JP3142842U - 蛇口用節水具およびその取り付け方法 - Google Patents

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進 宮部
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Abstract

【課題】既設の蛇口に節水具を取り付けることができ、さらに水の供給を止めることなく設置作業を行うことができ、かつ簡単な構造で安価な蛇口用節水具を提供する。
【解決手段】蛇口1の操作ハンドル軸2の大径部6とパッキング板10の間に装着され、ハンドル軸2の移動量を制限することによって蛇口のコマ5の開口量を制限するようにしたもので、これによって不用意に多量の水を出すことがないようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は蛇口用節水具に関するもので、特に水の遮断をすることなく既設の蛇口に取り付け可能なものを提供するとともに、容易な取り付け方法を提供するものである。
近年、大都市への人口集中や生活様式の近代化に伴って都市の水使用量が増加傾向にあり、反対に水資源の枯渇が進行し水の節約は急務になってきた。このため多くの節水具が提案されている。
このような蛇口用節水具は、できるだけ設置の容易なものの開発が求められている。このような技術として例えば特許文献1に開示されたものがある。
登録実用新案3035709号公報 登録実用新案3041138号公報
特許文献1に開示されたものは蛇口のハンドルの回転量を制限することによって大きく蛇口を開けることを防止し、水の吐出し量を制限したものである。このものでは、既設の蛇口に節水具を取り付けることができ、さらに水の供給を止めることなく設置作業を行うことができる。
しかし特許文献1に記載のものは、特殊な形状のハンドルを準備する必要があり、どのような蛇口にでも適用できるものではないという問題がある。
また部品数が多く価格が高くなるため、節水による経済的効果を発揮するのに時間がかかるという問題があり、普及には困難なものである。
特許文献2に開示されたものは蛇口の出口に流体抵抗となる部材を取り付けるもので、これも既設の蛇口に節水具を取り付けることができ、さらに水の供給を止めることなく設置作業を行うことができる。
しかし、これも構造が複雑であり、製造コストが掛かるため普及には時間が掛かり、節水効果による経済的効果が出難いという問題がある。
本考案は既設の蛇口に節水具を取り付けることができ、さらに水の供給を止めることなく設置作業を行うことができ、かつ簡単な構造で安価な蛇口用節水具を提供しようとするものである。
本件考案は以上のような課題を解決するため、蛇口の操作ハンドルの軸に装着され、蛇口のコマの開口量を制限する移動制限を行うようにした。
本考案の蛇口用節水具は上記の如く構成したので、単に蛇口の操作ハンドルと上部蓋を外して、操作ハンドル軸に装着するだけであるので、極めて簡単に装着することができる。しかも水道の元栓を閉鎖することなく、他の水栓から水の供給を維持しながら取り付け工事を行うことができる。
また本考案の蛇口用節水具は操作ハンドルの動作範囲を制限するだけであるので、円筒形の部材で実現することができ安価に提供することができる。
本考案の請求項1に記載の考案は、蛇口の操作ハンドル軸に装着され、ハンドル軸の移動量を制限することによって蛇口のコマの開口量を制限する移動制限するようにしたものであり、操作ハンドルの移動距離が制限され、これによってコマの開口量が制限されるという作用を有する。
以下本考案の蛇口用節水具の実施例について図に沿って詳細に説明する。1は蛇口本体であり、ハンドル軸2が螺合している。またハンドル軸2の上端にはハンドル3が螺子4で取り付けられている。ハンドル軸2の下端にはコマ5が挿入されている。
さらにハンドル軸2は下端付近に大径部6が形成されている。この大径部6にコマ5の挿入穴が設けられ、また大径部6の外周に蛇口本体1と螺合するための螺子部7が形成されている。
8は上部蓋で蛇口本体1に螺合しており、この上部蓋8をハンドル軸2が貫通している。また上部蓋8の下にはグランドパッキング9が装着されている。このグランドパッキング9は蛇口本体1と上部蓋6との間の水密及びハンドル軸2と上部蓋8との間の水密を確保している。またグランドパッキング9の下には真鍮よりなるパッキング板10が取り付けられている。
11は蛇口用節水具であり、アルミニウムの円筒である。この蛇口用節水具11はハンドル軸2に装着されており、ハンドル軸2の大径部6とパッキング板10との間に位置する。
よって使用者がハンドル3を操作し、ハンドル軸2を上げるとコマ5も上昇して蛇口が開けられる。この時に、ある程度ハンドル軸2が上がると、図2に示すように大径部6とパッキング板10の間に蛇口用節水具11が挟まれた形になり、蛇口用節水具11がハンドル軸2のそれ以上の上昇を制限する。
つまりコマ5は大きく上昇することができず、蛇口から吐出される水の量が制限される。このようにして、蛇口用節水具11の働きによって不用意に多量の水が蛇口より供給されることがなく、節水を期待することができる。
特に本考案の蛇口用節水具11はアルミニウム等の腐食に耐える材料よりなるパイプを切断して制作することができ、容易に量産することができる。また蛇口用節水具11の長さを種々用意することによって、ハンドル軸2の上昇量を所望のものとすることができ、節水量も水の使用現場の事情に応じて設定することが容易に可能である。
以上の例では蛇口用節水具11としてアルミニウムを使用する例を示したが、これ以外にもステンレスや真鍮などの耐腐食性のある金属や、硬質塩化ビニールやスチロールなどの合成樹脂を使用してもよい。
しかし、アルミニウムは適度な柔らかさを有しており、ハンドル3の操作感がよく、ハンドル軸2の大径部6とパッキング板10を磨耗させることが少ない。
以上、本考案の蛇口用節水具11の構造と使用方法について説明したが、以下蛇口用節水具11の蛇口本体1への装着方法について説明を行う。
先ず図3に示すように蛇口本体1が閉鎖状態の時に、螺子4を緩めハンドル3をハンドル軸2から外す。
次に図4に示すように上部蓋8をスパナなどで回して緩め、蛇口本体1から外す。この時に、グランドパッキング9は上部蓋8の裏側に付いた状態で外れる。またパッキング板10を手で持ち上げて、ハンドル軸2から外す。
そして図5に示すように、本考案の蛇口用節水具11をハンドル軸2へ装着し、続いて図4の状態の逆操作でパッキング板10をハンドル軸2へ装着する。続いて上部蓋8を嵌め、スパナなどで蛇口本体1へ締め付ける。またハンドル3をハンドル軸2へ嵌め、螺子4を締め付けて、本考案の蛇口用節水具11の取り付け工事を終了する。
このように本考案の蛇口用節水具11の取り付け方法によると水道の元栓を締めることなく、工事対象の蛇口以外の機器の動作を止めることなく、簡単に工事を行うことができる。さらに、特殊な工具なども必要でなくコマの交換と同様の操作で蛇口用節水具11の取り付けを行うことができる。
本考案は、既設の蛇口に節水具を取り付けることができ、さらに水の供給を止めることなく設置作業を行うことができ、かつ簡単な構造の蛇口用節水具を提供する。
本考案の蛇口用節水具の実施例を示す断面図である。 本考案の蛇口用節水具の実施例を示す断面図である。 本考案の蛇口用節水具の取り付け過程を示す側面図である。 本考案の蛇口用節水具の取り付け過程を示す側面図である。 本考案の蛇口用節水具の取り付け過程を示す側面図である。
符号の説明
1 蛇口本体
2 ハンドル軸
3 ハンドル
4 螺子
5 コマ
6 大径部
7 螺子部
8 上部蓋
9 グランドパッキング
10 パッキング板
11 蛇口用節水具

Claims (4)

  1. 蛇口の操作ハンドル軸に装着され、ハンドル軸の移動量を制限することによって蛇口のコマの開口量を制限する移動制限するようにした蛇口用節水具。
  2. ハンドル軸に装着される円筒状である請求項1記載の蛇口用節水具。
  3. アルミニウムの円筒よりなる請求項2記載の蛇口用節水具。
  4. 蛇口を閉鎖した状態で、ハンドルと上部蓋を取り外し、ハンドル軸に蛇口節水具を挿入した後、上部蓋とハンドルとを取り付けるようにした蛇口用節水具の取り付け方法。
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