JP3142713U - 椅子の背もたれ部のカバーシート - Google Patents

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中川 洋子
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Abstract

【課題】例えば郊外電車や新幹線の座席など、多数且つ不特定の乗客が比較的長時間占有する座席の椅子を利用した簡便で且つインパクトのある効果的な広告手段を提供する。
【解決手段】椅子座席において、乗客の目の前に広告を提供し乗客の落ちついた時間帯を利用して広告内容をより強く印象付けるようにした新しい広告手段を提供したもので、座席椅子の背もたれ部に取り付けるカバーシートの、背もたれ部の背面部に位置する部分に広告表示部を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、電車やバス・旅客機などの交通機関の座席や集会場や公共の休憩所イベント会場の椅子など、広く一般大衆が利用する椅子席に効果的な広告機能をもたせる手段に関するものである。
街角の掲示板や建物の壁などには数多くの広告やイベント案内が掲示されており、商品などの広告に広く利用されている。
これらの広告手段は、不特定の一般大衆に広くアピールできる点で有効であるが、広告に接する人は一時的に通り過ぎる通行人が大部分であるので、広告に接した人は一時的に記憶に入ったとしても強く印象に残りにくい面もある。
又新幹線や電車内の壁面や吊り下げ広告板でも勿論それなりの広告効果は得られるが、広告の迫力はそれ程強いものではない。
また従来、椅子の背もたれ部の背面に自分の席を識別表示するための識別体を設けたものは考案されているが、この背もたれ部を不特定多数の一般向け広告媒体に活用しようという発想は見当たらない。
実開平6−44471号公報
本考案者等は、例えば郊外電車や新幹線の座席など、多数且つ不特定の乗客が比較的長時間占有する座席の椅子を利用した簡便で且つインパクトのある効果的な広告手段を提供するものである。
以上の目的を解決するために本考案は、上記のような不特定の人が一定の時間座り続ける椅子座席において、乗客の目の前に広告を提供し乗客の落ちついた時間帯を利
用して広告内容をより強く印象付けるようにした新しい広告手段を提供したもので、
座席椅子の背もたれ部に取り付けるカバーシートの、背もたれ部の背面部に位置する部分に広告表示部を備えたことを特徴とする椅子用カバーシートである。
またこのカバーシートは通常白布で作られており、椅子の背もたれ部の肩の辺りから上部を回って裏側(背もたれの背面)まで延長され、マジックチャックなどでカバーだけ取り外せるようになっており、随時カバーだけ洗濯して清潔を保つようになっている。本考案の他の実施例では広告表示部だけをカバーとは別の布または柔軟なビニール製素材などで構成し、これをカバーシートの背面部にホックなどで取付け、この広告表示部だけを取り外してカバーだけを洗濯できるようにした構成も提供した。
また本考案は、背もたれ部に枕が付されている場合、この枕カバーのシートにも適用できるものである。
また本考案では、前記広告表示部である別の布部分を、背もたれ部の背面のカバーシートの下方の背もたれ部に直接取り付ける、背もたれと広告表示部との組み合せ構造をも提供する。
本考案の広告手段は以上のように、一般大衆が比較的長時間着席する椅子座席の背もたれの背面を広告媒体として利用するので、後ろの座席の人はその真正面にずっと同じ広告が表示され、長距離電車などの場合は乗客に強い印象を与えることができるなど、広告効果も大きい。
またこのための広告媒体も、広告塔などの大きな設備が一切不要であり、従来から存在する布製カバーシートの一部や、椅子の背もたれ部を有効に利用し、これに広告を描画ないし貼り付けるだけの簡易な手段で、不特定多数人に広く認知してもらえる等、設備効率も優れている。
以下図面について本考案の実施例を説明する
図1Aは、電車などの2人掛けの椅子座席に本考案を適用した実施例の斜視図で、通常の電車や列車では図のような椅子座席が車両内の左右両側に複数列設置されているが、図はそのうちの2列だけを後方から見た図である。図において1、1’は椅子の背もたれ部で通常はクッション性のある柔らかい素材で構成されており、2は背もたれ部1、1’の上部に取り付けられたカバーシートで、乗客の首部分ないし後頭部が接する部分に配置される。このカバーシート2は白い布などで構成され、図のように背もたれ部の前方上部から背面部に渉って張り渡されるとともに、随時取り外して洗濯ができるようマジックチャックなどで背もたれ部に固定されている。
本実施例はこのカバーシート2の一部に広告表示部3a、3b、3cを設けたもので、この広告表示部は背もたれ部1、1’の背面側に廻り込んでいるカバーシートの部分に設けるのが最も効果的である。3aはカバーシート2aに染色描画などによって直接広告対象を描いた広告表示部の例で、3bはシート2とは別の生地に描いた広告表示部の例を示し、シート2とこの生地3bとは点線で示すマジックチャック4などによって着脱自在に貼着されている。この別の生地3bへの広告表示は前記同様染色描画でもよくまた広告対象を織り込んだものであってもよい。
図1の前列の椅子の背もたれ部1’に取り付けられているカバーシート2’は、2人分の席を一つの広幅シートでカバーした例で、この場合の広告表示部3cは柔軟なビニール薄板で構成されており、このビニール板はホック6などでカバーシート2’に着脱自在に取り付けられる。またこのホックはカバーシートの背もたれ部への取り付けと兼用してもよい。
図1Bは、前記広告表示部3aを描画したカバーシート2のシート部分だけの平面図で、白の布地の後方部(図の右の部分)に広告対象物3aを染色描画し、裏側の上下端部付近(背もたれ部への取り付け部分)にマジックチャック7が設けてあり、このチャック7で背もたれ部へ着脱可能に取り付ける。
この広告が描画されたカバーシート2aは、定期的に椅子から取り外して洗濯されるので、描かれた広告表示は色が落ちないよう堅牢に染め付けるか刺繍などで織り込んでおくのが望ましい。このようにシートに直接描かれた広告表示はシートが消耗するまで何度も利用できるのは当然である。
また広告表示部3bは、シートカバー2とは別の布地で、これに前記同様描画・刺繍などで広告対象を表示し、この布地3bをマジックチャック4などでシート2の一部に取り付けた例である。
この場合はシートを回収・洗濯する際、この布地3bの部分だけを別の新しいシートに取り付けて利用できる。
次に前列の椅子に示す広幅カバーシート2’に取り付けられた広告表示部3cは、やや大きい目の広告表示板の例で、広告を表示した薄目のビニール板などをホック6でシート2’に取り外しできるようにしてある。この場合表示板はやや硬めの板状体であるので、これに直接広告対象を描画してもよく、またこの上に広告紙やちらし等簡易な広告物を貼り付けてもよい。シートを洗濯のために回収した段階で、この広告表示板3cだけシートから取り外し前記同様新しいシートに取り付けることになる。
広告表示部3b,3c、は、場合によってはカバーシートから一部下方にはみ出る大きさとして、より広い広告スペースを確保するようにしてもよい。
また3a,3bは枕が背もたれ部の上に配置されている場合は、その枕カバーのシートに適用できる。
以上図1Aでは、カバーシートに備える広告表示部として3a、3b、3cのそれぞれ異なった実施態様を例示したが、例えば新幹線や郊外電車の座席の場合は、全ての座席に同じ態様の広告表示部3aまたは3bまたは3cの何れかを統一して採用し、その広告対象も左右の座席で異なることがあっても、略全車両・全座席列に共通の広告内容を展示した方が広告効果も大きい。
次に図2は本考案の請求項4の実施例で、電車などの椅子座席の背もたれ部1の背面に広告表示媒体8を直接組み合わせたたものである。この広告表示媒体8は、柔軟な板状の素材で構成しホック9で背もたれの背面に留めてもよく、また布製として背もたれ部の背面に縫い付ける形で両者を組み合せてもよい。
広告対象物やイベント案内は、この広告表示媒体に直接描画するか適時広告の紙を貼り付けてもよく、また布製媒体の場合はこれに織り込んでも染色描画しておいてもよい。
この場合の広告表示媒体8は、カバーシートの定期的交換・洗濯・回収に関係なく比較的長期間固定的に設置しておくことができるので、長期の広告に適している。勿論紙広告などを貼り付ける場合は、紙広告だけを定期的に取り替えることになる。
また、この広告表示媒体は、あまり下方に位置するのは広告効果も少なくまた汚損する恐れもあるので、カバーシートを若干短くしておくか又はこの媒体8をカバーシートに重ねるなどして(カバーシートとは結合しない)、できるだけ背もたれ部背面の上部に組み合わせるのが望ましい。
カバーシートに重ねて設置する場合は、シートの洗濯・回収に支障がないようシートとは結合しないようにし、シートだけが容易に外れるようにしておく必要がある。
以上実施例の図では、背もたれ部に他の器具が何もない状態を表示したが、例えば折り畳み式簡易テーブルなどが取り付けられている場合でも、その上部の領域やテーブルの裏面を利用して広告表示部を組み合わせることが可能であり、有効に広告機能を発揮し得る。
また将来的には、前記背もたれ部に取り付けられる広告表示媒体に、簡単な液晶パネルなどを採用し電子的な広告表示とすることも可能である。
以上説明したように本考案は、電車やバスなど乗客が比較的長時間一定の席に着座を余儀なくされている間、目の前にずっと広告が表示されるので、印象も強く記憶に残り易いなど、そのアピール効果は極めて大きく、また広告宣伝のための大きな設備も不要であるなど、スポンサーにとっては効率の良い宣伝手段となる。
広告主やスポンサーは、電鉄会社やバス会社に広告内容を描画したカバーシートやこれに取り付け可能な広告表示素材を多数提供しても、列車の本数・乗客の数などによる宣伝効果からみて採算性は高いと考えられるなど、本考案の実用的効果は極めて大きい。
尚本考案の広告手段は、交通機関の座席以外にも不特定多数人が利用する集会場やイベント会場の椅子列にも適用できるものである。
この考案の実施の例を説明する椅子座席列の斜視図である。 図1Aの布製カバーシートの平面図である。 この考案の他の実施例を示す椅子座席列の斜視図である。
符号の説明
1、1’. 電車の2人掛け座席の背もたれ部
2,2’. 背もたれ部のカバーシート
3a、3b、3c.広告表示部
4. 広告表示部をシートに取り付けるためのマジックチャック
5. 座席部
6. ホック
7. シートを背もたれ部へ取り付けるためのマジックチャック
8. 広告表示媒体
9. 広告表示媒体を背もたれ部へ取り付けるためのホック

Claims (4)

  1. 椅子の背もたれ部に取り付けるカバーシートであって、そのシートの前記背もたれ部の背面に位置する部分に広告表示部を備えたことを特徴とする椅子用カバーシート。
  2. 前記広告表示部を、前記シートとは別体の素材で構成し、これを前記カバーシートの一部に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の椅子用カバーシート。
  3. 前記カバーシートが背もたれ部の上に配置される枕カバーであることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子用カバーシート。
  4. 電車、バス、集会所などの一般大衆が利用する椅子座席であって、その背もたれ部とこの背もたれ部に着脱自在に取り付ける広告表示媒体とからなることを特徴とする椅子と広告表示媒体との組み合せ。
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