JP3145313U - 安全な包丁

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【課題】握力の弱い小さい子供や高齢の人でも安全に使うことのできる包丁を提供する。
【解決手段】従来の包丁の刃の部分の金属部分を柄の下部の一部まで、又は柄尻部まで延長し、握った指が前後に滑らないように柄の下部に指を入れる孔を付けた事で、安定した握りが出来るようにした。
【選択図】図３

本考案は包丁の刃と柄の部分に関する。

従来の包丁の柄は、握力の弱い小さな子供又高齢の人、手先が不自由な人には包丁を使う時に不安を感じる事も少なくなかった。

握力の弱い者が安定して柄を握るためには、柄の下部等に指を入れる孔を作り、その縁に指を固定する事で安定して柄を握る事が出来るのではと考えた。

そこで、従来の包丁と従来の包丁の刃を付けている、金属の部分を柄の下部の一部まで（図２）又は、柄尻部まで（図３）延長し、柄の下部に指を入れる孔を付けた。

指を孔に入れる事で、手が前後に滑る事が無いので安定した握りが出来るようになった。又従来の刃尻の部分の危険感も、気にする必要が無くなった。

考案を実施するための最良の形熊

柄下部に作った指を入れる孔は、ゆとりのある大きさにしているので、しっかり握りたい時は孔の前の縁、又は後の縁に指が食い込むほど押し付けて握れば、最強の固定感が得られる。

本考案に係る従来の包丁の金属の部分に安定した握りをするための孔を付けた包丁の図従来の包丁の刃尻の金属の部分を、柄の下部の一部まで延長し指を入れる孔を付けた包丁の図である。金属の部分を柄尻部まで延長し指を入れる孔を付けた包丁の図である。

符号の説明

１安定した握りをするために付けた指孔
２包丁の柄
３刃尻の部分 ○刃の部分は従来の包丁と同じで柄先下部までとする。