JP3145181U - 熱均等分布式ｌｅｄ灯管 - Google Patents

Abstract

【課題】管体内の熱気を迅速に排出し、ＬＥＤの使用寿命を増長し、修理及び使用のコストを減少させるＬＥＤ灯管ヒートシンク構造を提供する。
【解決手段】ＬＥＤ灯管ヒートシンク構造は、管体内に照射面及びヒートシンク面を有する回路板を収容し、回路板の照射面は、複数のＬＥＤ灯を敷設し、電気接続し、２つの導体接続スリーブは、それぞれ管体の２つの末端に套設し、且つ回路板と電気接続し、管体は、回路板のヒートシンク面の２つの端面にそれぞれに少なくとも１つのヒートシンク孔を開設する。これにより、外部の空気を管体の１つの端面のヒートシンク孔から管体に進入させ、管体のもう１つの端面のヒートシンク孔から散逸し、管体内の熱量の隔離を達成する。
【選択図】図２

Description

本考案は、ＬＥＤ灯管に関し、特に、ヒートシンク孔を有するＬＥＤ灯管に関する。

発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)は、低エネルギー消耗、省電力、体積が小さく、高速反応等の利点を有するので、既に、従来の電球に取って代わり、各種発光装置中に応用されている。

ＬＥＤを通常の灯管に応用した構造方式は、図１に示すようであり、透光管体１０ａ内に回路板２０ａを設け、回路板２０ａ上に複数のＬＥＤ灯３０ａを敷設し、透光管体１０ａの２つの末端に金属の導体接続スリーブ４０ａを套設し、導体接続スリーブ４０ａ上に導電端子４０１ａを設け、ＬＥＤ灯管は、両側の導電端子４０１ａを介して、灯ソケットに挿入設置され、それに電源を導通させ、ＬＥＤ灯３０ａを発光させる。ＬＥＤ灯３０ａが発生する熱量は、透光管体１０ａ内に集中し、管内の温度が過度に高くなり、ＬＥＤ発光効率が良好ではなくなり、更には、ＬＥＤの使用寿命が短縮するので、従来のＬＥＤ灯管は、２つの導電接続スリーブ４０ａの端面上にそれぞれヒートシンク孔１０１ａを開設し、透光管体１０ａ内の熱量が側端のヒートシンク孔１０１ａから散逸できるようにする。
しかしながら、この種のヒートシンク孔１０１ａを導体接続スリーブ４０ａ側端に設ける構造は、受熱後に上昇する空気の方向を変えて、側端のヒートシンク孔１０１ａから散逸する必要があるが、透光管体１０ａ内の熱気を迅速に外部に散逸するのに不利であり、ヒートシンク効率が良好ではないので、ＬＥＤ灯から発生する高熱に対して効率的に適時散逸することができず、ＬＥＤ灯の寿命の短縮を引き起こし、修理および使用コスト増加を招き、需要に適合していない。
特開２００７−２５７９２８号公報

本考案の目的は、管体内の熱気を迅速に排出し、ヒートシンク作用を効率的に向上させ、ＬＥＤ灯の発光効率を維持し、ＬＥＤの使用寿命を増長し、修理及び使用コストを減少させ、実用性と便利性を増進するＬＥＤ灯管ヒートシンク構造を提供することである。

上記の目的を達成する為、本考案が提供するＬＥＤ灯管ヒートシンク構造は、管体内に照射面及びヒートシンク面を有する回路板を収容し、回路板の照射面は、複数のＬＥＤ灯を敷設し、電気接続し、２つの導体接続スリーブは、それぞれ管体の２つの末端に套設し、且つ回路板と電気接続し、管体は、回路板のヒートシンク面の２つの端面にそれぞれに少なくとも１つのヒートシンク孔を開設する。これにより、外部の空気を管体の１つの端面のヒートシンク孔から管体に進入させ、管体のもう１つの端面のヒートシンク孔から散逸し、管体内の熱量の隔離を達成する。

すなわち、請求項１の考案は、管体と、該管体内部に収容され、照射面とヒートシンク面を有する回路板と、該回路板の照射面に敷設され、且つ該回路板と電気接続する複数のＬＥＤ灯と、それぞれ、該管体の２つの末端に套設され、且つ該回路板と電気接続する２つの導体接続スリーブとを含み、そのうち、該管体が該回路板のヒートシンク面の２つの端面にそれぞれ少なくとも１つのヒートシンク孔を開設するＬＥＤ灯ヒートシンク構造である。
請求項２の考案は、前記管体は、透光性のプラスチックから構成される請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造である。
請求項３の考案は、前記ヒートシンク孔が複数設けられる請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造である。
請求項４の考案は、前記ＬＥＤ灯が該回路板の照射面に間隔を置いて配列され設置される請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造である。

従来のＬＥＤ灯管と比較して、本考案のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造は、管体内の熱気を迅速に排出し、効率的にヒートシンク作用を向上させ、更に、ＬＥＤ灯の発光効率を維持し、ＬＥＤの使用寿命を増長し、修理及び使用のコストを減少することができる。

上記の目的及び効果を達成するため、本考案が採用する構造の技術的特徴及びその効果を理解し易くするため、図面及び本考案の実施例と合わせて以下にその特徴および機能を説明する。

図２、図３は、本考案の実施例の立体外観図及び断面説明図である。
本考案の実施例のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造は、管体１０内に回路板２０を収容し、該管体１０は、透光性を有するプラスチックから構成され、管体１０の一側の２つの端面にそれぞれ少なくとも１つのヒートシンク孔１１を開設し、本実施例においては、管体１０の左右一側の２つの端面にそれぞれ２つのヒートシンク孔１１を設け、実際の実施時には、必要に応じたヒートシンク孔１１の数量を設けることができる。回路板２０は、照射面２１及びヒートシンク面２２を有し、複数のＬＥＤ灯３０は、回路板２０と電気接続し、回路板２０の照射面２１上に間隔を置いて配列設置される。そのうち、該回路板２０のヒートシンク面２２は、管体１０が開設するヒートシンク孔１１に向き、管体１０内に収容される。

管体１０の２つの末端にそれぞれ回路板２０と電気接続する導体接続スリーブ４０を套設し、導体接続スリーブ４０の端面に導電端子４１を凸設し、該導電端子４１は、灯ソケットに挿入され、ＬＥＤ灯管が必要な電力を提供する。

図４は、本考案の実施例の使用説明図である。
図４に示すように、本考案の実施例のＬＥＤ灯管は、カバー板の灯ソケット８０内に取り付けられ、灯ソケット８０内に挿入ソケット８１を設け、管体１０の２つの端の導体接続スリーブ４０の導電端子４１は、それぞれ挿入ソケット８１中に挿入され、電源を導通させ、回路板２０の照射面２１のＬＥＤ灯３０を発光させ、一定時間使用した後、ＬＥＤ灯３０が発生する熱が回路板２０のヒートシンク面２２から散逸され、管体１０内に集中し、この時、外部の空気が管体１０の１つの端面のヒートシンク孔１１から管体１０内に進入し、管体１０内の熱量を吸収し、管体１０内壁に沿って流動し、受熱後の空気が管体１０のもう１つの端面のヒートシンク孔から散逸され、管体１０内の熱量を取り去ることができる。また、自然対流の進行に影響を与えない情況の下、複数のヒートシンク１１を増設し、熱気の散逸を加速することができる。

従って、本考案の実施例のＬＥＤ灯管の散逸構造は、管体の２つの端面にそれぞれヒートシンク穴を開設し、空気を管体の１つの端面のヒートシンク孔から進入させ、管体内の熱量を吸収し、受熱後の空気が管体のもう１つの端面のヒートシンク孔から直接散逸されるようにする。従来のＬＥＤ灯管と比較して、本考案は、管体内の熱気を迅速に排出し、効果的にヒートシンク効率を向上させ、更に、ＬＥＤ灯の発光効率を維持し、ＬＥＤの使用寿命を増長し、修理及び使用のコストを減少することができる。

なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。

従来のＬＥＤ灯管構造である。 本考案の実施例の立体外観図である。 本考案の実施例の断面説明図である。 本考案の実施例の使用説明図である。

符号の説明

１０ａ 透光管体
１０１ａ ヒートシンク孔
２０ａ 回路板
３０ａ ＬＥＤ灯
４０ａ 導体接続スリーブ
４０１ａ 導電端子
１０ 管体
１１ ヒートシンク孔
２０ 回路板
２１ 照射面
２２ ヒートシンク面
３０ ＬＥＤ灯
４０ 導体接続スリーブ
４１ 導電端子
８０ 灯ソケット
８１ 挿入ソケット

Claims (4)

1. 管体と、
   該管体内部に収容され、照射面とヒートシンク面を有する回路板と、
   該回路板の照射面に敷設され、且つ該回路板と電気接続する複数のＬＥＤ灯と、
   それぞれ、該管体の２つの末端に套設され、且つ該回路板と電気接続する２つの導体接続スリーブと、
   を含み、そのうち、該管体が該回路板のヒートシンク面の２つの端面にそれぞれ少なくとも１つのヒートシンク孔を開設するＬＥＤ灯ヒートシンク構造。
2. 前記管体は、透光性のプラスチックから構成される請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造。
3. 前記ヒートシンク孔が複数設けられる請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造。
4. 前記ＬＥＤ灯が該回路板の照射面に間隔を置いて配列され設置される請求項１に記載のＬＥＤ灯管ヒートシンク構造。

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