JP3142580U - 作業機械バケットの横ピン型ポイント構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】横ピンの主要部分に錆が生じることがなく、一般的な工具をもってピン抜きを容易に実行でき、作業者の安全確保の点に優れていて、掘削時において土砂等の接触による破損から保護することができる作業機械バケットの横ピン型ポイント構造を提供する。
【解決手段】作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイント11とを貫く各横孔に一方側から挿入し、他方側でネジ止めした横ピン型ポイント構造で、横ピン1は、挿入先端側に雌ネジ部2bを設けたピン本体2と、各横孔12の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部4bと止めボルト4を有し、ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に土砂等の接触による破損から保護する凹陥部14を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイント11とを貫く各横孔に一方側から挿入し、他方側でネジ止めした横ピン型ポイント構造で、横ピン1は、挿入先端側に雌ネジ部2bを設けたピン本体2と、各横孔12の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部4bと止めボルト4を有し、ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に土砂等の接触による破損から保護する凹陥部14を設けた。
【選択図】図1
Description
本考案は、長期使用の場合でも、横ピンの主要部分、すなわち、締着状態時における横ピンに設けた雌ネジ部と当該雌ネジ部に締着される雄ネジ部に錆が生じることがなく、しかも、当該横ピンの抜き取りが簡略、容易で、かつ、当該横ピンの抜き取り作業における従来の如く危険なハンマー作業が不要で、作業者の安全確保を図ることができる斬新な作業機械バケットの横ピン型ポイント構造に関するものである。
パワーショベル、ショベルローダ等の作業機械に取付けて使用する各種のバケットにおいては、該バケットの地盤を掘削する掘削縁部側に等間隔に列設した複数個(例えば4個又は5個)のアダプタに対して、複数個のポイントの後部を各々嵌合し、アダプタとポイントを貫く各横孔に各々横ピンを嵌合することで各ポイントを着脱可能に固着している。
このような従来型の横ピンの構成及び使用態様について図9乃至図13を参照して概説する。
図9乃至図11に示す第1の従来例は、作業機械バケット21の地盤を掘削する掘削縁部側に配置するアダプタ22の装着突部22aを、ポイント24に設けた受凹部25に嵌装するとともに、前記装着突部22aに設けた横孔と、受凹部25の側壁に設けた横孔とを略貫通するように横ピン26をハンマー等で打ち込むことで、これらアダプタ22、ポイント24を一体的に固着するものである。
前記横ピン26としては、図10、図11に示すように、前記横孔よりわずかに小径としたピン本体27の長さ方向中央部に設けた小径部27aに、アダプタ22内の横孔内壁に圧接する抜け防止用のスプリングワッシャー部28を備えるものを使用する。
このスプリングワッシャー部28の外径はアダプタ22内の横孔内径よりも大きく、前記横孔への嵌め込み時には、スプリング機能によりスプリングワッシャー部28の外径は前記横孔と同等となり、完全に打ち込まれた状態では元の寸法に戻ろうとして前記アダプタ22の横孔内壁に圧接する。これにより、前記横ピン26の抜け止め作用を発揮させるものである。
図12、図13に示す第2の従来例は、作業機械バケット21の地盤を掘削する掘削縁部側に配置するアダプタ22の装着突部を、ポイント24に設けた受凹部25に嵌装するとともに、ポイント24に設けた一方の横孔の外側から前記装着突部に設けた横孔と、受凹部25の側壁に設けた横孔とを略貫通するように横ピン31をハンマー等で打ち込むようにしている。
この場合に、前記アダプタ22に設けた他方の横孔の外側端面に配置したリテーナ32に、横ピン31の端部近傍に設けたピン溝31aを係合させることでこれらアダプタ22、ポイント24を一体的に固着するとともに、横ピン31の抜け止め防止を図っている。
前記リテーナ32は、図13に示すように、アダプタ22の横孔に添着する円筒体33と、この円筒体33に添着した割型のスプリングワッシャー34とから構成され、スプリングワッシャー34の内径を前記横ピン31の外径よりも小さくし、横ピン打ち込み時にはスプリング機能により押し広げ、その後端部近傍に設けたピン溝31aにスプリングワッシャー34の内径部を係合させることで横ピン31の抜け止めを実現している。
しかし、上述した第1の従来例の場合、屋外での実際の使用を繰り返すと、スプリングワッシャー部28に錆が生じて前記アダプタ22の横孔内壁との密着性が高まり、横ピン26の抜き取り作業が困難を極めるという事態が多く生じていた。
また、上述した第2の従来例の場合、横ピン31をリテーナ32から抜き取るための適正な工具がなく、やはり横ピン31の抜き取り作業が困難を極めるという事態が多く生じている。
更に、上述した第1、第2の従来例いずれの場合も、ハンマーによる打ち込み作業や抜き取り作業が必須であり、このため、誤って横ピン抜き取り工具を保持する作業者の片手を打ってしまい大変な怪我をする等の事故が発生し、大変危険性が高い。
特許文献1には、パワーショベル等の土木建設機械に取付けて使用するバケットの地盤を掘削する掘削縁部に予め溶接固定したアダプタに対して、ポイントの後部を嵌合し、アダプタとポイントに貫設した横孔に横ピンを強嵌合してポイントを着脱可能としたパワーショベル等のバケットの地均し板が開示されている。
この特許文献1の場合においても、横ピンの抜き取りに関して格別の工夫を講じたものではなく、また、横ピンを抜き取るための工具に言及するものでもない。
特開平9−137477号公報
本考案が解決しようとする問題点は、屋外で長期にわたって使用した場合でも、横ピンの主要部分、すなわち、締着状態時におけるピン本体に設けた雌ネジ部と当該雌ネジ部に締着される止めボルトに設けた雄ネジ部に錆が生じることがなく、しかも、当該横ピンを抜くための特別な工具を全く必要とすることなく例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具だけをもって、ピン抜きが簡略、容易で、かつ、従来の如くピン抜き取り作業における危険なハンマー作業が不要で、作業者の安全確保の点にも優れた作業機械バケットの横ピン型ポイント構造が存在しない点である。
本考案に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造は、作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイントとを貫く各横孔に一方側から挿入し、各横孔の他方側でネジ止めして、前記ポイントを前記アダプタに各々固着するようにした作業機械バケットの横ピン型ポイント構造であって、前記横ピンは、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、前記各横孔の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えた頭部が多角形状の止めボルトと、を有し、前記ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に、前記ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部を設けたこと、を最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、頭部が多角形状で挿入先端側にネジ部を設けたピン本体を有する横ピンと、頭部が多角形状の止めボルト(ピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部)とのネジ結合によって、屋外で長期にわたって使用した場合でも、横ピンの主要部分、すなわち、締着状態時における横ピンに設けた雌ネジ部と当該雌ネジ部に締着される雄ネジ部に錆が生じることがなく、しかも、アダプタとこのアダプタに嵌装するポイントとを特別な工具を全く必要とすることなく、例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具だけで容易に結合し、また、容易に分離させることができ、ピン抜き取り作業における従来のような危険なハンマー作業が不要で作業者の安全確保の点にも優れ、そして、前記構造の凹陥部により、前記ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護することができる作業機械バケットの横ピン型ポイント構造を提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案と同様な効果を奏するとともに、止めボルトのネジ部に嵌装し横孔の他方側に添着するワッシャー及びシール機能を有するシールワッシャーを備えることから、屋外で長期にわたって使用した場合でも、横ピン、止めボルトのネジ部に錆が生じることがない。
請求項3記載の考案によれば、請求項1記載の考案と同様な効果を奏するとともに、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、頭部が多角形状の止めボルトとのネジ結合、及び止めボルト(ピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部)のネジ部に嵌装し横孔の他方側に添着するワッシャー及びシール機能を有するシールワッシャーを備える構成で、アダプタとこのアダプタに嵌装するポイントとを特別な工具を全く必要とすることなく例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具だけで容易に結合し、また、容易に分離させることができ、ピン抜き取り作業における従来のような危険なハンマー作業が不要で作業者の安全確保の点にも優れている。
本考案は、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、頭部が多角形状の止めボルト(ピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部)とのネジ結合によって、屋外で長期にわたって使用した場合でも、横ピンの主要部分、すなわち、締着状態時における横ピンに設けた雌ネジ部と当該雌ネジ部に締着される雄ネジ部に錆が生じることがなく、しかも、アダプタとこのアダプタに嵌装するポイントとを従来の如く特別な工具を全く必要とすることなく、例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具だけで容易に結合し、また、容易に分離させることができ、ピン抜き取り作業における従来のような危険なハンマー作業が不要で作業者の安全確保の点にも優れ、そして、前記構造の凹陥部により、前記横ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護することができる作業機械バケットの横ピン型ポイント構造を提供するという目的を有するものである。
本考案は、作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイントとを貫く各横孔に一方側から挿入し、各横孔の他方側でネジ止めして、前記ポイントを前記アダプタに各々固着するようにした作業機械バケットの横ピン型ポイント構造であって、前記横ピンは、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、前記各横孔の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、頭部が多角形状の止めボルトと、を有し、前記ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に、前記横ピン頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部を設けた構成により上記目的を実現した。
以下に、本考案の実施例に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造について詳細に説明する。
本考案の実施例に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造は、以下に述べる横ピン1を用いて上述した図9に示す作業機械バケット21のアダプタ22と、既述したポイント24と略同様な構成のポイント11とを横ピン型ネジ止め方式で一体的に固着するように構成したことが特徴である。
すなわち、本実施例に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造における横ピン1は、図1に示すように、頭部2aが多角、例えば六角形状で挿入先端側に雌ネジ部2bを設けたピン本体2と、このピン本体2に嵌装しポイント11に設けた横孔12の一方側に添着する円板状のワッシャー3と、前記ポイント11に設けた横孔12の他方側でピン本体2の雌ネジ部2bに螺合する雄ネジ部4bを備え、頭部4aが多角、例えば六角形状の止めボルト4と、前記止めボルト4の雄ネジ部4bに嵌装し前記横孔12の他方側に添着する円板状のワッシャー5及びこのワッシャー5を挟み込む配置の2個の雨水等に対するシール機能を有するシールワッシャー6a、6bと、を有している。
本実施例に係るポイント11は、図2乃至図7に示すように、平面略長方形状、正面略三角形状を呈する立体構造で、基端側に既述した作業機械バケット21の地盤を掘削する掘削縁部側に配置するアダプタ22の装着突部22aが嵌装される受凹部13を有し、この受凹部13の両側壁に横ピン1の挿入用の一対の横孔12を設けている。
また、前記ポイント11の一方側、他方側の各横孔12の領域に、前記ピン本体2、止めボルト4の各頭部2a、4aを作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部14を設けている。
なお、図示する本実施例に係るポイント11の凹陥部14は、ほぼ半円状態の形状とされているが、本考案においては、当該部分の形状の種類、如何を限定するものではなく、当該部分の形状は、図示する形状の他、例えば、三角形状又はその他の多角形として実施することができる。
なお、図示する本実施例に係るポイント11の凹陥部14は、ほぼ半円状態の形状とされているが、本考案においては、当該部分の形状の種類、如何を限定するものではなく、当該部分の形状は、図示する形状の他、例えば、三角形状又はその他の多角形として実施することができる。
更に、本実施例に係るポイント11は、ポイント自体の幅を先端11a側で従来例に比べ約10mm長くし、耐寿命性を向上させている。
更にまた、図示する本実施例に係るポイント11は、上下両面の平面を示す各図のように、当該平面部分に適当な形状の凹状部、例えば長方形状の凹み部11bを形成しても良い。そして、本考案においては、当該平面部分に全く何らの凹状部等を形成することなく単なる平坦状態で実施しても良く、また、本考案においては、当該平面部分に適当な形状の凸状部又は表出部を設けて実施しても良い。
更にまた、図示する本実施例に係るポイント11は、上下両面の平面を示す各図のように、当該平面部分に適当な形状の凹状部、例えば長方形状の凹み部11bを形成しても良い。そして、本考案においては、当該平面部分に全く何らの凹状部等を形成することなく単なる平坦状態で実施しても良く、また、本考案においては、当該平面部分に適当な形状の凸状部又は表出部を設けて実施しても良い。
なお、前記ピン本体2の頭部2a、止めボルト4の頭部4aの各形状は、六角形状に限定されるものではなく、例えば四角形状、八角形状等の各種多角の頭部形状とすることも可能である。
次に、本実施例の横ピン1を用いて前記ポイント11を前記アダプタ22に一体的に取り付ける場合について説明する。
まず、前記ポイント11に設けた受凹部13をアダプタ22の装着突部22aに対向させ、ポイント11をアダプタ22に差し込む。
次に、ピン本体2の基端側にワッシャー3を装着し、このピン本体2をポイント11の一方の横孔12、アダプタ22の横孔22b、ポイント11の他方の横孔12の順に差し込む。
次に、止めボルト4にシールワッシャー6a、ワッシャー5及びシールワッシャー6bの順に嵌め、ポイント11の他方の横孔12の外側から前記止めボルト4の雄ネジ部4bを前記ピン本体2の雌ネジ部2bに捩じ込み、締め付けて、シールワッシャー6a、ワッシャー5及びシールワッシャー6b側を他方の横孔12の端面に添着する。
これにより、図8に示すように、前記横ピン1によって、前記アダプタ22、ポイント11を一体的に固着することができる。
上記のようなアダプタ22、ポイント11の固着作業を、アダプタ22の列設個数(例えば5個)分繰り返すことにより、前記各ポイント11を作業機械バケット21の各アダプタ22に各々強固に、かつ、一体的に取り付けることができる。
この場合に、本実施例においては、前記ピン本体2の雌ネジ部2bに捩じ込む止めボルト4側には、前記シールワッシャー6a、ワッシャー5及びシールワッシャー6bが嵌装され、前記他方の横孔12の端面に添着しているので、作業機械バケット21を屋外で長期間使用し雨水等に晒された場合においても、止めボルト4の雄ネジ部4bやピン本体2の雌ネジ部2b内に水分が侵入することは無くなり、この結果、これらの部分に錆が発生することを回避できる。
次に、前記ポイント11を前記アダプタ22から取り外す場合について説明する。
この場合には、例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具を使用し、止めボルト4の頭部4aにラチェットレンチを当てて回転させて弛め、止めボルト4をピン本体2から外す。このとき、上述したように、止めボルト4の雄ネジ部4bやピン本体2の雌ネジ部2bに錆が発生していないことから止めボルト4の離脱を極めて容易に実行できる。
そして、ピン本体2を各横孔から抜き取ることで、極めて簡略容易にポイント11を前記アダプタ22から取り外すことができる。
このように、本実施例においては、ピン本体2の頭部2a、止めボルト4の頭部4aを多角、例えば六角形状としているので、横ピン1を抜くための特別な工具を全く必要とすることなく、例えばラチェットレンチ、メガネレンチ等の一般的な工具だけをもって、ピン抜きが簡略、容易であり、かつ、ピン抜き取り作業における従来の如く危険なハンマー作業が不要となり作業者の安全確保に万全を期すことができる。
上述したようなポイント11のアダプタ22への取り付け作業、又はポイント11のアダプタ22からの取り外し作業が、アダプタ22の列設個数(例えば5個)分繰り返される。
本実施例に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造における前記横ピン1、ポイント11の構成は、既存の各種作業機械バケット等のアダプタに対して、従来の前記横ピン、ポイントと互換性を持って取り付け、取り外しすることが可能であることは勿論である。
本考案に係る作業機械バケットの横ピン型ポイント構造は、上述したパワーショベルやショベルローダ等の作業機械バケットに適用する場合の他、横ピン結合構造で一の部材と他の部材とを取り付け、また、必要に応じて分離するような機械器具について広く応用可能である。
1 横ピン
2 ピン本体
2a 頭部
2b 雌ネジ部
3 ワッシャー
4 止めボルト
4a 頭部
4b 雄ネジ部
5 ワッシャー
6a シールワッシャー
6b シールワッシャー
11 ポイント
11a 先端
11b 凹み部
12 横孔
13 受凹部
14 凹陥部
21 作業機械バケット
22 アダプタ
22a 装着突部
22b 横孔
2 ピン本体
2a 頭部
2b 雌ネジ部
3 ワッシャー
4 止めボルト
4a 頭部
4b 雄ネジ部
5 ワッシャー
6a シールワッシャー
6b シールワッシャー
11 ポイント
11a 先端
11b 凹み部
12 横孔
13 受凹部
14 凹陥部
21 作業機械バケット
22 アダプタ
22a 装着突部
22b 横孔
Claims (3)
- 作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイントとを貫く各横孔に一方側から挿入し、各横孔の他方側でネジ止めして、前記ポイントを前記アダプタに各々固着するようにした作業機械バケットの横ピン型ポイント構造であって、
前記横ピンは、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、前記各横孔の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、頭部が多角形状の止めボルトと、を有し、
前記ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に、前記ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部を設けたことを特徴とする作業機械バケットの横ピン型ポイント構造。 - 作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイントとを貫く各横孔に一方側から挿入し、各横孔の他方側でネジ止めして、前記ポイントを前記アダプタに各々固着するようにした作業機械バケットの横ピン型ポイント構造であって、
前記横ピンは、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、このピン本体に嵌装し前記横孔の一方側に添着するワッシャーと、前記各横孔の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えた頭部が多角形状の止めボルトと、前記止めボルトのネジ部に嵌装し前記横孔の他方側に添着するワッシャー及びシール機能を有するシールワッシャーと、を有し、
前記ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に、前記ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部を設けたことを特徴とする作業機械バケットの横ピン型ポイント構造。 - 作業機械バケットの掘削縁部側に列設したアダプタとこのアダプタに嵌装する各ポイントとを貫く各横孔に一方側から挿入し、各横孔の他方側でネジ止めして、前記ポイントを前記アダプタに各々固着するようにした作業機械バケットの横ピン型ポイント構造であって、
前記横ピンは、頭部が多角形状で挿入先端側に雌ネジ部を設けたピン本体と、このピン本体に嵌装し前記横孔の一方側に添着するワッシャーと、前記各横孔の他方側でピン本体の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えた頭部が多角形状の止めボルトと、前記止めボルトの雄ネジ部に嵌装し前記横孔の他方側に添着するワッシャー及びこのワッシャーを挟み込む配置の2個の雨水等に対するシール機能を有するシールワッシャーと、を有し、
前記ポイントには、基端側に前記作業機械バケットのアダプタの装着突部が嵌装される受凹部を設け、この受凹部の両側壁に横ピンの挿入用の一対の横孔を設け、一対の各横孔の領域に、前記ピン本体頭部、止めボルト頭部を作業機械バケットの掘削時において土砂等の接触による破損から保護する凹陥部を設けたことを特徴とする作業機械バケットの横ピン型ポイント構造。
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