JP3142774U - ブラシ汚れ取り構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイク等用チェーンのブラシ汚れ取り構造を提供する。
【解決手段】台座31、上蓋及びブラシ4で構成された「ブラシ汚れ改良構造」であり、該台座は傾斜を具有する槽であり、該傾斜の最底部に排油孔を具有し、両端にそれぞれバイクチェーンを通して使う清掃槽口を具有する。該台座の片側は上蓋と連接し、別側は掛合部を具有する。該台座内にブラシを設置するための複数の固定レール315を設け、該上蓋の両側上縁の中心部にそれぞれ油孔を一つ設置し、蓋本体内側にある導油パイプ323が二つの油孔と繋がり、且つ該導油孔の上に複数の導油孔324を具有し、該上蓋の片側に掛合部と掛合できる掛合フック321を具有する。
【選択図】図3
【解決手段】台座31、上蓋及びブラシ4で構成された「ブラシ汚れ改良構造」であり、該台座は傾斜を具有する槽であり、該傾斜の最底部に排油孔を具有し、両端にそれぞれバイクチェーンを通して使う清掃槽口を具有する。該台座の片側は上蓋と連接し、別側は掛合部を具有する。該台座内にブラシを設置するための複数の固定レール315を設け、該上蓋の両側上縁の中心部にそれぞれ油孔を一つ設置し、蓋本体内側にある導油パイプ323が二つの油孔と繋がり、且つ該導油孔の上に複数の導油孔324を具有し、該上蓋の片側に掛合部と掛合できる掛合フック321を具有する。
【選択図】図3
Description
本考案はブラシの汚れ取り構造に関し、特にバイクのチェーンの清掃機械に用いる。該清掃機械を使用し、バイクチェーンに付着する油汚れやホコリなどの物質を徹底的に取り除くことで、スプロケットの摩擦損耗率を下げ、使用寿命を長くする。
図1及び図2に示すのは、従来技術のチェーン清掃機械である。本体1は主に上蓋11及び台座12によって構成する。該上蓋11及び台座12の内部に複数のブラシ13を設け、バイクチェーンを清掃する。該上蓋11及び台座12の片側に複数の導油孔14を設け、該台座12に排油孔15を設ける。該上蓋11の両側に掛合フックを設け、上蓋11及び台座12を蓋合する際、固定ベルト17で台座12を巻いてから上蓋11両側にある掛合フック16に掛合する。上蓋11及び台座12をバイクチェーンにセットし、バイクを起動してチェーンを回転させてから、導油孔14より清掃用油を注入してチェーンを洗い、油汚れを排油孔15より排出する。
上述のチェーン清掃機械はバイクチェーンの掃除をすることができるが、清掃効果及び全体構造に改善する余地がある。上蓋及び下蓋の結合が固定ベルトを巻いて固定する方法を用いるため、結合過程が不便であるだけでなく、結合後構造の安定性が不足する憂いがある。バイクを起動してチェーンを清掃する際、高速回転するため、チェーン清掃機にも高速摩擦が生じる。固定ベルトのみによる固定は、負荷しきれない可能性もある。更に清掃用油をチェーン清掃機械の片側に多くの注入点を設けているため、別側のチェーンは清掃用油が回らず清掃が不完全となる可能性がある。また、チェーン清掃機械は清掃用油を注入するのみで導流の機能がないため、清掃時に油の量をコントロールしにくく、油の浪費及び油の分布不均等による弊害が生じるため、更なる改善が必要であった。
特開平6−127340号公報
前記従来技術の欠点を解決するため、本考案はバイクチェーンを清掃する機能のほか、独特の導油パイプの導流機能を設置し、清掃終了後バイクチェーンに潤滑油を付け、チェーンの全ての部分に均等に油を回すことができるブラシ汚れ取り構造を提供することを主な課題とする。
前記課題を解決するために、本考案は「ブラシ汚れ取り構造」を提供するものであり、台座、上蓋及びブラシで構成されたものである。該台座は傾斜度の持つ槽であり、傾斜の最底部に排油孔を設置する。両端にバイクチェーンを入れるための清掃槽口を設け、該台座の片端と上蓋を接続する。別端に掛合部を設け、該台座内にブラシ設置用の数本の固定レールを設ける。該上蓋の両側上縁の中心部分に油孔を一つずつ設け、蓋本体内側に導油パイプを設けて二つの油孔と繋がる。また該導油孔の上に複数の導油孔を設け、該上蓋の片側に掛合フックを設け、掛合部と掛合する。ブラシをそれぞれ上蓋と台座内に設置してから、バイクチェーンを清掃槽口に横切るように置き、掛合部を掛合することで、上蓋をしっかりと固定し、清掃の前置作業が終了する。バイクを起動してチェーンを動かし始めると同時に、油孔より清掃用油を注入し、清掃作業を開始する。また、清掃後に汚れた油が排油孔より排出するため、迅速且つ低汚染、ローコスト及び高い効益が得られるチェーン清掃作業である。
本考案は上蓋及び台座は一体型の掛合構造であるため、合わせて固定するなど幾つかのステップのみで、素早く清掃の前準備がしやすく、且つ安定性の良いブラシ汚れ取り改良構造を案出した。清掃用油の導流効果を具有するだけでなく、上蓋にチェーンと平行する導油パイプを具有し、バイクのチェーンに清掃用油を均等に回すことができ、ベストな清掃効果及び清掃用油の節約、低汚染、ローコスト、高い効益に達する。
本考案はブラシ汚れ取り構造である。図3及び図4に示すのは、該ブラシ汚れ取り構造本体2は、清掃セット3及びブラシセット4を含み、該清掃セット3は台座31及び上蓋32を具有する。
該台座31は長方形槽の形態であり、底部に傾斜のあるデザインを具有する。該台座31の片側上縁が上蓋32と連接し、別側の上縁の掛合部312は上蓋32を掛合するためのものである。該台座31は両端にそれぞれ清掃槽口311を設け、該清掃槽口311はチェーンを通すためのものである。該台座31は両端底部にそれぞれ固定台314を具有し、該固定台314は本体2をバイクに固定し、清掃作業時に本体2をしっかりと固定するため、チェーンの動きで離脱することがなくなる。該台座31の両方の内側に複数の垂直に設置する固定レール315を設け、ブラシセット4を挿入設置する。該台座31の底部傾斜の最底部に排油孔313を設け、清掃後の汚れた油を排出する。
該上蓋32はアーチ型の長方形の形状であり、該上蓋32の片側は台座31と連接し、別端に掛合フック321を設け、該掛合フック321は上蓋32と台座31を蓋合する時、掛合部312と掛合し、上蓋32と台座31を固定する。該上蓋32は両端上縁のそれぞれの中心部に油孔322を設け、該油孔322より清掃用油を注入する。上蓋32の内側頂端にある導油パイプ323は二つの油孔322と繋がり、該導油パイプ323は清掃用油を均等に導流する。また、該導油パイプ323の上に複数の突出した導油孔324を設け、導油パイプ323内のある清掃用油を噴出する。
該ブラシセット4は第一ブラシ41及び第二ブラシ42を具有し、第一ブラシ41は底部両側からそれぞれ凸台411を延伸し、該凸台411は台座31の固定レール315と対応するもので、第一ブラシ41を台座31内に設置する。該第二ブラシ42の中心に通油孔421を設け、該通油孔421は、第二ブラシ42が上蓋32の導油孔324に固定しても、油孔324より油を出すことができる。ブラシセット4の第一ブラシ41を両側垂直に挿入設置し、第二ブラシ42は上下に設置することで、清掃したいチェーンを全面的に覆い、ベストな清掃効果に達する。
図5から図7に示すのは、バイクチェーンの清掃に応用した略図である。図5に示すように、まずブラシセット4の第一ブラシ41及び第二ブラシ42をそれぞれ台座31及び上蓋32の中に設置し、更に下から上方向にバイクの露出した一部のチェーン5を台座31の中に入れ、チェーンの両端は台座31両端の清掃槽口311より延伸する。上蓋32にある掛合フック321を掛合部312と掛合する。図6に示すように、最後に本体2を台座31の両端にある固定台314でバイク固定部品6と固定し、清掃前の前置作業が完了する。図7に示すのは、バイクを起動し、バイクチェーン5がエンジンにより回転し始めると同時に、上蓋32の両端の油孔322より清掃用油を注入する。清掃用油は油孔322より導油パイプ323に流入し、導油パイプ323より各導油孔324に導流し、噴出することで、バイクチェーン5は均等に油が回り、同時に清掃を開始する。清掃により汚れた油は排油孔313より排出するため、迅速且つ低汚染、ローコストに高い効益が得られるチェーン清掃作業である。
バイクチェーン5を清掃終了後に潤滑油を入れることもできる。油孔322より潤滑油を注入し、上述のステップを繰り返すだけで、迅速且つ均等に潤滑油をバイクチェーン5に付けることができる。
1 本体
11 上蓋
12 台座
13 ブラシ
14 導油孔
15 排油孔
16 掛合フック
17 固定ベルト
2 本体
3 清掃セット
31 台座
311 清掃槽
312 掛合部
313 排油孔
314 固定台
315 固定レール
32 上蓋
321 掛合フック
322 油孔
323 導油パイプ
324 導油孔
4 ブラシセット
41 第一ブラシ
411 凸台
42 第二ブラシ
421 油の通り道
5 バイクチェーン
6 バイク固定部品
11 上蓋
12 台座
13 ブラシ
14 導油孔
15 排油孔
16 掛合フック
17 固定ベルト
2 本体
3 清掃セット
31 台座
311 清掃槽
312 掛合部
313 排油孔
314 固定台
315 固定レール
32 上蓋
321 掛合フック
322 油孔
323 導油パイプ
324 導油孔
4 ブラシセット
41 第一ブラシ
411 凸台
42 第二ブラシ
421 油の通り道
5 バイクチェーン
6 バイク固定部品
Claims (6)
- 清掃セット及びブラシセットを含み、
該清掃セットにブラシセットを設置し、該清掃セットに上蓋及び台座を設け、該清掃セットに掛合フック及び掛合部を具有し、上蓋及び台座を掛合し、該台座の片側は上蓋の片側と連接し、
チェーンを台座に入れ、掛合フックで掛合部と掛合し、上蓋及び台座を固定すれば、清掃作業を開始することができることを特徴とするブラシ汚れ取り構造。 - 前記上蓋に一個或いは数個の導油パイプを設け、それぞれの導油パイプに対応する油孔及び一個或いは数個の導油孔を設け、該油孔より清掃用油を注入し、導油パイプより清掃用油を各導油孔に分流し、
該導油パイプは水平に上蓋内縁の中心部分に設け、清掃用油を均等に導流する効果を持つことを特徴とする請求項1記載のブラシ汚れ取り構造。 - 該台座にブラシセットを設置できる複数本の固定レールを設け、該ブラシセットに第一ブラシ及び第二ブラシを具有し、該第一ブラシにある凸台を固定レールに挿入し、該第二ブラシに通油孔を設け、導油孔と通じることを特徴とする請求項1記載のブラシ汚れ取り構造。
- 前記台座は傾斜度のある槽本体を具有し、傾斜の最底部に排油孔を具有することを特徴とする請求項1記載のブラシ汚れ取り構造。
- 前記台座の両端に清掃槽口を具有することを特徴とする請求項1記載のブラシ汚れ取り構造。
- 前記台座に一個或いは数個の固定台を具有し、本体を固定することを特徴とする請求項1記載のブラシ汚れ取り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002374U JP3142774U (ja) | 2008-04-14 | 2008-04-14 | ブラシ汚れ取り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008002374U JP3142774U (ja) | 2008-04-14 | 2008-04-14 | ブラシ汚れ取り構造 |
Publications (1)
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JP3142774U true JP3142774U (ja) | 2008-06-26 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3142774U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168160A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアのチェーン清掃装置 |
KR20150058265A (ko) | 2012-09-21 | 2015-05-28 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 합성 수지 적층체 |
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2008
- 2008-04-14 JP JP2008002374U patent/JP3142774U/ja not_active Expired - Fee Related
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