JP3143383U - 霊標 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱いが容易で、豪華さや威厳を持たせた霊標を提供する。
【解決手段】基台石の左右に一対の支柱を立設し、両支柱には相対する面に縦方向の溝を設け、当該溝に飾り板の両側を嵌合し、更に飾り板の表裏側に、クリスタルガラス又は強化ガラスからなる縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板を着脱自在に配設し、当該霊標素地板と飾り板及び一対の支柱上部に笠石を嵌合してなる霊標であるから、霊標素地板に戒名等を記す際にも笠石のみを外せば素地板は容易に取外すことができ、しかも軽量であるため持ち運びも容易もある。また霊標素地板の表面に仏画等を表現し、その上にクリスタルガラス又は強化ガラスの霊標素地板があるので飾り板の仏画は鮮明に現れる。
【選択図】図1

Description

本考案は、墓石の横等に立設する霊標の改良に関するものである。
霊標はもともと墓石の後面に戒名等を記していたものが、追加の戒名が書ききれなくなったときに、別の板に戒名を書いたのが始まりといわれており、それが現在の基台石の上に一枚の平板からなる霊標を立設する形式になったのである。
一枚板からなる霊標は、戒名等を新しく加える際には、当該一枚板の霊標に戒名等の文字を彫って加える必要があったが、文字を刻設するには重い一枚板の霊標を持ち運ぶ必用があり、他の墓石が立ち並ぶ墓地で重量物の霊標の持ち運びには危険性も伴っていた。また重量物を取外し持ち運ぶということは文字刻設単価にも影響を及ぼし刻設価格が高くなっていたのである。現在では持ち運び容易な文字刻設装置が市販されており、現地で刻設することもできるが、当該刻設装置では彫った文字が小さく深さも浅いという問題もあった。しかも、単なる一枚板と言うことで霊標としての豪華さや威厳等に物足りないという問題もあった。
そのような問題に考慮して、基台石の左右に立設する一対の支柱と、支柱間に着脱自在に立設される縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板と、当該霊標素地板及び一対の支柱上部に嵌合する笠石とからなる霊標が開発され、霊標に新たに戒名等を加える際には、笠石のみを取り外して、一枚の短冊形の霊標素地だけを抜き取って当該霊標素地板に戒名等を刻設すればよく取り扱いの容易さは格段に進歩したが、霊標素地板は表面を単に磨いてあるだけの板体であり、豪華さや威厳を追求するにはまだまだ問題が残されていたのである。
解決しようとする問題点は、霊標が豪華さや威厳に乏しいこと、それが考案が解決しようとする課題である。
課題を解決するための手段としては、霊標は取り扱いの容易なものとし、更に豪華さや威厳を持たせたものにすることである。
本考案は、基台石の左右に一対の支柱を立設し、両支柱には相対する面に縦方向の溝を設け、当該溝に飾り板の両側を嵌合し、更に飾り板の表裏側に、はクリスタルガラス又は強化ガラスからなる縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板を着脱自在に配設し、当該霊標素地板と飾り板及び一対の支柱上部に笠石を嵌合してなる霊標であるから、霊標素地板に戒名等を記す際にも笠石のみを外せば素地板は容易に取外すことができ、しかも軽量であるため持ち運びも容易もある。また霊標素地板の表面に仏画等を表現し、その上にクリスタルガラス又は強化ガラスの霊標素地板があるので飾り板の仏画は鮮明に現れる。また飾り板4を陶磁器製とした場合は、その表面に表現する仏画15等も極彩色とすることができることから、霊標そのものが豪華であり且つ優美で威厳を持った霊標とすることができる等、極めて顕著なる効果を有するものである。
本考案は、基台石の左右に一対の支柱を立設し、両支柱には相対する面に縦方向の溝を設け、当該溝に飾り板の両側を嵌合し、更に飾り板の表裏側に、はクリスタルガラス又は強化ガラスからなる縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板を着脱自在に配設し、当該霊標素地板と飾り板及び一対の支柱上部に笠石を嵌合してなる霊標であり、更には、前記飾り板が一枚の石板であり、当該石板の表面と裏面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を刻設してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板が二枚の石板であり、当該二枚の石板の夫々の表面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を刻設し、裏面同士を合わせて支柱間に嵌合してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板が一枚の陶磁器板であり、当該陶磁器板の表面と裏面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を表現してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板が二枚の陶磁器板であり、当該二枚の陶磁器板の夫々の表面に、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を表現し、裏面同士を合わせて支柱間に嵌合してなる請求項1の霊標を呈せんとするものである。
霊標1は、主として基台石2、一対の支柱3、飾り板4、複数枚の霊標素地板5、笠石6により構成される。
基台石1は平たい長尺の直方体形状であり、その上面の両端部内方にはそれぞれ穴7を穿っている。当該穴7に支柱3の下面に設けた凸部8を嵌合すべく構成している。更に、穴7と相対する穴7の間には飾り板4及び霊標素地板5の下端部を挿入する溝9を形成している。
笠石6の下面両端内方には、支柱3の上面に設けた凸部8を嵌合する穴10を穿っており、更に穴10と相対する穴10間には飾り板4及び霊標素地板5の上端部を挿入する溝11を形成している。笠板6の形状は本実施例においては屋根型としているが、当該形状に限定を受けるものではない。
前記実施例においては、支柱3の上下面に凸部8を設けているが、図4に示すように、支柱3の上下面にそれぞれ穴12を穿ち、当該穴12にピン13を用いて支柱3と基台石2、支柱3と笠板6を固定することもできる。
支柱3の内側の面に縦方向の溝14を形成し、飾り板4の横方向両端及び両端部に位置する霊標素地板5の側面を当該溝14に嵌合する。この場合、両端部の霊標素地板5は溝14の深さだけ幅広くしておくことが必用である。
飾り板4はその表面に、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画15を刻設している。本考案実施例においては、二枚の石板とし、当該二枚の石板の夫々の表面に仏画等を刻設し、当該二枚の石板の両裏面を合わせて両支柱3間に嵌合している。しかし、これは二枚の石板に限定されるものではなく、一枚の石板の表裏に仏画等を刻設してもよい。
更に飾り板4のその他の実施例として、当該飾り板4を二枚の陶磁器板とし当該二枚の陶磁器板の夫々の表面に仏画等を表現し、当該二枚の陶磁器板の両裏面を合わせて両支柱3間に嵌合している。これは二枚の陶磁器板に限定されるものではなく、一枚の陶磁器板の表裏に仏画等を表現してもよい。陶磁器製の場合、その表面に表現する仏画15等を極彩色とすることができる。
霊標素地板5は、クリスタルガラス又は強化ガラスからなり、飾り板4を介して表裏に横に並べて立設している。
霊標素地板5には、戒名、俗名、没年月日、経歴16等を記している。記す方法としては、サンドブラスト工法があげられる。この際、文字の刻設は、表面に正規に刻設するものであるが、裏面より鏡文字で刻設してもよい。
全体の構成としては、基台石2に一対の支柱3、3を凸部8或いはピ13を介して立設し、当該支柱3、3間に飾り板4及び霊標素地板5、5・・・を基台石2に設けた溝9に下端部を挿入して並列に立設する。次いで、笠板6の下面に設けた溝11に飾り板4及び霊標素地板5、5・・・の上端を挿入し、更に支柱3、3の上面の凸部8或いはピン13を介して笠石6を固定して霊標1とするものである。尚、本実施例の図面において正面図と背面図にそれぞれ仏画を描いているが、当該仏画に限定を受けるものではない。
基台石2の左右に一対の支柱3、3を立設し、両支柱3、3には相対する面に縦方向の溝14を設け、当該溝14に飾り板4の両側を嵌合し、更に飾り板4の表裏側には、クリスタルガラス又は強化ガラスからなる縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板5、5・・・を着脱自在に配設し、当該霊標素地板5、5・・・と飾り板4及び一対の支柱3、3上部に笠石6を嵌合してなる霊標1であり、更には、前記飾り板4が一枚の石板であり、当該石板の表面と裏面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画15を刻設してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板4が二枚の石板であり、当該二枚の石板の夫々の表面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画15を刻設し、裏面同士を合わせて支柱3、3間に嵌合してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板4が一枚の陶磁器板であり、当該陶磁器板の表面と裏面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画15を表現してなる請求項1の霊標であり、更には、前記飾り板4が二枚の陶磁器板であり、当該二枚の陶磁器板の夫々の表面に、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画15を表現し、裏面同士を合わせて支柱3、3間に嵌合してなる請求項1の霊標であるから、霊標素地板5に戒名16等を記す際にも笠石6のみを外せば素地板5は容易に取外すことができ、しかも軽量であるため持ち運びも容易である。また飾り板4の表面に仏画15等を表現し、その上にクリスタルガラス又は強化ガラスの霊標素地板5があるので、飾り板4の仏画15は鮮明に現れることから、霊標1そのものが豪華であり且つ優美で威厳を持った霊標1とすることができる。更に、霊標素地板5に戒名16等をサンドブラスト工法により刻設するのも、素地板5の裏面より鏡文字で刻設すれば、刻設された文字が風雨にさらされてほこりが溜まって汚れるなどの憂いもなく、飾り板4の仏画15が汚されることもなく、しかも戒名16等も鮮明に読み取ることができる。また飾り板4を陶磁器製とする場合も、近年開発された強化磁器、αアルミナ粒子を加えて強度を大にしたものであるが、通常の磁器に比して強度は2〜3倍となり、しかも傷もつき難く、霊標1の中心基盤となる飾り板4としても充分に耐えられるものである等、産業上での利用可能性は極めて大きいものがある。
霊標の正面図 霊標の背面図 一部断面した霊標の側面図 一部断面した霊標の側面図 一部断面した霊標の側面図 支柱の斜視図
符号の説明
1 霊標
2 基台石
3 支柱
4 飾り板
5 霊標素地板
6 笠石
7 基台石の穴
8 支柱の凸部
9 基台石の溝
10 笠石下面の穴
11 笠石下面の溝
12 支柱の穴
13 ピン
14 支柱内側の溝
15 仏画等
16 戒名等

Claims (5)

  1. 基台石の左右に一対の支柱を立設し、両支柱には相対する面に縦方向の溝を設け、当該溝に飾り板の両側を嵌合し、更に飾り板の表裏側には、クリスタルガラス又は強化ガラスからなる縦方向に長い短冊形の複数枚の霊標素地板を着脱自在に配設し、当該霊標素地板と飾り板及び一対の支柱上部に笠石を嵌合してなる霊標。
  2. 前記飾り板が一枚の石板であり、当該石板の表面と裏面には仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を刻設してなる請求項1の霊標。
  3. 前記飾り板が二枚の石板であり、当該二枚の石板の夫々の表面に、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を刻設し、裏面同士を合わせて支柱間に嵌合してなる請求項1の霊標。
  4. 前記飾り板が一枚の陶磁器板であり、当該陶磁器板の表面と裏面には、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を表現してなる請求項1の霊標。
  5. 前記飾り板が二枚の陶磁器板であり、当該二枚の陶磁器板の夫々の表面に、仏を敬い、且つ慈しみ得る仏画或いは絵画を表現し、裏面同士を合わせて支柱間に嵌合してなる請求項1の霊標。
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