態を示す図である。装着方法は、ループ状体1を身体の前面でスイング方向の手首部分に一方の保護パッド2aを介して装着し、長手方向に伸びるループ状体1を、装着した腕と反対の体側から背面へ回して胴体腰部辺りで一周させた後、バックスイングで引きつける方向の腕の肘部分に他方の保護パッド2bを介して装着する。
図4は右打ちの打者が本考案にかかる運動補助器具を装着した状態でスイング動作をしたときの身体の動きを説明する説明図である。
本考案にかかる運動補助器具は、手首から腰部を回って反対の腕の肘部分に装着した状態で、バットを構えた時に、ちょうど張力を感じる程度に張るように設定されるべきである。そこからバックスイングを始めると、引きつける側の肘は本考案に掛かる運動補助器具の張力により胴体の方へ張っぱられて脇が閉まり、理想的なトップオブスイングの位置で張力がバックスイング運動の完了を感じさせてくれる。そこからダウンスイングに移ると、遠心力が働いて遠くを通ろうとする主導している腕の手首部分に張力が掛かることで遠心力と向心力のバランスが取れ、スイング軌道が安定する。また、同時に本考案に掛かる運動補助器具を介して腰部へ張力が伝わり、下半身がスイング方向にスムーズに力強くターンするので、腕と体幹が連動した理想的なスイング運動を体感的に習得することができる。
は本考案の運動補助器具の一実施例を示す側面図である。 は本考案の運動補助器具の別の一実施例を示す側面図である。 は図1に示す運動補助器具の一実施例を示す使用方法の例を示す正面図である。 は図1に示す運動補助器具の一実施例を示す使用方法の例を示す連続図である。
符号の説明
1 ループ状体
2 手首の保護パッド
3 留め具
4 帯状体

Claims (2)

  1. 伸縮性を有する紐状ないし帯状の弾性材をループ状に形成された本体と、前記本体をそれぞれ左右の手首部分及び肘部分に装着するための二つの保護パッドと、保護パッドをそれぞれ前記部位に適確に留める為の留め具が取り付けられていることを特徴とするスイング運動補助器具。
  2. 請求項1に記載の運動補助器具において、前記本体を帯状の弾性材を用いて形成し、その両端を輪ができるように折り返して縫い付けるなど固定することで前記保護パッドの代わりとして、本体と保護パッドを一体形成にしたことを特徴とする請求項1に記載の運動補助器具。
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