JP3142941U - Icタグリーダ携帯通信端末 - Google Patents

Icタグリーダ携帯通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP3142941U
JP3142941U JP2008002501U JP2008002501U JP3142941U JP 3142941 U JP3142941 U JP 3142941U JP 2008002501 U JP2008002501 U JP 2008002501U JP 2008002501 U JP2008002501 U JP 2008002501U JP 3142941 U JP3142941 U JP 3142941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
rfid
memory
rfid protocol
tag reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008002501U
Other languages
English (en)
Inventor
比斗志 原
Original Assignee
株式会社ビットコーン研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=41200666&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3142941(U) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 株式会社ビットコーン研究所 filed Critical 株式会社ビットコーン研究所
Priority to JP2008002501U priority Critical patent/JP3142941U/ja
Priority to US12/213,976 priority patent/US20090261949A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3142941U publication Critical patent/JP3142941U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10297Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves arrangements for handling protocols designed for non-contact record carriers such as RFIDs NFCs, e.g. ISO/IEC 14443 and 18092
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/18Multiprotocol handlers, e.g. single devices capable of handling multiple protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】従来の装置よりも小型化が可能、かつ少なくとも2つのRFIDプロトコルISO15693、ISO14443に対して切り替え操作なしにデータの読出しが可能なICタグリーダ携帯通信端末を提供する。
【解決手段】プロトコルを特定するプロトコルIDが予め決められた順番で並べられた組を1つ以上記憶するメモリ16と、いずれかのプロトコルIDの組の指定をユーザに可能とする操作入力部13と、指定されたプロトコルIDの組の先頭から順にプロトコルIDをメモリ16から読み出して出力するコントローラ12と、切り替えて接続可能な複数の回路であって、上記のプロトコルIDの組によって特定される全プロトコルのそれぞれで、非接触通信を可能とするように組み合わせることができる回路を有し、コントローラ12から入力されたプロトコルIDに応じて回路を切り替えて接続し非接触通信を行う非接触リーダ部11と、を備える構成を有している。
【選択図】図2

Description

本考案は、それぞれ異なる規格に準拠して動作する複数のRFIDタグからデータを読み出すためのICタグリーダ携帯通信端末に関する。
RFID(Radio
Frequency IDentification)タグは、トレーサビリティ等の利便性の観点から、配達、輸送等において使用され普及しつつある。しかしながら、近年の地域毎の規格(所謂プロトコル。以下、RFIDプロトコルという。)の相違は、これらのRFIDタグの利用の妨げともなりかねない。具体的には、欧米ではISO15693が主流となりつつあり、日本ではISO14443等が有望視されている。
従来、それぞれ異なるRFIDプロトコルで動作する複数のRFIDタグ部を内蔵するRFIDタグ(以下、複数内臓RFIDタグという。)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、複数内臓RFIDタグからのデータの読み出しのために、RFIDプロトコル毎のICタグリーダを1台の装置内に設けることが示唆されている。
特開2007−334703号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来のRFIDリーダライタ装置では、装置の大規模化、操作性の低下等が生じてしまうという問題を有していた。これは、RFIDプロトコル毎にICタグリーダを設け、RFIDプロトコルを検出する必要があるからである。
以上の現状に鑑み、本考案の目的は、従来のRFIDリーダ装置よりも小型化が可能であり、かつ少なくとも2つのRFIDプロトコルISO15693、ISO14443に対して切り替え操作なしにデータの読出しが可能なICタグリーダ携帯通信端末を提供する。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。
請求項1に係る考案は、RFIDプロトコルを特定するRFIDプロトコルIDが予め決められた順番で並べられた組を1つ以上記憶するメモリと、いずれかの前記RFIDプロトコルIDの組の指定を含む所定の操作入力をユーザに可能とする操作入力部と、指定された前記RFIDプロトコルIDの組の先頭から順に前記RFIDプロトコルIDを前記メモリから読み出して出力するプロトコル適応コントローラと、切り替えて接続可能な複数の回路であって、前記メモリに格納された前記RFIDプロトコルIDの組のうちのいずれか1つ以上の組によって特定される全RFIDプロトコルのそれぞれで、非接触通信を可能とするように組み合わせることができる回路を有し、前記プロトコル適応コントローラから入力された前記RFIDプロトコルIDに応じて前記回路を切り替えて接続し非接触通信を行う非接触リーダ部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載のICタグリーダ携帯通信端末において、所定の情報を表示するディスプレイを備え、前記メモリが、所定のRFIDプロトコルとRFIDプロトコルIDとを対応付けて記憶し、前記プロトコル適応コントローラが、前記メモリが記憶するRFIDプロトコルを前記ディスプレイに表示させ、前記操作入力部を介して指定されたRFIDプロトコルに対応する前記RFIDプロトコルIDを前記メモリから抽出して、優先的に前記非接触リーダ部に出力することを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載のICタグリーダ携帯通信端末において、前記プロトコル適応コントローラが、前記操作入力部を介して指定された前記RFIDプロトコルIDの組に対して、特定される全てのRFIDプロトコルで非接触通信によってデータが読み出されないとき、前記RFIDプロトコルIDの組によって特定される全てのRFIDプロトコルを前記ディスプレイに表示させることを特徴とする。
請求項4に係る考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のICタグリーダ携帯通信端末において、前記プロトコル適応コントローラが、前記操作入力部を介したデータ読み出しの操作があったとき、使用地域に応じて予め決められた前記RFIDプロトコルIDの組を前記メモリから読み出して、RFIDプロトコルIDを順番に前記非接触リーダ部に出力することを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、RFIDプロトコルを特定するRFIDプロトコルIDが予め決められた順番で並べられた組を1つ以上記憶するメモリと、いずれかのRFIDプロトコルIDの組の指定を含む所定の操作入力をユーザに可能とする操作入力部と、指定されたRFIDプロトコルIDの組の先頭から順にRFIDプロトコルIDをメモリから読み出して出力するプロトコル適応コントローラと、切り替えて接続可能な複数の回路であって、メモリに格納されたRFIDプロトコルIDの組のうちのいずれか1つ以上の組によって特定される全RFIDプロトコルのそれぞれで、非接触通信を可能とするように組み合わせることができる回路を有し、プロトコル適応コントローラから入力されたRFIDプロトコルIDに応じて回路を切り替えて接続し非接触通信を行う非接触リーダ部と、を備えるため、従来のRFIDリーダ装置よりも小型化が可能であり、かつ少なくとも2つのRFIDプロトコルISO15693、ISO14443に対して切り替え操作なしにデータの読出しが可能なICタグリーダ携帯通信端末を実現することができる。
請求項2に係る考案によれば、上記請求項1の効果に加えて、所定の情報を表示するディスプレイを備え、メモリが、所定のRFIDプロトコルとRFIDプロトコルIDとを対応付けて記憶し、プロトコル適応コントローラが、メモリが記憶するRFIDプロトコルをディスプレイに表示させ、操作入力部を介して指定されたRFIDプロトコルに対応するRFIDプロトコルIDをメモリから抽出して、優先的に非接触リーダ部に出力するため、RFIDプロトコルが既知の場合、これを入力することによって作業能率を向上させることができる。
請求項3に係る考案によれば、上記請求項1又は請求項2の効果に加えて、プロトコル適応コントローラが、操作入力部を介して指定されたRFIDプロトコルIDの組に対して、特定される全てのRFIDプロトコルで非接触通信によってデータが読み出されないとき、RFIDプロトコルIDの組によって特定される全てのRFIDプロトコルをディスプレイに表示させるため、他のRFIDプロトコルへの切り替えの判断を容易にすることができ、もって作業性を向上させることができる。
請求項4に係る考案によれば、上記請求項1乃至請求項3のいずれか一項の効果に加えて、プロトコル適応コントローラが、操作入力部を介したデータ読み出しの操作があったとき、使用地域に応じて予め決められたRFIDプロトコルIDの組をメモリから読み出して、RFIDプロトコルIDを順番に非接触リーダ部に出力するため、操作入力の簡略化が可能である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案によるICタグリーダシステムの一実施例を模式的に示すブロック構成図である。本発明によるICタグリーダシステムは、インターネット等のネットワーク100を介して相互に通信可能に接続された、物品3に付されたRFIDタグ4から所定の格納情報を読み出すICタグリーダ携帯通信端末1と、物品3の詳細についての情報(以下、物品詳細情報という。)を管理する物品情報管理サーバ2と、を備える。
ここで、物品3は輸送される機械類、電気電子情報機器類、精密機械、輸送用機器等をいい、輸送用機器はさらに車両、パレット、ケース、小荷物等をいうものとする。ICタグリーダ携帯通信端末1は、基地局101を介してネットワーク100に接続可能になっている。
RFIDタグ4は例えば176byte等の記憶容量の不揮発メモリを有し、この不揮発メモリは所定の複数の記憶領域を有する。第1の記憶領域には、例えば、ネットワーク100上の物品情報管理サーバ2のアドレス(以下、サーバアクセス情報という。)が書き込まれる。第2の記憶領域には、例えば、物品3を特定する情報(以下、物品IDという。)が書き込まれる。この物品IDを介して、ICタグリーダ携帯通信端末1のユーザは、上記の物品詳細情報を取得可能となっている。第1の記憶領域と第2の記憶領域については、所定の権限の下でのみ書込み、消去及び変更が許可されるのでもよい。
図2は、本考案によるICタグリーダ携帯通信端末の一実施例を模式的に示すブロック構成図である。ICタグリーダ携帯通信端末1は、図2に示すように、RFIDタグ4から格納情報を読み出す第1の構成ユニット11、12と、通常の携帯通信端末機能等を有する第2の構成ユニット13〜17と、を備える。
第1の構成ユニットは、RFIDタグ4と非接触通信を行って格納情報を読み出す非接触リーダ部11と、RFIDプロトコルを特定する情報(以下、RFIDプロトコルIDという。)を非接触リーダ部11に出力するプロトコル適応コントローラ12と、を備える。ここで読み出される格納データとしては、
非接触リーダ部11は、例えば磁束結合又は電磁結合用のアンテナを介して非接触通信、即ち、パッシブタグに電力供給して行う通信、アクティブタグとの通信等が実現可能となっている。このために、非接触リーダ部11は、所定のRFIDプロトコル毎に非接触通信を行うための信号発生回路、給電回路、制御回路、検波回路等を有する。
ただし、所定の複数RFIDプロトコルに対して併用可能な上記の各回路については、代表となる回路が残され他の回路が削除されることは好ましい。これらの回路は、プロトコル適応コントローラ12から入力されるRFIDプロトコルIDに応じて、切り替えられて接続される。検波回路からは、RFIDタグ4から読み出した格納情報がプロトコル適応コントローラ12に出力される。
プロトコル適応コントローラ12は、RFIDプロトコルIDを非接触リーダ部11に出力して、非接触通信のための回路を切替え接続するプロトコル制御を行う。ここで、プロトコル制御に使用されるRFIDプロトコルIDは、複数のIDが所定の順番で組となってメモリ15に予め格納されている。また、RFIDプロトコルIDの組は、複数であってもよく、以下複数とする。
プロトコル適応コントローラ12は、これらの組のうちのいずれかを指定可能とするため、例えば組の特定情報(以下、組IDという。)をディスプレイ15に表示する。プロトコル適応コントローラ12は、また、必要に応じて先頭から1つ以上のRFIDプロトコルIDを組IDに対応させて表示するのでもよい。組IDが指定された場合、プロトコル適応コントローラ12は、非接触リーダ部11を介して非接触通信が実現される迄、非接触通信の不能を検知する毎に、この組内の順番にプロトコル制御を行うものとする。
なお、プロトコル適応コントローラ12は、操作入力部13を介して指定されたRFIDプロトコルIDを優先的に非接触リーダ部11に出力するのでもよい。この指定は、例えば、メモリ15が記憶するRFIDプロトコルを、プロトコル適応コントローラ12がディスプレイ15に表示させることによって可能になるのでもよい。この場合、プロトコル適応コントローラ12は、操作入力部13を介して指定されたRFIDプロトコルに対応するRFIDプロトコルIDをメモリから抽出して出力するように構成される。
なお、予め、使用される地域、国、領域等に応じたRFIDプロトコルIDがデフォルトで高い優先順位となるように配置されているのでもよい。これによって、ユーザは、RFIDプロトコルを意識することなくRFIDタグ4からデータを読み出すことができる。また、事前にRFIDプロトコルが知られている場合、上記のようにして既知のRFIDプロトコルIDの入力も可能となる。
第2の構成ユニット13〜17は、操作入力、データ入力等を可能にする操作入力部13と、所定の制御、処理等を行う制御処理部14と、所定のデータを表示可能なディスプレイ15と、所定のデータを記憶するメモリ16と、基地局101とネットワーク100を介した通信を可能にする端末側通信部17と、を備える。
操作入力部13は、携帯通信端末における通常の操作入力の他に、RFIDプロトコルIDの組の組IDの指定、RFIDプロトコルIDの入力、RFIDタグ4からの格納情報の読み出し開始等の操作、その他の操作入力が可能となっている。また、操作入力部13を介して、メモリ16に格納されたRFIDプロトコルIDの順番が変更可能になっているのでもよい。
ディスプレイ15は、通常の表示機能を有し、これ15には、例えば、指定対象の組ID、操作入力部13を介して入力されたRFIDプロトコルID等のデータが表示される。ディスプレイ15には、また、読み出したサーバアクセス情報及び物品ID、データ読出し不能を示す通知、対応するRFIDプロトコルID等が表示される。
メモリ16は、上記の組IDとRFIDプロトコルIDの組とを対応付けて記憶する。ここで、RFIDプロトコルIDは、RFIDプロトコルと対応付けられて格納されている。メモリ16は、また、デフォルトでRFIDプロトコルIDの組が指定可能な場合、この組を特定するデフォルトIDを記憶する。
このように構成されたICタグリーダ携帯通信端末1は、以下のように動作する。まず、操作入力部13を介したRFIDタグ4からのデータ読出しの操作入力を、制御処理部14が検知する。このデータ読出しの操作入力が検知されたとき、制御処理部14は、この検知信号(以下、データ読出し検知信号という。)をプロトコル適応コントローラ12に出力する。
ここで、上記のデータ読出しの操作入力には、組ID等の所定の情報が、添付可能となっている。ここで、組ID以外に、特定のRFIDプロトコルID等も添付可能となっている。添付された情報(以下、読出し添付情報という。)は、制御処理部14を介してプロトコル適応コントローラ12に出力される。
次に、プロトコル適応コントローラ12は、データ読出し検知信号が制御処理部14から入力されたとき、読出し添付情報が添付されているか否かを判断する。読出し添付情報が添付されている場合、プロトコル適応コントローラ12は、読出し添付情報に従って、RFIDプロトコルIDをメモリ16から読み出す。
ここで、読出し添付情報が組IDのとき、プロトコル適応コントローラ12は、組IDで指定されたRFIDプロトコルIDの組の先頭のRFIDプロトコルIDから順にメモリ16から読み出して非接触リーダ部11に出力する。読出し添付情報がRFIDプロトコルIDのとき、プロトコル適応コントローラ12は、このRFIDプロトコルIDを非接触リーダ部11に出力する。読出し添付情報がないとき、プロトコル適応コントローラ12は、デフォルトIDの先頭のRFIDプロトコルIDから順にメモリ16から読み出して非接触リーダ部11に出力する。
次に、非接触リーダ部11は、入力されたRFIDプロトコルIDでの非接触通信を可能とするように回路接続を行う。ただし、このように接続された回路が既に準備されている場合、その回路が指定される。非接触リーダ部11は、次に、RFIDタグ4から非接触通信を介してサーバアクセス情報と物品IDを読み出す。
ここで、非接触リーダ部11は、RFIDタグ4からのデータ読出しのために、RFIDプロトコルIDに従って所定の動作(以下、読出し動作という。)を行う。非接触リーダ部11は、読出し動作でサーバアクセス情報と物品IDを読み出すことができたとき、読み出したこれらの情報をプロトコル適応コントローラ12に出力する。読出し動作でデータ読出しができないとき、非接触リーダ部11は、この旨を示す読出し不能信号をプロトコル適応コントローラ12に出力する。
次に、プロトコル適応コントローラ12は、非接触リーダ部11から読出し不能信号が入力されたとき、次のRFIDプロトコルIDをメモリ16から読み出して非接触リーダ部11に出力する。ここで、読出し添付情報がRFIDプロトコルIDに対する読出し不能信号が入力されたとき、プロトコル適応コントローラ12は、データ読出しが完了しないことをディスプレイ15にする。
プロトコル適応コントローラ12は、また、所定の組の最後のRFIDプロトコルIDに対する読出し不能信号を受信したとき、データ読出しが完了しないことをディスプレイ15にする。このとき、プロトコル適応コントローラ12は、この組のRFIDプロトコルIDで特定される全てのRFIDプロトコルを更に表示するのでもよい。
次に、プロトコル適応コントローラ12は、非接触リーダ部11を介して非接触リーダ部11からサーバアクセス情報と物品IDが入力されたとき、これらの情報をメモリ16に格納する。次に、プロトコル適応コントローラ12は、端末側通信部17を介して、上記で格納されたサーバアクセス情報の物品情報管理サーバ2にアクセスし、物品IDを送信する。
ここで、物品情報管理サーバ2は、ICタグリーダ携帯通信端末1によってアクセスされたとき、添付された物品IDに対する物品詳細情報を検索し、ICタグリーダ携帯通信端末1が閲覧可能となる態様で送信する。プロトコル適応コントローラ12は、送信された物品詳細情報をディスプレイ15に表示させる。ICタグリーダ携帯通信端末1のユーザは、操作入力部13を介して、ディスプレイ15に表示された画面をスクロールする等によって、物品詳細情報を閲覧可能となる。
図3は、本考案によるICタグリーダシステムの他の実施例を模式的に示すブロック構成図である。図3に示すICタグリーダシステムにおいては、ネットワーク100上に、物品3を配達する配達業者の配達業者サーバ5が新たに接続されている。
配達業者サーバ5は、物品3の配達に関する情報(以下、物品配達情報という。)を格納する物品配達情報データベース51と、アクセスに応答して所定の制御を行い、物品配達情報を提供可能な制御処理部52と、必要に応じて行う本人認証を行う認証部53と、配達業者のICタグリーダ携帯通信端末1との通信を可能とする業者側通信部54と、を備える。
ここで、メモリ15には、配達業者サーバ5のアドレスが格納されているものとする。また、配達に先立ち、配達される物品毎、配達毎等に物品配達情報が業者側で作成され、配達物品IDと対応付けられて物品配達情報データベース51に格納されているものとする。この配達物品IDは、対応する物品3に付されたRFIDタグ4の書込み可能な第3のアドレスに格納される。
ここで、物品配達情報には、配達品、配達先名、配達先住所、配達先電話番号、配達期限、依頼者名、依頼者住所、依頼者連絡先等の情報が含まれる。また、遠方、海外等への配達の場合、物品配達情報には、港、空港等の輸送施設、輸送機関名、便名、輸送の年月日、時間等が必要に応じて含まれる。
以下、図3に示す実施例におけるICタグリーダ携帯通信端末1の動作について説明する。まず、プロトコル適応コントローラ12が、ユーザの操作に応じて、非接触リーダ部11を制御して上記の第3の記憶領域に書き込まれた配達物品IDをRFIDタグ4から読み出す。次に、プロトコル適応コントローラ12が、メモリ15に格納された配達業者サーバ5のアドレスを読み出し、端末側通信部17を介してアクセスし、配達物品IDに対応する物品配達情報を取得する。これによって、業者は、配達対象の物品3の配達先、他の輸送の必要性等を知得可能になり、荷物の引渡し引継ぎ等における利便性の向上が可能となる。
本発明によるICタグリーダ携帯通信端末は、機械、電気機器、精密機械等の輸送される物品、パレット、ケース、小荷物、輸送車両等に取り付けられた異なるRFIDプロトコルに準じたRFIDタグからの情報を読み取り可能とし、輸送産業、電子部品製造業、情報通信機器製造業等において利用可能である。
本考案によるICタグリーダシステムの一実施例を模式的に示すブロック構成図である。 本考案によるICタグリーダ携帯通信端末の一実施例を模式的に示すブロック構成図である。 本考案によるICタグリーダシステムの他の実施例を模式的に示すブロック構成図である。
符号の説明
1 ICタグリーダ携帯通信端末
2 物品情報管理サーバ
3 物品
4 RFIDタグ
5 配達業者サーバ
11 非接触リーダ部
12 プロトコル適応コントローラ
13 操作入力部
14 制御処理部
15 ディスプレイ
16 メモリ
17 端末側通信部
21 物品詳細情報データベース
22 制御処理部
23 通信部
51 物品配達情報データベース
52 制御処理部
53 認証部
100 ネットワーク
101、102 基地局

Claims (4)

  1. RFIDプロトコルを特定するRFIDプロトコルIDが予め決められた順番で並べられた組を1つ以上記憶するメモリと、
    いずれかの前記RFIDプロトコルIDの組の指定を含む所定の操作入力をユーザに可能とする操作入力部と、
    指定された前記RFIDプロトコルIDの組の先頭から順に前記RFIDプロトコルIDを前記メモリから読み出して出力するプロトコル適応コントローラと、
    切り替えて接続可能な複数の回路であって、前記メモリに格納された前記RFIDプロトコルIDの組のうちのいずれか1つ以上の組によって特定される全RFIDプロトコルのそれぞれで、非接触通信を可能とするように組み合わせることができる回路を有し、前記プロトコル適応コントローラから入力された前記RFIDプロトコルIDに応じて前記回路を切り替えて接続し非接触通信を行う非接触リーダ部と、を備えることを特徴とするICタグリーダ携帯通信端末。
  2. 所定の情報を表示するディスプレイを備え、
    前記メモリが、所定のRFIDプロトコルとRFIDプロトコルIDとを対応付けて記憶し、
    前記プロトコル適応コントローラが、前記メモリが記憶するRFIDプロトコルを前記ディスプレイに表示させ、前記操作入力部を介して指定されたRFIDプロトコルに対応する前記RFIDプロトコルIDを前記メモリから抽出して、優先的に前記非接触リーダ部に出力することを特徴とする請求項1に記載のICタグリーダ携帯通信端末。
  3. 前記プロトコル適応コントローラが、前記操作入力部を介して指定された前記RFIDプロトコルIDの組に対して、特定される全てのRFIDプロトコルで非接触通信によってデータが読み出されないとき、前記RFIDプロトコルIDの組によって特定される全てのRFIDプロトコルを前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICタグリーダ携帯通信端末。
  4. 前記プロトコル適応コントローラが、前記操作入力部を介したデータ読み出しの操作があったとき、使用地域に応じて予め決められた前記RFIDプロトコルIDの組を前記メモリから読み出して、RFIDプロトコルIDを順番に前記非接触リーダ部に出力することを特徴とする請求項1乃至請求3項のいずれか一項に記載のICタグリーダ携帯通信端末。
JP2008002501U 2008-04-18 2008-04-18 Icタグリーダ携帯通信端末 Expired - Fee Related JP3142941U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002501U JP3142941U (ja) 2008-04-18 2008-04-18 Icタグリーダ携帯通信端末
US12/213,976 US20090261949A1 (en) 2008-04-18 2008-06-26 Mobile communication terminal with IC tag reader

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002501U JP3142941U (ja) 2008-04-18 2008-04-18 Icタグリーダ携帯通信端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3142941U true JP3142941U (ja) 2008-07-03

Family

ID=41200666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008002501U Expired - Fee Related JP3142941U (ja) 2008-04-18 2008-04-18 Icタグリーダ携帯通信端末

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090261949A1 (ja)
JP (1) JP3142941U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103955665A (zh) * 2014-05-05 2014-07-30 中邮科通信技术股份有限公司 具有身份证rfid读取的阅读装置及其应用方法
US10373096B2 (en) * 2017-02-27 2019-08-06 International Business Machines Corporation Automatically caching and sending electronic signatures
JP7157695B2 (ja) * 2019-03-27 2022-10-20 株式会社野村総合研究所 ユーザ位置情報検知追跡システム
US10720966B1 (en) * 2019-07-22 2020-07-21 Alibaba Group Holding Limited Near field communication device and information processing method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6617962B1 (en) * 2000-01-06 2003-09-09 Samsys Technologies Inc. System for multi-standard RFID tags
US20060267733A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Psc Scanning, Inc. Apparatus and methods for saving power in RFID readers
US8967476B2 (en) * 2005-09-09 2015-03-03 Assa Abloy Ab Synchronization techniques in multi-technology/multi-frequency RFID reader arrays
KR100749818B1 (ko) * 2005-09-23 2007-08-17 한국전자통신연구원 Rfid 시스템에 있어서의 멀티 태그 인식 장치 및 그방법
US7952464B2 (en) * 2006-10-05 2011-05-31 Intermec Ip Corp. Configurable RFID tag with protocol and band selection

Also Published As

Publication number Publication date
US20090261949A1 (en) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11587034B2 (en) Robot-based warehouse order picking method, apparatus and system, electronic device, and storage medium
US10479603B2 (en) Control system
JP3142941U (ja) Icタグリーダ携帯通信端末
JPWO2005110896A1 (ja) 倉庫管理システム
JP3643111B1 (ja) 資産管理システム
US11042835B2 (en) Point of purchase packaging
CN115668244A (zh) 辅助用户打包及配送商品的方法及装置
US20090201304A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method and program
JP2019112231A (ja) 物品管理システム及び物品管理モジュール
JP4435030B2 (ja) 物品管理システム、サーバ装置、物品管理方法、およびプログラム
JP2021054604A (ja) ピッキングシステム、サーバ、方法、プログラム、および端末
JP2006338120A (ja) 非接触型リーダライタシステム
JP2019032764A (ja) 読取システム
JP3189204U (ja) Icタグリーダー携帯情報端末
JP2006160388A (ja) ピッキングシステム
US20240177101A1 (en) Management apparatus, management system, management method and management program
CN113673921B (zh) 配送管理系统、配送管理方法及配送管理程序
WO2018047418A1 (ja) 入出庫作業支援システム、入出庫作業支援方法、及びプログラム
JP2012158455A (ja) 在庫管理装置及びそのプログラム
KR20180122760A (ko) 상품 유통 관리 방법 및 이를 위한 시스템
CN108053006B (zh) 卷烟机换牌辅料入库系统及入库方法
KR100762625B1 (ko) 무선 주파수 식별 서비스를 이용하기 위한 이동 단말의태그 리더 장치 및 이를 위한 태그정보 정렬 방법
KR102228878B1 (ko) 배송 관리 어플리케이션을 실행시키는 방법, 및 배송 관리 서비스를 제공하는 서비스 서버
CN207882932U (zh) 新型快递运输箱体
KR101594919B1 (ko) Rfid 태그 인코딩 방법, 시스템 및 테이블탑 형태의 rfid 태그 인코딩 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees